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発明の名称 ワーク支持テーブル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−151535
公開日 平成10年(1998)6月9日
出願番号 特願平8−309422
出願日 平成8年(1996)11月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 一雄 (外3名)
発明者 小 堀 幹 夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】ワーク支持テーブルの表面に設けた複数の空気吹出孔より空気を吹出し、表面に配置されるワークとの間に空気膜を形成し、ワークを非接触状態で支持するワーク支持テーブルにおいて、上記ワーク支持テーブルは、空気膜を発生させる複数の空気吹出孔を設けた表面部材と、表面部材に設けた空気吹出孔に対応した空気ポケットを有し表面部材の裏面に固定された裏面部材と、裏面部材に設けた空気ポケットに表面部材に設けた空気吹出孔を閉じるように浮遊自在に配置された密閉部材とを有し、密閉部材は、頭部に水平方向に延びる溝を設けたテーパーピンであることを特徴とするワーク支持テーブル。
【請求項2】ワーク支持テーブルの表面に設けた複数の空気吹出孔より空気を吹出し、表面に配置されるワークとの間に空気膜を形成し、ワークを非接触状態で支持するワーク支持テーブルにおいて、上記ワーク支持テーブルは、空気膜を発生させる複数の空気吹出孔を設けた表面部材と、表面部材に設けた空気吹出孔に対応した空気ポケットを有し表面部材の裏面に固定された裏面部材とを有し、裏面部材に設けた空気ポケットに、一部が表面部材に設けた空気吹出孔より突出する程度の寸法のボールと、表面部材に設けた空気吹出孔を閉じるようにボールを上方に付勢するばね手段とを設けたことを特徴とするワーク支持テーブル。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に設けた空気吹出孔より吹出される空気により、表面とワークとの間に空気膜を形成し、ワークを非接触状態で支持するワーク支持テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】表面に設けた複数の空気吹出孔より空気を吹出し、吹出される空気とワークとの間に空気膜を形成し、ワークを非接触状態またはほぼ非接触状態で支持するワーク支持テーブルは知られている。
【0003】テーブルの内部に多数のポケットを設け、各ポケットにボールを収容し、テーブルの上に置かれたワークに対応する部位のポケットに空気を供給し、ポケットに設けたボールを空気流により浮上させるとともに、ワークに対応しない部位のポケットへの空気供給を停止し、かつ、空気をポケット内へ断続的に供給することで空気供給源の容量を小さくするワーク支持テーブルは、特開昭5−131330号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ワーク支持テーブルでは、空気をポケット内へ断続的に供給するための装置を付設することが必要であり、供給空気を切り替える際に、ワークに対する有効浮上圧力が半減したり、各列の供給空気が同時に停止し、これにより、非接触状態に浮遊したワークが落下してしまうことがある。
【0005】本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、空気の注入と排気を繰り返したり、ワークのない部分へ空気を注入する必要がなく、また、ワークのない部分の空気吹出孔からの空気の流出を防止するワーク支持テーブルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のワーク支持テーブルは、表面部材の裏面に固定される裏面部材に設けた空気ポケットに密閉部材を浮遊自在に配置し、空気流により作動する密閉部材で表面部材の上側に配置されるワークから外れた位置の空気吹出孔を閉じ、これにより、空気ポケットへの空気の注入と排気の繰り返しやワークから外れた位置の空気吹出孔への空気注入を防ぐ。
【0007】本発明のワーク支持テーブルは、表面部材の裏面に固定される裏面部材に設けた空気ポケットに、ボールとこのボールを上方に付勢するばね手段を設け、空気吹出し孔より上方に突出するボールを表面部材の上側に配置されるワークでばね手段の力に抗して下方に押圧することで、表面部材の上側に配置されるワークに対応する空気吹出孔を開くとともに、ワークから外れた位置の空気吹出孔を閉じ、これにより、空気ポケットへの空気の注入と排気の繰り返しやワークから外れた位置の空気吹出孔への空気注入を防ぐ。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面につき説明する。
【0009】図1において符号1は、ワークを非接触状態で支持するワーク支持テーブルを示す。このワーク支持テーブル1は、上面を開口したボックス状のフレーム2と、このフレーム2の開口部を覆うようにフレーム2の上に配置された表面板3とから形成されている。表面板3は、4隅をボルト4を介してフレーム2に固定され、フレーム2と表面板3の間に密閉空間5(図2)を形成する。また、フレーム2の側壁2aの適当部位には接続具6が設けられている。フレーム2に設けた接続具6は、図示しないホースを介して図示しない空気供給源に接続され、空気供給源の空気を、ホースを介してフレーム2と表面板3の間に形成された密閉空間5に供給する。
【0010】上記表面板3は、図2に示すように、表面に開口する複数の空気吹出孔7を設けた上側板8と、上側板8に設けた空気吹出孔7に対応して空気ポケット9を設けた下側板10と、上側板8と下側板10の間に配置されたシール層12から構成されている。上側板8と下側板10は、上側板8に設けた空気吹出孔7と下側板10に設けた空気ポケット9が同一軸線上に整合するよう配置される。また、下側板10には空気ポケット9が設けられている。
【0011】上記空気ポケット9は、図2に示すように、空気吹出孔7より大径の大径部分9aと、空気吹出孔7とほぼ同じ直径の小径部分9bとを有し、小径部分9bは密封空間5に連なり、大径部分9aは上側板8に設けた空気吹出孔7に連なっている。また、空気ポケット9には浮遊自在に密閉ピン12が配置されている。
【0012】上記密閉ピン12は、図3に示すように、空気吹出孔7より大径の切頭円錐形頭部13と先細り形状の軸部14とを有する。切頭円錐形頭部13の上面13aには、十文字形の溝15が形成されている。この十文字形の溝15は微小の空気を逃がす作用をする。
【0013】つぎに、作用を説明する。
【0014】空気供給源の空気は、図示しないホースおよび接続具6を介してフレーム2と表面板3の間に形成される密閉空間5に導かれ、密閉空間5に導かれる空気は、表面板3の下側板10に設けた空気ポケット9から表面板3の上側板8に設けた空気吹出孔7を通って上方に吹出される。
【0015】この場合において、表面板3のワーク16を支持する支持部分では、図4に示すように、上側板8の空気吹出孔7に連なる下側板10の空気ポケット9に配置された密閉ピン12は、ワーク16の接近により上昇圧が減じ、密閉ピン12の頭部13と上側板8に設けた空気吹出孔7との間に間隙が生じ、密閉空間5に導かれる空気は、表面板3の下側板10に設けた空気ポケット9から間隙を通って表面板3の上側板8に設けた空気吹出孔7より上方に吹出され、表面板3の上側板8とワーク16との間に空気膜17を形成し、ワーク16を非接触状態で支持する。
【0016】また、表面板3のワーク16を支持しない不支持部分では、図5に示すように、上側板8の空気吹出孔7に連なる下側板10の空気ポケット9に配置された密閉ピン12は、頭部13が上側板8の下面に当接し空気吹出孔7を閉じる。そのため、この不支持部分では、密閉空間5に導かれる空気が、表面板3の下側板10に設けた空気ポケット9から表面板3の上側板8に設けた空気吹出孔7を通って上方に吹出されない。この場合、密閉ピン12の切頭円錐形頭部13の上面13aに十文字形の溝15が刻設されているので、従来のように、空気の注入と排気を繰り返したり、ワークのない部分へ空気を注入する必要がない。
【0017】図6は本発明によるワーク支持テーブルの他の実施の形態を示す。図6の実施の形態においては、上側板8に設けた空気吹出孔20は、上側が小径で下側が大径の末広がり形状をなし、下側板10に設けた空気ポケット21は、空気吹出孔20の下端径と同じ直径の大径部分22と小径部分23とを有する。空気ポケット21の小径部分23の下端は密封空間5に連なり、大径部分22の上端は上側板8に設けた空気吹出孔20に連なっている。空気ポケット21の段部24に切頭円錐形のコイルばね25が配置され、このコイルばね25にボール26が配置されている。このボール26の直径は、その一部が上側板8に設けた空気吹出孔20から上方に突き出る程度の寸法である。
【0018】しかして、図6に示すワーク支持テーブルにおいては、ボール26がコイルばね25により一部が上側板8に設けた空気吹出孔20から上方に突き出るように上方に押圧されている。
【0019】表面板3の上にワーク16を配置すると、表面板3のワーク16を支持する部分では、図7に示すように、上側板8に設けた空気吹出孔20から上方に突き出るボール26の部分は、ワーク16によりコイルばね25の力に抗して下方に押し下げられ、ボール26と上側板8に設けた空気吹出孔20との間に間隙が生じ、密閉空間5に導かれる空気は、表面板3の下側板10に設けた空気ポケット21から表面板3の上側板8に設けた空気吹出孔20を通って上方に吹出され、ワーク16に上昇圧を加え、ワーク16との間に空気膜を形成する。
【0020】また、表面板3のワーク16を支持しない部分では、図8に示すように、下側板10の空気ポケット21に配置されたボール26は、コイルばね25により一部が上側板8に設けた空気吹出孔20から上方に突き出され、空気吹出孔20を閉じる。そのため、この部分では、密閉空間5に導かれる空気が、表面板3の下側板10に設けた空気ポケット21から表面板3の上側板8に設けた空気吹出孔20を通って上方に吹出されない。したがって、従来のように、空気の注入と排気を繰り返したり、ワークのない部分へ空気を注入する必要がない。
【0021】図9は本発明によるワーク支持テーブル1の使用例を示す図であり、この場合、複数のワーク支持テーブル1が定盤30の上の所定位置に配置され、これらワーク支持テーブル1に工作物31が支持され、工作物31はレイアウトマシン等の平行基準となるマスブロック32により一辺の平行出しが行なわれる。工作物31のマスブロック32による平行出しは、工作物31がワーク支持テーブル1上に載置されているので、調整作業を簡単に行なうことができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、空気の注入と排気を繰り返したり、ワーク不支持部分へ空気を注入する必要がなく、また、ワーク不支持部分の空気吹出孔からの空気の流出を防止できる。




 

 


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