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発明の名称 ろ布走行型フィルタプレスにおけるろ布の支持装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−57715
公開日 平成10年(1998)3月3日
出願番号 特願平8−241129
出願日 平成8年(1996)8月23日
代理人
発明者 渋谷 隆一 / 中西 久男
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 開閉自在に並列した多数のろ板3・・・間に一対のろ布8.8を吊設し、これらのろ布8を昇降自在に配設したフィルタプレスにおいて、上記ろ板3の下端部に垂下させた一対のブラケット5にろ布8の支持ロール10を支架し、この支持ロール10に加温装置13を設けたことを特長とするろ布走行型フィルタプレスにおけるろ布の支持装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油脂類等の原液を処理するろ布走行型フィルタプレスの加温装置に関し、特に、ろ布反転用に設けられているろ布の支持ロールに加温装置を設けたフィルタプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ろ板間に一対のろ布を設け、ろ布の上縁部を上部ろ布支持バーに取り付け、そのろ布の下部を、ろ板の下方に設けた案内ロールに掛け回した後、下部ろ布支持バーに取り付けて、上部と下部のろ布支持バーに駆動媒体を連結し、ろ布を昇降させる装置は、例えば、特公昭55−18528号公報に記載され、第2図に図示してあるように公知である。そして、ろ板に加温装置を設け、原液やろ液を加温する装置も、例えば、実公平3−23288号公報に記載してあるように公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のろ布走行型のフィルタプレスにあっては、ろ布間に形成されたケーキを容易にろ板下方に排出できるものであるが、油脂類等の粘性のある原液にあっては、原液の脱水を行った際、案内ロールに脱水ケーキが転着し、あるいは、脱水後のろ液が周囲環境により固形化し、案内ロールに付着してろ布の蛇行の原因となっていた。また、ろ布を通過したろ液がろ布の裏面にも付着してろ布の目詰りの原因となっていた。そして、ろ布を走行させるとろ布が蛇行し、ろ布のしわ寄りとろ布の破損の恐れがあった。上記の問題を解決するためにろ板に加熱装置を設けたものにあっては、ろ布の目詰りとろ液の固形化を防止できるものであるが、構造が複雑となる恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨とするところは、開閉自在に並列した多数のろ板間に一対のろ布を吊設し、これらのろ布を昇降自在に配設したフィルタプレスにおいて、上記ろ板の下端部に垂下させた一対のブラケットにろ布の支持ロールを支架し、この支持ロールに加温装置を設けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明は上記のように構成してあり、ろ板間に形成されたケーキはろ布を下方に走行させると、ろ布が案内ロールに沿って反転する時にケーキは剥離される。この案内ロールは加温されているので、ロールに付着した固形物を溶解し、固形化して付着しようとするろ液の温度を昇温させ、ろ布の走行時の蛇行を防止し、ろ布のしわ寄りと破損を防ぐことができる。そして、ろ布が案内ロールに沿って反転する時に、ろ布の裏面に付着した固形物を溶かして洗い流し、目詰りを解消し、ろ布のろ過性を回復することができる。
【0006】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づき詳述すると、先ず図1において、符号1はフィルタプレスであって、フィルタプレス1のガイドレール2には、多数のろ板3・・・が摺動自在に支架されている。図2に示すように、ろ板3の上部には、上部ブラケット4が立設され、ろ板3の下部には、下部ブラケット5が垂下されている。ろ板3の上方には、ろ板3・・・群に沿って設けられた駆動軸6にスライドスプロケット7が摺動自在にかつ回動不能に配設されており、このスライドスプロケット7のボス部を上部ブラケット4で支架するようにしてある。ろ板3.3の間には一対のろ布8.8が設けられ、ろ布3.3の上端部は合着されて上部支持バー9に連結されている。ろ布3.3の下部は前後の下部ブラケット5に設けた案内ロール10.10にそれぞれ掛け回した後、隣接するろ布8と合着されて下部支持バー11に連結されている。上記スライドスプロケット7には駆動チェーン12が掛け回されて、その両端部が上部支持バー9と下部支持バー11に連結され、ろ布8がシーソー状に昇降するようになっている。
【0007】上記案内ロール10は、筒状となっており、図3に示すようにこの案内ロール10の内部に棒ヒーター13が挿通してあり、案内ロール10の両端部にコネクター14・15が設けてある。そして、案内ロール10の一方のコネクター15は前側の案内ロール10のコネクター14に電源ケーブル16で連結され、案内ロール10の他方のコネクター14は後側の案内ロール10のコネクター15に連結されて並列した多数の案内ロール10・・・に直列状に電力を供給できるようにしてある。そして、一方のコネクター14部分より供給された電力はヒーターを加熱し、案内ロール10を加温するようにしてある。これにより、案内ロール10を処理原液の固形物の融点以上、例えば、50℃〜70℃に加温し、ロールに付着した固形物を溶かして流し去り、ろ液の凝固を防止して、蛇行によるろ布のしわ寄りと破損を解除することができる。同時に反転しながら走行するろ布8を加温して、ろ布8に付着している固形物を溶かし、ろ布8の目詰りを解消することができる。なお、案内ロール10の外周面に遠赤外線放射体層を塗布しておけば、熱効率を高めることができる。また、排ガスを熱源として利用できるところにあっては、加熱手段をスチームまたは熱風としてもよいものであるが、加熱装置として棒ヒーター13を用いれば、案内ロール10内の棒ヒーター13が電源ケーブルで連続的に継がれているので個別に案内ロール10に熱源を供給する必要がないものである。符号17はレール2にエンドレス状に張設したろ板3の開閉チェーンであって、ろ板群3・・・の前後に設けたムーバブルヘッド18.18に連結され、ろ板群3・・・の両側から同時に開閉するようにしてある。そして、符号19は開閉チェーン17の駆動モーターである。符号20はろ布8.8の上部に狭持された給液板であって、ろ板3に設けた供給路21から原液をろ布8.8間に圧入するようにしてある。
【0008】
【発明の効果】この発明は上記のように構成してあり、ろ布の下縁部を支持した案内ロールを加温することによりろ布の蛇行とろ布の目詰りを解消することができる。即ち、従来装置にあっては、飛散したケーキと温度低下により凝固したろ液とが案内ロールに付着して、ロール径がいびつとなり、凝固したろ液がろ布裏面に付着してろ布蛇行とろ布の目詰りの原因となっていた。その対策としてろ板を加温した装置にあっては、大容量の熱源と装置自体が複雑となっていたものであるが、この発明にあっては、案内ロールを固形物の融点以上に加温するだけで、案内ロールの真円度が保たれ、ろ布の蛇行に起因するろ布のしわ寄りと破損が防止でき、同時にろ布の目詰りも解消できるものである。




 

 


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