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発明の名称 ピアサーロールのスリップ防止方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−180311
公開日 平成10年(1998)7月7日
出願番号 特願平8−343139
出願日 平成8年(1996)12月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】椎名 彊
発明者 松本 義昭 / 青田 隆則
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ピアサーロールのスリップを防止する方法において、丸鋼材を圧延中ピアサーロールを駆動させているモータ電流値をピアサーロール電流計に設けられたセンサーにて刻々検知し、該センサーからの信号が所定電流値以下のときは、スリップ発生と予測し、スリップ防止剤給油装置に作動せしめて、ピアサーロールと丸鋼材にスリップ防止剤を吹き付けることを特徴とするピアサーロールのスリップ防止方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピアサー穿孔における丸鋼材とピアサーロールとのスリップ防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピアサー穿孔を行うに当たり、穿孔材である丸鋼材とピアサーロールとの間にスリップが発生すると、穿孔材である丸鋼材とピアサーロールとの間で、噛み込み不良等の圧延不良が発生する。しかも、このスリップの発生は、上記の圧延不良が発生した後に発見する場合が大部分である。従って、不良が発生した後にスリップ発生策をとっても既に、噛み込み不良等が発生し連続圧延工程において大きなトラブルとなっているのが実状である。そこで、スリップ時の対処として、スリップ防止剤をハンドで塗布する、あるいはピアサーロール替えの手段が講じられている。
【0003】上述したスリップ防止剤のハンドでの塗布に関してはいつスリップが発生するか分からないので、スリップ防止剤を常時塗布しなければならず、スリップ防止剤が膨大に必要になり、しかも塗布するに当たり工数も必要となりコストがかかるし、またロール替えに関しては、ロール替えに非常に多くの時間が必要になり、その分生産が阻害されるという問題が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が、解決しようとする課題は、上記従来のスリップによる不良及び他の問題点、すなわちスリップ防止剤が膨大に必要になると共に、工数が必要になり、しかもロール替えが必要になるなどの問題を解消することにある。特に、スリップが発生したことを瞬時に、かつオンラインで検知しスリップ防止剤を適宜吹き付けることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】その発明の要旨とするところは、ピアサーロールのスリップを防止する方法において、丸鋼材を圧延中ピアサーロールを駆動させているモータ電流値をピアサーロール電流計に設けられたセンサーにて刻々検知し、該センサーからの信号が所定電流値以下のときは、スリップ発生と予測し、スリップ防止剤給油装置に作動せしめて、ピアサーロールと丸鋼材にスリップ防止剤を吹き付けることを特徴とするピアサーロールのスリップ防止方法にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面に従って詳細に説明する。図1は、ピアサー穿孔時に、丸鋼材8を圧延中ピアサーロール1を駆動させているモータ電流値をピアサーロール電流計3に設けられたセンサー4にて刻々検知し、該センサー4から信号が所定電流値以下のときは、スリップ発生と予測し、スリップ剤給油装置5に作動せしめて、ピアサーロール1と丸鋼材8に給油ホース7をとおして、吹き付けノズル6でスリップ防止剤を吹き付ける。
【0007】丸鋼材8をピアサーロール1で圧延する場合に、スリップが発生すると、当然の如くピアサーモータ2には、通常圧延時にかかるような力がかからないのでピアサーモータ電流計3に示される電流値は低下する。この場合、図2で、ピアサーモータ電流計3の電流値が、通常圧延時でスリップ無し12の時の電流値の約30%程度ダウンした時点でスリップ有り13と、ピアサーモータ電流計3のセンサー4で検知し、スリップ防止剤給油装置5に信号が送られる。ここで、図2は、出力2500kwのピアサーモータ2で、φ120丸鋼材を圧延した場合のピアサーモータ電流計3の電流値である。
【0008】図3は、スリップ防止剤給油装置5で、センサー4からの信号により、スリップ防止剤給油装置5に送られた信号は、操作盤10に送られる。送られた情報は、油流量調整機9を通じてモータポンプ11に指令される。モータポンプ11はスリップ防止剤を出し、スリップ防止剤は、吹き付けノズル6を通り、ピアサーロール1と丸鋼材8に吹き付けられる。このことにより、ピアサーロール1と丸鋼材8のスリップが防止される。
【0009】
【実施例】図1のスリップ防止システムを用いて、ピアサー穿孔を実施したところ、従来のようなスリップが発生せず、安定した操業が得られた。スリップによる噛み込み不良や尻抜け不良等の圧延不良発生状況を従来と比較すると、表1となる。表1に見るように、本発明は従来と比較して非常に改善された。
【0010】
【表1】

【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のスリップ防止剤をピアサーロールと丸鋼片の吹き付けるシステム装置を用いて、ピアサー穿孔、すなわちピアサーロールで丸鋼材を圧延して穿孔を行うと従来発生していたようなスリップは発生せず極めて円滑な圧延が行われた。これは、上記したように、ピアサーロールと丸鋼片との間でスリップが発生する前に、ピアサーロールのモータ電流値をピアサーロール電流計に取付けられたセンサーで検知し、通常圧延時のピアサーモータ電流値から約30%程度電流値がダウンした時点を、ピアサーロールモータ電流計に取付けられたセンサーで検知し、その信号でスリップ剤給油装置を適宜作動させピアサーロールと丸鋼材にスリップ防止剤を吹き付け、スリップを防止したためである。




 

 


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