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発明の名称 ワーク軸端の加熱装置におけるワーク排出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−24385
公開日 平成10年(1998)1月27日
出願番号 特願平8−179269
出願日 平成8年(1996)7月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外1名)
発明者 真鍋 浩三
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 水平をなす環状バーナーの周囲に設けた放射方向を向く多数の受け皿を、バーナーを中心として回動させつつ、各受け皿上に供給した、一端に拡径部を有するワークの他端を加熱する加熱装置において、加熱後のワークが載置された受け皿の外方に設けた不動の支柱に、受け皿の上方において加熱装置の中心方向を向く流体圧シリンダを固着するとともに、流体圧シリンダの上方において加熱装置の中心方向を向く回動アームの基端を上下回動自在に枢着し、前記流体圧シリンダのピストンロッドの先端と、前記回動アームの先端とに、流体圧シリンダが伸長している待機時において加熱装置側に斜下向きに傾斜するとともに、下端の回動軌跡が、受け皿上のワークの拡径部の上端よりも下方を通過するようにした排出棒の中央部と上端とをそれぞれ枢着したことを特徴とするワーク軸端の加熱装置におけるワーク排出装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端に拡径部を有するワークの他端に、たとえば耐摩耗性のチップを溶接した際に生ずる熱歪を、バーナーにより加熱して除去する装置において、加熱の終ったワークを確実に排出するようにした排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばエンジンバルブの軸端は、ロッカアーム等により繰返し強圧されるので非常に摩耗し易い。そのため図3に示すように、エンジンバルブ(以下ワークという)(1)の軸端(1a)に、耐摩耗性金属のチップ(2)を溶接することがある。
【0003】チップ(2)を溶接した軸端(1a)には、溶接熱により、内部に熱歪が生じるので、溶接後、加熱装置により焼き戻しされる。
【0004】図4は、加熱装置を略示するもので、中央には、水平をなす環状のバーナー(3)が固設され、その上面には、環状に並ぶ多数の火口(3a)が穿設されている。
【0005】バーナー(3)の外側方には、同軸をなして駆動装置(図示省略)により緩速で矢印方向に回動させられる支持筒(4)が設置され、その上端には、波形に並ぶ多数の案内溝(5)が切設され、各案内溝(5)の外面の谷部中間には、放射方向を向く支持杆(6)が突設されている。
【0006】各支持杆(6)にはV字溝状の多数の受け皿(7)の一側端が枢支され、外端は支持筒(4)と同軸をなす不動の支持環(図示省略)に摺動自在に支持されて水平をなしている。
【0007】各受け皿(7)の他側端は、隣接する受け皿(7)の一側端に常時連続し、各受け皿(7)の上面中央には、ストッパ(8)が固設されている。
【0008】前端(図4の下端)の受け皿(7)の直前には、ワーク(1)を押し込むための水平をなすエアシリンダ(9)が設置され、同じく直上には、平行棒式の供給シュート(10)の屈曲する下端を臨ませている。
【0009】図示を省略した支持環における図4の下端の受け皿(7)の右方に隣接する下方には、切欠部(11)が形成され、その垂下には、V字形の排出シート(12)が設置されている。
【0010】供給シュート(10)を滑降したワーク(1)が、セレクタ(13)により1個ずつ、傘部(1b)を外方に向けて受け皿(7)に供給されると、セレクタ(13)と同期して作動するエアシリンダ(9)のピストンロッド(9a)により、傘部(1b)がストッパ(8)と当接するまで押し込まれて、軸端(1a)がバーナー(3)の火口(3a)の直上に位置し、受け皿(7)とともに回動しながら加熱される。
【0011】バーナー(3)上を1周して加熱された後のワーク(1)は、図5及び図6に示すような排出装置(A)により外方に引き出され、切欠部(11)において下方に回動する受け皿(7)より、排出シュート(12)上に落下して排出される。
【0012】上記従来の排出装置(A)は、排出シュート(12)の上方かつ受け皿(7)より若干高所に、加熱装置の中心方向を向いて設けられた長尺の排出エアシリンダ(14)と、そのピストンロッド(14a)の先端に、下端がストッパ(8)より若干上方に位置するようにして垂下された2又状の排出棒(15)とからなっている。
【0013】この従来の排出装置は、各ワーク(1)の軸端(1a)がバーナー(3)の火口(3a)上にあって加熱中は、排出エアシリンダ(14)が伸長して、排出棒(15)は排出済みの受け皿(7)のストッパ(8)の後方で待機している。
【0014】全受け皿(7)が矢印方向に一段階回動して、排出棒(15)より一段階前のワーク(1)の傘部(1b)が排出棒(15)の前方まで移動すると、排出エアシリンダ(14)が縮退して、排出棒(15)が傘部(1b)を後方より引っ掛けて、ワーク(1)を引き出し、切欠部(11)より排出シュート(12)上に落下させる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した従来の排出装置は、供給シュート(10)より受け皿(7)へワーク(1)を供給する際、受け皿(7)へ落下したワーク(1)の位置ずれや、エアシリンダ(9)の伸長のタイミングのずれ等により、傘部(1b)の位置がストッパ(8)の位置より後方に位置することがある。
【0016】この状態で、ワーク(1)が排出エアシリンダ(14)の直下まで回動してくると、図6の仮想線のように、傘部(1b)が排出棒(15)の後方に位置して、排出エアシリンダ(14)が短縮してもワーク(1)が排出されなかったり、傘部(1b)が排出部(15)に当接して傾き、排出不能となることがある。
【0017】本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、受け皿上のワークに位置ずれが起きても、排出棒により支障なく排出しうるようにした排出装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、水平をなす環状バーナーの周囲に設けた放射方向を向く多数の受け皿を、バーナーを中心として回動させつつ、各受け皿上に供給した、一端に拡径部を有するワークの他端を加熱する加熱装置において、加熱後のワークが載置された受け皿の外方に設けた不動の支柱に、受け皿の上方において加熱装置の中心方向を向く流体圧シリンダを固着するとともに、流体圧シリンダの上方において加熱装置の中心方向を向く回動アームの基端を上下回動自在に枢着し、前記流体圧シリンダのピストンロッドの先端と、前記回動アームの先端とに、流体圧シリンダが伸長している待機時において加熱装置側に斜下向きに傾斜するとともに、下端の回動軌跡が、受け皿上のワークの拡径部の上端よりも下方を通過するようにした排出棒の中央部と上端とをそれぞれ枢着することにより解決される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1と図2は、本発明の一実施例を示す。なお、加熱装置の全体図は、図4とほぼ同様につき、図示を省略するとともに、上述と同様の各部材には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0020】排出シュート(12)の上部の上方に設けた垂直をなす不動の支柱(16)の下端には、短寸の排出エアシリンダ(17)が固設されている。支柱(16)の上端には、受け皿(7)の上方において加熱装置の中心方向を向く回動アーム(18)の基端が、上下揺動自在に枢着されている。
【0021】排出エアシリンダ(17)のピストンロッド(17a)の先端と回動アーム(18)の先端とには、それぞれ2又状の排出棒(19)の中央部と上端とが枢着され、エアシリンダ(17)の最大伸長時における排出棒(19)の下端部は、ストッパ(8)の外上方に傾斜して位置するようにしてある。
【0022】上述の装置は、各ワーク(1)の軸端(1a)がバーナー(3)の火口(3a)上において加熱中は、排出エアシリンダ(17)が伸長して、排出棒(19)が後下方に傾斜し、その下端が支持筒(4)の上方で待機している。この際の回動アーム(18)と排出棒(19)の枢着点(20)は、排出棒(19)が垂直時より前下方に位置している。
【0023】従来例と同様に、全受け皿(7)が一段階回動して、前段のワーク(1)が排出棒(19)の下方の所定位置まで移動すると、排出エアシリンダ(17)が短縮して、排出棒(19)が外方に回動することにより、ワーク(1)は、排出シュート(12)上に落下して排出される。その後再び排出エアシリンダ(17)が伸長して、排出棒(19)は待機位置に復帰する。
【0024】排出棒(19)は、枢着点(20)を支点として前後に大きく回動するが、枢着点(20)も同時に上下に変位するので、排出棒(19)の下端の回動軌跡は、横向の楕円形とほぼ同様となり、従って排出棒(19)の待機時と垂直時の下端の高さの変化は少なく、また後方に回動した排出棒(19)は、前上方に大きく傾斜することができる。
【0025】そのため、図1に示すように、排出棒(19)の下端を加熱装置の奥深くで待機させることができ、何等かの原因で、ワーク(1)の傘部(1b)が受け皿(7)のストッパ(8)の後方に載置されても、確実に排出することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、排出棒の待機時は、その下端部が加熱装置側に斜下向きに傾斜し、その位置から下向きに回動してワークを引き出すので、ワークが受け皿上において位置ずれを起こしても、確実に排出することができる。また、排出棒は、ワークより離れた位置で待機しているので、ワークの拡径部が排出棒に当接する恐れもない。




 

 


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