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発明の名称 混合液噴射装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−15443
公開日 平成10年(1998)1月20日
出願番号 特願平8−188810
出願日 平成8年(1996)6月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】原田 卓治 (外1名)
発明者 森 潤一郎 / 柳本 健治 / 中村 行宏
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 シリンダの軸方向と交差する2か所から異なる加圧液体をプランジャの後退移動により当該シリンダ内に供給混合してシリンダ先端から噴射する混合液噴射装置において、前記プランジャの後退位置を規制して噴射を調整する調整ねじを手で微調整可能な大きさに形成して設けたことを特徴とする混合液噴射装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は混合液噴射装置に関し、例えばポリウレタンフォームの噴射に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】異なる2つの液体を混合すると同時に噴射しなければならない場合の一つにポリウレタンフォームの成形があり、ポリウレタンの樹脂成分とイソシアネートを含む活性物を混合して噴射することが行われる。
【0003】このようなポリウレタンフォームの成形などに用いる混合液噴射装置は、例えば図3に示すように、噴射ガン1として構成され、その先端部にシリンダを構成する噴射ヘッド2を備え、この噴射ヘッド2の先端に噴射口3が形成されるとともに内周部に摺動可能なプランジャ4が装着され、さらに噴射ヘッド2の両側に液体入口5,6が形成され、プランジャ4の往復移動で2つの液体入口5,6を噴射ヘッド2内と連通させたり、密閉状態にすることができるようになっている。
【0004】また、噴射ガン1の中間部には、プランジャ4と同軸上にエアシリンダ7が設けられ、このエアシリンダ7のピストン8を貫通したプランジャ4の中間部に雄ねじが形成され、調整ナット9がねじ込まれており、調整ナット9とエアシリンダ7の後部との間に圧縮コイルばね10が介装されてプランジャ4を前方に押し付けるようになっている。
【0005】したがって、調整ナット9の位置により圧縮コイルばね10で押されたプランジャ4の最先端位置を調整することができる。
【0006】また、エアシリンダ7のピストン8の前方には、作動ボタン11を備えたバルブ12を介して圧縮空気を供給・排出できるようになっており、圧縮空気の供給によりピストン8を圧縮コイルばね10に抗して後方に移動することができ、これによりピストン8と一体にプランジャ4を後退させ、噴射ヘッド2内に液体入口5,6を介して加圧した2つの液体を供給混合し噴射口3から噴射することができるようになっている。
【0007】このような噴射ガン1では、噴射しない図3(b)の状態では、プランジャ4の先端を噴射ヘッド2の先端より約0.8mm程度突き出る状態に調整することで、噴射後の残液を完全に押出すことができるようにする必要があり、このプランジャ4の最先端位置を調整ナット9で調整する。
【0008】一方、噴射ヘッド2の先端の噴射口3から混合噴射される混合液の噴射は、図3(c)に示すように、プランジャ4の先端の噴射ヘッド2の後退位置によって変化することから、このプランジャ4の後退位置を規制するため噴射ガン1のエアシリンダ7の後方に調整ねじ13が設けてあり、プランジャ4の後端を当ることで規制するようになっている。
【0009】この調整ねじ13は噴射ガン1の側方からナイロンフリンクションプラグ14がねじ込まれて締め込み固さが調整できるようになっている。
【0010】したがって、作動ボタン11を押してバルブ12を開きエアシリンダ7内に圧縮空気を供給してピストン8を圧縮コイルばね10に抗して後方にプランジャ4とともに押しもどすと、プランジャ4の後端面が調整ねじ13の先端面に当たりこれ以上の後退が規制され、これによって混合液の噴射が調整される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような混合液噴射装置を構成する噴射ガン1では、噴射を調整するため調整ねじ13を調整しようとする場合に、ナイロンフリクションプラグ14でねじの締め込み固さを調整した後では、調整ねじ13の頭が6角形でその大きさも小さいため、手で回して再調整することが難しいという問題があり、特に微調整することが難しかった。
【0012】一方、ナイロンフリクションプラグ14によるねじの締め込み固さを適切な固さに調整しておいた場合でも、混合液噴射装置を構成する噴射ガン1を継続して使用していると、振動などで調整ねじ13の締め込み固さが減少し、これによって調整ねじ13が動いて混合液の噴射状態が変化し、スプレーパターンが変化してしまうことからたえず調整ねじ13の締め込み固さを調整したり、調整ねじ13の位置自体を再調整しなければならないという問題がある。
【0013】この発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたもので、調整ねじの締め込み固さを経時的にゆるまない程度に強くしても簡単に手で微調整することができる混合液噴射装置を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解決するため、この発明の混合液噴射装置は、シリンダの軸方向と交差する2か所から異なる加圧液体をプランジャの後退移動により当該シリンダ内に供給混合してシリンダ先端から噴射する混合液噴射装置において、前記プランジャの後退位置を規制して噴射を調整する調整ねじを手で微調整可能な大きさに形成して設けたことを特徴とするものである。
【0015】この混合液噴射装置によれば、プランジャの後端位置を規制する調整ねじを手で微調整できるようにしており、例えば調整ねじの頭部を径の大きな円形とするようにし、これにより調整ねじの締め込み固さを強くしておいても手で容易に回して調整できるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1および図2はこの発明の混合液噴射装置の一実施の形態にかかり、図1(a)は一部分を切り欠いて示す全体構成図、図1(b)は調整ねじのみの外観斜視図、図2(a)は混合液を噴射しない状態の部分断面図、図2(b)は混合液の噴射状態の部分断面図である。
【0017】この混合液噴射装置は、例えば噴射ガン20として構成され、その主要部は既に説明した図1の噴射ガン1と同一の構成であり、同一部分には同一番号を記してある。
【0018】この噴射ガン20では、シリンダを構成する噴射ヘッド2内に摺動可能に設けられて噴射ヘッド2の両側に形成された2つの液体入口5,6とシリンダ室2a内を連通したり密閉状態にするプランジャ4を備えている。
【0019】このプランジャ4は中間部分がプランジャガイド15でガイドされて往復移動され、さらにこのプランジャガイド15の後方にプランジャ4と同軸上にエアシリンダ7が設けられ、このエアシリンダ7のピストン8を貫通したプランジャ4の中間部に雄ねじ4aが形成され、調整ナット9がねじ込まれており、調整ナット9とエアシリンダ7の後部との間に圧縮コイルばね10が介装されてばね押えねじ16で押えられてプランジャ4を前方に押し付けるようになっている。
【0020】したがって、図2(a)に示すように、エアシリンダ7の先端(図中左端)に位置するピストン8に当接する調整ナット9の締め込み位置を変えることにより圧縮コイルばね10で押えられたプランジャ4の最先端位置を調整することができるとともに、エアシリンダ7の基端のばね押えねじ16の締め込み位置により圧縮コイルばね10のばね力を調整することができる。
【0021】また、エアシリンダ7のピストン8の前方には、作動ボタン11を備えたバルブ12を介して圧縮空気を供給・排出できるようになっており、圧縮空気の供給によりピストン8を圧縮コイルばね10に抗して後方に移動することができ、これによりピストン8と一体にプランジャ4を後退させ、噴射ヘッド2のシリンダ室2a内に液体入口5,6を介して加圧した2つの液体を供給混合し噴射ヘッド2先端の噴射口3から噴射することができるようになっている。
【0022】一方、噴射ヘッド2の先端の噴射口3から混合噴射される混合液の噴射は、図2(b)に示すように、プランジャ4の先端の噴射ヘッド2のシリンダ室2a内の後退位置によって変化することから、このプランジャ4の後退位置を規制するため噴射ガン20のエアシリンダ7の後端のばね押えねじ16の中心軸上に調整ねじ21がエアシリンダ7内に先端が突き出すようにねじ込まれており、この調整ねじ21にプランジャ4の後端を当ることで後退位置を規制するようになっている。
【0023】この調整ねじ21は噴射ガン20の使用中などの緩みなどを防止するためばね押えリング16の側方にねじ穴が形成されてナイロンフリンクションプラグ14がねじ込まれて締め込み固さが調整できるようになっている。
【0024】さらに、この調整ねじ21はナイロンフリクションプラグ16で締め込み固さを強めに調整した状態でも噴射ガン20の噴射口3から噴射される混合液の状態を手で微調整することができるように円板状のつまみ21aを備えており、例えば直径が20mm程度としてある。また、円板状のつまみ21aの外表面には、回転位置の確認を容易にするための刻印21bが半径上の一箇所に形成してある。
【0025】そして、この調整ねじ21のねじ部分は、従来と同様に中空筒状とされて外側にユニファイねじU1/4 が20山程度形成してある。
【0026】このように構成した混合液噴射装置を構成する噴射ガン20では、液体入口5,6に、例えば予め加圧されたポリウレタンの樹脂成分とイソシアネートを含む活性物が供給されるようにするとともに、バルブ12に圧縮空気を供給できるようにしておく。
【0027】こうして混合液の噴射準備が完了した後、作動ボタン11を押してバルブ12を開きエアシリンダ7内に圧縮空気を供給してピストン8を圧縮コイルばね10に抗して後方にプランジャ4とともに押しもどすと、プランジャ4の後端面が調整ねじ21の先端面に当たりこれ以上の後退が規制された状態になるとともに、噴射ヘッド2の両側の液体入口5,6がシリンダ室2a内と連通され、加圧された2つの液体が衝突されて混合され、先端の噴射口3から噴射される。
【0028】この混合液の噴射はプランジャ4がシリンダ室2aのどの位置まで後退するかによって調整されることから、調整ねじ21の突出し量を噴射状態を確認して予め調整したのちナイロンフリクションプラグ14を締め込んでねじの締め込み固さを調整しておく。
【0029】この調整ねじ21を予め調整した状態でも噴射ガン20による噴射の途中で噴射状態が変化し微調整する必要が生じるが、この場合には、調整ねじ21のつまみ21aが大きくしてあるので、ねじの締め込み固さが強められた状態のままでも手で簡単に回すことができ、噴射状態の微調整ができる。
【0030】また、調整ねじ21の締め込み固さをナイロンフリクションプラグ14で強めにしておくことができるので、調整ねじ21の噴射ガン使用中の移動も抑制することができ、スプレーパターンの変化がなく一定状態で噴射することができる。
【0031】なお、上記実施の形態では、混合液として2つの液体によるポリウレタンフォームの発泡の場合を例に説明したが、これに限らず、他の混合と同時に噴射する必要がある場合に広く適用できるものである。
【0032】
【発明の効果】以上、一実施の形態とともに具体的に説明したようにこの発明の混合液噴射装置によれば、プランジャの後端位置を規制する調整ねじを手で微調整できるようにしたので、例えば大きな径の円形の頭部として調整ねじの締め込み固さを強くした状態でも手で容易に回して調整することができる。




 

 


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