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発明の名称 水硬性無機質成形体の成形装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−95005
公開日 平成10年(1998)4月14日
出願番号 特願平8−252057
出願日 平成8年(1996)9月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】九十九 高秋
発明者 佐藤 匠
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 下型と上型とにより形成されたキャビティに水硬性無機質材を供給し、下型に設けられたキャビティに連通する水抜き孔より水硬性無機質材の水分を真空脱水しながら成形する水硬性無機質成形体の成形装置であって、上記下型側には上記水抜き孔に連通する真空脱水装置が装備され、この真空脱水装置に真空ポンプ、及びエアコンプレッサーが接続されて設けられ、キャビティ内の真空引き、或いは水抜き孔の加圧が可能となされていることを特徴とする水硬性無機質成形体の成形装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水硬性無機質成形体の成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、成形型の下型と上型との間に形成されたキャビティに水硬性無機質材を供給し、真空脱水成形して成形品を得る水硬性無機質(セメントモルタル)成形体の成形装置(成形型)が知られている。例えば、特公昭61−47681号公報には、上型、或いは下型のいずれか一方の成形面(キャビティ側)に、キャビティの成形面に開口する複数の真空吸引孔が設けられた例が記載されている。
【0003】上記の特公昭61−47681号公報に記載されているような、従来の下型と上型よりなる成形装置の構造、並びにその作用を、以下に図面を参照して説明する。即ち、従来の成形型は、図3に示すように、上型100と下型200との間に形成されたキャビティ300に成形材料を供給し、プレス脱水成形するようになっている。上型100にはキャビティ300に連通する真空吸引口400が設けられ、通路410を経由して真空ポンプに接続され、所謂真空脱水が行われるようになっている。
【0004】一方、図4に示すように、上型(図示しない)と下型500よりなる成形装置の下型500の下方に真空ポンプに接続された真空脱水装置600が配設された成形装置を用い、成形時に下型500に複数設けられた真空吸引孔510よりキャビティの成形材料の真空脱水を行う方法も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ような従来の成形装置による成形においては、真空ポンプを作動させた時に、キャビティに供給された成形材料の一部が濾布(真空引き側のキャビティの表面に設けられている)を通過して、水抜き孔内のゴミ等と共に凝固し、水抜き孔が詰まるといった現象が頻繁に発生していた。
【0006】上記特公昭61−47681号公報等に記載されたような従来の成形装置においては、図3、或いは図4に示す成形装置と同様、真空脱水装置は真空ポンプのみに接続されていて、真空脱水装置内を加圧できるような装置となっていないため、加圧することによる水抜き孔の目詰まりの除去といったような操作を行うことが不可能であり、水抜き孔の目詰まりに対しては、成形後に手作業による清掃作業をするといった手間のかかる事後処置が行われていた。
【0007】本発明は、このような上記の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、これらの問題点を解消し、真空引きのために設けられたキャビティに連通する水抜き孔の成形材料、ゴミ等の目詰まりを解消することが可能な水硬性無機質成形体の成形装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の水硬性無機質成形体の成形装置においては、下型と上型とにより形成されたキャビティに水硬性無機質材を供給し、下型に設けられたキャビティに連通する水抜き孔より水硬性無機質材の水分を真空脱水しながら成形する水硬性無機質成形体の成形装置であって、上記下型側には上記水抜き孔に連通する真空脱水装置が装備され、この真空脱水装置に真空ポンプ、及びエアコンプレッサーが接続されて設けられ、キャビティ内の真空引き、或いは水抜き孔の加圧が可能となされていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の水硬性無機質成形体の成形装置においては、上記下型側には上記水抜き孔に連通する真空脱水装置が装備され、この真空脱水装置に真空ポンプ、及びエアコンプレッサーが接続されて設けられ、キャビティ内の真空引き、或いは水抜き孔の加圧が可能となされているので、成形時には上記真空ポンプを作動させて、真空脱水成形を行い、成形が完了して上型を開き、下型より成形品を取り出した後、上記エアコンプレッサーを作動させて真空脱水装置内、及び水抜き孔を加圧し、水抜き孔の目詰まりした成形材料の一部、ゴミ、或いは水分等を押圧し、押し出して取り除くことが可能である。
【0010】従って、本発明の成形装置を用いた成形加工においては、常に水抜き孔が開口された状態で真空脱水成形が可能で、従来のように成形サイクル毎の水抜き孔のメンテナンスが不要で、効率のよい成形加工を行うことができ、大幅に生産性を向上させることが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、水硬性無機質成形体の成形装置の一例を示す断面図である。図1において、水硬性無機質成形体の成形装置10は、下型11と上型(図示しない)とにより形成されたキャビティ12に成形材料である水硬性無機質材を供給し、下型11に設けられたキャビティ12に連通して複数配設された水抜き孔13より水硬性無機質材の水分を真空脱水しながら成形する構造を有するものである。
【0012】上記下型11側には真空ポンプ15、及びエアコンプレッサー16に接続された真空脱水装置14が装備され、この真空脱水装置15に連通された上記水抜き孔13を介して、キャビティ12内の真空引き、或いは加圧が可能となされている。
【0013】本発明の成形装置10を用いた成形においては、キャビティ12に成形材料を供給し、上型を閉じた後、プレスとともに所謂真空脱水成形が行われる。即ち、この真空脱水成形は、真空脱水装置15に接続された真空ポンプ16を作動させ、真空脱水装置14内を真空引きするとともに、水抜き孔13を介してキャビティ12内の成形材料の真空脱水することにより行われ、真空ポンプ16の作動が停止され、成形加工が終了される。
【0014】成形加工の完了後、上型を開いて成形品を下型11より取り出した後(真空ポンプ16の作動は停止されている)、図2に示すように、エアコンプレッサー16を作動させて真空脱水装置14内を加圧する。
【0015】この真空脱水装置14内を加圧することにより、連通された水抜き孔13内の成形材料の一部、ゴミ、或いは水分等が押圧されて水抜き孔13の外(下型11のキャビティ12側表面)に抜け出すことになり、水抜き孔13の目詰まり状態が解消される。
【0016】従って、本発明の成形装置を用いた成形加工においては、成形加工の完了毎に、この真空脱水装置14内の加圧工程をエアコンプレッサーを作動させて繰り返し行うことにより、水抜き孔13の目詰まりが発生することなく、効率のよい成形加工を行うことが可能であり、大幅に生産効率を向上させることが可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明の水硬性無機質成形体の成形装置においては、上記下型側には上記水抜き孔に連通する真空脱水装置が装備され、この真空脱水装置に真空ポンプ、及びエアコンプレッサーが接続されて設けられ、キャビティ内の真空引き、或いは水抜き孔の加圧が可能となされているので、成形時には上記真空ポンプを作動させて、真空脱水成形を行い、成形が完了して上型を開き、下型より成形品を取り出した後、上記エアコンプレッサーを作動させて真空脱水装置内、及び水抜き孔を加圧し、水抜き孔の目詰まりした成形材料の一部、ゴミ、或いは水分等を押圧し、押し出して取り除くことが可能である。
【0018】即ち、本発明の成形装置を用いた成形加工においては、常に水抜き孔が開口された状態で真空脱水成形が可能で、従来のように成形サイクル毎の水抜き孔のメンテナンスが不要で、効率のよい成形加工を行うことができ、大幅に生産性を向上させることが可能である。従って、水硬性無機質成形体の成形装置として好適に用いられる。




 

 


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