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発明の名称 穀粒等の色彩選別機における集塵装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−165900
公開日 平成10年(1998)6月23日
出願番号 特願平8−353518
出願日 平成8年(1996)12月16日
代理人
発明者 佐竹 覺 / 伊藤 隆文 / 谷本 宏
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】異色粒混入粒子を線状に流下させるための上方を開放した傾斜流下樋と、前記異色粒混入粒子が該傾斜流下樋下端から飛行状に流下する流下軌跡の周囲に光源及び受光素子を設けた光学検出部と、前記受光素子の出力信号に応じて作動する噴射ノズル装置を設けた選別部と、前記受光素子と前記噴射ノズル装置とに接続された制御装置と、前記選別部を飛散浮遊する粉塵を集塵する集塵装置とを有する穀粒等の色彩選別機において、前記噴射ノズル装置は前記傾斜流下樋の底側から前記流下軌跡に向けて設ける一方、前記集塵装置は前記流下軌跡の傾斜流下樋の開放側に設け、前記集塵装置は前記噴射ノズル装置のノズル口の対向側に設けられたことを特徴とする穀粒等の色彩選別機。
【請求項2】前記集塵装置は前記ノズル口と面する側を集塵窓部となした集塵ボックスとなし、該集塵ボックスは機外に向けて回動自在に形成した請求項(1)記載の穀粒等の色彩選別機。
【請求項3】前記集塵装置の集塵窓部は通気性構造で、かつ着脱自在に構成した請求項(1)又は請求項(2)記載の穀粒等の色彩選別機。
【請求項4】光学検出室と前記選別部の間に配設された隔壁板は通気性構造とした請求項(1)、(2)又は請求項(3)記載の穀粒等の色彩選別機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、穀粒等の色彩選別機に係り、特に、穀粒等の色彩選別機における集塵装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来のこの種の色彩選別機は、原料の異色粒混入粒子を線状に流下させるため、該色彩選別機前面方向に原料を流下させるための傾斜した流下樋(ひ)と、光源、受光素子及び基準色板などを備えた光学検出部と、噴射ノズル装置を備えた選別部と、集塵(じん)装置とを有し、前記光学検出部によって異色粒子を検出するとともに、該検出信号により噴射ノズル装置を作動して異色粒子の選別を行うものである。
【0003】特開昭61−21775号公報等で示されるように、この種の色彩選別機においては、集塵装置500 により、噴射ノズル装置400 の噴風選別作用によって生ずる粒子からの飛散浮遊粉塵を継続的に吸収排除し、光源200aや受光素子200bや透光板200d等の各透明面に飛散浮遊粉塵が粘着又は付着して光学検出部200 の光源200aからの照射光源が減衰することにより、受光素子200bの検出感度が不良となり前記光学検出作用に誤作動を生じて選別性能を低下することを防いでいる(図3参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記色彩選別機においては、集塵装置500 が傾斜流下樋600 の底600a側に配設されているために、該集塵装置500 を清掃するときには竪型機枠の後面側で行うことになり、該色彩選別機が壁面等を背にして配置されている場合などでは、色彩選別機自体を動かして作業スぺ−スをつくって行うことになる。したがって、清掃作業が行いにくいという問題点がある。
【0005】また、噴射ノズル装置400 は、傾斜流下樋600 の開放側から流下軌跡aにノズル口400aを向けて設けられている。ところで、前記傾斜流下樋600 を滑流する異粒子混入粒子は、しばしば2層以上になって流下する。すなわち、1層目(B3)は傾斜流下樋600 の底600aに沿って線状に流下するが、2層目(B4)以上は底600aに案内されることなく、前記傾斜流下樋の開放方向に逸れて流れが乱れることがある(図2参照)。そのため、このように乱れた粒子がノズル口400a付近に当たることがあり、整粒子(良質の粒子)であっても、流下軌跡aから外れて異色粒子として扱われることになる。そのため、前記噴射ノズル装置400 と流下軌跡aとは、上層部の粒子がノズル口400a付近に当たらないように、所定距離の間隔をもって配設しなければならない。しかしながら、前記噴射ノズル装置400による選別作用は、該噴射ノズル装置400 と流下軌跡a との距離が大きくなるとエア−の噴射は広角となるので、対象粒子の周辺粒子も一緒に噴風除去されることになるため、選別精度が悪いという問題点がある。
【0006】本発明は上記にかんがみ、異色粒混入粒子中の異色粒子の選別精度を従来よりも高度なものにするとともに、集塵装置の清掃を簡単に行うことのできる穀粒等の色彩選別機を提供することを技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】異色粒混入粒子を線状に流下させるための上方を開放した傾斜流下樋と、前記異色粒混入粒子が該傾斜流下樋下端から飛行状に流下する流下軌跡の周囲に光源及び受光素子を設けた光学検出部と、前記受光素子の出力信号に応じて作動する噴射ノズル装置を設けた選別部と、前記受光素子と前記噴射ノズル装置とに接続された制御装置と、前記選別部を飛散浮遊する粉塵を集塵する集塵装置とを有する穀粒等の色彩選別機において、前記噴射ノズル装置は前記傾斜流下樋の底側から前記流下軌跡に向けて設ける一方、前記集塵装置は前記流下軌跡の傾斜流下樋の開放側に設け、前記集塵装置は前記噴射ノズル装置のノズル口の対向側に設けるとよい。前記集塵装置は前記ノズル口と面する側を集塵窓部となした集塵ボックスとなし、該集塵ボックスは機外に向けて回動自在に形成するとよい。前記集塵装置の集塵窓部は通気性構造で、かつ着脱自在に構成するとよい。光学検出室と前記選別部の間に配設された隔壁板は通気性構造に構成するとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施例を図1および図2に基づいて説明する。
【0009】穀粒色彩選別機1は、竪型機枠11の上壁部に供給ホッパ−10aと振動送穀樋10bと振動装置10とから成る穀粒供給装置10を配設し、該振動送穀樋10の排出側は、傾斜状に架装して上方の面が開放された傾斜流下樋6の上端付近に連絡される一方、該傾斜流下樋6の下端部は光学検出室13の上壁面に挿入されている。光学検出室13は、傾斜流下樋6の底面側と上面側とにそれぞれ設けられた光学検出部2によって形成され、該光学検出室13は、光源2aと受光素子2cとバックグランド2cと透光板2dとにより構成されている。該光学検出室13の下方には選別部3が設けられており、該選別部3は、前記傾斜流下樋11の底6a側から流下軌跡Aに向けて(前記穀粒色彩選別機1の後側)配設された噴射ノズル装置4と、前記流下軌跡Aに沿った位置に配設され、整粒子(良質の粒子)を収容する整粒子用集穀筒8とにより構成されている。前記光学検出室13と前記選別部3との間には異色混入粒子Bが通過する通孔12aを有する隔壁板12が配設されている。前記竪型機枠11の上部には制御装置7が設けられ、該制御装置7は前記光学検出部2の受光素子2bと選別部3の噴射ノズル装置4とに接続されている。
【0010】集塵装置5の配設位置は、傾斜流下樋6の開放側(該穀粒色彩選別機1の前側)であって竪型機枠11外面の前面壁寄りで、かつ、前記噴射ノズル装置4のノズル口とほぼ対向する位置に設けられている。つまり、ノズル口4aと同じ高さ位置かこれよりもやや下方位置に設ける。該集塵装置5は集塵ボックス5gと、異色粒子B2を通さない程度の通気性構造(例えば、パンチングメタルなど)に形成された集塵窓部5aと、前記集塵ボックス5g側部に設けられた排風口5bと、該排風口5bに接続されて竪型機枠11外に導かれる集塵ダクト5cとにより構成されており、前記集塵窓部5aは前記集塵ボックス5gに対し、ボルト・ナット等の固定部材5eにより着脱自在に構成されている。また、前記集塵ボックス5gは、下端一端縁部に設けられた回動部材5dにより竪型機枠11の外方に対して方に回動自在とされている一方、上端部では固定片5hが固定部材5fにより竪型機枠11に固定されている。
【0011】次に、上記実施例における作用について説明する。異色粒混入粒子Bは供給ホッパ−10aに投入されると、該供給ホッパ−10aから振動送穀樋10bに流下され、前記振動装置10cの振動作用によってほぼ一定流量で傾斜流下樋6上端部に流下される。傾斜流下樋6内の該異色粒混入粒子Bは加速的に滑流し、光学検出室13内を流下軌跡Aに沿って飛行状に流下する。光学検出部2の光源2aは、異色粒混入粒子Bとバックグランド2cとに照射し、受光素子2bは、異色粒混入粒子Bから得られる反射または透過する光量とバックグランド2cの光量とを検出してそのデ−タを制御装置7に送る。そして、該制御装置7は、これら検出値の差と基準光量値を比較し、基準光量値より外れると信号を出力して噴射ノズル装置4を作動させ、当該異色粒子B2は高圧空気により流下軌跡A外に排除される。こうして噴選された異色粒子B2は、排出弁9上に累積して一定容量に達するとその自重により排出弁9を押圧開口し、断続的に落下されて竪型機枠11外に排除される。また、流動軌跡Aを流下する整粒子B1は、そのまま整粒子用集穀筒8を通って機外に取り出され、次工程に搬送される。
【0012】該傾斜流下樋11の底6a側から流下軌跡Aに向けて設けられた噴射ノズル装置4の噴風により、粉塵Cは対面方向に飛散されることになる。前記噴射ノズル装置4が噴風する方向に配設された集塵装置5は、竪型機枠11外に設けられた排風ファン(図示せず)により前記集塵窓部5aと排風口5bと集塵ダクト5cとを通って該粉塵Cを前記竪型機枠11外に吸引排除することになる。そして、該集塵装置5は、前記粉塵Cを前記選別部3内で浮遊させたり、光学検出室13内に侵入させたりすることなく直ちに吸引することになる。
【0013】該集塵装置5の清掃方法について説明する。該集塵装置5の集塵ボックス5gは、前記固定片5hの固定部材5fを外すことにより、回動部材5dにより竪型機枠11の外方側へ回動し、竪型機枠11に略凹状に形成された逃げ部11aに収容されることになる。前記集塵ボックス5gの集塵窓部5aは竪型機枠11外にあって上方に開放され、前記集塵窓部5aの表面を清掃することができ、また、固定部材5eを外すことにより該集塵窓部5aを取り外してより丹念に清掃したり、集塵ボックス5g内部を清掃することができる。
【0014】前記噴射ノズル装置4の噴風作用について説明する。本発明の前記噴射ノズル装置4は、傾斜流下樋6の底6a側から流下軌跡Aに向けて設けてあり、傾斜流下樋6の底6aに沿って線状に流下する粒子の束に該噴射ノズル装置4のノズル口4aをは流下軌跡Aにより接近させて位置させるので、乱流下する粒子が該噴射ノズル装置4に当たることがなく、近距離から異色粒子B2を噴選するため、対象粒子のみを確実に噴選する。
【0015】前記傾斜流下樋6を異色粒混入粒子Bが滑流するときに発生して前記光学検出室13内で飛散浮遊する粉塵C1は、前記隔壁板12を通気性構造(例えば、パンチングメタルなど)とすることにより(図示せず)、該隔壁板12を通過して前記集塵装置5に吸い込まれることになる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の穀粒色彩選別機によれば、前記噴射ノズル装置を前記傾斜流下樋の底側から前記流下軌跡に向けて設ける一方、前記集塵装置を前記流下軌跡の傾斜流下樋の開放側に設け、前記集塵装置は前記噴射ノズル装置のノズル口の対向側に設けたので、ノズル口と該流下軌跡の間隔を短かく配設しても、異色粒混入粒子がノズル口に当たって該流下軌跡より逸れて、整粒子が異色粒子として扱われることがない。また、前述のようにノズル口と流下軌跡の間隔を短かく配設しているので対象粒子のみが噴風され、従来のように整粒子が巻き添えになって噴風されることがない。該選別部で噴風方向に飛散される粉塵は前記集塵装置によって直ちに吸い込まれて排除されるため、該粉塵は浮遊して光学検出室内に侵入することなく、光学検出作用に誤作動させることがない。したがって、異色粒混入粒子中の異色粒子の選別精度は従来よりも高度なものである。また、前述のように、両者の間隔が短いため、該異色粒子を噴選するためのエア−量は少量でよいためエア−の消費量を少なくすることもできる。
【0017】前記集塵装置は前記ノズル口と面する側を集塵窓部となした集塵ボックスとなし、該集塵ボックスは機外に向けて回動自在に形成しているので、該集塵装置の清掃は、該竪型機枠の外方向に開放されることにより、前記集塵窓部が粉塵によって目詰まり等にならないように簡単に行なうことができる。そして、前記集塵装置の集塵窓部を通気性構造で、かつ着脱自在に構成したので、前記集塵装置の清掃時に該集塵窓部を取り外してより丁寧な清掃ができる。
【0018】また、前記光学検出室と前記選別部の間に配設された隔壁板を通気性構造に形成したので、該光学検出室内の浮遊粉塵は該隔壁板を通り抜けて前記集塵装置によって排除される。よって、選別精度は光学検出作用の誤作動が更に少なくなって高度なものになる。




 

 


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