Warning: copy(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 8
フイルター用濾材 - アマノ株式会社
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 加工処理操作 -> アマノ株式会社

発明の名称 フイルター用濾材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−76123
公開日 平成10年(1998)3月24日
出願番号 特願平8−249276
出願日 平成8年(1996)8月30日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】矢島 正和
発明者 政本 善夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ポリプロピレン系繊維素材を粉塵の捕集側として、これにバインダー繊維を介してポリエステル系繊維素材を張り合せて構成したフイルター用濾材。
【請求項2】 ポリプロピレン系繊維素材を粉塵の捕集側として、これにポリアミド系繊維素材とポリエステル系繊維素材を順次積層して構成したフイルター用濾材。
【請求項3】 線がやや太めでメッシュを小さく造ったポリプロピレン系繊維素材を粉塵の捕集側として、これに線が細目でメッシュを荒く造ったポリプロピレン系繊維素材と、ポリアミド系繊維素材と、ポリエステル系繊維素材を順次積層して構成したフイルター用濾材。
【請求項4】 ポリアミド系繊維素材の線を、積層する他の繊維素材の線よりもやや太めにしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のフイルター用濾材。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集塵機のフイルターに用いるフイルター用濾材の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集塵機のフイルター(バグフイルター)を構成する濾材として、従来より以下の表に示すものが使用されている。
【表1】

【0003】
【発明が解決しようとする課題】これ等の濾材のうち、ポリプロピレン系の繊維素材は、安価で粉塵の剥離性に優れた利点を備えているが、反面、腰が弱くて成形性に欠け、更に、接着性も悪いため、小型集塵機等で濾過面積を多くするために用いる断面略星型形状等の成形フイルターの濾材として使用することができなかった。
【0004】これに対して、例えばテトロンのようなポリエステル系繊維素材の場合は、加圧・加熱することによって容易に成形できるため、上述した成形フイルターの濾材に用いて好適であるが、反面、粉塵の剥離性が悪くて目詰りを起し易く、且つ、除塵(払い落し)に手間取ると云った問題があった。
【0005】従って本発明の技術的課題は、粉塵の剥離性に優れ、且つ、成形性と接着性に優れていて、成形フイルター用に適した特性を備えた濾材を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0007】(1) ポリプロピレン系繊維素材を粉塵の捕集側として、これにバインダー繊維を介してポリエステル系繊維素材を張り合せて構成すること。
【0008】(2) ポリプロピレン系繊維素材を粉塵の捕集側として、これにポリアミド系繊維素材とポリエステル系繊維素材を順次積層して構成すること。
【0009】(3) 線がやや太めでメッシュを小さく造ったポリプロピレン系繊維素材を粉塵の捕集側として、これに線が細目でメッシュを荒く造ったポリプロピレン系繊維素材と、ポリアミド系繊維素材と、ポリエステル系繊維素材を順次積層して構成すること。
【0010】(4) ポリアミド系繊維素材の線を、積層する他の繊維素材の線よりもやや太めにすること。
【0011】上記(1)で述べた手段によれば、粉塵の捕集側を剥離性に優れたポリプロピレン系繊維素材層とし、その内側を成形性と接着性に優れたポリエステル系繊維素材層とした内外2層構造の濾材を提供できるため、この濾材を用いることによって、双方の繊維素材の特性が生かして優れた成形フイルターを造ることを可能にする。
【0012】上記(2)で述べた手段によれば、2層目(中間層)のポリアミド系繊維素材が、1層目と3層目(内外両側層)のポリプロピレン系とポリエステル系の各繊維素材同士をつなぐ役目を果たして、剥離性と成形性及び接着性に優れた成形フイルター用として最適な濾材を提供できると共に、加工工程で加熱圧着を行うため、中間のポリアミド系繊維が両側のポリプロピレン系繊維とポリエステル系繊維に夫々絡み合い、且つ、食い込みつつ溶け込んで冷却・固着するから、結果的に1層目と3層目の繊維層を強固に結合した優れた濾材を提供することを可能にする。
【0013】上記(3)で述べた手段によれば、線が細目でメッシュが荒いポリプロピレン系繊維素材層(2層目)は、表面のポリプロピレン系繊維素材層(1層目)とポリアミド系繊維素材層(3層目)をつなぐ役目をし、また、2層目のポリプロピレン系繊維素材はメッシュが荒く造られているため、1層目の目をつぶすことなく溶着して接続の役目を果たすことができる。
【0014】加えて上記(3)で述べた手段によれば、3層目のポリアミド系繊維素材層は、メッシュが荒いポリプロピレン系繊維素材層(2層目)とポリエステル系繊維素材層(4層目)をつなぐ役目を果たすが、この場合、加工工程で加熱圧着を行うため、3層目のポリアミド系繊維素材層の繊維が2層目のポリプロピレン系繊維素材層と4層目のポリエステル系繊維素材層の各繊維に絡み合い、且つ、食い込みつつ溶け込んで冷却・固着するから、結果的に積層した計4層の繊維素材を一体化して、剥離性と成形性及び接着性に優れたフイルター用濾材を提供することを可能にする。
【0015】上記(4)で述べた手段によれば、ポリプロピレン系繊維素材層とポリエステル系繊維素材層を接合するために、線をこれ等のものよりやや太めに形成したポリアミド系繊維素材は、線が両側の繊維層の少々細目の繊維と都合良く絡み合って食い込みつつ溶け込むため、冷却・固着することによって両側の繊維層を確実に結合して、成形フイルターに適した濾材を提供することを可能にする。
【0016】以上の如くであるから、上記(1)〜(4)で述べた手段によって上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るフイルター用濾材の実施の形態を、添付した図面と共に詳細に説明する。
【0018】図1は、請求項1に記載したフイルター用濾材を造る製造装置の構成を示したものであって、図中1と2は例えばパイレン(商品名)のようなポリプロピレン系繊維素材PPと、テトロンのようなポリエステル系繊維素材PETを夫々ロール状に巻いた素材リール、5,5は素材リール1,2から各繊維素材PP,PETを上下に重ねた状態で引き出す導入ロール、6はこれ等引き出した繊維素材PP,PETを上下から加熱するヒータ6H,6Hを備えた加熱装置、7,7は加熱された上下の繊維素材PP,PETを中間に任意のバインダー繊維HL(図4参照)を介在した状態で上下から圧着して、1枚のフイルター用濾材FAに成形する圧着ロール、FRはこの濾材FAの巻取りリールであって、この製造装置によれば、図4に示す如く粉塵の捕集側を剥離性に優れたポリプロピレン系繊維素材PPの層とし、内側を腰が強くて成形性と接着性に優れたポリエステル系繊維素材PETの層とした、成形フイルター用として理想的なフイルター用濾材FAを造ることができる。
【0019】図2は、請求項2に記載したフイルター用濾材を造るための製造装置であって、この装置によれば、上述したポリプロピレン系繊維素材PPとポリエステル系繊維素材PETの各素材リール1,2の間に、例えばナイロンのようなポリアミド系繊維素材NYをロール状に巻いた素材リール3を配置することにより、上記導入ロール5,5と加熱装置6及び圧着ロール7,7によって、図5に示すように上記表裏の繊維素材PP,PETの間に接合用の繊維素材NYを介在して一体化した成形フイルター用として理想的な3層構造のフイルター用濾材FBを造ることができる。
【0020】図3は、請求項3に記載したフイルター用濾材を造るための製造装置であって、この装置によれば、線(繊維径)がやや太めでメッシュを小さく造ったポリプロピレン系繊維素材PPと、ポリアミド系繊維素材NYの各素材リール1,3の間に、線(繊維径)が細目でメッシュを荒く造ったポリプロピレン系繊維素材PP′を巻いた素材リール4を配置して、上述した導入ロール5,5と加熱装置6及び圧着ロール7,7によって、図6に示すように合計4層の繊維素材PP,PP′,NY,PETを一体化した成形フイルター用として理想的なフイルター用濾材FCを造ることができる。
【0021】尚、上述した各繊維素材PP,PP′,NY,PETの線径(繊維径)は、例えばPP=18μ、PP′=3μ、NY=35μ、PET=23μに構成されていて、特にポリアミド系繊維素材NYの線径は、バインダー効果を高めるために他のものより少々太めに構成されている。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るフイルター用濾材は以上述べた如くであって、内側面に腰が強くて成形性と接着性に優れたポリエステル系繊維素材が用いられているため、断面略星型形状等の成形フイルターを容易に造ることができ、また、表面側には剥離性に優れたポリプロピレン系繊維素材が用いられているため、特に有機粉塵等に対してその剥離を効果的に行うことができるものであって、フイルターへの粉塵の詰りが改善されて、フイルター寿命の長い成形フイルターを提供することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013