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先端部がテーパーを有する鋼片の圧延方法 - 山陽特殊製鋼株式会社
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発明の名称 先端部がテーパーを有する鋼片の圧延方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−263602
公開日 平成10年(1998)10月6日
出願番号 特願平9−71504
出願日 平成9年(1997)3月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】椎名 彊
発明者 瓜本 照治
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 工具鋼及び快削ステンレス鋼の棒鋼圧延において、ビレットの先端部をl/L=0.3〜0.6、かつテーパー角度θ=30〜80°に機械加工し、粗列の圧下率が1パス当り20%以上の圧延ラインでの粗圧延ロールに該テーパーを有する鋼片を噛み込ませて棒鋼圧延することを特徴とする先端部がテーパーを有する鋼片の圧延方法。
ただし、L:鋼片寸法l:テーパー寸法
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具鋼及び快削ステンレス鋼の棒鋼圧延方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は一般に使用されている棒鋼圧延ラインの概略図である。従来、図1に示すように加熱炉1内で、例えば工具鋼は1000〜1200℃、快削ステンレス鋼は1100〜1300℃まで加熱された、径100〜160mmの鋼片2を4スタンド配設した第1粗圧延ロール3にて4パスの粗圧延を行った後、引続き第2粗圧延ロール4にて3〜7パス圧延後、シヤー5で先端をクロップ切断した後、さらに中間ロール6及び仕上げ圧延ロール7において4〜12パス圧延されて径12から80mmの棒鋼の圧延を行っているのが実状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように一連の棒鋼圧延工程において、特に工具鋼は熱間圧延において変形抵抗が大きいために圧延ロールに噛み込みにくく、その上加熱温度が高いとワレが発生しやすいという問題がある。また、逆に圧延温度が低いとロールに噛み込んだ時、鋼片の先端が裂けロールに巻き付き、そのために圧延不能となるという問題がある。また、上記工具鋼と同様に、快削ステンレス鋼においても圧延温度域においては非金属介在物、例えばS、P等のためにロールに噛み込んだ時、鋼片の先端が裂けロールに巻き付き、そのために圧延不能となるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述したような問題を解消するべき発明者らは鋭意開発を進めた結果、特に工具鋼及び快削ステンレス鋼の棒鋼圧延に当って鋼片の先端が滑らかに圧延ロールに噛み込むように先端部がテーパーを有する鋼片を用いて棒鋼圧延する方法を提供することにある。その発明の要旨とするところは、工具鋼及び快削ステンレス鋼の棒鋼圧延において、丸ビレットの先端部をl/L=0.3〜0.6、かつテーパー角度θ=30〜80°に機械加工し、粗列の圧下率が1パス当り20%以上の圧延ラインでの粗圧延ロールに該テーパーを有する鋼片を噛み込ませて棒鋼圧延することを特徴とする先端部がテーパーを有する鋼片の圧延方法である。
ただし、L:鋼片寸法l:テーパー寸法【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明する。本発明に係る鋼種である工具鋼、いわゆるC:0.5%以上かつCr:4.0%以上の冷間金型用合金工具鋼については、前述したように熱間で変形抵抗が大きいために、圧延ロールに噛み込みにくく、また加熱温度が高いとオーバーヒートによりワレが発生しやすい。また、逆に圧延温度が低いとロールに噛み込んだ時、鋼片の先端が裂けると言う特性を持っている。一方、快削ステンレス鋼(S0.1%以上のステンレス鋼)は900〜1100℃の圧延温度域においては非金属介在物、例えばP、S等のために圧延温度が低いとロールに噛み込んだ時、鋼片の先端が裂けるという問題がある。
【0006】これら鋼種の圧延方法としては1パス当り10%以下の軽圧下するラインであれば圧下により鋼片の変形が少ないためロールへの噛み込み不良となることは少なく、またロールに噛み込んだ時、鋼片の先端が裂けロールに巻き付き圧延不能となることが少ないが、しかし圧下率20%以上の強圧下するラインでは前述したように鋼片の変形が大きいためにロールへの噛み込み不良となることが多く、またロールに噛み込んだ時、鋼片の先端が裂けロールに巻き付き圧延不能となることが多い。
【0007】本発明は、図1に示すような圧延ラインにおいて圧下率20%以上の強圧下する一般棒鋼圧延ラインにおいて、図2に示すテーパー形状鋼片を用いて粗ロール圧延後テーパー先端部寸法1が10%以下の軽圧下と同じになるように1寸法を決定し1/L=0.3〜0.6としたものである。すなわち、1/L=0.3未満では噛み込み易いが、鋼片をテーパー状に機械加工するため歩留りが低下し、加工費用が高い等の経済的問題があり、またl/Lが0.6を超えるとテーパー効果が失われるためl/L=0.3〜0.6とした。さらに、テーパー角度θについては30°未満では非常に噛み込み易いが、歩留り低下、加工費用が高い等の経済的問題があり、θが80°を超えると角度がきついためテーパー効果が失われることからθ=30°〜80°とした。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る実施例によって具体的に説明する。C:0.5%以上、Cr:4.0%以上を含有する冷間金型用合金工具鋼の成分組成をなす鋼片を、図2に示すような形状、例えばL=径140mm、l=径80mm、θ=60°に機械加工した後、図1に示す棒鋼圧延ラインの加熱炉で加熱温度1110℃まで加熱した後粗圧延したところ粗圧延ロールで噛み込み不良がなく、しかも先端裂けの発生が皆無で安定した圧延を行うことができた。その後の中間圧延及び仕上げ圧延についても、異常なく圧延が行われ、性状の極めて優れた棒鋼を得ることが出来た。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるテーパー鋼片を用いることにより、熱間圧延での噛み込み不良、先端裂けが皆無となりミスロールのない安定した熱間圧延ができる極めて優れた効果を奏するものである。




 

 


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