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発明の名称 丸鋼、線材の圧延設備およびその圧延方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−137804
公開日 平成10年(1998)5月26日
出願番号 特願平8−300608
出願日 平成8年(1996)11月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】椎名 彊
発明者 田中 延幸 / 桑名 隆
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 複数段の圧延機で構成される仕上げ圧延機列の最終段のサイジング圧延機の前段に4ロール圧延機を配設したことを特徴とする丸鋼、線材の圧延設備。
【請求項2】 複数段の圧延機で構成される仕上げ圧延機列の最終段のサイジング圧延機の前段に4ロール圧延機を用い、前記4ロール圧延機で圧延された材料をサイジング圧延機で仕上げ圧延することを特徴とする丸鋼、線材の圧延方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸鋼、線材の圧延機列の仕上げ圧延機列およびその圧延方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に棒鋼、線材圧延においては、図3に示すように仕上がり寸法精度の向上を目的として、仕上げ圧延機列の最終段にサイジング圧延機を設置することがあるが、サイジング圧延機に供給する母材は、2ロールまたは3ロール圧延法で圧延して供給しているのが実状である。また、仕上げ圧延機列の最終段でのサイジング圧延は材料の幅出しの少ない4ロール圧延機をサイジング圧延機として使用する圧延方法が、例えば特開平6−262201号公報や特開平6−262202号公報で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、従来一般に使用するサイジング圧延機による棒鋼や線材圧延においては、仕上げ圧延後の寸法精度を確保するためにサイジング圧延機に供給する棒鋼の断面積および形状には制約がある。従って、圧延材の仕上げ寸法の変更に伴いサイジング圧延機およびサイジング圧延機前段の圧延機もロールの隙間を調整するか、カリバーを変更する必要がある。
【0004】また、サイジング圧延機の使用カリバーが適切であっても、サイジング圧延機前段の母材を圧延する圧延機のロールの隙調整量が一定範囲を越えるとサイジング圧延に供給する材料の断面の真円度が悪化するためサイジング圧延後の寸法精度を確保することが困難になりカリバー変更が必要となる。寸法精度の良好な丸棒、線材の圧延を能率良く実施するには、サイジング圧延機の寸法精度の向上に加え、サイジング圧延機に供給する母材を圧延する圧延機についても寸法精度の向上と同一カリバーでの広範囲な寸法の圧延が必要である。そこで、本発明ではカリバー変更に伴う生産性低下がなく、しかもサイジング圧延材の寸法精度の向上を可能とする圧延設備およびその圧延方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述のような問題を解消するため、発明者らは鋭意開発を進めた結果、ロール隙を調整して圧延する際の材料の寸法精度は、材料の圧下による幅出しとの間に相関のあることを見出した。すなわち、同一カリバーを使用した幅出しの少ない4ロール圧延での、より広い寸法範囲の圧延が可能であるという特徴を活かした同一カリバーでのサイジング圧延機への母材供給を行うと言うものである。その発明の要旨とするところは、(1)複数段の圧延機で構成される仕上げ圧延機列の最終段のサイジング圧延機の前段に4ロール圧延機を配設したことを特徴とする丸鋼、線材の圧延設備。
(2)複数段の圧延機で構成される仕上げ圧延機列の最終段のサイジング圧延機の前段に4ロール圧延機を用い、前記4ロール圧延機で圧延された材料をサイジング圧延機で仕上げ圧延することを特徴とする丸鋼、線材の圧延方法にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面に従って詳細に説明する。図1は本発明の実施に係る仕上げ圧延機列のロール配置図である。図1に示すように、丸鋼、線材圧延機列の最終段に配設したサイジング圧延機の前段に4ロール圧延機を配設したもので、4ロール圧延機から母材供給を受けサイジング圧延を行う圧延機の形式は、2ロール、3ロール、4ロール圧延機が想定され、ロール隙調整機構の有無何れでも設置可能である。
【0007】次に、本発明の実施形態列について説明する。図2は本発明の実施に係る仕上げ圧延機列のパス断面説明図である。図2に示すように、仕上げ圧延機列において、前4段は90°位相で配置された2ロール圧延機で順にオーバル、ラウンドの圧延を繰り返し、5、6段に4ロール圧延機を45°の位相で配置する。2ロール圧延機より供給された材料は4ロール圧延機の1段目で角の丸い円に近い正方形に圧延され、4ロール圧延機の2段目で角を圧下することで真円に近い丸棒に圧延され、サイジング圧延機に供給される。
【0008】
【実施例】表1に仕上げ列最終段に3ロール×3段のロール隙非調整型のサイジング圧延機を配し、その前段に4ロール×2段の圧延機を配置し、φ14〜90mmの丸棒圧延を実施する際のロール孔形の集約状況を示す。従来の2ロール圧延機に加えサイジング圧延機を併用する圧延方法に比べ、2ロール圧延機のカリバー種類数は約3分の1に集約可能となる。また、表2に上記設備配列でφ30mmおよびφ60mmの丸棒を圧延した際のサイジング圧延後の外径寸法の精度の比較を示す。寸法精度の向上により、圧延製品の歩留りと商品価値の向上が可能となる。
【0009】
【表1】

【0010】
【表2】

【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による圧延設備とその圧延方法によれば、4ロール圧延機のカリバー変更を行うことなくサイジング圧延機に、従来の2ロール・4ロール圧延法に比べ圧延ライン全体の生産性の向上とサイジング圧延機の寸法精度の向上をはかることが出来る工業上極めて優れた効果を奏するものである。




 

 


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