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発明の名称 パンチリテーナー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−244328
公開日 平成10年(1998)9月14日
出願番号 特願平9−47493
出願日 平成9年(1997)3月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】前田 弘 (外2名)
発明者 吉岡 直子
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 パンチをプレス機械のパンチホルダーに保持するパンチリテーナーであって、一方向に長く且つ厚いプレート状に形成されていて、当該リテーナーを上記パンチホルダーに取付けるための取付けボルト孔と、加工中心にノックピン穴を有するパンチを挿入するためのパンチ孔とをそれぞれ1つずつ有し、且つこの取付けボルト孔とパンチ孔とが長手方向に並んで配置されていることを特徴とするパンチリテーナー。
【請求項2】 請求項1に記載されているパンチリテーナーにおいて、両側面が互いに平行な垂直面に形成されていることを特徴とするパンチリテーナー。
【請求項3】 請求項1に記載されているパンチリテーナーにおいて、上記ノックピンを中心とする当該リテーナーの回転を阻止するための回止めピンを挿入するピン穴を有し、このピン穴と上記上記取付けボルト孔とパンチ孔とが長手方向に一直線状に並んで配置されていることを特徴とするパンチリテーナー。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンチをプレス機械のパンチホルダーに保持するパンチリテーナーに関する。
【0002】
【従来の技術】図12に一例を示す従来のパンチリテーナーaは、三角形状をなし、その一角の近傍にパンチ孔bが形成されているとともに、対辺近傍に回止め用のピン穴cが形成され、さらに、このパンチ孔bとピン穴cとの間に2つの取付けボルト孔d,dが左右に配置して形成されている。パンチ孔bには、加工中心にノックピン穴を有するパンチが挿入される。複数のパンチを一直線状に並べてパンチホルダーに取付ける必要があるときには、例えば図13に示すように、パンチリテーナーaを交互に入り組ませて配置することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のパンチリテーナーは、パンチ自体がそれほど大きなものではなくても、パンチホルダーに対する取付けに数本のボルトが使用されているから、その取付け・取外しに手間がかかるという問題がある。
【0004】また、上述の如く数本のボルトを用いる関係でパンチリテーナーが大きくなるとともに、その形状が例えば上記従来例のような三角形又はこれに類似した比較的複雑なものになるから、その製作コストが高くなる、という問題があった。
【0005】また、複数のパンチをパンチホルダーに取り付ける場合には、上記パンチリテーナーの形状からくる制約によってレイアウトが複雑になって難しくなり、また、相隣るパンチ間隔を狭くすることもできなかった。さらに、パンチリテーナーのレイアウトが複雑になるということは、金型設計のコストが上昇するということであり、また、設計データを加工データに変換し利用する場合にデータ処理に時間を要し、金型コストの上昇を招いていた。
【0006】これに対して、パンチ同士を互いに接近させて配置する必要がある場合には、それらのパンチをまとめてパンチホルダーに保持する特殊形状の集合リテーナーも採用されているが、特注になるためリテーナーのコスト、ひいては金型のコストが上昇するという問題があった。また、集合リテーナーの場合は、例えば一つのパンチを交換する場合でも、その集合リテーナー全体をホルダーから外す必要があり、金型のメンテナンスに時間がかかり過ぎるという問題もあった。しかも、集合リテーナーはその金型独自のものとなって汎用性がなく、緊急時のメンテナンス、例えばリテーナーの損傷による交換という事態に対応できなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課題に対して、パンチリテーナーのシンプル化を図り、これを解決したものである。
【0008】すなわち、この出願の発明は、パンチをプレス機械のパンチホルダーに保持するパンチリテーナーであって、一方向に長く且つ厚いプレート状に形成されていて、当該リテーナーを上記パンチホルダーに取り付けるための取付けボルト孔と、加工中心にノックピン穴を有するパンチを挿入するためのパンチ孔とをそれぞれ1つずつ有し、且つこの取付けボルト孔とパンチ孔とが長手方向に並んで配置されていることを特徴とする。 この発明の場合、取付けボルト孔を1か所にしてパンチリテーナーを一方向に長く、つまり縦長に形成したから、その形状が簡単な且つ小さなものになり、しかも取付けボルト孔の加工量も削減するとができ、製作コストの低減に有利になる。また、パンチリテーナーが縦長で小さくなるから、パンチホルダー上でのリテーナーの占有面積が大幅に削減され、複数のパンチをホルダーに保持する場合でも、そのレイアウトが容易になり、設計データ量が少なくなってコスト低減に有利になるとともに、相隣る加工部位が接近している場合でも集合リテーナーを用いることなく、これに対応することが可能になる。
【0009】そうして、このようなパンチリテーナーにおいて、パンチの加工中心にノックピンを配置するようにすれば、該リテーナーを加工中心に対して360度の範囲で任意の方角に配置することができ、上述の如く複数のパンチをホルダーに保持する場合のレイアウトがさらに容易になり、また、該リテーナーの角度を変えることなく、パンチを360度の範囲で任意の向きに回転させて設けることができる。
【0010】また、上述の如きパンチリテーナーにおいては、その両側面を互いに平行な垂直面によって形成することが好適である。これにより、複数のパンチリテーナーを接近させて配置することが容易になる。
【0011】また、上記パンチリテーナーには上記ノックピンを中心とする当該リテーナーの回転を阻止するための回止めピンを挿入するピン穴を設け、しかもこのピン穴と上記取付けボルト孔とパンチ孔とを長手方向に一直線状に並んで配置することが好適である。
【0012】このようにすれば、パンチリテーナーの回止めを図りながら、しかもその幅が大きくなることを防止することができる。この場合、回止めピンは取付けボルト孔とパンチ孔との中間に配置しても、パンチ孔を挾んで取付けボルト孔の反対側に配置してもよい。
【0013】
【発明の効果】従って、この出願の発明によれば、取付けボルト孔を1つにしてパンチリテーナーを縦長に形成したから、パンチリテーナーの小型化が図れ、金型コストの低減、複数のパンチを配置する場合の設計等に有利になり、パンチリテーナーの両側面を互いに平行な垂直面に形成したものによれば、かかる課題の解決にさらに有利になる。
【0014】また、パンチの加工中心にノックピンを配置するようにしたから、パンチリテーナーに対するパンチの回転が可能になるとともに、パンチリテーナーを加工中心に対して任意の角度に配置することができて、パンチリテーナーのレイアウトが容易になる。
【0015】また、取付けボルト孔とパンチ孔と回止めピン穴とをパンチリテーナーの長手方向に一直線状に配置したものによれば、その大型化を招くことなく、その回止めを図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>本形態については図1乃至図4に示されている。パンチリテーナー1は、その両側面が互いに平行な垂直面になった長円形状の厚いプレート状に形成されており、一端にパンチ2を挿入して支持する1つのパンチ孔3が形成され、他端の上面に回止め用の1つのピン穴4が開口し、パンチ孔3とピン穴4との間に1つの取付けボルト孔5が形成されている。このパンチ孔3、ピン穴4及び取付けボルト孔5は、パンチリテーナー1の長手方向に一直線状に並ぶように配置されている。
【0017】図2及び図3に示すように、パンチ孔3は上部が大径になった段付き孔に形成されており、取付けボルト孔5は下部が大径になった段付き孔に形成されている。ピン穴4はパンチリテーナー1の上下に貫通した貫通孔に形成されている。パンチ2は、上端部に上記パンチ孔3の上端部の段部に支持されるフランジが形成されたものであり、上面の中心(加工中心)に位置決め用のノックピン穴6が開口している。
【0018】図2及び図3において、11はパンチホルダー、12はダイホルダー、13はワーク押え、14はワーク、15はダイホルダー12に設けられたダイである。上記パンチリテーナー1は、上記パンチ孔3にパンチ2を挿入し、上記ピン穴4に嵌入した回止めピン16と、上記ノックピン穴6に嵌入したノックピン17とを、それぞれダイホルダー11の対応するピン穴に嵌入し、上記取付けボルト孔5に取付けボルト18を適用することによって、パンチホルダー11にバッキングプレート19を介して締付固定されている。
【0019】パンチホルダー11を下降させると、ワーク押え13が同時に下降してワーク14をダイホルダー12に押え、図3に示すようにパンチ2がワーク14を打ち抜くことになる。
【0020】従って、上記パンチリテーナー1は、1本の取付けボルト18によってパンチホルダー11に着脱することができ、また、縦長であって小型であるから、パンチホルダー11に占める面積も小さくなる。また、ノックピン17がパンチ2の加工中心に配置されているから、パンチ2はパンチリテーナー1に対して任意の角度に回転させて支持させることができ、また、該加工中心を中心としてパンチリテーナー1を任意の方角に配置してパンチホルダー11に取り付けることができる。
【0021】ワークに複数の加工部があって、それらが例えば一直線状に接近して並んでいるときには、図4に示すように、複数のパンチリテーナー1を互いに平行に一直線状に並べ、必要に応じて相隣るパンチリテーナー1,1の間隔を零にしてパンチホルダー11に取り付けるようにすればよい。
【0022】<実施形態2>本形態については図5乃至図7に示されている。このパンチリテーナー21は、実施形態1のものよりも短い長円形状に形成されており、一端に1つのパンチ孔22が形成され、他端に1つの取付けボルト孔23が形成され、パンチ孔22に隣接して回止め用のピン挿入部24が形成され、さらに、パンチ孔22と取付けボルト孔23との間に2つの回止め用ピン穴25,25が左右に並んで配置されている。
【0023】上記パンチ孔22及び取付けボルト孔23は実施形態1のものと同様に段付き孔である。上記ピン挿入部24は、パンチ孔22の大径部の一部を断面半円状に拡大して形成されている。一方、パンチ孔22に挿入されるパンチ26のフランジには上記ピン挿入部24に対応する断面半円状の溝27が軸方向に形成されている。そして、このピン挿入部24と溝27とによって形成される穴に回止めピン28が挿入されるようになっている。
【0024】従って、回止めピン28は、パンチリテーナー21に対するパンチ26の回止めの機能を果たすとともに、パンチホルダー11に対するパンチリテーナー21の回止め機能を果たすことになる。左右の回止め用のピン穴25,25は、必要に応じてパンチリテーナー21の回止めに使用される。
【0025】<実施形態3>本形態については図8乃至図11に示されている。図8及び図9に示すように、この形態のパンチリテーナー31は、実施形態1と同様の長円形状に形成されているが、パンチ孔32が形成されている一端部は上面が一段低くなった段部33に形成され、ピン穴34が開口している他端部は台形状に切削されている。パンチ孔32とピン穴34との間には取付けボルト孔35が形成されている。パンチ孔32、ピン穴34及び取付けボルト孔35はパンチリテーナー31の長手方向に一直線状に並んで配置されている。
【0026】図10及び図11に示すように、本形態のパンチ36は異形であって、その上端部のフランジ37は二面取りされ、刃先38は角に丸みが付された矩形状に形成されている。また、パンチ36の上面にはその加工中心にノックピン穴39が開口している。
【0027】上記パンチリテーナー31の場合、パンチ36は上記パンチ孔32に挿入されて上記段部33にフランジ37が支持され、該フランジ37の二面取りになった片面が段差部に当接して回止めがされることになる。




 

 


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