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発明の名称 斑点模様塗装装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−34025
公開日 平成10年(1998)2月10日
出願番号 特願平8−215011
出願日 平成8年(1996)7月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】野口 宏
発明者 林 信之 / 加藤 雅宏
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 テーパーを付した回転筒体の大径側の端縁の全周に内側に屈曲した屈曲部を形成し、該屈曲部の付け根付近の前記回転筒体に1個または複数個の塗料吐出孔を形成するとともに、該回転筒体の小径側に塗料供給管を臨ませた斑点模様塗装装置。
【請求項2】 前記塗料吐出孔にノズルを突設した請求項1記載の斑点模様塗装装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被塗装物に比較的大きく均一な斑点模様を塗装する塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、斑点模様を塗装するには、下方が広がって内周面に多数の縦溝を付した回転筒体の上方から供給した塗料が遠心力により内周面に張り付きながら縦溝に沿って下方に下がり、口縁から粒子となって飛び出して被塗装物に塗着するようになっていたが、粒径が1〜3mm程度の大きな斑点模様を塗装するには回転筒体の回転速度を下げる必要があり、そうすると、塗料が口縁からフィルム状となって放出されてから粒子となるため粒径が大きくばらついていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようとする課題は、粒径のそろった比較的大きい斑点模様を塗装することができる塗装装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記課題を解決するための手段として、請求項1の発明は、テーパーを付した回転筒体の大径側の端縁の全周に内側に屈曲した屈曲部を形成し、その屈曲部の付け根付近の回転筒体に1個または複数個の塗料吐出孔を形成するとともに、その回転筒体の小径側に塗料供給管を臨ませたものであって、塗料供給管から供給された塗料は遠心力により回転筒体の内周面に沿って大径端側へ流れ、回転筒体と屈曲部により構成される隅部に溜まった後に塗料吐出孔から筋状となって放出されて表面張力により粒状化し、被塗装物に塗着するのであり、塗料吐出孔を大きくすることにより比較的大径で大きさのそろった斑点模様を塗装することができ、また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、塗料吐出孔にノズルを突設したから、回転筒体の外周面の塗料吐出孔の回りに塗料が付着して、これが回転筒体の周縁から微粒子となって飛び散ったり、間欠的に塗料吐出孔から吐出する塗料に入り込むことにより斑点の大きさがばらつくのを防止することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0006】図1において、1は塗装装置本体を示し、その中心に図示しないエアーモーターにより回転駆動される主軸2が下向きに支持され、その先端に回転筒体3が下向きに固定されている。
【0007】回転筒体3は下広がりのテーパー状をなし、下端縁に内側に屈曲した屈曲部4が形成されているとともに、その付け根の部分に1個の塗料吐出孔5が横向きに形成されている。
【0008】この回転筒体3は、下面に複数の通孔7が形成された保持リング8が内周に嵌着され、押さえ板9を介して皿ビス10により主軸2に固定されている。
【0009】回転筒体3の上側の開口11には塗料供給管12が挿入されており、その先端から滴下した塗料は保持リング8の斜面に落ち、遠心力により通孔7を通って回転筒体3の内周面を下に流れ、屈曲部4の隅に溜まった後、塗料吐出孔5から外部に放出される。
【0010】放出された塗料aは、図2に示すように、最初は筋状をなし、表面張力により粒状となって円形に振りまかれる。
【0011】このとき、被塗装物bの走行方向と平行な両側の部分は、塗料aの塗着密度が高くなるため、塗料aの塗着範囲の中央部分のみを使って被塗装物bを塗装する。
【0012】塗料aの粒径は塗料吐出孔5の大きさによって定まり、大径で均一な大きさの斑点模様を塗装することができる。
【0013】図3は回転筒体3に複数の塗料吐出孔5を形成したものであって、多量の塗料を吐出し、塗装効率を高めることができる。
【0014】図4は図3の塗料吐出孔5にノズル13を突設したものであって、回転筒体3の外周面の塗料吐出孔5の回りに塗料が付着して、これが回転筒体の周縁から微粒子となって飛び散ったり、間欠的に塗料吐出孔5から吐出する塗料に入り込むことにより斑点の大きさがばらつくのを防止することができる。




 

 


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