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溶接ワークの曲がり矯正装置 - フジオーゼックス株式会社
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発明の名称 溶接ワークの曲がり矯正装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−146616
公開日 平成10年(1998)6月2日
出願番号 特願平8−309162
出願日 平成8年(1996)11月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外1名)
発明者 細谷 文夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 等径をなす1対の丸棒状の端面同士を突き合わせて溶接したワークを、所定間隔を設けて互に平行状に対向する固定矯正板と移動矯正板との隙間を転動させることにより、ワークの曲がりを矯正する曲がり矯正装置において、前記両矯正板の対向面におけるワークの溶接部が転動する部分に、逃し溝を設けたことを特徴とする溶接ワークの曲がり矯正装置。
【請求項2】 逃し溝を、両矯正板の対向面に着脱可能として嵌着した副矯正板に設けた請求項1記載の溶接ワークの曲がり矯正装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接した丸棒状ワークの曲がりを矯正する装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、材質の異なる2種類の鋼材よりなるエンジンバルブの製造工程を略示するもので、図5(a)に示すように、鍛造により成形されたオーステナイト鋼よりなる傘部(1)側の軸部と、マルテンサイト鋼よりなる軸部(2)とを、図5(b)に示すように、摩擦溶接により一体的に結合したのち、図5(c)に示すように、溶接部に生じたばり(4)を、バイト(5)により除去することにより、図5(d)に示すようなエンジンバルブ(6)とする。その後、多段階の機械加工を施して製品化される。
【0003】上述したばり(4)の除去工程において、特に極細エンジンバルブ(軸径4mm)などの場合、軸部(2)に曲がりが生じ、ばり(4)が完全に除去されないことがある。この際には、軸部(2)の曲がりを矯正したのち、軸部の研削工程においてばり(4)が除去される。図3と図4は、軸部(2)の曲がりを矯正する従来の矯正装置を示す。
【0004】図3において、水平をなす台板(7)の上面の前下部には、取付台(8)が固定され、その左右方向の中央部には、固定矯正板(9)が、取付台(8)に螺挿した前後1対の2重ボルト(10)により、左右位置調節可能に取り付けられている。
【0005】台板(7)上における固定矯正板(9)の左方には、それと平行をなす前後に長い案内板(11)が立設され、その右側面に切設した案内溝(12)には、前後長が固定矯正板(9)の約2倍の移動矯正板(13)の左側面の突条(14)が摺動自在に嵌合されている。両矯正板(9)(13)の間には、所定幅の間隙(15)が設けられている。
【0006】移動矯正板(13)の後端には、前後方向を向く連結杆(16)の前端が枢着され、その後端は、台板(7)の後部に左右1対の軸受(17)をもって枢支された、はずみ車を兼ねる従動プーリ(18)の枢軸(19)に嵌着したクランク(20)に連結されている。
【0007】移動矯正板(13)は、従動プーリ(18)を、これと台板(7)左前部に載置されたモータ(21)の駆動プーリ(22)とに掛け回したベルト(23)により駆動することにより、前後方向に往復移動させられる。
【0008】台板(7)の右後部上方には、上記エンジンバルブ(6)の傘部(1)を吊支しつつ滑降させて、上記間隙(15)に供給する平行棒式の供給シュート(24)が設けられている。
【0009】また、台板(7)の右下部には、間隙(15)を通過したエンジンバルブ(6)を排出する排出シュート(25)が設けられている。
【0010】軸部(2)の直径より若干狭幅とした前記間隙(15)にエンジンバルブ(6)が供給されると、移動矯正板(13)の前進時において、軸部(2)が両矯正板(9)(13)により挾圧されつつ転動することにより、その曲がり矯正される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の曲がり矯正装置における両矯正板(9)(13)は、互いの対向面がフラットな平滑面となっているため、上述のようなばり(4)が完全に除去されていないエンジンバルブ(6)の軸部(2)を矯正すると、図4に示すように、ばり(4)が軸部(2)に噛み込んで疵をつけたり、凹みが生じたりすることがある。このようになると、研磨による仕上加工を施しても疵等が残存し、不良品となる。
【0012】また、溶接境界に大きな曲げ応力が作用して、溶接境界面が剥離することもある。さらに、両矯正板(9)(13)におけるばり(4)の通過面が次第に摩耗して凹入するようになる。本発明は、上述のような問題点を解消し得るようにした曲がり矯正装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)等径をなす1対の丸棒状の端面同士を突き合わせて溶接したワークを、所定間隔を設けて互に平行状に対向する固定矯正板と移動矯正板との隙間を転動させることにより、ワークの曲がりを矯正する曲がり矯正装置において、前記両矯正板の対向面におけるワークの溶接部が転動する部分に、逃し溝を設ける。
【0014】(2)上記(1)項において、逃し溝を、両矯正板の対向面に着脱可能として嵌着した副矯正板に設ける。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例を示す。なお、上述と同様の各部材には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略するとともに、曲がり矯正装置の全体構成は、従来と同様につき、図示を省略する。
【0016】図1において、(26)と(27)は、それぞれ固定矯正板と移動矯正板を示し、それらの対向面の上部角部には、それぞれ同形の方形の取付溝(28)が、全長に亘って左右対称的に切設されている。
【0017】両取付溝(28)には、それと補形をなす副矯正板(29)が、それらの対向面がそれぞれ両矯正板(26)(27)の対向面と同一面をなすようにして、弛みなく嵌合され、矯正板(26)(27)を挿通する固定ボルト(30)により着脱可能として固定されている。両副矯正板(29)の対向面には、全長にわたってばり(4)の逃し溝(31)が切設されている。なお、この逃し溝(31)の上下寸法は、軸部(2)の曲がりを効果的に矯正するために最小限とするのがよい。
【0018】この両矯正板(26)(27)を用いて、上述のようなばり(4)の残存しているエンジンバルブ(6)の曲がりを矯正すると、軸部(2)よりはみ出たばり(4)は、各逃し溝(31)内に余裕をもって収容されながら転動するので、軸部(2)等に従来のような問題の発生する恐れはなく、軸部(2)の曲がりのみを効果的に矯正することができる。残存するばり(4)は、その後軸部の研削工程により除去される。
【0019】本発明の曲がり矯正装置は、図2に示すように、傘部(1)側と軸部(2)との軸線(L)同士が若干ずれて接合された際の軸線(L)の矯正にも適用することができる。この際には、逃し溝(31)の上下寸法を長めに形成すればよい。
【0020】また本発明の曲がり矯正装置においては、長期の使用により、両副矯正板(29)が摩耗した際には、固定ボルト(30)の操作により、副矯正板(29)のみを交換することができる。
【0021】なお、上述した実施例においては、本発明をエンジンバルブの溶接軸の曲がり矯正に適用した例について説明したが、本発明は、上記以外の丸棒状溶接部材の曲がりを矯正する際にも、効果的に適用することができる。逃し溝(31)を、両強制板(26)(27)に直接形成することもある。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、溶接部にばりが発生していても、ばりは逃し溝内に収容されるので、ばりの影響を受けることなく、軸部の曲がりを矯正することができる。従って従来の曲がり矯正装置に発生していた各種のトラブルが解消される。
【0023】請求項2のようにすると、長期間使用して副矯正板が摩耗した際には、大型の矯正板を交換せずに、副矯正板のみを交換すればよいので、交換が容易であるとともに、経済的である。




 

 


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