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発明の名称 斑点模様塗装装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−128166
公開日 平成10年(1998)5月19日
出願番号 特願平8−301190
出願日 平成8年(1996)10月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】野口 宏
発明者 林 信之
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 下方が広がったテーパーを付した回転筒体の上方の開口に色の異なる塗料を供給する2本以上の塗料供給管を臨ませて該塗料を前記回転筒体の内周面に遠心力により張り付かせながら、同じく遠心力により下方の口縁から放出して2色以上の粒状の塗料を被塗装物に塗着するようにした斑点模様塗装装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被塗装物に2色以上の斑点模様を塗装する塗装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、斑点模様を塗装するには下方が広がったテーパーを付した回転筒体の上方の開口から供給した塗料が内周面に張り付きながら縦溝に沿って下方に下がり、口縁から粒子となって飛び出して被塗装物に塗着するようになっており、2色以上の斑点模様を塗装するには被塗装物の搬送方向に間隔をあけて2以上の回転筒体を配置する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように2以上の回転筒体を間隔をあけて配置すると塗装ラインが長くなって広いスペースを必要とし、また、設備費用が高くなるばかりでなく、後の回転筒体から飛び出してくる塗料が先の回転筒体により塗装された斑点模様の上にかぶさるため、後の回転筒体により塗装された斑点模様が優先的に塗装されて2色以上の斑点模様を均等に交ぜ合わせることが困難であるという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明は、上記課題を解決するための手段として、下方が広がったテーパーを付した回転筒体の上方の開口に色の異なる塗料を吐出する2本以上の塗料吐出管を臨ませてその塗料を回転筒体の内周面に遠心力により張り付かせながら、同じく遠心力により下方の口縁から放出して2色以上の粒状の塗料を被塗装物に塗着するようにしたから、2本以上の塗料吐出管から吐出された2以上の塗料が回転筒体の内周面に別々の領域で張り付きながら下降して下方の口縁から放出される。
【0005】このため、2色以上の塗料が均等にちらばりながら斑点模様として塗装される。
【0006】もちろん、回転筒体の内面に張り付きながら下降する際に隣り合う2色の塗料がその境目において一部が交じり合うこともありうるが、それはそれなりに趣のある塗装となる。
【0007】また、1個の回転筒体で2種以上の斑点模様を塗装することができるから設備費が安く、塗装スペースも狭くて済むという効果がある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0009】図1において、1は塗装装置本体を示し、その中心に図示しないエアーモーターにより回転駆動される主軸2が下向きに支持され、その先端に回転筒体3が下向きに固定されている。
【0010】この回転筒体3は下面に複数の通孔7が形成された保持リング8が内周に嵌着され、押さえ板9を介して皿ビス10により主軸2に固定されている。
【0011】回転筒体3の上側の開孔11にはそれぞれ色の異なる2本の塗料供給管12a、12bが挿入されており、それぞれの先端から滴下した2色の塗料は保持リング8の斜面に落ち、通孔7を通って遠心力により回転筒体3の内周面に張り付きながら降下し、下端の開孔から外部に放出される。
【0012】放出された塗料は最初は薄膜状をなし、表面張力により粒状となって円形に振りまかれ、走行する被塗装物に塗着する。
【0013】なお、回転筒体3の回転数が一定値以下の場合は回転筒体3の内周面に張り付いて下降する塗料は層流状態であって、2つの塗料は境界部分を除いて交じり合うことはない。
【0014】2色の塗料が交じり合った少数の斑点模様もそれなりの趣がある。
【0015】なお、3色以上の斑点模様を塗装する場合にはそれに応じた数の塗料供給管を回転筒体3の上側の開口11に臨ませてそれぞれ別の塗料を滴下させればさせればよい。




 

 


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