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カントリーエレベータ等の粗選機 - 株式会社佐竹製作所
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発明の名称 カントリーエレベータ等の粗選機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−244227
公開日 平成10年(1998)9月14日
出願番号 特願平9−62242
出願日 平成9年(1997)2月28日
代理人
発明者 佐竹 覺 / 藤本 譲
要約 目的
機体を小型化するとともに、原料籾から効率よく異物を取り除き処理能力を向上させるカントリーエレベータ等の粗選機を提供する。

構成
網目の異なる複数種の選別網体2,3を上下に重設すると共に該選別網体2,3を揺動機構に傾斜させて配設した揺動選別部Aと、該揺動選別部Aで処理された選別物を風選経路25に誘導させて吸引ファン24の吸引風により風選処理する風選部Bとを備え、前記揺動選別部A直下に、前記吸引ファン24と風選経路25とからなる風選部Bを一体的に配設した。
特許請求の範囲
【請求項1】 網目の異なる複数種の選別網体を上下に重設すると共に該選別網体を揺動機構に傾斜させて配設した揺動選別部と、該揺動選別部で処理された選別物を風選経路に誘導させて吸引ファンの吸引風により風選処理する風選部とを備え、前記揺動選別部直下に、前記吸引ファンと風選経路とからなる風選部を一体的に配設したことを特徴とするカントリーエレベータ等の粗選機。
【請求項2】 前記揺動選別部は、被選別物から粗大物を分離する上部選別網体と該上部選別網体から漏下した選別物を籾粒と小粒物とに分離する下部選別網体とを重設する揺動機枠及び該揺動機枠を傾斜配設して揺動させる揺動機構から構成し、前記揺動機枠は、その傾斜上方側を原料供給部に、傾斜下方側を排出部にそれぞれ形成し、該排出部には、上部選別網体と接続して粗大物を機外に排出する粗大物流下樋と、下部選別網体に接続して籾粒を前記風選部に導く籾粒流下樋と、前記揺動機枠に接続して前記下部選別網体を漏下した小粒物を受ける小粒物流下樋とをそれぞれ設け、該小粒物流下樋は、排出パイプを介して前記吸引ファンと接続してなる請求項1記載のカントリーエレベータ等の粗選機。
【請求項3】 前記籾粒流下樋の下方には、籾粒を精籾と枝梗付着粒とに分離するくし歯状の枝梗粒篩体を設けると共に、該枝梗粒篩体の下方には精籾受ホッパーと枝梗粒排出樋とを分岐して設け、該枝梗粒排出樋の流入側に、枝梗付着粒を排出する切換え弁を設けてなる請求項2記載のカントリーエレベータ等の粗選機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カントリーエレベータ(大規模米麦共同乾燥施設)等の荷受装置に設置されている粗選機に関する。
【0002】
【従来の技術】カントリーエレベータ等の荷受装置には、主としてコンバイン収穫の籾が搬入されるが、藁(わら)屑や穂切れ、枝梗付着粒などの混入が多く籾の流動性が悪いため、荷受装置に粗選機を設けて荷受工程以後の各作業の円滑化と効率化を図っている。
【0003】従来の粗選機として、図5に開示されたものが知られている。このものは、選別円筒金網101、吸引選別ファン102及び風選経路103からなる風選別機構Aの下方に、傾斜状に配設した選別網104により籾と藁屑等の夾(きょう)雑物を比重差により選別する揺動選別部Bを設けたものである。この構成により、風選別機構Aのホッパー105に供給された原料籾は、繰り込みロール106によりくし歯状の篩107に供給され、藁屑の塊などが解きほぐされて選別円筒金網101上に配分される。選別円筒金網101の作用により、大きい藁屑や穂切れは原料籾から分離されて機外に排出される。そして、選別円筒金網101を通過した原料籾及び小さい藁屑は、風選経路103に供給され、比重の軽い藁屑、空籾及び未熟粒等が吸引選別ファン102に吸い込まれて機外に排出される。
【0004】精籾や風選されなかった藁屑などは、下方の揺動選別部Bに落下し、選別網104により藁屑等が分離されて機外に排出される。選別網104を通過した精籾は、下部のスクリューコンベア108から次工程に搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の粗選機は、選別円筒金網101と吸引選別ファン102及び風選経路103からなる風選別機構Aの下方に、傾斜状に配設した選別網104からなる揺動選別部Bを設けた構成であるから、粗選機が縦方向に長く、大型化するという欠点があった。
【0006】また、粗選機の処理工程においては、効率よく藁屑や穂切れ、枝梗付着粒などを取り除くとともに、粗選機の処理能力の向上が望まれていた。つまり、風選部には小石から空籾まで比重幅の広い被選別物が供給され、目的物(例えば比重の軽い空籾)だけを確実に風選するには調節が大変難しいものであった。
【0007】本発明は、上記問題点にかんがみ、機体を小型化するとともに、原料籾から効率よく異物を取り除き、処理能力を向上させることのできるカントリーエレベータ等の粗選機を提供することを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するため本発明は、網目の異なる複数種の選別網体を上下に重設すると共に該選別網体を揺動機構に傾斜させて配設した揺動選別部と、該揺動選別部で処理された選別物を風選経路に誘導させて吸引ファンの吸引風により風選処理する風選部とを備え、前記揺動選別部直下に、前記吸引ファンと風選経路とからなる風選部を一体的に配設する、という技術的手段を講じた。
【0009】また、前記揺動選別部は、被選別物から粗大物を分離する上部選別網体と該上部選別網体から漏下した選別物を籾粒と小粒物とに分離する下部選別網体とを重設する揺動機枠及び該揺動機枠を傾斜配設して揺動させる揺動機構から構成し、前記揺動機枠は、その傾斜上方側を原料供給部に、傾斜下方側を排出部にそれぞれ形成し、該排出部には、上部選別網体と接続して粗大物を機外に排出する粗大物流下樋と、下部選別網体に接続して籾粒を前記風選部に導く籾粒流下樋と、前記揺動機枠に接続して下部選別網体を漏下した小粒物を受ける小粒物流下樋とをそれぞれ設け、該小粒物流下樋は、排出パイプを介して前記吸引ファンと接続するとよい。
【0010】更に、前記籾粒流下樋の下方には、籾粒を精籾と枝梗付着粒とに分離するくし歯状の枝梗粒篩体を設けると共に、該枝梗粒篩体の下方には精籾受ホッパーと枝梗粒排出樋とを分岐して設け、該枝梗粒排出樋の流入側に、枝梗付着粒を排出する切換え弁を設けるとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のカントリーエレベータ等の粗選機について図面に基づき具体的に説明する。
【0012】図1は、本発明の粗選機の縦断面図である。機体1内には、上方に揺動選別部Aを、下方に風選部Bを一体的に配設していて、上方に設けた揺動選別部Aは、被選別物から粗大物を分離する上部選別網体2と該上部選別網体2から漏下した選別物を籾粒と小粒物とに分離する下部選別網体3と、これら選別網体2,3を上下に重設する揺動機枠4と、該揺動機枠4を前後方向に揺動させる揺動機構5(図2参照)とから構成される。前記揺動機枠4は、傾斜配設してその傾斜上方側を原料供給部6に、傾斜下方側を排出部7にそれぞれ形成するため、複数個の吊持体8…により揺動機枠4の前後両端部を吊持してあり、揺動機枠4直下に設けた揺動機構5により前後方向に揺動される。なお、揺動方向については前後方向に限らず左右方向(図3参照)に揺動することもある。
【0013】前記揺動機枠4には、傾斜上方側の原料供給部6に原料ホッパー9を接続し、傾斜下方側の排出部7に選別網体2,3からの選別物を受ける流下樋10,11,12をそれぞれ接続する。すなわち、上部選別網体2の傾斜下端と接続して粗大物を受ける粗大物流下樋10と、下部選別網体3の傾斜下端に接続して籾粒を前記風選部Bに導く籾粒流下樋11と、前記揺動機枠4の傾斜下端に接続して選別網体2,3を漏下した小粒物を受ける小粒物流下樋12とにより排出部7が構成される。
【0014】そして、前記粗大物流下樋10の下方には、選別された粗大物を機外に排出する粗大物排出樋13を設け、籾粒流下樋11の下方には選別された籾粒を精籾と枝梗付着粒とに分離するくし歯状の枝梗粒篩体14を設けると共に、該枝梗粒篩体14の下方には精籾受ホッパー15と枝梗粒排出樋16とを設け、該枝梗粒排出樋16の流入側に、枝梗付着粒の排出を切換える切換え弁17を設ける。更に、小粒物流下樋12の下端と後述の吸引ファンとの間に、フレキシブルパイプ等の排出パイプ18を接続して小石等の小粒物を強制的に排除する構成とする。
【0015】前記精籾受ホッパー15下端の流下板係合部には、貯留された精籾を風選部Bに導く繰り出しバルブ19が設けられ、該繰り出しバルブ19の下方に籾粒受け板20と塵埃の無い清浄な精籾を機外に排出する排出コンベア21が設けられる。
【0016】機体1内の下方に配設した風選部Bは、選別風を吸引する吸気口22と、該吸気口22から機体1の斜め上方に延設し更に下方に屈曲させて配設した吸引風胴23と、該吸引風胴23に接続した吸引ファン24とから構成される。前記繰り出しバルブ19と籾粒受け板20との間隙は、吸気口22からの選別風が通過する風選経路25となり、精籾が繰り出しバルブ19から籾受け板20に落下する際に風選処理が行われる。
【0017】次に、図2を参照しながら揺動選別部Aと風選部Bとの位置関係を説明する。図2は揺動選別部Aを構成する揺動機構5と、風選部Bを構成する吸引風胴23及び吸引ファン24との位置関係を図示するため、図1のC−C線を破断した平面図である。
【0018】図2において、揺動選別部Aを構成する上部選別網体2と下部選別網体(図示せず)とを重設した揺動機枠4は、吊持体8…により機体1中央部に空間部26を隔てて左右対称に2台設けてある。そして、この空間部26に揺動機枠4,4を前後方向に揺動させる揺動機構5を配設する。該揺動機構5は、揺動の駆動源となるモータ27と、該モータ27の回転を伝導する回転軸28と、クランク機構となる偏心軸29とからなる。そして、該偏心軸29と揺動機枠4とを連結台30を介して接続する。そして、モータ27の回転を偏心軸29に伝えると回転運動が直線運動に変わって揺動機枠4,4が前後方向(矢印W)に揺動されることになる。また、図3に示す揺動機構5は、揺動機枠4,4を左右方向に揺動させるものである。すなわち、空間部26に2つの揺動機枠4,4を連結する連結体32を介在させ、この連結体32の中央付近にクランク機構33を設ける。そして、該クランク機構33の回転軸34にモータ27の回転軸を接続するとモータ27の回転運動が直線運動に変わって揺動機枠4,4を左右方向(矢印Y方向)に揺動させることになる。
【0019】風選部Bを構成する吸引風胴23は、揺動機枠4下方の揺動機構5に干渉しない位置に配設し、その排出端を吸引ファン24の吸引口31に接続する。そして、吸引ファン24は、揺動機構5の後方に配設する。
【0020】図2及び図3に示す平面図においては、揺動機構5と、吸引風胴23及び吸引ファン24とが互いに干渉しない位置関係を示す一例であって、これに限定されるものではない。特に、機体1内に空間部26を設けることが困難である場合、揺動機枠4の任意位置に振動モータ(図示せず)を取り付けて、揺動機構5を省略することも可能である。
【0021】次に、上記構成における作用を図面を参照しながら説明する。
【0022】図1の原料供給ホッパー9内に投入された収穫後の原料籾は、揺動選別部Aの上部選別網体2に供給され、上部選別網体2上を流下する際、藁屑や穂切れ等の粗大物と、精籾・枝梗付着粒・その他の異物とに選別される。そして、藁屑や穂切れ等の粗大物は、粗大物流下樋10を経て粗大物排出樋13から機外に排出される。上部選別網体2から漏下した残りの選別物は、下部選別網体3により更に籾粒と、小石・砂等の小粒物とに分離される。下部選別網体3上を流下する籾粒は、籾粒流下樋11から枝梗粒篩体14に供給され、小石・砂等の小粒物は、小粒物流下樋12から排出パイプ18を経て吸引ファン24により機外に排出されることになる。
【0023】枝梗粒篩体14では枝梗付着粒と精籾とがほぐされ(図4参照)、精籾とこれに混入する空籾・未熟粒・屑等が精籾受ホッパー15に供給され、枝梗付着粒は枝梗粒篩体14上を流下して枝梗粒排出樋16に至り、該枝梗粒排出樋16を介して機外の適宜な脱芒機(図示せず)に供給されることになる。枝梗粒篩体14を漏下した精籾とこれに混入する空籾・未熟粒・屑等は、精籾受ホッパー15に供給され、該ホッパー15下端の繰り出しバルブ19から風選部Bに供給されることになる。また、枝梗粒篩体14の前端部に至った枝梗付着粒は、原料籾に含まれる枝梗付着粒が多いときには切換え弁17を図面左方向に倒して枝梗付着粒の排出を多くすることができる。
【0024】以上により原料籾が風選部Bに到達するまでには、揺動選別部A及び枝梗粒篩体14により藁屑や穂切れ等の粗大物と、小石・砂等の小粒物と、枝梗付着粒とが除去されているので、吸引ファンには比重幅の狭い精籾、空籾、未熟粒、屑等が供給され、吸引ファンには極端な負荷がかからず選別が効率的となる。
【0025】精籾受ホッパー15に供給された精籾とこれに混入する空籾・未熟粒・屑等は、繰り出しバルブ19の回転により籾粒受け板20に落下することになり、このとき、落下途中の風選経路25で空籾・未熟粒・屑等が風選処理されることになる。空籾・未熟粒・屑等は吸引風胴23を経て吸引ファン24から機外へ排出されることになる。風選処理された清浄な精籾は、排出コンベア21に落下して機外に排出され、次工程に搬送される。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のカントリーエレベータ等の粗選機によれば、網目の異なる複数種の選別網体を上下に重設すると共に該選別網体を揺動機構に傾斜させて配設した揺動選別部と、該揺動選別部で処理された選別物を風選経路に誘導させて吸引ファンの吸引風により風選処理する風選部とを備え、前記揺動選別部直下に、前記吸引ファンと風選経路とからなる風選部を一体的に配設したので、機枠内に風選部と揺動選別部とを共に一体的に収容することが可能となり、粗選機が縦方向に大型化するという欠点が解消されることになった。
【0027】また、前記揺動選別部は、被選別物から粗大物を分離する上部選別網体と該上部選別網体から漏下した選別物を籾粒と小粒物とに分離する下部選別網体とを重設する揺動機枠及び該揺動機枠を傾斜配設して揺動させる揺動機構から構成し、前記揺動機枠は、その傾斜上方側を原料供給部に、傾斜下方側を排出部にそれぞれ形成し、該排出部には、上部選別網体と接続して粗大物を機外に排出する粗大物流下樋と、下部選別網体に接続して籾粒を前記風選部に導く籾粒流下樋と、前記揺動機枠に接続して下部選別網体を漏下した小粒物を受ける小粒物流下樋とをそれぞれ設け、該小粒物流下樋は、排出パイプを介して前記吸引ファンと接続したので、原料供給部から供給された原料籾は、まず、揺動選別部により上部選別網体及び下部選別網体により藁屑や穂切れ等の粗大物と、小石・砂等の小粒物とが除去され、次工程の風選部により残りの精籾・空籾・未熟粒等が風選処理されるので、従来は小石から空籾まで幅広い比重の被選別物の風選を対象にしなければならなかったが、本発明では空籾又は未熟粒といった比重幅の狭い被選別物の風選を対象にすればよいので、吸引ファンの調節が簡単になった。また、吸引ファンには比重幅の狭い被選別物が供給されるので、吸引ファンの負荷が減少して原料籾から効率よく異物を取り除くことが可能となった。
【0028】更に、前記籾粒受樋の下方には、籾粒を精籾と枝梗付着粒とに分離するくし歯状の枝梗粒篩体を設ると共に、該枝梗粒篩体の下方には精籾受ホッパーと枝梗粒排出樋とを設け、該枝梗粒排出樋の流入側に、枝梗付着粒の排出を切換える切換え弁を設けたので、下部選別網体上を流下する籾粒から簡単に枝梗付着粒を分離することができ、原料籾から効率よく枝梗付着粒を取り出すことができる。




 

 


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