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板状複合断熱材 - アキレス株式会社
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発明の名称 板状複合断熱材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−71659
公開日 平成10年(1998)3月17日
出願番号 特願平9−213949
出願日 平成2年(1990)11月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】白井 重隆
発明者 駒場 孝行 / 糸井 一 / 須藤 進
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 板状断熱材と外装材との積層体であって、板状断熱材は少なくとも発泡プラスチックス層からなり、発泡プラスッチック層が座屈して形成された通気溝を有し、外装材は板状断熱材の通気溝形成面側に貼着されてなる板状複合断熱材。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面側に通気溝が形成された板状複合断熱材に関し、さらに詳しくは、通気溝を有する板状断熱材と外装材との積層体より構成された板状複合断熱材に関する。
【0002】
【従来の技術】木造住宅の断熱材として使用されている通気溝を設けた板状断熱材は、住宅の断熱化による躯体の内部結露防止の方法として最も広く普及した有効な板状断熱材の一つである。
【0003】近年、住宅の熱損失を最小限に抑えるために住宅の気密化が注目されているが、この気密化には外断熱工法と称される軸組の外側に断熱材を施工する方法が有効であることが知られている。そこで、これらの通気工法および外断熱工法の両方の利点を得るために、これらの工法を併用することが考えられるが、併用すると例えば屋根部に施工した場合などには断熱材の下地材を構成する母家、垂木のほかに、断熱材内にも通気溝形成用の通気垂木と称される部材が必要となり、このため施工時の工程数が増加して手間がかかるとともに、コスト高になるなどの問題があった。
【0004】そこで、これらの問題点を解消するものとして、従来、表面が例えば防水紙などの面材で被われ、かつ表面に多数の通気溝が形成された例えば硬質ウレタンフォームなどの発泡プラスチックスからなる板状断熱材がある。これは、室内の湿気が通気溝を介して外部排気されることで躯体の内部結露を防止することができ、しかも発泡プラスチックスにより室内の熱損失を最小限に抑えて住宅の気密化を図ることができるものである。しかしながら、この場合表面が防水紙などの面材で被われているために、機械的強度の点から、必ずしも満足し得る断熱材とはいえない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような従来技術を背景になされたもので、溝加工された発泡プラスチック断熱材の表面に外壁材や下地材などの外装材を設け、内部に通気空間が形成された板状複合断熱材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、板状断熱材と外装材との積層体であって、板状断熱材は少なくとも発泡プラスチックス層からなり、発泡プラスッチック層が座屈して形成された通気溝を有し、外装材は板状断熱材の通気溝形成面側に貼着されてなる板状複合断熱材を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、まず板状断熱材の少なくとも片面に複数本のスリットを形成する。そののち、互いに隣接するスリット間を一つ置きに各々回転ロールまたは凸型で押圧して通気溝を座屈付形する。
【0008】このように、切削加工でなく押圧加工が採用されているため溝加工時の粉塵の発生も防止でき、またインラインまたはオフラインに関係なく溝加工でき、さらに機械化が可能であるため良好な生産性も得ることができ、さらにまた溝加工に使用される装置の構造が簡単であるため、メンテナンスが容易で、かつ低コストな設備で製造でき、しかも通気溝形成面側に外装材を貼着したので、通気溝を形成した板状断熱材よりも扱い易く、強度的に優れるとともに外装材の施工も簡略化される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例の板状複合断熱材を図面に基づいて詳細に説明する。本発明の板状複合断熱材を構成する板状断熱材の通気溝加工方法は、図1に示すように発泡プラスチックス層10を有する板状断熱材Sの片面S1に複数本のスリット20を形成し、そののち図2に示すように互いに隣接するスリット20間を一つ置きに各々押圧装置(回転ロールまたは凸型)30で押圧して図3に示す通気溝40を座屈付形するものである。
【0010】前記発泡プラスチックス層10の素材としては、例えば硬質ウレタンフォーム、ウレタン変成イソシアヌレートフォーム、イソシアネート変成ウレタンフォーム、イソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、エポキシフォーム、フェノール変成ウレタンフォーム、ポリスチレンフォームなどが使用でき、この実施例では前記硬質ウレタンフォームが採用されている。
【0011】この発泡プラスチックス層10の厚みとしては、10〜150mm、特に15〜75mmが好ましく、10mm未満では湿気排除を可能とする所定の通気溝を確保できなくなる。一方、断熱施工部以外、例えばサッシ廻りあるいは換気による熱損失量に変化はないから、150mmを超える厚みの断熱材は必要としない。
【0012】この実施例の板状断熱材Sは、発泡プラスチックス層10の表裏面に面材層11、12が積層されているものの、少なくとも発泡プラスチックス層10を有していればよく、そのほか例えば適宜素材からなる図示しない中間層などを設けてもよい。また、面材層11、12は表裏両面に限らず片面のみに設けてもよい。この実施例の面材層11、12の素材としては、室内の湿気を外部へ排気する一方、室外からの雨水を室内へ侵入させないために、湿気は容易に通すものの水滴は通さない素材のポリオレフィン系不織布が使用されているが、必ずしもこれに限定させる必要はなく、例えばポリオレフィン系またはポリビニル系高分子フィルム、金属箔(アルミニウム箔、鉄箔などの単体のもの)、またはポリオレフィン系フィルムと紙との複合体、ポリオレフィン系フィルムと紙およびアルミニウム箔との複合体、アスベスト紙にアスファルトを含浸させたものなど、防湿性や防水性を有するものであれば限定されない。
【0013】図1に示す前記スリット20は、例えばナイフ、カッタなどの図4に示す刃物Hを使用して板状断熱材Sに一刀されたスリットで、この実施例では図1に示すように板状断熱材Sの片面S1に、縦方向へ平行に形成されているものの、表裏両面に形成したり横方向または縦横両方向へ平行に形成したりしてもよい。これらのスリット20間の間隔は、5〜100mm、特に10〜30mmが好ましく、5mm未満では溝加工してできた山部の強度が低下して座屈を起こし易くなり、一方100mmを超えると押圧による溝加工が難しくなる。
【0014】また、このスリット20の深さは、必ずしも通気溝の深さと同一にする必要はない。例えば、硬質ポリウレタンフォームを用いた場合、押圧力が剪断力として作用し、溝が形成される。従って、スリット20の深さは、好ましくは溝の深さと同等もしくはそれ以上であり、発泡プラスチック層の座屈の程度により、適宜選定できる。ここに、通気溝の形状は、ロール33の形態を選択することにより、図5あるいは図6のように形成させることができる。
【0015】通気溝の深さは、5〜30mm、特に15〜25mmが好ましく、5mm未満では空気流通上に問題があり、湿気排除効果が著しく低下し、一方30mmを超えても湿気排除効果は変わらなくなる。さらに、このスリット20の形成本数は2本以上であれば限定されないものの、前述したように次工程において互いに隣接するスリット20間を一つ置きに図3に示す各々ロール押圧装置30で押圧するために偶数本が好ましい。
【0016】前記ロール押圧装置30は、スリット20間を一つ置きに押し潰して板状断熱材Sの片面S1に通気溝40を付形する押圧装置であるが、必ずしもこのロール押圧装置30に限定しなくとも、スリット20間を一つ置きに押し潰すことができる複数の筋状の凸部を有する図示しない凸型押圧装置(凸型)を採用してもよい。なお、押圧力は、発泡プラスチック層が押し潰されて永久歪みが残ればよく、素材によって適宜選定される。例えば、硬質ポリウレタンフォームでは、1.5kg/cm2 以上、好ましくは2.0kg/cm2 以上である。
【0017】具体的な板状断熱材Sの製造は、図4に示すように片方の面材層11に連続移動を与えつつその上面に、発泡プラスチックス層10の原液13を吐出機50により吐出してこれを発泡させる。一方、他方の面材層12を搬入コンベア60上に搬入してダブルコンベア70へ向けて搬送する。前記一方の面材層11は、その送り途中で上下を反転し、シート面に形成された発泡中の発泡プラスチックス層10を他方の面材層12に重ね合わせ、これをダブルコンベア70内へ導入し、このダブルコンベア70内を通過する間に発泡プラスチックス層10を加熱してこれを硬化すると同時に発泡プラスチックス層10の自己接着力により三者を強固に結合させ、次にまた刃物Hで面材層11側から複数本のスリット20を入れ、次にまたロール押圧装置30でスリット20間を一つ置きに押し潰して板状断熱材Sの片面S1に通気溝40を付形させ、次にまたカッタ80で所定長さにカットすることで製造される。
【0018】次に、この板状断熱材Sの片面S1には、図7に示すように、接着剤を介して例えば合板、パーティクルボード、ハードボード、硬質木片セメント板、サイディング材、ラスボードなどの外装材や下地材としての外装材90が積層される。このようにして板状断熱材Sの通気溝形成面側に外装材90を貼着して製造された板状複合断熱材Tは、外装材90側を室外に向け、かつ通気溝40の長さ方向を壁上下方向へ向けて図示しない軸組に組み付けられる。以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲での構成および作用の変更があっても本発明に含まれる。
【0019】
【発明の効果】本発明の板状複合断熱材は、簡単な装置により溝加工ができる通気溝を有する板状断熱材と外装材との積層体により構成されているので、工業的な生産が容易である。また、通気溝形成面側に外装材を貼着したので強度に優れ、取扱い時に通気溝、山部が潰れることがなく、施工性に優れる。




 

 


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