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発明の名称 抄造装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−34624
公開日 平成10年(1998)2月10日
出願番号 特願平8−215991
出願日 平成8年(1996)7月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】宇佐見 忠男
発明者 村瀬 直樹
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】フローボックスから流出する軽量骨材含有原料スラリーを受ける抄造ベルトの上側所定位置に、上下動して該抄造ベルト上の原料スラリーを殴打する殴打パネルを配置したことを特徴とする抄造装置【請求項2】該殴打パネルは該抄造ベルト上の原料スラリーの含水率が230〜180重量%まで脱水される位置に配置される請求項1に記載の抄造装置
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば窯業系セメント板等を製造する際に用いられる抄造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】窯業系セメント板は例えばセメント、骨材、および木質パルプを主体とする原料スラリーを抄造ベルト上に流出し、抄造して抄造マットとし、該抄造マットを養生硬化することによって製造されている。該窯業系セメント板を軽量化するためには骨材として軽量なもの、例えば中空パーライト、シラスバルーン、シリカバルーン、ガラスバルーン、アルミナシリカバルーン、焼成バーミキュライト、ケイソウ土、焼成ケイソウ土等が添加される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記軽量骨材を混合した原料スラリーを抄造ベルト上に流し出し抄造する過程において、原料スラリー内で軽量骨材が浮上する傾向にあり、結果として軽量骨材が表面側に多く裏側に少ない不均質な窯業系セメント板が得られ、表面側の軽量骨材含有量が多くなって製品の表面平滑性および緻密性が損われ、鮮明なエンボスを施すことも困難で、更に塗装適性にも悪影響がもたらされる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、フローボックス(1) から流出する軽量骨材含有原料スラリーSを受ける抄造ベルト(7) の上側所定位置に、上下動して該抄造ベルト(7) 上の原料スラリーSを殴打する殴打パネル(9,10)を配置した抄造装置を提供するものであり、該殴打パネル(9,10)は該抄造ベルト(7) 上の原料スラリーSの含水率が230〜180重量%まで脱水される位置に配置されることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1および図2に示す。図1においてフローボックス(1) にはスラリー導入口(2) から原料スラリーSが導入され、上下邪魔板(3,4,5) を介して攪拌されつゝ吐出口(6) から抄造ベルト(7) 上に流し出される。そして余剰の原料スラリーSは溢流口(8) から溢流して原料スラリーSの備蓄タンク(図示せず)へ返送される。
【0006】該原料スラリーの固形分の組成は例えば下記の通りである。
ポルトランドセメント 32重量%スラグ 22 〃フライアッシュ 18 〃ケイ砂 10 〃中空パーライト 12 〃パルプ 6 〃上記原料スラリーの固形分濃度は10〜15重量%、含水率は1000〜566重量%とされる。
【0007】上記抄造ベルト(7) の上側所定位置には二枚の殴打パネル(9,10)が配置され、該殴打パネル(9,10)は抄造ベルト(7) の原料スラリーSの巾に略等しくされ、そして基板(11)から垂設されている。図2に示すように該基板(11)上にはブラケット(12)を介してピストン杆(13)が接続され、該ピストン杆(13)は支台(14)上のモーター(15)のプーリー(16)に接続する。更に該支台(14)からは左右一対のガイドバー(17,18) が垂設されており、該ガイドバー(17,18) は該殴打パネル(9,10)の基板(11)を摺動可能に貫通する。そして該ガイドバー(17,18) は補強フレーム(19)によって支持されている。
【0008】抄造ベルト(7) 上に流し出された原料スラリーSは、該抄造ベルト(7) の下側に接触している複数個の吸引ボックス(20)によって逐次脱水されると共に、モーター(15)を駆動して上下動せしめられている殴打パネル(9,10)によって上面から殴打され、該原料スラリーS中で浮上らんとしている軽量骨材(中空パーライト)を下方へ押込む。
【0009】該殴打パネル(9,10)の配置位置は、該抄造ベルト(7) 上の原料スラリーSの含水率が230〜180重量%の範囲まで脱水された位置に設定することが望ましい。該原料スラリーSの含水率が230重量%を越えると、該原料スラリーSの粘度が低過ぎて、殴打パネル(9,10)によって軽量骨材をスラリー内へ押込んでも、該軽量骨材はすぐ浮上して来る。また該原料スラリーSの含水率が180重量%未満であると、該原料スラリーSの粘度が高過ぎて浮上する軽量骨材を殴打パネル(9,10)で下方に押込みにくゝなる。
【0010】また該殴打パネル(9,10)は必ずしも二枚設ける必要はなく、一枚あるいは三枚以上でもよいが、その上下振巾は1〜5cm程度、周波数は1〜15回/秒とすることが望ましく、該殴打パネル(9,10)の上死点は該原料スラリーSの上面と略一致させることが望ましい。
【0011】上記したように殴打パネル(9,10)によって該原料スラリーS中から浮上して来る軽量骨材は下方に押込められ、抄造ベルト(7) 上に抄造されるマット中に均一に分散するようになる。該マットは所望なればメイキングロールに巻取られて数層積層され、所定の厚みにされた後所望なればエンボスを施され、その後養生硬化されて製品となる。
【0012】
【発明の効果】本発明ではしたがって軽量骨材が均一に分散した窯業系セメント板が得られ、該窯業系セメント板は表面に軽量骨材が偏在しないから、該表面は平滑でかつ緻密になり、鮮明なエンボスを施すことも出来、更に塗装適性も良好に維持される。




 

 


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