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発明の名称 塗料用レギュレータ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−76215
公開日 平成10年(1998)3月24日
出願番号 特願平8−359254
出願日 平成8年(1996)12月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】野口 宏
発明者 恩田 元司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 レギュレータ本体に形成した二次室に嵌入した開度調節弁の弁本体の先端部の外周に一次側の流入口に連通する複数の吐出口を形成し、前記二次室とダイヤフラムで隔絶した背圧室に適宜圧力を作用させて該ダイヤフラム押圧するようにし、該ダイヤフラムの前記二次室側の面に取り付けた当て板で前記一次側の流入口に設けた前記開度調節弁の弁体を開弁方向へ押すようにした塗料用レギュレータにおいて、前記複数の吐出口を前記弁本体の中心軸と交差しないように同方向にずらして形成したことを特徴とする塗料用レギュレータ。
【請求項2】 前記レギュレータ本体と前記当て板との対応面に曲面または斜面を設けて塗料が流れ易くしたことを特徴とする請求項1記載の塗料用レギュレータ。
【請求項3】 前記レギュレータ本体に形成した前記二次室側の流出口を前記吐出口から吐出される塗料が流入し易い方向に斜めに向けたことを特徴とする請求項1または2記載の塗料用レギュレータ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料が二次室内において部分的に滞留してゲル化したり、固形化したりするのを防止するようにした塗料用レギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】塗料用レギュレータは、レギュレータ本体に形成した二次室に嵌入した開度調節弁の弁本体の先端部の外周に一次側の流入口に連通する複数の吐出口を形成し、二次室とダイヤフラムで隔絶した背圧室に適宜圧力を作用させてそのダイヤフラム押圧するようにし、そのダイヤフラムの二次室側の面に取り付けた当て板で一次側の流入口に設けた開度調節弁の弁体を開弁方向へ押すようになっているが、従来のものは、吐出口が弁体の中心線から放射状に形成されていて塗料が二次室内において放射状に流れるため二次室の周縁部に流れの悪い所が生じ、また、レギュレータ本体と当て板との対応面が直角に屈曲して対応しているものもあって、この部分で塗料の流れが悪くなることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、吐出口から噴出した塗料が二次室の周縁部やレギュレータ本体と当て板及びダイヤフラムとの間に滞留し、ゲル化したり固形化して作動不良を生じるという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】このような課題を解決するための手段として、請求項1の発明は複数の吐出口を弁本体の中心軸と交差しないように同方向にずらして形成したから、二次室内において吐出口から吐出した塗料が旋回流が生じてその周縁部に塗料が滞留するのが防止され、また、請求項2の発明は請求項1の発明においてレギュレータ本体と当て板との対応面に曲面または斜面を設けて塗料の流れを易くしたから上記旋回流の影響がこの部分及びレギュレータ本体とダイヤフラムの対応面全体に及び緩やかな旋回流が生じるため、塗料の滞留部分がなくなり、ゲル化したり固形化したりすることによる作動不良が無くなる効果があり、さらに、請求項3の発明は請求項1または2の発明において、二次室側の流出口を吐出口から吐出される塗料が流入し易い方向に斜めに向けたから、塗料がより円滑に流れる効果がある。
【0005】また、溶剤を流して洗浄する場合にも滞留部分がなく洗浄性が向上し、色替時間が短縮される効果がある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0007】図1において、1はレギュレータ本体であって、上面の外周部から中心部に向かって2段階の緩やかな斜面2、3がその間に曲面4を設けて形成され、中心には円形の窪み部5が形成されており、外周面に窪み部5に達する流出口6が形成されている。
【0008】レギュレータ本体1の下面には開度調節弁7の弁本体8が螺着されてその先端部9が窪み部5の中に間隙10をあけて突出されており、その先端部9の外周には、図2に示すように、開度調節弁7の弁棒12のはまる空間13に達する4個の吐出口11がその先端部9の中心から時計方向に心をずらして形成されている。
【0009】弁本体8には流入口14を備えたニップル15が螺着され、その中に入れられた球形の弁体17がばね16の弾力により弁シート18に押し付けられて閉弁し、その弁体17が弁棒12を支えている。
【0010】レギュレータ本体1の上面にはダイヤフラム19を挟んでカバー20が締め付けられることにより二次室Aが構成されており、ダイヤフラム19の中央部は上下の当て板21、22で挟まれていて、ボルト25を回すことによりカバー20の背圧室26内に納められたばね24が伸縮してダイヤフラム19を下方へ押す力を調節するようになっており、下側の当て板22の下面の外周はレギュレータ本体1の上面の内側の斜面3に平行な斜面23となっている。
【0011】次に、本実施の形態の作動を説明する。
【0012】ダイヤフラム19はばね24により作用する上からの力と流出口6に連なる二次室Aの塗料圧力による下からの力が釣り合った状態に保たれ、二次室Aの圧力が低下するとダイヤフラム19が下がって、下側の当て板22が弁棒12を介して弁体17を押し、弁シート18との間隙が広がって流入口14から一次側の高圧の塗料が吐出口11から二次室Aへ多量に流入することにより二次室Aの圧力が上昇し、逆に、二次室Aの圧力が上昇するとダイヤフラム19に下側から作用する力が増大し、ばね24の弾力に抗してダイヤフラム19が上動することにより弁体17がばね16の弾力により上動して弁シート18との間隙が小さくなることにより一次側の塗料の二次室Aへの流入量が減少して二次室Aの圧力が低下するのであって、この作動の繰り返しにより流出口6から流出する二次室Aの塗料の圧力が、ボルト25のねじ込み量により定められた一定値に保たれる。
【0013】上記は公知の塗料レギュレータの作動と同一であるが、本実施の形態においては、図2に示すように、吐出口11が時計方向に心をずらして形成されているため、吐出した塗料は窪み部5の内周面に斜めに衝突して間隙10内に反時計方向に流れる旋回流が生じる。
【0014】また、間隙10の周りはレギュレータ本体1の内側の斜面3と当て板22の斜面23が平行になっており、かつ、外側の斜面2との間が曲面4になっているから、窪み部5の周りの斜面3と当て板22の斜面23との間及びその周りの斜面2とダイヤフラム19との間が滑らかにつながっていて、間隙10内で生じた旋回流の影響が粘性により斜面2の外周部や二次室Aの周縁部にまで及び塗料の滞留がなくなる。
【0015】このため、塗料のゲル化や固形化による作動不良が防止される。
【0016】本実施の形態においては背圧室26内に納めたばね24によりダイヤフラム19に背圧をかけるようにしたが、空圧または油圧等の流体圧により背圧をかけるようにしてもよい。
【0017】第3図は本発明の第2実施を示し、流出口6が窪み部5に吐出口11から旋回流として吐出される塗料が流入し易い方向に斜めに形成したから、塗料の流れがより円滑になる効果がある。




 

 


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