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遮水構造 - 株式会社大林組
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発明の名称 遮水構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−202217
公開日 平成10年(1998)8月4日
出願番号 特願平9−10642
出願日 平成9年(1997)1月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】一色 健輔 (外2名)
発明者 石田 道彦 / 黒岩 正夫 / 嶽本 政宏
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 廃棄物処分場や貯水池等の貯留施設の底部地盤を覆って設置されて、内部の貯留水や汚水が外部に流出するのを防止するための遮水構造であって、遮水シートと、該遮水シートをサンドイッチ状に挟み込む上側舗装及び下側舗装とを含むことを特徴とする遮水構造。
【請求項2】 前記上側舗装が透水性舗装によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の遮水構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遮水構造に関し、特に、廃棄物処分場や貯水池等の貯留施設の底部地盤を覆って設置されて、内部の貯留水や汚水が外部に流出するのを防止するための遮水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業廃棄物や一般廃棄物を投棄する例えば埋立形の廃棄物処分場は、自然の地形を利用したり地盤を掘削して造成された凹状の地盤の内部に、廃棄物を埋め立て貯留してゆくものであるが、埋め立てた廃棄物から浸出する汚水の地下浸透による環境汚染を防止するために、処分場の底部地盤に予め遮水工を実施することが義務付けられている。
【0003】また、ゴルフ場のウォーターハザード、簡易貯水池、溜池若しくはプール等の凹所に水を貯留する施設の底部地盤には、かかる貯留水等の流出を防止すべく、廃棄物処分場と同様に遮水工が施工されることになる。
【0004】そして、かかる遮水工としては、従来より、経済性や遮水性の面から、例えば軟質の合成樹脂系あるいはゴム系の遮水シートを敷設することによって行なうものが知られている。
【0005】また、底部地盤上に設けた砕石路盤上にアスファルトやコンクリートによる舗装を敷設形成して遮水工としたものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の遮水シートによる遮水工によれば、これの上下に保護砂や不織布等による保護層を設けて遮水構造が構成されるものであるが、遮水シートは、数mm程度の厚さの薄いものであるため、例えば廃棄物中の突起物等が突き刺さって損傷しやすいとともに、特に、遮水シートが敷設される底面地盤が、軟弱であったり不陸が存在して安定していない場合には、これの上方にブルドーザーやダンプトラック等の重機を走行させたり旋回させると、これらの重量により遮水シートに撓みやよれが生じて破損しやすくなるという課題があった。
【0007】また、舗装による遮水構造によれば、変形に対する追随性に劣るため、底面地盤などに大きな変形が生じた場合には、クラックの発生によって遮水機能が損なわれるおそれがあるという課題があった。
【0008】そこで、この発明は、上記従来の課題に着目してなされたもので、廃棄物中の突起物等による外力を受けたり、廃棄物や保護砂等を敷き均すべく上方で重機が走行あるいは旋回する場合でも、破損が生じるのを容易に回避することができるとともに、大きな変形を受けた場合でも遮水機能を損なうことのない遮水構造を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を達成するためになされたもので、その要旨は、廃棄物処分場や貯水池等の貯留施設の底部地盤を覆って設置されて、内部の貯留水や汚水が外部に流出するのを防止するための遮水構造であって、遮水シートと、該遮水シートをサンドイッチ状に挟み込む上側舗装及び下側舗装とを含むことを特徴とする遮水構造にある。
【0010】ここで、この発明の遮水構造は、当該遮水構造を2段に積層したり、当該遮水構造の上下に、さらに遮水シートや保護層を敷設して構成することもできる。
【0011】また、この発明の遮水構造は、前記上側舗装を透水性舗装によって構成することが好ましい。
【0012】そして、この発明の遮水構造によれば、アスファルトやコンクリート等の舗装材料からなる上側舗装あるいは下側舗装は、強度及び耐久性に優れ、廃棄物等の貯留物や重機による荷重を広範囲に分散しつつ底部地盤に支持させることにより、底部地盤が軟弱であったり底部地盤に不陸がある場合でも、上載荷重を強固に支持することになるとともに、その剛性によって、廃棄物中の突起物等による外力を受てもほとんど損傷することがなく、また耐候性に優れることになる。
【0013】また、上側舗装と下側舗装との間に挟み込まれた遮水シートは、可撓性を備え、変形に対する追従性が良好なため、大きな変形を受けて上側舗装や下側舗装にクラックが生じた場合でも、破断することなく遮水構造の遮水性を容易に保持することになる。
【0014】そして、この発明の遮水構造は、上側舗装を透水性舗装によって構成すれば、特に廃棄物処分場において、貯留施設の底部を面排水層とすることができ、これによって廃棄物等からの浸出水を効率良く集排水することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の形態、すなわち実施例について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。この実施例にかかる遮水構造10は、図1に示すように、一例として山間部などにおける広大な敷地を凹状に掘削し、整地することによって造成した廃棄物処分場11の、斜面を含む底部地盤20を覆うようにしてに設けられたもので、図2に拡大して示すように、遮水シート12と、この遮水シート12をサンドイッチ状に挟み込むようにして形成された、下側舗装としての水密性アスファルト層13及び上側舗装としての透水性アスファルト層14とによって構成されている。
【0016】ここで、水密性アスファルト層13は、アスファルトコンクリート舗装に一般に使用される、水密性を備えるように配合した公知の種々のアスファルト混合物を使用して形成することができ、例えば底部地盤20上に採石等を敷設してなる路盤15上に、舗装工事に使用する種々の機械を使用して、アスファルト混合物を例えば5cm程度の厚さに敷き均して転圧することにより、容易に形成することができる。
【0017】また、形成された水密性アスファルト層13の上面に設置される遮水シート12は、例えば軟質の合成樹脂系あるいはゴム系のシ−ト部材からなり、幅2〜8m程度の運搬や施工に適した大きさのものを、水密性アスファルト層13の表面に敷設した後、熱溶着などによって縦横に接合一体化することにより、水密性アスファルト層13の全体を水密に覆って配設されるものである。
【0018】さらに、敷設した遮水シート12の上面に形成される透水性アスファルト層14は、例えば公知の排水性舗装に使用する、透水係数が好ましくは1×10-2cm/s程度となるように配合したアスファルト混合物を使用して形成することができ、敷設した遮水シート12上に、舗装工事に使用する種々の機械を使用して、アスファルト混合物を例えば5cm程度の厚さに敷き均して転圧することにより、水密性アスファルト層13とともに遮水シート12をサンドイッチ状に挟み込んだ状態で容易に形成されることになる。
【0019】そして、このようにして形成されたこの実施例の廃棄物処分場11における遮水構造10によれば、水密性アスファルト層13や透水性アスファルト層14は、耐候性に優れ、また投棄された廃棄物21中の突起物等による外力に対する優れた抵抗性を備えるとともに、投棄した廃棄物21を敷き均すべくこれの上方にダンプトラックやブルドーザー等の重機を走行させる場合でも、これらの荷重を広範囲に分散しつつ安定して底部地盤20に支持させることができるので、廃棄物21の埋立時に損傷することがほとんどなく、したがって遮水構造10による遮水性を長期にわたって維持するとともに、遮水シート12を強固に保護することになる。
【0020】また、水密性アスファルト層13と透水性アスファルト層14との間に挟み込まれた遮水シート12は、可撓性を備え、変形に対する追従性が良好なため、変形に対する追従性に劣る水密性アスファルト層13や透水性アスファルト層14が地盤の変動等により大きな変形を受けてクラックが生じた場合でも、破断することなく遮水構造10の遮水性を容易に保持することになる。
【0021】さらに、この実施例によれば、上側舗装が透水性アスファルト層14によって構成されているので、廃棄物処分場11の底部全体に面排水層が形成されることになり、これによって投棄された廃棄物21中から浸出する汚水を効率良く集排水することが可能になる。
【0022】なお、この発明は、上記実施例の実施の態様のものに限定されるものではなく、各請求項に記載された構成の範囲内において、種々変更して採用することができる。例えば、上側舗装は、必ずしも透水性アスファルトによって形成する必要はなく、透水性コンクリートを用いて形成することもできるとともに、上側舗装は、必ずしも透水機能を有するものである必要はない。
【0023】また、この発明は、廃棄物処分場に限定されることなく、ゴルフ場のウォーターハザード、簡易貯水池、溜池若しくはプール等の凹所に水を貯留する施設など、その他の貯留施設の底部地盤を覆って設置することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の遮水構造によれば、遮水シートと、該遮水シートをサンドイッチ状に挟み込む上側舗装及び下側舗装とを含んで構成されるので、上側舗装及び下側舗装の強度や耐久性によって、廃棄物中の突起物等による外力を受けたり廃棄物や保護砂等を敷き均すべく上方で重機が走行あるいは旋回する場合でも、遮水構造に破損が生じるのを容易に回避することができるとともに、遮水シートの変形追従性によって、遮水構造が大きな変形を受けた場合でもその遮水機能を容易に保持することができる。
【0025】また、上側舗装を透水性舗装によって構成すれば、特に廃棄物処分場において、貯留施設の底部を面排水層とすることができ、これによって廃棄物等からの浸出水を効率良く集排水することができる。




 

 


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