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発明の名称 フィルタプレスのろ布洗浄装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−263318
公開日 平成10年(1998)10月6日
出願番号 特願平9−72863
出願日 平成9年(1997)3月26日
代理人
発明者 三谷 幸利 / 本田 伸夫 / 田中 数正
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 一対の平行なガイドレール4上に移動自在に多数のろ板3・・・を並列し、これらろ板3・3間に上下に走行自在にろ布5を吊設するとともに、上記ろ板3を一枚宛開板できるようにしたフィルタプレスにおいて、上記ろ板3を開板するために一対のガイドレール4・4の側方に走行自在に設けた門型状の台車7に、ろ布5を上下に走行させるための駆動装置6を搭載し、さらにこの台車7の左右にろ板3の下端よりも下方まで延設したフレーム7aを連結し、このフレーム7aに走行中のろ布5のろ過面に向かって洗浄水を噴射するノズルを設けた洗浄管9と、さらに、この洗浄管9の下方に位置して洗浄排水を受け止めることができる受皿8とを設けたことを特長とするフィルタプレスのろ布洗浄装置。
【請求項2】 前記洗浄管9及び受皿8がフレーム7aに回動自在に止着されている請求項1記載のフィルタプレスのろ布洗浄装置。
【請求項3】 前記ろ布5を上下に走行させるための駆動装置6が、台車7の頂部に立設した油圧シリンダー6aと、その油圧シリンダー6aのピストンロッドの下端に取り付けられて、該ろ布5の上部支持バー5aに係脱自在な保持爪6bとよりなる請求項1記載のフィルタプレスのろ布洗浄装置。
【請求項4】 前記受皿8の両端が左右のフレーム7aに回動自在に軸支されており、該受皿8の軸端に受皿8の後方に延びる開閉アーム8aの後端部が連結され、その開閉アーム8aの先端部がフレーム7aに枢支されたシリンダー10のピストンロッドに連結されている請求項1及び請求項2記載のフィルタプレスのろ布洗浄装置。
【請求項5】 前記洗浄管9の両端部が受皿8で支持されており、洗浄管9への給水制御装置とろ布5の走行制御装置とが連動連結され、ろ布5の走行時に洗浄水を噴射するようにしていることを特長とする請求項1乃至請求項4記載のフィルタプレスのろ布洗浄装置。
【請求項6】 前記フレーム7aに枢支したシリンダー10の制御装置とろ板3の開板制御装置とが連動連結されており、ろ板3の開板と同時にシリンダー10のピストンロッドを伸長させ、受皿8がろ板3・3間の下方に突出するようにしたことを特長とする請求項1及び請求項4記載のフィルタプレスのろ布洗浄装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一対のガイドレールの上に開閉自在に並列した多数のろ板を、一枚宛開板可能なようにした順次開板型ろ布走行式フィルタプレスのろ布洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のろ布洗浄装置は、例えば特公平4−60683号公報や特開平8−266818号公報などに記載されているように公知である。特公平4−60683号は、ろ板を一枚宛開板する順次開板式のフィルタプレスのろ布洗浄装置に関するもので、ろ布は固定されており、開かれたろ板間を洗浄管が上下に移動しながら洗浄するようにしている。また特開平8−266818号は、各ろ板が一連に連結されていて開板時には各ろ板間を一斉に等間隔に開くことができる同時開板式のフィルタプレスに関するもので、洗浄管はろ板に固定されており、ろ布を上下に走行させながら全室同時に、又はブロックごとに洗浄を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公知の順次開板式のフィルタプレスにおけるケーキの排出はろ布を加振する方法なので、薄いケーキしか生成できない難ろ過性のスラリーには不適である。また、同時開板のろ布走行式フィルタプレスにおいては、ろ布洗浄の際、排水を受けるための大型受皿や機外へ排水のための大型トラフが必要であり、さらに一室宛洗浄しようと思えば、各ろ室ごとに分配弁やホース類が必要となり、ろ布の交換作業や下部のメンテナンス作業が複雑となる等の難点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述のような課題を解決し得るものであって、その要旨とするところは、前後のフレーム間に架設した一対のガイドレール上に、このガイドレールに沿って移動自在な多数のろ板を並列し、ろ板間には上下に走行可能にろ布を吊設するとともに、ろ板を一枚宛順次開板するようにしたフィルタプレスにおいて、一対のガイドレールの側方にろ板を開板するための門型状の台車を設け、この台車の上部にろ布を上下に走行させるための駆動装置を搭載する。また、この台車の左右にろ板の下方部まで延びたフレームを連結し、この左右のフレームの下端部に走行中のろ布のろ過面に向かって洗浄水を噴射するノズルを設けた洗浄管と、この洗浄管の下方に位置して、洗浄排水を受け止めることができる受皿とで構成されたろ布洗浄装置を設けたことを特長とするものである。
【0005】上述のように構成したフィルタプレスのろ布洗浄装置における洗浄管及び受皿がフレームに着脱自在に取り付けられており、また、このフレームがろ板の下端よりもさらに下方まで延設している。上記洗浄管の両端は受皿の上部に支持されており、洗浄管への給水制御装置(電磁弁、ポンプ等)とろ布の走行制御装置とが連動連結され、ろ布の走行時に洗浄水がろ布のろ過面に向かって噴射し、洗浄排水は受皿で受け止めて機外へ排出するようにしてある。また、上記受皿の両端は左右のフレームに軸支されており、受皿の軸端に受皿の外側に延びた開閉アームが設けられ、この開閉アームの先端部がフレームに枢支されたシリンダーのピストンロッドに連結され、さらに、このシリンダーの制御装置とろ板の開板制御装置が連動連結され、ろ板の開板と同時に受皿は開いたろ板の下方に突出するようにしたものである。そして、上記のろ布を上下に走行させるための駆動装置は、門型状台車の頂部に立設した油圧シリンダーと、その油圧シリンダーのピストンロッドの下端に取り付けられて、ろ布の上部支持バーに係脱自在な保持爪とで構成されている。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明は前記のように構成しており、ろ布を洗浄するに当たって、最初のろ板を開板し、ろ布の駆動装置とろ布の洗浄装置を搭載した台車を開板したろ板間の所定位置まで移動させる。そして、台車の下方に取り付けられたフレームに枢支されたシリンダーのピストンロッドを伸長させて、左右のフレーム間に軸支されている受皿の軸端に設けられた開閉アームを軸部を支点として下方に回転させ、受皿が水平になった状態でシリンダーを停止させる。この時、ろ布の洗浄管は受皿の上方に設けられている為、受皿が水平状態になった時には、洗浄管は開板したろ板間の下部中央付近に位置する。そして、この洗浄管には噴射ノズルが設けられ、開いた状態の左右のろ布が方向転換をする案内ロール部のろ過面に向くように噴射ノズルが取り付けられており、ろ布の駆動装置を作動させて、ろ布を下降させると同時に洗浄管に給水することにより、ろ布のろ過面に向かって洗浄水を噴射し、ろ布を洗浄することができる。ろ布は下降終了後、ただちに上昇を始め、上昇停止まで洗浄水は噴射される。また、洗浄をした後の排水は受皿で受け止めて、フィルタプレスの前後のフレーム間に設置しているトラフに排出し、トラフから機外へ排水される。尚、ろ布洗浄時におけるろ板の左右からの洗浄水の飛散については、台車の下方のフレームに板を張設等することによって、左右に飛散した洗浄排水を補集し、受皿内に落下させるものである。上記のような動作を繰り返して、全室洗浄終了後はろ布駆動装置及びろ布洗浄装置を搭載した台車は、フィルタプレスの後部フレーム付近の所定の位置まで戻り、シリンダーを収縮させて受皿を回動させ、元の垂直状態に復帰させ、次のスラリーろ過工程に備える。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。まず、図1において符号1は前部フレームであり、符号2は後部フレームである。符号3・・・はガイドレール4上に移動自在に並列された多数のろ板であり、これらのろ板3・3間には図2に示すように上縁部を袋状に縫製した一対のろ布5が吊設されている。このろ布5の袋状部には両端部をろ布5より突出した上部支持バー5aが挿通されており、上部支持バー5aの両端部は、ろ板3の上部に設けた滑車11に掛け回したワイヤーロープ12の一端に連結し、ろ布5の下部をろ板3の下方に設けた案内ロール13に掛け回した後、上記ワイヤーロープ12の他端に連結している。
【0008】符号6は上記ろ布5・・・を上下に走行させるための駆動装置であり、ろ板3・・・の上方を被うように門型状に構成し、ガイドレール4に沿って走行自在に橋架している台車7に載置されている。符号6aは台車7の頂部に立設している油圧シリンダーであり、符号6bは油圧シリンダー6aのピストンロッド下端に止着されている保持爪である。この保持爪6bは電動式であり、所定位置に設けているリミットスイッチ(図示せず)まで保持爪6bを移動させると、リミットスイッチの検出信号によって保持爪6bが作動し、上部支持バー5aを挟持あるいは解離させるようにしている。
【0009】また、符号7aは台車7の左右の下方に取り付けられているフレームであり、このフレーム7a間の下部には走行中のろ布5を洗浄するための噴射ノズル付き洗浄管9と、洗浄排水を受け止めるための受皿8が着脱自在に軸支されている。符号8aは受皿8の片方の軸をフレーム7aより外側へ突出させた軸端に固着している開閉アームであり、この開閉アーム8aは受皿8に平行して外側へ向かって延設しており、その先端部はフレーム7aに枢支されたシリンダー10のピストンロッドに連結されている。このシリンダー10のピストンを伸縮させることによって受皿8はフレーム7aの軸支部を支点として約90度回動するようにしてある。また洗浄管9も受皿8の上部に止着されているので受皿8と一体で回動するようになっている。符号14は受皿8で受け止めたろ布5の洗浄排水を機外へ排出するためのトラフである。このトラフ14は受皿8の排水管の取付位置によって左右どちらでも設置できる。
【0010】この発明は上述のように構成してあり、ろ布5の洗浄装置について、図3及び図4に基づき詳述する。まず、ろ板3の送り装置15によって1枚目のろ板3を開板し、ろ布5の駆動装置6を開板した1・2枚目のろ板3・3の中間に移動させる。上記の動作が終了するまではシリンダー10のピストンは収縮した状態となっている。すなわち、ろ布洗浄の前工程であるケーキ排出工程時に受皿8が水平状態になっているとケーキ剥離の際、障害となるので図3の想像線で示す如く受皿8は垂直になっている。そして、次にシリンダー10を伸長させると、ピストンロッドと連結している開閉アーム8a及び受皿8がフレーム7aの軸支部を支点として回動し始め、約90度回動して開板したろ板3・3の下方で受皿8が水平状態になった位置でシリンダー10を停止させる。また、洗浄管9も受皿8の上部に止着されているため、洗浄管9は開板したろ板3・3間の下部中央付近に回動して停止する。この時、洗浄管9に配設されている噴射ノズルは開いた一対のろ布5間の左右のろ過面が方向転換を行う案内ロール13部を向くように取り付けられている。
【0011】次に油圧シリンダー6aを伸長させ、油圧シリンダー6aのピストンロッド部に取り付けている保持爪6bで上部支持バー5aを挟持し、油圧シリンダー6aを停止する。そして、油圧シリンダー6aを少し収縮させ、上部支持バー5aを持ち上げ、油圧シリンダー6aを停止する。次に油圧シリンダー6a及び保持爪6bを移動させ、上部支持バー5aを係止杆16から離脱させる。そして、油圧シリンダー6aを伸長させて上部支持バー5aを押し下げてろ布5を下方へ走行させる。
【0012】洗浄管9には適宜な間隔で噴射ノズルが設けられるとともに、フレキシブルな供給管が接続され、これに給水制御装置(電磁弁、洗浄ポンプ)が配設されている。この給水制御装置(図示せず)とろ布の走行制御装置(駆動装置6、上部・下部リミットスイッチ)とが連動連結されているので、まず、上部リミットスイッチ(図示せず)でろ布下降を検出し、この検出信号によって給水制御装置が作動し、洗浄管9に給水をして、噴射ノズルから洗浄水を噴射させ、ろ布5のろ過面を洗浄再生する。ろ布5は下部リミットスイッチ(図示せず)で下降終了の検出をし、ただちに油圧シリンダー6aを収縮させ上昇を始める。そして上部リミットスイッチでろ布上昇終了を検出し、この検出信号によって給水制御装置を停止させ、洗浄管9への給水を停止する。この時、上部支持バー5aはスプリングに付勢された係止杆16と摺接しながら上昇し、摺接終了部で係止杆16に係合保持される。そして、保持爪6bを上部支持バー5aから解離させ、油圧シリンダー6aのピストンを再び収縮させ、所定の位置で停止する。
【0013】ろ布5を洗浄した後の排水は受皿8で受け止められて受皿8の片側の端部に配設された排水管から排出される。排出された洗浄水はフレーム1・2間に設置されたトラフ14に集水されて機外へ排水される。上述した動作を繰り返して全室洗浄後はシリンダー10のピストンを収縮して受皿8及び開閉アーム8a、洗浄管9を当初の位置に復帰させる。
【0014】
【発明の効果】この発明に係る走行中のろ布のろ過面に向かって洗浄水を噴射するノズルを設けた洗浄管と、洗浄排水を受け止めるための受皿を設けたろ布の洗浄装置を設けることにより、難ろ過性のスラリーに対処できる。すなわち、従来のろ布固定式のフィルタプレスにあってはろ布を加振してケーキ剥離を行うが、粘着性のケーキは加振するだけでは剥離が困難であった。また、ろ布洗浄の際には洗浄管が移動して洗浄を行うが、ろ布と洗浄ノズルとの距離が一定でないため洗浄斑を生じる等の問題があった。また、従来のろ布走行式のフィルタプレスのろ布洗浄装置で、1室宛洗浄する場合には、ろ板の下部に洗浄管を固定して、この洗浄管にホース・バルブ・継手類を全てのろ板に連結していたので、ろ布の交換や下部のメンテナンス作業を複雑にしていた。この発明にあっては、ろ布を走行させるために開板したろ板間に洗浄管と排水の受皿が移動固定してろ布の洗浄を行うので、ろ板下部に余分なホース類が一切不要となり、ろ布交換や下部のメンテナンス作業が非常に容易となるものである。また、ろ布と噴射ノズルとの距離が一定であるため洗浄斑が生じないものである。




 

 


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