米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 加工処理操作 -> 富士重工業株式会社

発明の名称 マーキング機能付芯金
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−230324
公開日 平成10年(1998)9月2日
出願番号 特願平9−52531
出願日 平成9年(1997)2月21日
代理人
発明者 伊藤 剛 / 広野 一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 プレス加工により板金部品を成形する芯金において、前記芯金のワーク接触面に接触面より突出する凸部を植設したことを特徴とするマーキング機能付芯金。
【請求項2】 前記凸部によりワークにマーキングされた部分はワークの被加工部分に含まれることを特徴とする請求項1記載のマーキング機能付芯金。
【請求項3】 前記凸部はワーク接触面に螺合取付けるねじ部材であることを特徴とする請求項1又は2記載のマーキング機能付芯金。
【請求項4】 前記凸部はワーク接触面に圧入取付ける鋼製の中空円筒形をなす割ブッシュであることを特徴とする請求項1又は2記載のマーキング機能付芯金。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレス加工された板金部品の表面にマーキングを施すためのマーキング機能付芯金に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス加工された板金部品同士をスポット溶接する場合や孔加工する工程においては、スポット溶接しようとする箇所や孔加工する位置を定規や型板等を用いて、予めけがき線やマーキングなどで明示する方法がある。この原始的な手法では、作業者によるバラツキが生じ、なおかつ多大な工数を要するので、これを改善するものとして、本体台上に鋲部材をセットし、この上に板金を載置し鋲部材の設置位置相当箇所をハンマーにより上から叩くことで、板金部品にマーキングを施す技術が、例えば特開平7−148523号公報にみられる。
【0003】しかしながらこの先行技術は、鋲部材の設置位置が分からないために、予めマジック等で印を付ける必要があること、また全ての鋲部材の設置位置を上から叩くため、煩雑であるばかりでなく、叩き忘れという問題もあり、満足すべき解決策にはなり得なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって従来の先行技術においては、余分な作業工数を要するばかりでなく、精度、品質の点からも不十分であるという課題を有する。この発明は、このような課題を解決することを目的として、板金部品の成形と同時にマーキングを施すことができ、しかもマーキングすべき箇所を漏れなく網羅することのできるマーキング機能付芯金を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プレス加工により板金部品を成形する芯金において、芯金のワーク接触面に接触面より突出する凸部を植設するよう構成した。請求項2の発明は、前記凸部によりワークにマーキングされた部分はワークの被加工部分に含まれることを特徴とした。請求項3の発明は、前記凸部はワーク接触面に螺合取付けるねじ部材とした。請求項4の発明は、前記凸部はワーク接触面に圧入取付ける鋼製の中空円筒形をなす割ブッシュとする構成とした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1はこの発明のマーキング機能付芯金を示す図、図2は図1のA−A断面図、図3は他の実施例を示す図2と同様の図、図4はこの発明の芯金によって成形した板金部品の例、図5は図4の部品をスポット溶接して造った製品の図である。
【0007】図1はゴムプレスによりアルミ製の板金部品を成形する際のアルミ製芯金1を示し、このアルミ製芯金1の表面は成形しようとする板金部品の片面に接するワーク接触面2をなし、板金部品の成形形状に形成されている。そしてスポット溶接しようとする箇所や孔加工の位置など、板金の加工部にマーキングを施すべき位置に相当するワーク接触面2上に凸部3を設ける。ワーク接触面2上には位置決め用のピン4も凸設する。
【0008】アルミ製芯金1のワーク接触面2上に設ける凸部3の実施例を、図2および図3で説明すると、図2はねじ3aを螺合させたものである。ねじ3aのワーク接触面2上からの突出高さを可変にして、マーキング圧を調整することができる。また図3は断面C型の形状に成形したロール巻きをなす鋼製中空円筒部材からなる割ブッシュ3bを嵌合させたものである。この方法はワーク接触面2上の穿孔箇所にハンマーで打ち込むだけなので、安価に製作可能である。
【0009】この発明の凸部3はワーク接触面2の表面上に植設させるものであって、芯金自体を一体で成形するものではない。そしてワーク接触面2の表面上からの凸部3の高さは、わずかな高さがあれば充分であって、その高さはプレス成形時、板金部品の裏面に凸部3による隆起等が生じないように選択される。その数値は、1.0mmのアルミ板の場合、おおよそ0.5mmが適当であった。そして部品成形時に、成形と同時にこれら凸部3により板金部品の加工面に圧痕(薄い傷)が形成され、マーキングが付与される。
【0010】図4は、この発明の適用例であって、予め穿孔した位置決め用孔5を有する板金部品を位置決め用ピン4によって位置決めしてアルミ製芯金1に載置し、ゴムプレスで成形後、アルミ板金製の成形品6に薄い圧痕7が形成された様子を示している。図5はこの発明によって成形した板金部品のマーキング点をスポット溶接したもので、溶接痕8の生成により板金部品の圧痕7は消滅し、製品上問題になる程度ではない。
【0011】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、プレス加工により板金部品を成形する芯金において、芯金のワーク接触面に接触面より突出する凸部を植設したので、プレス加工と同時にこの凸部が板金部品に圧痕を形成させるため、特別な作業なしに、しかもマーキングすべき箇所を漏れなく板金部品に施すことができる。また凸部をワーク接触面に螺合取付けるねじ部材にすると、マーキング圧を簡単に調整することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013