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発明の名称 建築板の塗装方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−99776
公開日 平成10年(1998)4月21日
出願番号 特願平8−277293
出願日 平成8年(1996)9月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】宇佐見 忠男
発明者 深津 幹男
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】表面に化粧溝を設けた建築板の該化粧溝に嵌合する桟を配した外枠からなる桟部材を、該建築板表面に被着して該桟部材の桟を該建築板表面の化粧溝に嵌合し、その上から塗装を施した後該桟部材を取はずし、該建築板化粧溝には塗装を施さないことを特徴とする建築板の塗装方法【請求項2】該桟部材の桟は該建築板化粧溝の両側は被覆しない請求項1に記載の建築板の塗装方法【請求項3】該建築板の塗装は転写法で行われる請求項1または2に記載の建築板の塗装方法
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として住宅の外壁材として使用される窯業系の建築板の塗装方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】図1に示すようにこの種の建築板(1) はセメントと補強繊維とを主体とし、表面に縦横の化粧溝(2,3) が設けられ、両側には実部(4,5) が設けられている。上記建築板(1) 表面には塗装が施されているが、最近ではコンピューター制御によって離型シート上に複雑色模様を印刷して転写シートとし、該転写シートの印刷層を該建築板(1) 表面に転写する方法が多用されている。そして該建築板(1) 表面と該化粧溝(2,3) あるいは該化粧溝(3) の両側と底部とを色および/または模様を異ならせた意匠性の高い塗装が試みられている。
【0003】
【従来の技術】従来、このような建築板(1) 表面と化粧溝(2,3) あるいは該該化粧溝(3) の両側と底部とを異色および/または異模様にするには、該化粧溝(2,3) に粘着テープであるマスキングテープを張り、該建築板(1) 表面塗装後該マスキングテープを除去する方法が採られている。この方法においては、該化粧溝はマスキングテープによって塗装から保護される。更に転写法では表面塗装用の色模様を印刷した転写シートと、化粧溝塗装用の色模様を印刷した転写シートとを準備し、転写塗装を二段回で行なう方法が提供されている(特開平6−91618号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法において、マスキングテープを使用する方法では、マスキングテープを化粧溝内に貼着する手間がかかり、また転写シートを表面塗装用と化粧溝塗装用と二つ準備して行なう方法では、転写シートのコストアップとなり、塗装工程も二段回で行なうので手間がかかり、その上化粧溝塗装用転写シートを化粧溝に貼着する手間もかゝる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、表面に化粧溝(2,3) を設けた建築板(1) の該化粧溝(2,3) に嵌合する桟(8,9) を配した外枠(7) からなる桟部材(6) を、該建築板(1) 表面に被着して該桟部材(6) の桟(8,9) を該建築板(1) 表面の化粧溝(2,3) に嵌合し、その上から塗装を施した後該桟部材(6) を取はずし、該建築板(1) の化粧溝(2,3) には塗装を施さない建築板(1) の塗装方法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図5に示す一実施の形態によって説明すれば、図1に示す建築板(1) はセメント、繊維補強材を主体とする原料混合物に若干の水を添加して型板上に散布してマットをフォーミングし、該マットを圧締養生硬化せしめる乾式法、該原料混合物を水に分散させてスラリーとし、該スラリーを使用して抄造してマットをフォーミングし、該マットを型押しした後養生硬化せしめる湿式法等によって製造され、表面には縦横の化粧溝(2,3) 、両側には実部(4,5) が設けられている。該建築板(1) 表面にはスポンジロールコーターやカーテンフローコーターで化粧溝(2) を含めてシーラ処理、下塗り塗装、中塗り塗装、上塗り塗装が施される。
【0007】図2に示すのは桟部材(6) であって、該桟部材(6) は外枠(7) と、該外枠(7)内側に該建築板(1) の縦横の化粧溝(2,3) に対応して配される縦横の桟(8,9) とからなる。図3に該桟部材(6) の桟(8,9) の種々な断面形状が示される。即ちイに示される桟(8A,9A) の断面形状は半円形であり、該桟(8A,9A) によっては該化粧溝(2) の両側は被覆されず、ロに示される桟(8B,9B) の断面形状は円形であり、該桟(8B,9B) によっては該化粧溝(2) の両側上部は被覆されず、ハに示される桟(8C,9C) の断面形状は逆台形であって、該化粧溝(2) 全体が被覆されることになり、ニに示される桟(8D,9D) の断面は台形であって、該化粧溝(2) の両側は被覆されず、ホに示される桟(8E,9E) の断面は工形であって、該桟(8E,9E) によっては該化粧溝(2) の両側は被覆されず、ヘに示される桟(8F,9F) の断面は開いたコ形であって、該桟(8F,9F) によっては該化粧溝(2) の両側上縁部は被覆され、いずれも該桟(8,9) によって被着されない化粧溝(2) 部分は該建築板(1) の表面塗装時に部分的または全体的に塗装され、それ以外の該桟(8,9) によって被覆された化粧溝(2) 部分は全く塗装が施されず、建築板(1) の上塗り塗装の色模様が保持されている。
【0008】該建築板(1) 表面に転写法によって塗装を施すには図4に示すように桟部材(6) を該建築板(1) の表面に装着し、該桟部材(6) の桟(8,9) を該建築板(1) の化粧溝(2,3) に夫々嵌合する。
【0009】次いで図5に示すように離型シート(10)表面に感熱性樹脂をビヒクルとした塗料を印刷して、建築板(1) の上塗り塗装とは異色および/または異模様の色模様印刷層(11)を形成した転写シート(12)をリール(13)から引出し、軟質ゴム層(14)を外周に巻着したホット転写ロール(15)によって該転写シート(12)を加熱しつつ矢印方向に移動する該建築板(1) 表面に押圧する。そうすると、該印刷層(11)は軟化して該建築板(1) 表面に粘着転写され、それから剥離ロール(16)を介して離型シート(10)が印刷層(11)から剥離される。
【0010】該桟部材(6) の桟として、図3ヘに示す開いたコ形断面を有する桟(8F,9F) を採用した場合は、該化粧溝(2,3) は該桟(8F,9F) によって全体的に保護され、該化粧溝(2,3) 内には印刷層(11)が転写されない。塗装後は該桟部材(6) を建築板(1) から取りはずす。このようにして化粧溝(2) には上塗り塗装が施され、表面には異色および/または異模様の転写塗装が施された意匠性の高い建築板(1) が得られる。
【0011】図6には本発明の他の実施の形態が示される。本実施の形態においては、転写シート(12A) は基材シート(10A) と、該基材シート(10A) の表面に水溶性樹脂層(17)を介して形成される印刷層(11A) とからなり、該転写シート(12A) はロール(18)を介して水槽(19)の水Wに浸漬されることによって該水溶性樹脂層(17)を湿潤せしめられる。一方建築板(1) 表面には接着剤(21)を塗布しておき、該転写シート(12A) をロール(20)を介して軟質ゴム層(14A) を巻着したコールド転写ロール(15A) によって該建築板(1) 表面に押圧し、該転写シート(12A) の印刷層(11A) を該建築板(1) 表面に転写し、基材シート(10A) は剥離ロール(16)を介して剥離する。
【0012】本実施の形態においては、該桟部材(6) の桟として、図3ロに示す断面形状円形の桟(8B,9B) を採用する。この場合には該化粧溝(2,3) の両側上縁部に該コールド転写ロール(15A) の軟質ゴム層(14A) が食い込んで、該転写シート(12A) の印刷層(11A) がこの部分にも転写される。
【0013】上記実施の形態は転写塗装法に関するものであるが、塗装法は転写法に特に限定されず、スプレー法等が適用されてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明では建築板に桟部材を被着し、該桟部材の桟を該建築板の化粧溝に嵌合して該化粧溝を塗装から保護するので、桟部材の着脱は極めて能率的に行われるし、また桟の断面形状によって化粧溝には部分的に塗装を施すことも出来る。




 

 


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