米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 加工処理操作 -> 山陽特殊製鋼株式会社

発明の名称 垂直圧延機の脱着式多列ロール冷却水ヘッダー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−137822
公開日 平成10年(1998)5月26日
出願番号 特願平8−300609
出願日 平成8年(1996)11月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】椎名 彊
発明者 桑名 隆 / 正井 康雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 垂直圧延機の脱着式多列ロールにおいて、左右一対のロール冷却水ヘッダーをロール胴長全体を覆う高さに配設し、該ロール冷却水ヘッダー内部は、複数のヘッダーに仕切板で細分すると共に細分化された各室に冷却水を供給するように構成したことを特徴とする垂直圧延機の脱着式多列ロール冷却水ヘッダー。
【請求項2】 請求項1記載のロール冷却水ヘッダー取替え装置において、一対のレール保持用ブラケットを固定し、該ブラケットにより逆T字型のレールを挿入し、一方ロール冷却水ヘッダー下部に嵌合させて、該ロール冷却水ヘッダーの抜取り、取付け案内レールとして構成させたことを特徴とする垂直圧延機の脱着式多列ロール冷却水ヘッダー。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸棒、線材圧延機列の垂直圧延機の脱着式多列ロール冷却水ヘッダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に棒鋼、線材圧延においては垂直圧延機と水平圧延機を交互に配し圧延機列を構成している。この圧延ロールに切り込まれているカリバーは、圧延によるロール摩耗の進行、圧延寸法の変更に伴い変更される。そこで使用カリバーの変更時には、圧延中のロール摩耗の抑制を目的としてロールに冷却水を供給しているロール冷却水ヘッダーを次使用カリバーを冷却できる位置にシフトする必要がある。
【0003】そこで、図5に示すように、従来はロール冷却水ヘッダー1は使用カリバー16に対して左右各一基が固定ポスト11に槌型ボルト12とナット13を使用し、ステー14を介して使用カリバー16の外側に取り付けられている。そこで圧延中にオンライン状態で使用カリバー16を変更する時は、上記槌型ボルト12に締め付けたナット13を緩めた後、ロール冷却水ヘッダー1を次使用カリバー16まで移動し、再度槌型ボルト12にナット13を締め付けロール冷却水ヘッダー1を固定する。以上の操作によりロール冷却水ヘッダー1の移動操作を行っているのが実状である。なお、図6は従来の垂直圧延機へのロール冷却水の正面図である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図5および図6に示すような従来の垂直圧延機へのロール冷却水ヘッダー設備においても圧延中のオンライン状態での使用カリバー16を変更する際には、上述の操作によりロール冷却水ヘッダー1の移動操作は可能である。しかしながら、ロール冷却水ヘッダー1は冷却効果の確保を狙いロール直近に取り付けるため、作業場所が狭い上ヘッダーの移動時に、作業者がヘッダーを支え持つ必要があるため作業能率、作業環境が共に悪い。
【0005】また、オフライン状態でロールを交換する際には、ロールを圧延機から放出する必要があるが、ロールの両端に取り付けてある軸箱15がロール冷却水ヘッダーに干渉するため固定ポスト11からステー14を取外しロール冷却水ヘッダー1自体をスタンドから抜出す必要がある。また、ロール交換終了後には、抜出したロール冷却水ヘッダー1を前述の逆の手順で使用カリバー16位置に取付けなければならない。上述した作業は、いずれも1名の作業者では実施不可能で最低2名の作業者により実施されているのが実状である。そこで本発明は、オンラインにおけるカリバー変更作業の能率向上と作業負荷軽減および、オンラインにおけるロール交換作業の負荷軽減を可能とするロール冷却装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述したような問題を解決すべく発明者らは、鋭意開発を進めた結果、オンラインでのロール組み込み作業時に一度セットすればオンラインでのカリバー変更時には、ロール冷却水ヘッダーの移動を省略することを目的としロール胴長全体を覆うロール冷却水ヘッダーの形状に変更および、オフラインでのロール組替に際しては、スタンドからの抜取りガ簡便であるヘッダーの固定が可能な装置にある。
【0007】その発明の要旨とするところは、(1)垂直圧延機の脱着式多列ロールにおいて、左右一対のロール冷却水ヘッダーをロール胴長全体を覆う高さに配設し、該ロール冷却水ヘッダー内部は、複数のヘッダーに仕切板で細分すると共に細分化された各室に冷却水を供給するように構成したことを特徴とする垂直圧延機の脱着式多列ロール冷却水ヘッダー。
(2)前記(1)記載のロール冷却水ヘッダー取替え装置において、一対のレール保持用ブラケットを固定し、該ブラケットにより逆T字型のレールを挿入し、一方ロール冷却水ヘッダー下部に嵌合させて、該ロール冷却水ヘッダーの抜取り、取付け案内レールとして構成させたことを特徴とする垂直圧延機の脱着式多列ロール冷却水ヘッダーにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面に従って詳細に説明する。図1は本発明に係る垂直圧延機の概略図である。また、図2は図1のA−A´断面図、図3は本発明に係る垂直圧延機の正面断面図である。図1、図2及び図3に示すように、左右一対のロール冷却水ヘッダー1は、ロール胴長全体を覆う高さを持ち、このロール冷却水ヘッダー内部は複数のヘッダーに仕切板で細分している。また細分化したヘッダーの一室毎に冷却水を供給するホース2と切替えバルブ3を備えカリバー変更には、使用済みカリバーに使用していたロール冷却水ヘッダーのバルブを閉めると共に、次使用カリバーに使用するロール冷却水ヘッダーのバルブを開くことにより、バルブ操作のみによって冷却カリバーの変更が可能となる。
【0009】図4は本発明に係るロール冷却水ヘッダーのスタンドへの固定装置の概略図を示す。図4に示すように、スタンド下部の軸箱収納部との干渉を避けた位置に、一対のレール保持用ブラケット4、5をボルト6で固定し、該レール保持用ブラケットにより逆T字型のレール7を挿入する。ロール冷却水ヘッダー下部に取り付けられた金具8がレール上に嵌まり込みヘッダーの上下方向の固定と、ロール交換に伴うヘッダー抜取り、取付け時の案内を果たす。またヘッダーの前後方向の位置決めは、図1に示す固定ポスト9にステー10をボルトで固定する方式を採用している。
【0010】
【実施例】表1にオンラインでカリバー変更を実施した際の作業能率の比較を示す。図5及び図6に示す従来形式のヘッダー採用時に比較して、本発明の多列冷却水ヘッダーを採用することで作業人員、作業時間共に半減が可能となった。また、表2にオンラインでロール交換を実施した際の作業能率の比較を示す。上述した従来形式のヘッダー採用時に比較して本発明の多列冷却水ヘッダーを採用することで作業人員、作業時間共に半減が可能となった【0011】
【表1】

【0012】
【表2】

【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるロール冷却水ヘッダーを垂直圧延機に採用すれば、従来の形式のロール冷却水ヘッダー使用時に比べオンラインでのカリバー交換時間の短縮が図られ、圧延ライン全体の生産性が向上する。さらにオフラインにけるロール交換作業能率の向上と、作業負荷軽減にも効果が得られる等極めて優れた効果を奏するものである。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013