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異径軸の矯正装置 - フジオーゼックス株式会社
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発明の名称 異径軸の矯正装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−202319
公開日 平成10年(1998)8月4日
出願番号 特願平9−7566
出願日 平成9年(1997)1月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外1名)
発明者 神田 雅典
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 径の異なる部分からなる異径軸を、互いに平行をなして対向する固定矯正板と移動矯正板との間の隙間内を転動させることにより、軸部の軸線を同軸上に整合させる矯正装置において、前記両矯正板における対向面に、前記異径軸の小径部矯正用の矯正面と、この矯正面よりほぼ軸径差分だけ凹入させた大径部矯正用の矯正面とを、互いに連続して形成したことを特徴とする異径軸の矯正装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大小径の異なる部分からなり、かつこれらの部分が互いに若干偏心もしくは傾斜している異径軸の軸線を矯正する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、例えばエンジンバルブの中には、その軸部(1)が大径部(1a)と小径部(1b)とからなる段付の異径軸となっているものがある。このようなエンジンバルブは、熱間搾出鍛造、熱処理、機械加工等の工程を経て製造され、また、軸部(1)の耐摩耗性を高めるために、仕上機械加工後において、軸部(1)全体にタフトライド処理等の表面処理を施すこともある。
【0003】このような表面処理を施すと、軸部(1)に曲がりが発生するなどして、図示するように、大径部(1a)側の軸線(L1)と小径部(1b)側の軸線(L2)とが心ずれを起こすことがあるので、軸部の曲がりを矯正して、互いの軸線(L1)(L2)同士を整合させる必要がある。
【0004】通常、軸部の曲がりの矯正には、図4に略示するように、固定矯正板(2)と、これと平行に対向して設けた往復移動可能な移動矯正板(3)とを備える矯正装置が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記エンジンバルブのように、軸部が段付の異径軸となっているワークにおいては、両矯正板(2)(3)間に軸部を挾入して転動させても、小径部(1b)と両矯正板(2)(3)との間に隙間が形成されてしまうため、大径部(1a)と小径部(1b)との軸線(L1)(L2)同士を整合させることはできない。
【0006】そのため、従来は、大径部(1a)の外周面を研削するなどして、互いの軸線(L1)(L2)同士を整合させるようにしており、その加工が面倒であった。また、タフトライド処理により硬化させた外周面の一部を削り取ることになるため、その部分の耐摩耗性が損なわれる。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、径の異なる部分かなる段付の異径軸の軸線を容易に矯正しうるようにした矯正装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、径の異なる部分からなる異径軸を、互いに平行をなして対向する固定矯正板と移動矯正板との間の隙間内を転動させることにより、軸部の軸線を同軸上に整合させる矯正装置において、前記両矯正板における対向面に、前記異径軸の小径部矯正用の矯正面と、この矯正面よりほぼ軸径差分だけ凹入させた大径部矯正用の矯正面とを、互いに連続して形成することにより解決される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の装置の平面図を示すもので、水平の基台(4)の上面の前部右側(以下、方向は図1の下方を前方とする)に固定された支持ブロック(5)の左側面には、固定矯正板(6)が、支持ブロック(5)に螺挿した前後1対の二重ボルト(7)により、左右位置調節可能として取付けられている。
【0010】基台(4)上における固定矯正板(6)の左方には、それと平行をなす前後に長い案内板(8)が立設され、案内板(8)の右側面に形成された前後方向を向く案内溝(9)には、固定矯正板(6)のほぼ2倍の長さの移動矯正板(10)の左側面における突条(11)が、摺動自在に嵌合されている。
【0011】図2に示すように、両矯正板(6)(10)の対向面における上部と下部には、それぞれ小径部用の矯正面(12a)(12a)と、それより側方に所定寸法凹入させた大径部用の矯正面(12b)(12b)とが、互いに連続して形成されている。
【0012】小径部用の矯正面(12a)に対する大径部用の矯正面(12b)の凹入量は、矯正しようとするエンジンバルブの軸部(1)の大径部(1a)と小径部(1b)の軸径差とほぼ等しくしてある。
【0013】移動矯正板(10)の後端には、連結杆(13)の前端が、左右方向の軸ピン(10a)をもって枢着され、連結杆(13)の後端は、基台(4)の後部に左右1対の軸受(14)をもって枢支された、はずみ車を兼ねる従動プーリ(15)の支軸(16)と一体をなすクランク(17)に連結されている。
【0014】モータ(18)の駆動プーリ(19)と従動プーリ(15)とに掛け回したベルト(20)により従動プーリ(15)を駆動することにより、移動矯正板(10)は前後方向に往復移動させられる。
【0015】前記支持ブロック(5)の後方において基台(4)には、エンジンバルブの傘部を吊支して滑降させ、その軸部(1)を両矯正板(6)(10)の間に挾入させるための平行棒式の供給シュート(21)が設けられている。
【0016】支持ブロック(5)の前方において基台(4)には、両矯正板(6)(10)の間を通過したエンジンバルブを排出するための排出シュート(22)が設けられている。固定矯正板(6)の上面には、エンジンバルブの傘部の弁フェースに当接可能な当て金(23)が固着されている。
【0017】上記実施例の装置を用いて、例えば図3に示すような、大径部(1a)と小径部(1b)の軸線(L1)(L2)にずれが生じているエンジンバルブを矯正するには、まず固定矯正板(6)を左右方向に移動させて、それと移動矯正板(10)における小径部用の矯正面(12a)と大径部用の矯正面(12b)との隙間を、それぞれ小径部(1b)と大径部(1a)の直径よりも、若干狭幅となるように調節する。
【0018】ついで、供給シュート(21)より、傘部を上側としたエンジンバルブの軸部(1)を両矯正板(6)(10)の間に供給し、移動矯正板(10)を前後に往復移動させる。すると、前進時において、小径部(1b)と大径部(1a)とが、それぞれ両矯正面(12a)(12b)に挾圧されつつ転動することにより、図2に示すように、軸部の曲がりが矯正され、かつ大径部(1a)と小径部(1b)の軸線(L)は、同軸上に整合させられる。従って、従来のように、大径部(1a)の外周面を研削するなどして軸線を整合させる必要はなく、その工程を省略しうる。
【0019】また、図2に示すように、小径部(1b)が、傘裏部に近接した部分まで、小径部用の矯正面(12a)により隙間なく挾持されるため、弁フェースが当て金(23)と当接しながら転動する際に、小径部(1b)に曲げモーメントが作用して、傘部に心振れが発生するのが防止される(従来は、両矯正板と小径部間の隙間により、傘振れが起きていた)。本発明は、上記エンジンバルブの外、大小径の異なる軸材同士を単に接合して形成されたワークの軸線の矯正にも適用しうるのは勿論である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、大小径の異なる異径軸に心ずれが発生しているワークを、単に固定矯正板と移動矯正板との対向面間の隙間に挾入して転動させるだけで、軸線を容易に矯正させうるので、従来のような面倒な研削加工等が不要となる。




 

 


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