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発明の名称 振動篩の支持機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−151416
公開日 平成10年(1998)6月9日
出願番号 特願平8−330417
出願日 平成8年(1996)11月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】宇佐見 忠男
発明者 西川 義光
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】振動機によって振動せしめられる振動篩の上端を上枠から可撓紐または可撓帯によって吊下支持し、下端部には左右側枠に差渡されている可撓ワイヤを当接して所定角度で傾斜せしめたことを特徴とする振動篩の支持機構
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば無機質板を乾式あるいは半乾式法で製造する場合、フォーミング装置に使用される振動篩の支持機構に関するものである。
【0002】
【発明の背景】無機質板を乾式あるいは半乾式法で製造する場合には、セメント、木質繊維等の原料混合物粉体を図6に示すフォーミング装置において型板上にマットをフォーミングし、該マットを圧締養生硬化せしめる。図6〜図8に示すフォーミング装置において、(1) はフォーミングチャンバーであり、該フォーミングチャンバー(1) の底部には搬送ベルトコンベア(2) 上に表面に凹凸模様(3A)を有する型板(3) が配置され、該型板(3) は該搬送ベルトコンベア(2) によって矢印イ方向へ搬送される。該型板(3) 上方には供給ベルトコンベア(4) が配置され、該供給ベルトコンベア(4) の末端には上側に供給ブラシ、下側に清掃ブラシ(6) が配置されている。該フォーミングチャンバー(1) の型板(3) 搬送方向側(後段側)にはケーシング(71)内に収納されている送風機(72)と、該送風機(72)に分配ダクト(74)を介して連絡する上下一対の送風口(73,73)とからなる主送風装置(7) が配置され、該送風口(73)はフォーミングチャンバー(1) 内に型板(3) 搬送方向とは逆の方向(前段側)に風を吹付けるようになっており、該フォーミングチャンバー(1) の前段側には該送風口(73)から吹付けられた空気を回収して送風機(72)に循環させる循環経路(8) が開口している。更に該フォーミングチャンバー(1) の前段側下部には送風機(72)に分配ダクト(74)から分岐したダクト(74A) を介して連絡する送風口(73A) からなる副送風装置(7A)が配置され、該送風口(73A) は後段側に風を吹付けるようになっている。なお主送風装置(7) の送風口(73)と副送風装置(7A)の送風口(73A) とにはハンドル(75,75A)によって操作される風量調節弁(76,76A)が取付けられている。更に該フォーミングチャンバー(1) 内には該送風口(73)と相対して振動篩(9) が傾斜角度調節可能および前後移動可能に設置されている。上記フォーミング装置にあっては、粉体(10)を供給ベルトコンベア(4) 上で矢印ロ方向に搬送し、該供給ベルトコンベア(4) の末端において矢印ハ方向に回転する散布ロール(5) によって該粉体(10)をほぐしつゝフォーミングチャンバー(1) 内後段よりに落下させる。該粉体(10)は例えばセメント、ケイ酸含有物質、石膏等の硬化性無機粉体、木片、木粉、パルプ、木質繊維束等の補強材、若干の水等の混合物であり、例えば補強材として分岐および/または弯曲および/または折曲させることによって嵩高くせられたものを用いると散布ロール(5) による粉体(10)のほぐれが非常に容易となり、粉体(10)を型板(3) 上に均一に散布することが出来る。フォーミングチャンバー(1) 内に落下した粉体(10)は先ず主送風装置(7) の送風口(73)から矢印ニに示す前段方向に吹付けられる風により矢印ホに示すように前段方向に配向せられ、振動篩(9) によって篩別された後、更に送風口(73)から吹付けられる風によって風選されてより微細な粉体(10)はフォーミングチャンバー(1) 内においてより前段位の型板(3) 上に落下堆積し、より粗大な粉体(10)はフォーミングチャンバー(1) 内においてより後段位の型板(3) 上に落下堆積するが、この際微細な粉体(10)は型板(3) 直上で副送風装置(7A)の送風口(73A) から矢印トに示す後段方向に吹付けられる風により矢印チに示すように若干後段方向に配向せられる。そして最も粗大な粉体(10)は振動篩(9) 上に残存し振動篩(9) 上から矢印ヘに示すように落下してフォーミングチャンバー(1) 内において最後段位の型板(3) 上に堆積する。該型板(3) は前述したように搬送ベルトコンベア(2) によりフォーミングチャンバー(1) 内を前段側から後段側へ搬送されるので、型板(3) 上には最下位に最も微細な粉体が堆積され、上に行くにしたがって粒度が粗大な粉体が堆積されることになる。このようにして図8に示すように下へ行くにしたがって粒度が微細になる構造を有するマット(10B) がフォーミングされる。該マット(10B) において、上記したように粉体(10)は型板(3)直上で副送風装置(7A)の送風口(73A) から吹付けられる風により若干後段方向に配向せられるので、図8に示すように型板(3) の凹凸模様(3A)の凸部(31A) の前段側にも該微細な粉体(10)が充填されることになる。そしてこのような型板(3)上にフォーミングされたマット(10B) を圧締養生硬化して無機質板を製造する。
【0003】
【従来の技術】従来の振動篩(9) の支持機構を図9および図10に示す。振動篩(9) は篩本体(9A)と、該篩本体(9A)の上縁に取付けられている振動機(9B)とからなり、該振動篩(9) の上縁はフォーミングチャンバー(1) の上枠(1A)に取付けられている吊環(11)に通した可撓性紐(12)によって吊下げられており、該振動篩(9) の下部にはフォーミングチャンバー(1) の左右側枠(1B,1B) のスライドブラケット(13)に取付けられている支持体(14)を当接させることによって所定角度の傾斜を与えられて支持されている。該支持体(14)は円柱状のゴムからなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成においては、粉体(10)が大径の円柱状のゴムからなる支持体(14)上に堆積し、ある程度の量となると該支持体(14)からマット(10B) 上に落下する。そうすると支持体(14)から落下した粉体(10)によってその部分のマット(10B)の粉体量が多くなり、その結果製造される無機質板の密度や強度が不均一になると言う問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、振動機(9B)によって振動せしめられる振動篩(9) の上端を上枠(1A)から可撓紐(12)または可撓帯によって吊下支持し、下端部には左右側枠(1B,1B) に差渡されている可撓ワイヤ(20)を当接して所定角度で傾斜せしめた振動篩(9) の支持機構を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一具体例を図1〜図6に示す。図に示す振動篩(9) は篩本体(9A)と、該篩本体(9A)の上縁枠(9C)上に設置されている振動機(9B)とからなり、図3および図4に示すように該振動機(9B)の上縁枠(9C)の左右端部にはカラー(15)が篩本体(9A)と共にボルト(16)とナット(17)によって締付固定されており、該カラー(15)にはフォーミングチャンバー(1) の上枠(1A)から吊下されているループ状のゴム紐からなる可撓紐(12)あるいは弾性帯等からなる可撓帯が懸架されており、該可撓紐(12)の根端はフォーミングチャンバー(1) の上枠(1A)に取付けられているフック(18)に固定され、中間部には上枠(1A)に前後摺動可能に取付けられている吊環(19)に通されている。
【0007】該振動篩(9) の下部はフォーミングチャンバー(1) の左右側枠(1B,1B) のスライドブラケット(13,13) に差渡されているピアノ線等の可撓ワイヤ(20)に当接しているが、該スライドブラケット(13,13) には前後一対の長孔(13A,13A) が設けられており、該スライドブラケット(13,13) は該長孔(13A,13A) を介してボルト(21)とナット(22)によって締付固定されている。
【0008】上記振動篩(9) は吊環(19)を前後摺動させ、あるいはスライドブラケット(13,13) を長孔(13A,13A) の範囲で前後摺動させることによって図1に示す傾斜角θおよび前後位置を調節される。この場合、該吊環(19)は上枠(1A)に設けられている目盛り(23)によって摺動位置決定の目安とする。
【0009】上記構成の支持機構によって支持されている振動篩(9) は振動機(9B)にリード線(24)から通電して作動せしめることによって振動し、上方から落下する粉体(10)は振動篩(9) によって篩別され、型板(3) 上に落下堆積かるが、この際、可撓ワイヤ(20)は例えば3〜6mm程度の小径であるから、該可撓ワイヤ(20)上には該粉体(10)は堆積しないので、従来のように大径の支持体(14)上に堆積した粉体(10)がマット(10B) 上に落下して製造される無機質板の密度や強度が不均一になると言う不具合は回避される。なお該ワイヤ(20)は可撓性であるから、振動篩(9)の振動への干渉は少ない。
【0010】
【発明の効果】したがって本発明においては、粉体を均一に散布することが出来、本発明の振動篩を繊維板製造に用いられるフォーミング装置に適用すれば、密度や強度の均一な無機質板が製造出来る。




 

 


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