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塗膜剥離除去装置用搬送装置 - 富士重工業株式会社
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発明の名称 塗膜剥離除去装置用搬送装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−138245
公開日 平成10年(1998)5月26日
出願番号 特願平8−296487
出願日 平成8年(1996)11月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】田代 烝治 (外1名)
発明者 山本 洋
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 対向配置されて互いに回転周速度の異なる一対のロール間によって樹脂部材を圧延して該樹脂部材の樹脂素材と樹脂素材に設けられた塗膜との間に剪断ズリ応力を付与して樹脂素材から塗膜を剥離除去する複数の塗膜剥離装置及び、上記塗膜剥離装置間に配置されて一方の塗膜剥離装置から他方の塗膜剥離装置へ樹脂部材を搬送する搬送装置を有する樹脂製品の塗膜剥離除去装置において、上記搬送装置は、一方の塗膜剥離装置による塗膜剥離除去に伴って湾曲変形した樹脂部材を平板状に形状修正する矯正部を有することを特徴とする塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項2】 上記矯正部が、樹脂部材を搬送する搬送経路を湾曲して形成されることを特徴とする請求項1に記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項3】 上記搬送装置は、塗膜剥離装置間に並設される複数の上側ロールに上側ベルトを張設してなる上側ベルトコンベアと、塗膜剥離装置間に並設される複数の下側ロールに張設されて上記上側ベルトと協働して樹脂部材を挾持搬送する下側ベルトを具備する下側ベルトコンベアと、上記上側ベルト及び下側ベルトによって挾持搬送される樹脂部材の搬送経路を湾曲せしめる矯正部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項4】 矯正部は、上側ベルト及び下側ベルトの一方を他方のベルト方向へ押圧付勢して搬送経路を湾曲せしめる付勢手段を有することを特徴とする請求項3に記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項5】 付勢手段による上記押圧付勢量が調整可能であることを特徴とする請求項4に記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項6】 上側ベルト及び下側ベルトの上記一方の塗膜剥離装置側端部が、該塗膜剥離装置へ接近するに従って互いに離間することを特徴とする請求項3または4に記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項7】 上記一方の塗膜剥離装置の回転周速度が低速側のロールに位置する上側ベルト及び下側ベルトの一方のベルトが該ロールに近接乃至摺接することを特徴とする請求項5に記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項8】 上側ベルト及び下側ベルトの上記他方の塗膜剥離装置側端部が、該塗膜剥離装置へ接近するに従って先細りであることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項9】 上記搬送装置は、塗膜剥離装置間に並設される複数の上側ロールを具備する上側ローラコンベアと、塗膜剥離装置間に並設されて上記上側ロールと協働して樹脂部材を挾持搬送する複数の下側ロールを具備する下側ローラコンベアと、上記上側ロール及び下側ロールによって挾持搬送される樹脂部材の搬送経路を湾曲せしめる矯正部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項10】 矯正部は、上側ロールと下側ロールとによって挾持搬送される樹脂部材を上側ローラコンベア及び下側ローラコンベアの一方向へ押圧付勢して搬送経路を湾曲せしめる付勢手段を有することを特徴とする請求項9に記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項11】 付勢手段による上記押圧付勢量が調整可能であることを特徴とする請求項10に記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項12】 上記一方の塗膜剥離装置に接近配置される上側ロール及び下側ロールが上側ローラコンベア及び下側ローラコンベアの中間に配置する上側ロール及び下側ロールに比較して小径でかつ上側ロールと下側ロールの間隔が大であることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項13】 上記一方の塗膜剥離装置の回転周速度が低速側のロールに接近配置される上側ロール及び下側ロールの一方が塗膜剥離装置の低速側のロールに近接することを特徴とする請求項12に記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
【請求項14】 上記他方の塗膜剥離装置に接近配置される上側ロール及び下側ロールが上側ローラコンベア及び下側ローラコンベアの中間に配置する上側ロール及び下側ロールに比較して小径であることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の塗膜剥離除去装置用搬送装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車等の装飾及び緩衝等の機能を有するバンパ、サイドモール等、或いはCD−ROM等の塗装が施された樹脂製品、或いはメッキが施された樹脂製品等の塗膜或いはメッキ層を剥離除去する樹脂製品の塗膜剥離除去装置用搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年環境問題や資源再利用に対する関心の高まりから樹脂製品のリサイクル化が叫ばれ、例えば自動車産業分野においてもバンパ、サイドモール等の樹脂製品を製造する際等に発生する工程内不良品及び廃車等から分離回収される樹脂製品のリサイクルが注目されている。
【0003】この種のバンパ、サイドモール等の樹脂製品は、その素材に単一成分のみを使用することもあるが、外観及び品質向上のために異種材料を複合化することによって最終製品を得ることが多い。
【0004】例えばバンパの表皮は、ポリプロピレン系樹脂等の熱可塑性樹脂の樹脂素材上に塩化ポリオレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂からなるプライマ層を介して塗膜が形成される。この塗膜は例えばアミノポリエステル系、アミノアクリル系、ポリエステルウレタン系、アクリルウレタン系樹脂等の熱硬化性樹脂であり、硬化反応前のこれら樹脂は液状であるが、焼き付け塗装工程により架橋構造が付与される。これは強固で緻密な構造のため塗装が施された樹脂バンパは優れた耐薬品性、耐熱性、耐擦り傷性、耐候性及び表面光沢性を有する。
【0005】しかし、この塗装されたバンパをそのまま粉砕し、押出機にて再度ペレット化して成形機で再生樹脂製品を得ると、樹脂素材を構成していたポリプロピレン系樹脂材料に塗膜片が混入し、この塗膜片が混在するポリプロピレン系樹脂材料を用いた成形加工では、塗膜片が溶融樹脂の流動性を阻害して混練一体化が妨げられ、樹脂製品に焼け、ウエルドマーク、気泡等の成形不良を発生させる原因となり、かつ樹脂製品の表面に浮き出た塗膜片が樹脂製品の外観性を損うとともに、機械的物性を著しく低下させ、再生樹脂製品の用途範囲が大きく制限される。
【0006】このことから塗装処理された樹脂製品をリサイクルする場合には塗膜除去が必要であり、塗装された樹脂製品から塗膜を剥離する種々の方法が提案されている。
【0007】例えば、塗装が施された樹脂製品を微粉砕した後、押出機内で溶融させてスクリーンメッシュによって濾過し、溶融せずに混在している塗膜片を除去するスクリーンメッシュ法がある。しかしこのスクリーンメッシュ法は濾過により塗膜片を除去することから毒性がなく環境安全性に優れるが、溶融しない塗膜片によりスクリーンメッシュが目詰まりを起こし、押出圧力が著しく増加して押出量が減少して生産量が低下すると共に塗膜片の除去効率も充分でなく、このためスクリーンメッシュの目詰まりによる生産効率の低下を回避するためのスクリーンメッシュの交換が余儀なくされる等の不具合がある。
【0008】また特開平5−93157号公報に開示されるように、アルカリ溶液により塗膜を分解除去する、即ち化学的に塗膜を除去する方法もあるが、この方法は排水処理等の設備を要することから処理コストが高く、更に排水処理等の2次処理上の問題があり、かつ処理能力が低く効率的でない等の不具合がある。
【0009】塗装された樹脂製品から塗膜を除去するために、有機溶媒を用いて塗膜と樹脂素材との境界面への溶媒浸透及び溶媒による塗膜の膨潤現象を利用して塗膜を除去する物理的塗膜除去方法もあるが、有機溶媒の使用による2次公害等も懸念され、環境安全性に劣り、かつ塗膜除去効率や処理能力が比較的低く、更に樹脂素材まで変質させるおそれがある。
【0010】特開平2−273207号公報に開示されるように、樹脂製品表面の塗膜を軟質の研磨材を用いてブラスト処理することにより剥離除去するショットブラスト法もあるが、毒性がなく環境安全性に優れる反面塗膜除去効率も充分でなく塗膜表面が複雑な形状をしている場合には更に処理効率が低下するばかりでなく、完全に塗膜を除去することは困難であり、かつ形状の異なる製品を連続的に処理するには不適切なものである。
【0011】更に特開平3−192431号公報に開示される樹脂製品から塗膜を除去する方法は、塗装された樹脂製品を、水或いはアルコール等の有機溶媒を用いて樹脂の融点以下又は融点以上の温度に加熱して塗膜材料を加水分解し、その後、溶融・混練して分解塗膜を樹脂中に分散させる方法であるが、この方法は湿式で処理を行うことから、廃液処理及び乾燥工程が必要となり、処理コストが高く、分解した塗膜が樹脂中に分散することから、再生樹脂製品の物性低下を招くおそれがある。
【0012】これらの各塗膜除去方法の不具合を解消した塗膜除去方法として、本出願人は、特開平7−256640号公報に開示されるように、塗装が施された樹脂部材を対向配置されて互いに回転周速度の異なる一対のロールを具備する塗膜剥離装置によって圧延し、かつ樹脂素材と塗膜との間に剪断ズリ応力を付与して樹脂素材から塗膜を剥離除去する方法を提案した。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平7−256640号公報に開示される塗膜剥離除去方法によると、回転周速度の異なるロール間で圧延して樹脂素材と塗膜との間に剪断ズリ応力を付与して樹脂素材から塗膜を剥離除去することから、簡単な装置と方法により塗膜の除去が可能である。
【0014】しかしながら、樹脂素材の両面に塗膜を有し、或いは表面に塗膜を有し裏面にミストが付着した樹脂部材の両面を連続的に処理するためにこのような塗膜剥離装置を連続配置した場合、最初の塗膜剥離装置による塗膜剥離の際、ロール間の回転周速度の差に起因して樹脂部材に反りが生じ、円滑に次の塗膜剥離装置に樹脂部材が供給されないおそれがある。
【0015】従って本発明の目的は、連続配置した塗膜剥離装置による円滑な塗膜剥離作業が確保できる塗膜剥離除去装置用搬送装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求項1に記載の塗膜剥離装置用搬送装置は、対向配置されて互いに回転周速度の異なる一対のロール間によって樹脂部材を圧延して該樹脂部材の樹脂素材と樹脂素材に設けられた塗膜との間に剪断ズリ応力を付与して樹脂素材から塗膜を剥離除去する複数の塗膜剥離装置及び、上記塗膜剥離装置間に配置されて一方の塗膜剥離装置から他方の塗膜剥離装置へ樹脂部材を搬送する搬送装置を有する樹脂製品の塗膜剥離除去装置において、上記搬送装置は、一方の塗膜剥離装置による塗膜剥離除去に伴って湾曲変形した樹脂部材を平板状に形状修正する矯正部を有することを特徴とするものである。
【0017】この構成により一方の塗膜剥離装置の回転周速度の異なるロール間において塗膜剥離する際、ロールの回転周速度の差に起因して湾曲変形して送り出された樹脂部材は、搬送装置によって搬送される間に、矯正部によって平板状に形状修正されて、他方の塗膜剥離装置への供給が安定して行われ、塗膜剥離除去作業が円滑に行われ、塗膜剥離に要する処理時間の短縮化が図れるとともに塗膜剥離除去効率の向上が得られ、生産性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による塗膜剥離除去装置用搬送装置の第1実施の形態を自動車部品の中でも比較的大物部品である塗装が施された樹脂バンパを回収してリサイクルする場合を例に説明する。
【0019】図1は本実施の形態の塗膜剥離除去装置用搬送装置が適用される塗装樹脂製品のリサイクル方法の概要を示す説明図である。
【0020】このリサイクル方法の概要を図1に従って説明すると、樹脂バンパの製造及び組立の際発生する工程内不良品や廃車から取り外されたバンパWは、樹脂製品回収工程aにおいて回収され、金属部分が取り除かれ、必要に応じて次の予備切断工程bにおいて所定幅の樹脂部材Waに切断される。
【0021】樹脂部材Waは次のロール圧延処理工程cにおいて後述する塗膜剥離除去装置1によって樹脂素材Wbから塗膜Wcが剥離除去される。
【0022】ロール圧延処理工程cで塗膜Wcが剥離除去された樹脂素材Wbは次の粉砕処理工程dにおいてシュレッダ等で粉砕されて粉砕材Wdとなる。
【0023】粉砕材Wdは続くペレット化工程eにおいて、例えば押出機へ供給され、押出機は、ホッパーに投入された粉砕材Wdをスクリューの回転によってバレル内を前進させ、かつバンドヒータ等で加熱し、バレル内を前進する間に溶融されてダイから押し出して一定形状のペレットWeを製造する。この際バレルの先端部に設けられたスクリーンメッシュにより残存する塗膜片を除去する。なお、このスクリーンメッシュを自動的に交換可能とすることにより処理能力を上げ、生産性を向上させることができる。
【0024】ペレット化工程eによって得られたペレットWeは次の成形工程fにおいて必要に応じてバージンポリプロピレン系樹脂等から製造されたペレットが加えられ、再びバンパ等の再生樹脂製品となる。
【0025】ペレット化工程eにおいて粉砕材Wdをペレット化したが粉砕材Wdの粉砕状態、例えば粉砕材Wdが微粉砕状態であるならばペレット化工程eを省略することも可能である。
【0026】次に前記ロール圧延処理工程cにおいて樹脂部材Wbから塗膜Wcを剥離除去する塗膜剥離除去装置1について説明する。
【0027】図2は塗膜剥離除去装置1の概要を示す全体説明図であって、塗膜剥離除去装置1は下面塗膜剥離装置10、上面塗膜剥離装置20及び下面塗膜剥離装置10と上面塗膜剥離装置20との間に配置される搬送装置30を有している。
【0028】下面塗膜剥離装置10は、対向配置される塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12とを有し、塗膜側ロール11及び樹脂素材側ロール12は金属製であって各々のロール表面11a、12aは鏡面仕上げ、或いはクロームメッキが施され、塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12とは各々の回転周速度が互いに異なるように、例えば樹脂素材Wbの下面に施された塗膜Wc表面に圧接する塗膜側ロール11の回転周速度が樹脂素材Wbの上面に圧接する樹脂素材側ロール12の回転周速度より大きく、かつ両ロール11、12間に供給された樹脂部材Waに押圧力を付与するように互いに逆回転方向に減速装置付モータ等の回転駆動装置によって回転駆動される。
【0029】更に樹脂素材側ロール12のロール表面12aに近接して樹脂素材側ロール12のロール表面12aに付着するミスト等を掻き取るスクレーパ13が設けられ、スクレーパ13の後端縁は搬送装置30方向へ延設されている。
【0030】また塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12との間の間隙量は供給される樹脂部材Waの厚さに相応して押圧力が一定になるように調整する間隙量調整手段を有し、特に、供給される樹脂部材Waの厚さを測定し、その測定値に基づいて自動的に間隙量を調整することが好ましい。
【0031】上面塗膜剥離装置20は、対向配置される塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22とを有し、各ロール21、22のロール表面21a、22aは鏡面仕上げ或いはクロームメッキが施され、塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22は各々回転周速度が互いに異なるように、例えば樹脂素材Wbの上面に施された塗膜表面、或いは樹脂素材Wbの上面に付着したミストに圧接する塗膜側ロール21の回転周速度が樹脂素材Wbの上面に圧接する樹脂素材側ロール22の回転周速度に対して大きく、互いに逆回転方向に減速装置付モータ等の回転駆動装置によって回転駆動される。
【0032】また塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22との間の間隙量は搬送装置30から供給される樹脂部材Waの厚さに相応して調整する間隙量調整手段を有することが好ましい。
【0033】次に下面塗膜剥離装置10と上面塗膜剥離装置20との間に配置される搬送装置30について説明する。
【0034】搬送装置30は、相対向して設けられる上側ベルトコンベア31と下側ベルトコンベア35を有し、上側ベルトコンベア31は水平に並設される複数、例えば4本の上側ロール32a、32b、32c、32dを有し、これら上側ロール32a‥‥32dにはエンドレスで弾力性を有する例えばゴム製の上側ベルト33が張設されている。
【0035】一方下側ベルトコンベア35は、上記上側ベルトコンベア31の上側ロール32a、32b、32c、32dと各々対向する下側ロール36a、36b、36c、36dを有し、これら下側ロール36a‥‥36dには弾力性を有する例えばゴム製の下側ベルト37が張設され、上側ベルト33と下側ベルト37とは下面塗膜剥装置10の塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12との間隙及び上面塗膜剥装置20の塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22との間隙と略同一高さで相対向するよう構成されている。
【0036】そして上側ロール32a‥‥32d及び下側ロール36a‥‥36dは、モータ等の回転駆動装置によってチェン、ベルト等の伝達手段等を介して回転駆動され、相対向する上側ベルト33と下側ベルト37との間で樹脂部材Wa等を挾持して下面塗膜剥離装置10から上面塗膜剥離装置20方向に搬送するよう構成されている。
【0037】更に下側ベルトコンベア35の下側ロール36bと36cとの間には下側ロール36a‥‥36dの回転軸芯に対して上方に偏倚する回転軸芯を有する付勢手段となる矯正用ロール38が設けられ、矯正用ロール38のロール面38aの上部により下側ベルト37及び上側ベルト33を上方に付勢することにより下側ベルト37及び上側ベルト33を上側ロール32bと32cとの間に入り込むように湾曲せしめ、これら上側ロール32b、32c、下側ロール36b、36c、矯正用ロール38及び相対向する上側ベルト33、下側ベルト37により搬送経路が湾曲する矯正部Aを形成している。
【0038】次にこのように形成される塗膜剥離除去装置1の作用について説明する。
【0039】樹脂素材Wbの表面に塗膜Wcを有し、かつ裏面に塗膜が施され、或いはミストが付着した樹脂部材Waを、表面側を下方、即ち塗膜側ロール11側となるようにして回転駆動する下面塗膜剥離装置10の塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12との間に挿入する。
【0040】塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12との間に挿入された樹脂部材Waは両ロール11、12によって挟み込まれ、塗膜側ロール11及び樹脂素材側ロール12の押圧力によって圧縮応力が付与され、かつ両ロール11、12間の回転周速度の差に基づいて樹脂素材Wbと樹脂素材Wbの下面に施された塗膜Wcとの間に剪断ズリ応力が加わると共に発熱作用により樹脂素材Wbの下面から塗膜Wcが剥離される。
【0041】塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12の協働により樹脂素材Wbから塗膜Wcを剥離する際、塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12が樹脂部材Waを挟み込んで搬送装置30側へ送り出すように互いに逆回転方向に回転駆動され、かつ塗膜側ロール11の回転周速度が樹脂素材側ロール12の回転周速度より大であることから、塗膜側ロール11が樹脂素材側ロール12側に対してより多く送り出され、その結果樹脂部材Waは樹脂素材側ロール12のロール表面12aに沿って弓なりに反り、図3の(A)示すよう湾曲変形して送り出される。
【0042】湾曲変形して送り出される樹脂部材Waの先端はスクレーパ13の下面に当接し、両ロール11、12によって送り出されるに従ってスクレーパ13の下面に摺動案内されて搬送装置30側へ押し出される。
【0043】そして搬送装置30の上側ベルト33に樹脂部材Waの先端が当接して連続移動する上側ベルト33により上側ベルトコンベア31と下側ベルトコンベア35との間に誘導され、上側ベルト33と下側ベルト37とによって挾持され、下面塗膜剥離装置10側から上面塗膜剥離装置20へ向けて搬送される。
【0044】上側ベルト33と下側ベルト37との間に挾持されて搬送される際に樹脂部材Waは、上側ロール32b、32c、下側ロール36b、36c及び矯正用ロール38等からなる湾曲形成された搬送経路、即ち矯正部Aを通過する間に図3の(B)に示すように下面塗膜剥離装置10による反りとは逆方向に湾曲付勢され、樹脂部材Waは図3の(C)に示すよう平板状に形状修正される。
【0045】平板状に形状修正された樹脂部材Waは搬送装置30の後端から送り出され、上面塗膜剥離装置20の塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22との間に供給される。
【0046】塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22との間に供給された樹脂部材Waは両ロール21、22によって挟み込まれ、塗膜側ロール21及び樹脂素材側ロール22の押圧力によって圧縮応力が付与され、かつ両ロール21、22間の回転周速度の差に基づいて樹脂素材Wbと樹脂素材Wbの上面に施された塗膜或いは付着したミストとの間に剪断ズリ応力が加わると共に発熱作用により樹脂素材Wbの上面から塗膜或いはミストが剥離され、塗膜等が剥離除去された樹脂素材Wbが、塗膜側ロール21及び樹脂素材側ロール22によって送り出される。
【0047】従って、平板状に形状修正された後、上面塗膜剥離装置20に供給することから、塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22間への供給状態が良好になり、かつ塗膜等の剥離除去効率が向上し、処理能力に優れた高品質の再生樹脂製品を得ることが可能になる。
【0048】次に本発明による塗膜剥離除去装置用搬送装置の第2実施の形態を図4乃至図6によって説明する。なお図4乃至図6において図2に対応する部位に同一符号を付することで下面塗膜剥離装置10及び上面塗膜剥離装置20の説明は省略する。
【0049】図4は下面塗膜剥離装置10及び上面塗膜剥離装置20との間に配置される搬送装置40の概要を示す側面図であり、図5は図4のB部拡大図、図6は図4のC部拡大図である。
【0050】搬送装置40は、相対向して設けられる上側ベルトコンベア41と下側ベルトコンベア45を有している。
【0051】上側ベルトコンベア41は、水平に並設される複数、例えば4本の上側ロール32a、32b、32c、32d、これら上側ロール32a‥‥32dより小径の上側先端ロール43a、上側後端ロール43b、上側ロール32dの上方に配置される上側アイドラロール43cを有し、これらロール32a‥‥32d、43a‥‥43cにはエンドレスで弾性を有する例えばゴム製の上側ベルト33が張設されている。
【0052】上側先端ロール43aは、図5に示すように上側ロール32aより下面塗膜剥離装置10に近接配置し、かつスクレーパ13の上方でしかもスクレーパ13の後端縁13aよりも樹脂素材側ロール12側に設けられ、スクレーパ13の後端縁13aと上側ロール32aとの間を傾斜する上側ベルト33により覆うよう構成されている。
【0053】上側後端ロール43bは、その外周下部が上側ロール32a‥‥32dの外周下部と略同一高さでかつ上側ロール32dより上面塗膜剥離装置20に近接して設けられ、上側ベルト33の後端を塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22との間隙に近接することを可能にしている。
【0054】一方下側ベルトコンベア45は、上記上側ベルトコンベア41の上側ロール32a、32b、32c、32dと各々対向する下側ロール36a、36b、36c、36d及び、これら下側ロール36a‥‥36dより小径で下側ロール36aより下方でかつ、塗膜側ロール11に近接して設けられる下側先端ロール47a、その外周上部が下側ロール36a‥‥36dの外周上部と略同一高さでかつ下側ロール36dより上面塗膜剥離装置20に近接配置される下側後端ロール47b及び下側ロール36dの下方に配置される下側アイドラロール47cを有し、これらロール36a‥‥36d、47a‥‥47cにエンドレスで弾性を有する下側ベルト37が張設され、上側ベルト33と下側ベルト37とは下面塗膜剥離装置10の塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12との間隙及び上面塗膜剥離装置20の塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22との間隙と略同一高さで相対向するよう構成されている。
【0055】そして上側ロール32a‥‥32d、下側ロール36a‥‥36dは回転駆動装置によって回転駆動され、上側ベルト33と下側ベルト37との間で樹脂部材Wa等を挾持して下側塗膜剥離装置10側から上側塗膜剥離装置20側へ搬送するように構成されている。
【0056】更に下側ベルトコンベア45の下側ロール36bと36cとの間に下側ロール36a‥‥36bの回転軸芯より上方に偏倚する回転軸芯を有する付勢手段となる矯正用ロール38が設けられ、矯正用ロール38のロール表面38aの上部により下側ベルト37及び上側ベルト33を上方に付勢することにより下側ベルト37及び上側ベルト33を上側ロール32bと32cとの間に入り込むように湾曲せしめ、これら上側ロール32b、32c、下側ロール36b、36c、矯正用ロール38及び相対向する上側ベルト33、下側ベルト37により搬送経路が湾曲する矯正部Aを形成している。
【0057】このように搬送装置40を構成することにより、下面塗膜剥離装置10の塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12によって樹脂素材側ロール12のロール表面12aに沿って弓なりに湾曲変形して送り出される樹脂部材Waの先端は図5に実線aで示すようにスクレーパ13の下面に当接し、両ロール11、12によって送り出されるに従って二点鎖線bで示すようスクレーパ13の下面に沿って摺接案内される。
【0058】そしてスクレーパ13の後端縁13aに達した樹脂部材Waの先端は、スクレーパ13の後端縁13aと上側ロール32aとの間を補完するように傾斜して配置される上側ベルト33の下面に受け渡され、連続移動する上側ベルト33により二点鎖線c、dで示すよう案内され、搬送装置40の樹脂部材Waの搬入側となる先端において上側ベルト33と下側ベルト37がテーパ状に開口することと相俟って、円滑かつ、確実に上側ベルト33と下側ベルト37との間に導入され、上側ベルト33と下側ベルト37によって挾持搬送される。
【0059】そして樹脂部材Waは、上側ベルト33と下側ベルト37とに挾持されて搬送される際に、上側ロール32b、32c、下側ロール36b、36c及び矯正用ロール38等を有する矯正部Aを通過する間に下面塗膜剥離装置10による反りとは逆方向に湾曲付勢されて平板状に形状修正される。
【0060】平板状に形状修正された樹脂部材Waは搬送装置40の後端から送り出されて上面塗膜剥離装置20の塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22との間に供給される。
【0061】搬送装置40の後端から上面塗膜剥離装置20に樹脂部材Waを供給する際、上側ロール32dの外周下部と略同一高さでかつ上側ロール32dより小径の上側後端ロール43bを配置すると共に、外周上部が下側ロール36dの外周上部と略同一高さでかつ下側ロール36dより小径の下側後端ロール47bを配置することから上側ベルトコンベア41及び下側ベルトコンベア45からなる搬送装置40の後端がテーパ状に狭められ、塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22との間隙に近接配置することが可能になり、搬送装置40から上面塗膜剥離装置20への樹脂部材Waの供給が安定した状態で確実に行え、円滑な作業が確保できる。
【0062】次に、本発明による塗膜剥離除去装置用搬送装置の第3実施の形態を図7によって説明する。なお本実施の形態は、図5に対応する部分を図7に示し、他の部分は第2実施の形態と同一であるので図5と対応する部位に同一符号を付することで詳細な説明を省略し、相違する部分についてのみ説明する。
【0063】上側ベルトコンベア41に設けられる上側先端ロール43aを、下面塗膜剥離装置10の樹脂素材側ロール12の近傍に設けることにより、上側ベルト33が樹脂素材側ロール12のロール表面12aに近接乃至摺接して連続移動するように構成し、上側ベルトコンベア33にスクレーパ機能を付加することによりスクレーパを省略する。
【0064】このように構成することにより、樹脂素材側ロール12のロール表面12aに付着したミスト等は、樹脂素材側ロール12の表面12aに近接乃至摺接して連続移動する上側ベルト33により掻き取られ除去される。
【0065】一方塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12との間に挿入された樹脂部材Waは、両ロール11、12によって樹脂素材Wbの下面に施された塗膜Wcが剥離除去される。
【0066】そして塗膜側ロール11と樹脂素材側ロール12との回転周速度の差に従って樹脂素材側ロール12のロール表面12aに沿って湾曲変形して送り出される樹脂部材Waの先端は、図7に実線a′で示すよう連続移動する上側ベルト33の傾斜する下面に当接し、両ロール11、12によって送り出されるに従って二点鎖線b′、c′で示すように誘導され、上側ベルト33と下側ベルト37との間に導入されて上側ベルト33及び下側ベルト37によって挾持搬送されて矯正部を通過する間に平板状に形状修正され、上面塗膜剥離装置へ搬送供給される。
【0067】従ってこの実施の形態によると、上記第2実施の形態の効果に加えてスクレーパの省略が可能になり下面塗膜剥離装置10の簡素化が得られる。
【0068】上記各実施の形態では、下側ベルトコンベア35の下側ロール36bと36cとの間に矯正用ロール38を設け、矯正用ロール38により下側ベルト37及び上側ベルト33を上側ロール32bと32cとの間に入り込むようにして搬送経路を湾曲させて矯正部Aを形成したが、下面塗膜剥離装置10による圧延処理条件及び樹脂部材Waの厚さ等に起因する樹脂部材Waの反り度合い、即ち丸まり度合いの差に対応して矯正量を調節するよう構成して、確実に平板状に修正形状するよう矯正部を構成することも可能である。
【0069】具体的に矯正部Aの要部を示す図8によって説明する。なお、図2乃至図7に対応する部位に同一符号を付することで詳細な説明を省略する。
【0070】矯正部Aは、上側ベルトコンベアの上側ロール32b、32c、上側ベルト33、下側ベルトコンベアの下側ロール36b、36c、下側ベルト37及び矯正付与手段50により構成される。
【0071】矯正付与手段50は、上側ロール32bと32cとの間及び下側ロール36bと36cとの間に各々配置される付勢手段となる一対の矯正用ロール51を具備し、各矯正用ロール51は上側ロール32bと下側ロール36bとの離間距離と略等しく離間して上側ベルト33の上面側及び下側ベルト37の下面側に配設され、上下移動可能な支持体52によって軸支されている。
【0072】そして支持体52にラック53aが形成される一方、ラック53aに噛合するピニオン53bを有し、ピニオン53bを要求矯正量に相応して回動することにより支持体52を介して各矯正ロール51が要求矯正量に応じて上下移動する。
【0073】従って上側ベルト33及び下側ベルト37に挾持保持されて湾曲する搬送経路、即ち矯正部Aを通過する間に樹脂部材Waに要求矯正量に応じた矯正力が付与されて樹脂部材Waは良好に平板状に形状修正され、上面塗膜剥離装置20による塗膜或いはミストの剥離除去がより安定して行われ、除去効率がより向上する。
【0074】次に図9により本発明による塗膜剥離除去装置用搬送装置の第4の実施の形態を説明する。なお、図中下面塗膜剥離装置10及び上面塗膜剥離装置20は、図1乃至図8に示す各装置10、20と同一構成であるので詳細な説明は省略する。
【0075】本実施の形態による搬送装置60は、下面塗膜剥離装置10と上面塗膜剥離装置20との間に対向して設けられる上側ローラコンベア61と下側ローラコンベア65を有し、上側ローラコンベア61は複数、例えば10本の上側ロール62a、62b‥‥62jが順次並設され、下側ローラコンベア65には各上側ロール62a、62b‥‥62jに対向して下側ロール66a、66b‥‥66jが並設され、これら上側ロール62a、62b‥‥62j及び下側ロール66a、66b‥‥66jは対向する上側ロール62a、62b‥‥62jと下側ロール66a、66b‥‥66jとの間に樹脂部材を挾持して下面塗膜剥離装置10から上面塗膜剥離装置20方向へ搬送するよう回転駆動装置によって回転駆動される。
【0076】上側ロール62a、62b、62c及び下側ロール66a、66b、66cの各ローラは、各々樹脂素材側ロール12及び塗膜側ロール11に近づくに従って順次小径に形成され、かつ次第に各対応する上側ロール62a、62b、62cと下側ロール66a、66b、66cは互いに離間するように配設されていて、特に上側ロール62aは樹脂素材側ロール12との間隙を極めて小とすべく樹脂素材側ロール12に近接配置されている。そして塗膜側ロール11及び樹脂素材側ロール12によって湾曲変形して送り出される樹脂部材Waの先端を順次上側ロール62a、62b、62cヘ誘導して上側ロール62dと下側ロール66dとの間に導入するよう形成される。
【0077】一方上側ロール62h、62i、62j及び下側ロール66h、66i、66jは、上面塗膜剥離装置20の塗膜側ロール21及び樹脂素材側ロール22に近づくに従って順次小径に形成されて樹脂部材Waを塗膜側ロール21と樹脂素材側ロール22との間に誘導案内するよう構成されている。
【0078】上側ローラコンベア61の上側ロール62eと62fとの間及び下側ローラコンベア65の下側ロール66eと66fとの間には付勢手段となる各々上側ロール62e及び62fの回転軸芯に対して上方に偏倚する回転軸芯を有する矯正用ロール63と、下側ロール66e及び66fの回転軸芯に対して上方に回転軸芯を有する矯正用ロール67とが設けられ、相対向配置される矯正用ロール63と67とは上側ロール66eと下側ロール66fの離間距離と略等しい寸法離間している。
【0079】これら上側ロール62e、62f、下側ロール66e、66f及び矯正用ロール63、67等により湾曲する搬送経路となる矯正部Aを形成し、下面塗膜剥離装置10側から搬送される樹脂部材Waは矯正部Aを通過する間に下面塗膜剥離装置10により付与される反りとは逆方向に湾曲付勢され、樹脂部材Waは平板状に形状修正されて上面塗膜剥離装置20へ供給される。
【0080】なお、本実施例においても対向配置される矯正用ロール63、67を下面塗膜剥離装置10の処理条件等に従って上下移動することにより湾曲する搬送経路による矯正量を調整することも可能である。
【0081】本実施の形態によると、前記各実施の形態の効果に加え、弾性材料製の上側ベルト及び下側ベルトを省略することから構成の簡素化が得られると共に耐久性の向上が図れる。
【0082】以上各実施の形態では下面塗膜剥離装置により樹脂部材の下面に施された塗膜を剥離除去した後、搬送装置により上面塗膜剥離装置により樹脂部材の上の塗膜或いはミストを剥離除去する場合を例に説明したが、上面塗膜剥離装置により樹脂部材の上面の塗膜等を除去した後、搬送装置で下面塗膜剥離装置へ樹脂部材を搬送供給するように構成することも可能であり、また複数の搬送装置を介して3つ以上の塗膜剥離装置を連結することも可能である。
【0083】更に上記説明では自動車用バンパの塗膜剥離について記載したが、CD−ROM等他の塗膜が施された塗膜樹脂製品の塗膜剥離、或いはメッキが施された樹脂製品のメッキ剥離等に広く適用可能であり、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0084】
【発明の効果】以上説明した本発明による塗膜剥離除去装置用搬送装置によると、互いに回転周速度の異なる一対のロール間によって樹脂部材の樹脂素材から塗膜を剥離する複数の塗膜剥離装置及び上記塗膜剥離装置間に配置されて一方の塗膜剥離装置から他方の塗膜剥離装置へ樹脂部材を搬送供給する搬送装置を有する塗膜剥離除去装置において、搬送装置は、一方の塗膜剥離装置による塗膜剥離除去に伴って湾曲変形した樹脂部材を平板状に形状修正する矯正部を有することから、一方の塗膜剥離装置によって湾曲変形されて送り出された樹脂部材が搬送装置による搬送途中において矯正部により平板状に形状修正されて他方の塗膜剥離装置に供給され、他方の塗膜剥離装置への樹脂部材の供給が円滑に行われ、安定した塗膜除去作業が実施でき、この結果処理時間の短縮が可能になり生産性が向上するとともに塗膜除去効率の向上が得られる高品質の塗膜除去作業が可能になる等本発明特有の効果を有する。




 

 


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