米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 加工処理操作 -> フジオーゼックス株式会社

発明の名称 研削廃液等の浄化装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−165843
公開日 平成10年(1998)6月23日
出願番号 特願平8−330495
出願日 平成8年(1996)12月11日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外1名)
発明者 峰 進行
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 圧縮空気源に接続された第1ベンチュリー管と、この第1ベンチュリー管により吸引された研削廃液等中に含まれる夾雑物を分離して除去する第1サイクロンと、第1サイクロンより排出されるミスト化された研削液等を吸引する第2ベンチュリー管と、この第2ベンチュリー管に接続され、前記ミスト化された研削液等を液状化して回収する第2サイクロンとを備えることを特徴とする研削廃液等の浄化装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削盤や旋盤等の工作機械に使用した研削廃液等を浄化する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークを工作機械で研削する際には、ワークや工具等の過熱を防止するため、切削油や研削液が使用され、使用後の研削液等は、切粉等の夾雑物を除去して浄化したのち再使用されるのが一般的である。
【0003】研削液等の浄化手段としては、従来、沈澱方式や濾過方式が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の沈澱方式は、微小な夾雑物が沈澱するまでに長時間を要するので、すぐに再使用することはできず、また大容量の沈澱槽が必要となり、大きな設置場所を要する。
【0005】濾過方式は、浄化効率は良いが、濾過装置が高価であるとともに、濾布や濾紙等のフィルタの交換頻度が大きく、メンテナンスが面倒で、かつ不経済である。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、使用後の研削廃液等を、簡単な手段で、短時間で効率良く浄化しうるようにした浄化装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、圧縮空気源に接続された第1ベンチュリー管と、この第1ベンチュリー管により吸引された研削廃液等中に含まれる夾雑物を分離して除去する第1サイクロンと、第1サイクロンより排出されるミスト化された研削液等を吸引する第2ベンチュリー管と、この第2ベンチュリー管に接続され、前記ミスト化された研削液等を液状化して回収する第2サイクロンとを設けることにより解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】図面は、本発明の一実施例を示すもので、基台(1)上に載設された廃液槽(2)の上方には、公知の第1サイクロン(3)が、ブラケット(図示略)により支持され、その下端が開口された円筒状のケース(4)の上端近くに貫設した第1噴気管(5)におけるケース(4)内の開口部は、内周面に添って円周方向に弧状に湾曲している。ケース(4)の下端の開口部(4a)は、研削廃液(28)中に若干没入している。
【0009】ケース(4)の上面を着脱自在に閉塞する上蓋(6)の中央下面には、下端が開口された排気筒(7)が、ケース(4)の下端近くまで垂設され、また、上蓋(6)の中央部上方には、排気筒(7)内に連通する排気管(8)が立設されている。
【0010】廃液槽(2)の図面右隣りの基台(1)上に載置された浄化槽(9)の上方には、第2サイクロン(10)が、図示しないブラケットにより支持され、その円筒状のケース(11)の上端近くに貫設した第2噴気管(12)におけるケース(11)内の開口部は、ケース(11)の内面に添って円周方向に弧状に湾曲している。
【0011】ケース(11)の上面を着脱自在に閉塞する上蓋(13)の中央下面には、下端が開口された排気筒(14)が、ケース(11)の下端近くまで垂設され、また、上蓋(13)の上面中央には、排気筒(14)と連通する排気口(15)が上向きに連設されている。ケース(11)の下面を閉塞する底板(16)の中央には、排液管(17)が貫設されている。
【0012】圧縮空気源(19)に接続された圧縮空気管(20)は、第1圧縮空気管(21)と第2圧縮空気管(22)とに分岐され、それらの途中には、それぞれ流量制御弁(23)(24)が設けられている。
【0013】第1圧縮空気管(21)は、公知の第1ベンチュリー管(25)を介して、上記第1噴気管(5)に接続され、第1ベンチュリー管(25)における狭搾部、すなわち吸込口(図示略)には、下端が廃液槽(2)内の研削廃液(28)中に没入して垂下する吸液管(26)が接続されている。
【0014】第2圧縮空気管(22)は、第2ベンチュリー管(27)を介して第2噴気管(12)に接続され、第2ベンチュリー管(27)の吸込口は、第1サイクロン(3)の排気管(8)に接続されている。
【0015】上述した装置において、廃液槽(2)に適宜の手段により研削廃液(28)を貯留したのち、圧縮空気源(19)よりの高圧空気を、第1、第2両圧縮空気管(21)(22)に供給する。
【0016】第1圧縮空気管(21)に供給された圧縮空気が、第1ベンチュリー管(25)の狭搾部を通過する際、その吸込口が負圧となることにより、廃液槽(2)内の研削廃液(28)は、吸液管(26)を介して吸引され、霧状となって、圧縮空気とともに第1サイクロン(3)のケース(4)内の上部に、円周方向に噴射される。
【0017】噴射された研削廃液(28)を含む空気は、ケース(4)の内面に沿って、高速で円周方向に旋回しつつ下降し、その間に、研削廃液(28)中の比重の大きい切粉等の夾雑物(29)は、遠心力により研削液中より分離して、ケース(4)の内面に付着し、清浄化された研削液のミストを含む圧縮空気のみが、排気筒(7)に下端より流入して上昇し、上端の排気管(8)に向かって流れ込む。
【0018】排気管(8)は、第2圧縮空気管(22)を通過する圧縮空気が、第2ベンチュリー管(27)の狭搾部を通過する際負圧となる吸込口に接続されているため、排気管(8)に流入した圧縮空気と研削液のミストを吸引する。ついで、ミストを含む空気は、第2噴気管(12)を介して、第2サイクロン(10)のケース(11)内の上部に、円周方向に噴射される。
【0019】噴射された圧縮空気中の研削液のミストは、空気がケース(11)の内面に沿って、高速で円周方向に旋回しつつ下降する間に、遠心力により空気より分離して、ケース(11)の内面に付着し、液状化してケース(11)の底部に貯留される。貯留された浄化液(30)は、廃液管(17)より浄化槽内に流入する。
【0020】なお、第1、第2両サイクロン(3)(10)に供給される圧縮空気の圧力と流量は、処理しようとする研削廃液(28)内の夾雑物(29)の種類や研削液の性質により異なるせる必要があるが、その際には、両流量制御弁(23)(24)により、経験的に最適に調節することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の装置によれば、従来面倒であった研削廃液等の浄化処理を、動力やフィルタ等を使用することなく、圧縮空気のみで迅速かつ効率良く行うことができるので、装置の小型化はもとより、安価に製作することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013