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発明の名称 スクリュープレス装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−71492
公開日 平成10年(1998)3月17日
出願番号 特願平8−226597
出願日 平成8年(1996)8月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外1名)
発明者 志田 敏光
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 正逆回転させられるフライホイールの中心より垂下するスクリューを、不動の支持ブロックに嵌合した螺筒に昇降可能に螺挿し、前記スクリューの下端に昇降自在かつ回動不能として設けたスライドラムを下型に当接させることにより、プレス加工を行うようにしたスクリュープレス装置において、前記螺筒を支持ブロックに回動自在かつ昇降不能に嵌合するとともに、支持ブロックにおける螺筒の近傍に、プレス加工開始前において螺筒を回転不能に保持し、かつスクリューの下降途中において螺筒を解放させるようにした制動手段を設けたことを特徴とするスクリュープレス装置。
【請求項2】 制動手段を、螺筒の外周面に形成したフランジを挾持可能なプライヤ状のクランプと、このクランプを開閉させるアクチュエータとよりなるものとした請求項1記載のスクリュープレス装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリューとともに下降する加圧用スライドラムが、下死点において軸線回りに強制回動されるのを防止しうるようにしたスクリュープレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のスクリュープレス装置を略示するもので、上下方向を向く基枠(1)における左右の側板(2)の上端には、主軸(3)の両端が、1対の軸受(4)により左右方向に摺動可能として枢支され、主軸(3)における両軸受(4)の内側方には、円板状の左右1対のサイドディスク(5)が嵌着されている。
【0003】主軸(3)と両サイドディスク(5)は、両側板(2)の上端に載設した1対の流体圧(油圧)シリンダ(6)により、左右に若干移動させることができる。
【0004】両側板(2)の中央部間には、支持ブロック(7)が固着され、その中央に貫設した垂直の支持孔(8)内には螺筒(9)が、回動及び昇降不能として嵌合されている。
【0005】螺筒(9)に螺合されたスクリュー(10)の上端には、両サイドディスク(5)の対向面の下部間に若干の間隙を設けて位置させたフライホイール(11)の中心が嵌合されている。フライホイール(11)の周面には、摩擦材(12)が貼着されている。
【0006】両側板(2)の内側面における支持ブロック(7)の直下には、スライドラム(13)が昇降自在に摺接しており、その上面中央に穿設された、底部が円形に拡径する係合孔(14)には、スクリュー(10)の下端に連設した拡径部(10a)が回動自在に嵌合されている。
【0007】拡径部(10a)の下面と係合孔(14)の底面との間には、スラストベアリング(15)が設けられている。
【0008】スライドラム(13)の下部には、上型(16a)が嵌合され、またその下方には、下型(16a)が設けられている。
【0009】上記構成のスクリュープレス装置において、両サイドディスク(5)を図示しない駆動手段により、図示矢印方向に回転させた状態で、流圧体シリンダ(6)により主軸(3)を矢印方向(右方)に移動させると、左方のサイドディスク(5)がフライホイール(11)の左方の外周面に圧接することにより、フライホイール(11)は矢印方向に回転する。
【0010】すると、フライホイール(11)に固着されたスクリュー(10)、及びその下端に係合させたスライドラム(13)が一体となって下降し、スライドラム(13)の下降速度が一定速度に達すると、左方のサイドディスク(5)はフライホイール(11)より離間する。
【0011】スクリュー(10)及びスライドラム(13)は、フライホイール(11)の慣性回転により引き続き下降し、スライドラム(13)に嵌合した上型(16a)が下型(16a)又は加工物に当接することにより、スクリュー(10)及びスライドラム(13)の下降は停止する。
【0012】加工が終了すると、右方の流体圧シリンダ(6)の作動により、主軸(3)が左方に移動させられ、右方のサイドディスク(5)がフライホイール(11)に圧接することにより、フライホイール(11)は逆転し、スクリュー(10)およびスライドラム(13)はともに上昇して、待機位置に復帰する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置では、プレス加工が終ってスライドラム(13)が停止した後も、フライホイール(11)は慣性により回転を保とうとするので、スクリュー(10)も回転しながら下降を続けようとする。
【0014】この際の押圧荷重と回転力が、スラストベアリング(15)を介して、スライドラム(13)に伝達され、スライドラム(13)が僅かに軸線回りに回動させられることにより、上型(16a)と下型(16b)の間にずれが生じて、成形品の精度が悪くなる。
【0015】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、プレス加工の終了間際に、螺筒によるスクリューのねじ送りを解除し、スライドラムの回動を防止しうるようにした、スクリュープレス装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)正逆回転させられるフライホイールの中心より垂下するスクリューを、不動の支持ブロックに嵌合した螺筒に昇降可能に螺挿し、前記スクリューの下端に昇降自在かつ回動不能として設けたスライドラムを下型に当接させることにより、プレス加工を行うようにしたスクリュープレス装置において、前記螺筒を支持ブロックに回動自在かつ昇降不能に嵌合するとともに、支持ブロックにおける螺筒の近傍に、プレス加工開始前において螺筒を回転不能に保持し、かつスクリューの下降途中において螺筒を解放させるようにした制動手段を設ける。
【0017】(2)前項において、制動手段を、螺筒の外周面に形成したフランジを挾持可能なプライヤ状のクランプと、このクランプを開閉させるアクチュエータとよりなるものとする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のスクリュープレス装置を示すもので、上述と同様の各部材には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0019】上記従来の支持ブロックに相当する支持ブロック(17)の中央には、支持孔(18)と、これに連通する環状溝(19)とが穿設され、また支持孔(18)の左部には、左端を開口させた、環状溝(19)に連通する角形断面の取付孔(20)が穿設されている。
【0020】支持孔(18)には、従来の螺筒に相当する螺筒(21)が、回動自在かつ昇降不能に嵌合されている。螺筒(21)の外周面中央には、環状溝(19)内に回動自在に遊嵌するフランジ(22)が連設されその左端部は、取付孔(20)内に突入している。
【0021】取付孔(20)内には、フランジ(22)を挾持可能なプライヤ状のクランプ(23)が、フランジ(22)の円周方向に移動不能として収容され、その枢軸(23a)は、取付孔(20)の内側面に枢支されている。クランプ(23)の後部側の両把手部(23b)は、側板(2)に穿設した通孔(24)を若干の間隙を設けて遊通し、その一方(上側)の外端部には、クランプ(23)を開閉させる復動式の油圧シリンダ(25)のピストンロッド(25a)が固着されている。
【0022】油圧シリンダ(25)は、側板(2)の側面に固着されたブラケット(26)に固定され、把手部(23b)の他方(下側)は、ブラケット(26)の上面に当接している。クランプ(23)の先端の両挾持部(23c)の対向面には、摩擦パッド(27)が固着されている。上記クランプ(23)と油圧シリンダ(25)とにより、制動手段が構成されている。
【0023】上記実施例のスクリュープレス装置において、加工開始前は、油圧シリンダ(25)が縮退して、クランプ(23)がフランジ(22)を挾持することにより、螺筒(21)は回動不能に固定される。
【0024】この状態で従来と同様、回転する左方のサイドディスク(5)によりフライホイール(11)を回転させると、スクリュー(10)及びスライドラム(13)は、下降し、スライドラム(13)が一定速度に達すると、サイドディスク(5)は、フライホイール(11)より離間する。
【0025】これとほぼ同時に、油圧シリンダ(25)が伸長して、クランプ(23)がフランジ(22)を開放することにより、螺筒(21)は回転自在となる。従って、スクリュー(10)には下向きの駆動力が伝達されなくなり、スクリュー(10)及びスライドラム(13)はそれまでの慣性のみによって下降する。その結果、スライドラム(13)が下型(16b)と当接して停止した際、スライドラム(13)には、フライホイール(11)の慣性に伴なうスクリュー(10)の回転力が作用することがなく、上型(16a)と下型(16b)間にずれが生じるのが防止される。
【0026】なお、制動手段は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば螺筒(21)の外周面に巻回したベルト状の摩擦材を、適宜の手段で拡縮するようなものとしてもよい。
【0027】クランプ(23)を開閉させる手段は、上記油圧シリンダ(25)に代えて、エアシリンダや電磁ソレノイド等のアクチュエータでもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、スクリューの下降速度が一定速となったとき、螺筒の固定を解放するようにしたので、スライドラムが下型に当接した際、スライドラムにフライホイールの慣性に伴なうスクリューの回転力が作用することがなくなり、スライドラムに取付けた上型と下型との間にずれが生じて、成形品の精度を低下させるのが防止される。




 

 


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