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発明の名称 圧縮成形機よりの圧粉体の排出起立装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−277788
公開日 平成10年(1998)10月20日
出願番号 特願平9−93398
出願日 平成9年(1997)4月11日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外1名)
発明者 川田 隆之
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 圧縮成形機から排出された圧粉体を、所定の場所まで搬送して起立させるようにした圧粉体の排出起立装置であって、前記圧縮成形機の下型に原料粉を充填する給粉箱の先端に、下型より押し出された圧粉体を前方に向かって押圧する押圧片を設けるとともに、前記下型の前方に、押圧された前記圧粉体を滑降させる下向きの傾斜シュートを、前記下型の上面と連続するように設け、かつ、前記傾斜シュートの長手方向の中間位置に、前記傾斜シュート上を滑降する圧粉体の上面に圧接して、その滑降速度を減速させる減速片を設け、さらに、前記シュートの下端に、減速後の圧粉体の転倒を防止して所定の位置に起立させる起立体を設けたことを特徴とする圧縮成形機よりの圧粉体の排出起立装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮成形機により成形されて押し出された圧粉体を、所定の場所まで搬送して起立させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、機械の軸受として使用される比較的小型の円筒部材は、粉末冶金法により製造されることがある。すなわち、粉末冶金法は、圧縮成形機により押し固められて完成品とほぼ同じ形状の圧粉体を成形したのち、金型より排出された圧粉体を、ワーク整列装置等を用いて焼結用のトレー上に起立させて多数整列させ、焼結炉内に搬入して焼結するものである。
【0003】この際、ワーク整列装置への圧粉体の挿入を容易とするために、成形後の圧粉体を起立させて所定の位置まで搬送することが行われるが、長寸かつ小型の圧粉体は転倒し易いため、従来は、作業者が手作業により圧縮成形機より取出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の手作業では、作業者が、1パンチ毎に、圧粉体を1個ずつ圧縮成形機から取出す必要があるため、搬送作業に手間を要する。また、圧粉体は脆いため、不用意に強い力で把持したり、転倒させたりすると、崩れる恐れがあり、搬送作業に注意を要するという問題もある。さらに、圧縮成形機の傍での移載作業であるため、安全上好ましくない。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑み、成形後の圧粉体を、人手によらず、自動的に、かつ転倒させることなく起立状態で所定の位置まで排出しうるようにした、圧粉体の排出起立装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、圧縮成形機から排出された圧粉体を、所定の場所まで搬送して起立させるようにした圧粉体の排出起立装置であって、前記圧縮成形機の下型に原料粉を充填する給粉箱の先端に、下型より押し出された圧粉体を前方に向かって押圧する押圧片を設けるとともに、前記下型の前方に、押圧された前記圧粉体を滑降させる下向きの傾斜シュートを、前記下型の上面と連続するように設け、かつ、前記傾斜シュートの長手方向の中間位置に、前記傾斜シュート上を滑降する圧粉体の上面に圧接して、その滑降速度を減速させる減速片を設け、さらに、前記シュートの下端に、減速後の圧粉体の転倒を防止して所定の位置に起立させる起立体を設けることにより解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。まず、圧粉体(W)の排出起立装置(1)の構成について説明する。排出起立装置(1)は、圧縮成形機(2)より排出された圧粉体(W)を、搬送装置等の所定の場所まで搬送して自動的に起立させる装置である。
【0008】圧縮成形機(2)の下型(3)に原料粉(P)を充填する給粉箱(4)の先端には、下型(3)より下パンチ(5)によって押し出された圧粉体(W)を、前方(図1において右方)に向かって押圧する押圧片(6)が設けられている。押圧片(6)には、図2に示すように、平面視半円形のワーク押圧部(6a)が形成されている。
【0009】下型(3)の前方には、押圧片(6)によって押し出された圧粉体(W)を滑降させる下向の傾斜シュート(7)が、下型(3)の上面(3a)と連続するようにして設けられている。傾斜シュート(7)は、図3に示すように、ほぼV字状に形成されており、またその下端部には、ほぼ垂直に湾曲する折曲部(7a)が形成されている。傾斜シュート(7)の長手方向の中間位置には、傾斜シュート(7)上を滑り降りてくる圧粉体(W)の上面に圧接して、その滑降速度を減速させる減速片(8)が、門形のブラケット(9)によって取付けられている。
【0010】傾斜シュート(7)の下端には、傾斜シュート(7)を滑り降りてくる圧粉体(W)を、搬送装置であるターンテーブル(T)上に、転倒を防止して起立させる起立体(10)が設けられている。なお、搬送装置は、ターンテーブル(T)の他に、コンベア等としてもよい。
【0011】起立体(10)は、1本の丸棒状鋼材を、その先端が逆U字形をなすように折り曲げて形成されている。すなわち、起立体(10)は、図4に示すように、傾斜シュート(7)に取付けられた、圧粉体(W)が通過可能な左右1対の平行片(10a)と、両平行片(10a)の先端に連続して形成された側面視ほぼU字状の左右1対の横倒れ防止片(10b)と、1対の横倒れ防止片(10b)の先端に斜上向きに連設された正面視ほぼ逆U字状の前倒れ防止片(10c)とを有している。
【0012】起立体(10)の下端と、ターンテーブル(T)の上面との間隔は、圧粉体(W)が、落下の衝撃によって崩れない程度に設定されている。
【0013】次に、上記装置の作用について説明する。図1は、上型(12)が上昇するとともに、下パンチ(5)が下降し、給粉箱(4)が後退している圧縮成形開始前の状態の圧縮成形機(2)を示している。なお、仮想線で示す成形後の圧粉体(W)は、説明を容易とするため下型(3)上に排出された状態を示している。
【0014】図1の状態において、給粉箱(4)の供給室(4a)内には、原料供給パイプ(11)を介して原料粉(P)が供給されている。この状態で、圧縮成形機(2)を始動させ、給粉箱(4)が前進し始めると、その先端の押圧片(6)が、下型(3)上に排出された圧粉体(W)を、傾斜シュート(7)に向かって押出す。この間に、供給室(4a)の開口部が型孔(13)の上に到達することにより、原料粉(P)は型孔(13)の中に落下して、型孔(13)内に充填される。
【0015】圧粉体(W)を傾斜シュート(7)上に押出した後、給粉箱(4)が原位置まで後退すると、上型(12)が下降して型孔(13)内に充填された原料粉(P)を圧縮する。これにより成形された圧粉体(W)は、下パンチ(5)の上昇により、下型(3)の上面(3a)とほぼ同じ位置まで押し上げられる。
【0016】一方、傾斜シュート(7)上に押出された圧粉体(W)は、傾斜シュート(7)上を滑り降り、傾斜シュート(7)の中間付近において減速片(8)を押し上げて通過することにより減速させられる。この減速は、圧粉体(W)が、傾斜シュート(7)からターンテーブル(T)上に滑り落ちたとき、勢い余って、前方へ転倒しないようにするために行なわれる。
【0017】減速させられた圧粉体(W)は、左右1対の側面視ほぼU字状の横倒れ防止片(10b)の間を通過して、ターンテーブル(T)上に落下する。この際、圧粉体(W)は、図6に示すように、上端部が前倒れ防止片(10c)に接触しながら落下するため、前方に倒れるのが阻止される。従って、圧粉体(W)は、横倒れと、前倒れが防止されてターンテーブル(T)上に起立して落下する。
【0018】本発明が適用される圧粉体(W)は、上記筒状のもの以外に、無垢の丸棒、或いは、角軸等であってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、成形後の圧粉体を、人手によらず、自動的に、かつ転倒させることなく起立させて排出することができるので、作業能率及び安全性を高めることができる。また、転倒が防止されることにより、脆い性質の圧粉体の損傷を防止することもできる。




 

 


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