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発明の名称 被覆材の切断用治具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−337386
公開日 平成10年(1998)12月22日
出願番号 特願平9−259137
出願日 平成9年(1997)9月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】森本 義弘
発明者 中岡 幹夫 / 大松 健志 / 牧 尚哉 / 鉈橋 則秀
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 弓型の本体部と、この本体部の両端間に張られる線条体とからなることを特徴とする被覆材の切断用治具。
【請求項2】 本体部の両端に対し線条体を脱着自在に構成したことを特徴とする請求項1記載の被覆材の切断用治具。
【請求項3】 弓型の本体部と、この本体部の両端間に張られる線条体とからなり、本体部の一端にコイルばねの一端を係止させ、このコイルばねの他端に線条体の一端を連結させ、線条体の他端を本体部の他端部に形成された孔部を挿通させて、この線条体の他端に連結したリングを本体部に位置調節自在に設けたホースクランパーに係止させるように構成したことを特徴とする被覆材の切断用治具。
【請求項4】 線条体はステンレスワイヤーなどの金属線からなることを特徴とする請求項1または2または3記載の被覆材の切断用治具。
【請求項5】 線条体は合成樹脂製のストリングからなることを特徴とする請求項1または2または3記載の被覆材の切断用治具。
【請求項6】 本体部の内部を空洞とし、この本体部の内部にスペアー用の線条体を収納するように構成したことを特徴とする請求項1または2または3または4または5記載の被覆材の切断用治具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばエアコンなどの室内機と室外機とを繋ぐ冷媒用ガスの配管の外側を被覆する保温材あるいはテレビジョン受像機などのアンテナ線の外側を被覆する被覆材などを不要長さ範囲に亘って除去するための被覆材の切断用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばエアコンなどの室内機と室外機とを繋ぐ冷媒用ガスの配管の端部を露出させるべく、配管の外側を被覆する発泡材からなる保温材を切断する場合、カッターが使用されている。しかしながら、カッターで保温材を切断すると、内部の配管の表面に傷を付けるという問題が生じる。配管が銅で作られている場合は配管の表面に傷が付いても、配管の強度を左右させることは殆どないが、配管が合成樹脂で作られていると、表面の僅かな傷でも配管に対する力のかかり具合で配管が簡単に切断するに至るという問題が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課題を解決するもので、配管が合成樹脂で作られていても、配管の表面に傷を付けるという問題が生じることなく、保温材(被覆材)を簡単に切断して配管の端部を露出させることのできる被覆材の切断用治具を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するために本発明は、弓型の本体部と、この本体部の両端間に張られる線条体とからなることを要旨とするものである。また本発明は、本体部の両端に対し線条体を脱着自在に構成したことを要旨とするものである。また本発明は、弓型の本体部と、この本体部の両端間に張られる線条体とからなり、本体部の一端にコイルばねの一端を係止させ、このコイルばねの他端に線条体の一端を連結させ、線条体の他端を本体部の他端部に形成された孔部を挿通させて、この線条体の他端に連結したリングを本体部に位置調節自在に設けたホースクランパーに係止させるように構成したことを要旨とするものである。また本発明は、線条体はステンレスワイヤーなどの金属線からなることを要旨とするものである。また本発明は、線条体は合成樹脂製のストリングからなることを要旨とするものである。さらに本発明は、本体部の内部を空洞とし、この本体部の内部にスペアー用の線条体を収納するように構成したことを要旨とするものである。
【0005】この構成により、弓型の本体部と、この本体部の両端間に張られる線条体とからなるので、構成簡単で安価に提供できる。また、この切断用治具によれば、被覆材で覆われる配管が合成樹脂製であっても、カッターで被覆材を切断する場合のような配管の表面あるいはアルミニウム箔の表面などに傷を付けるという問題が生じることなく、被覆材を簡単に切断して配管の端部を露出させることができるものである。また、線条体は本体部の両端に対し脱着自在であるので、線条体の取り替えを容易に行なえる。さらに、本体部の内部を空洞とし、この本体部の内部にスペアー用の線条体を収納するように構成したことにより、線条体の取り替えのために新しい線条体を別の場所から取り出して用意する必要がなく、線条体の取り替えをすぐに行なえる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。先ず、図1〜図7に示す第1の実施の形態について説明すると、1は例えばエアコンなどの室内機と室外機とを繋ぐ冷媒用ガスの配管2の端部を露出させるべく、配管2の外側を被覆する発泡材からなる保温材3を切断するための治具であって、この治具1は金属製のパイプをL型に近い弓型に折り曲げてなる本体部4の両端の扁平な板部4a,4aに形成された孔部4b,4bに太さ0.3〜0.4mm程度のステンレスワイヤーからなる線条体5の長さ方向両端を結び付けて構成されている。この線条体5は前記本体部4の両端間に少し緩めに張られている。また、前記線条体5の外面にはポリアミドなどの合成樹脂がコーティングされており、前記保温材3を切断する際に合成樹脂のコーティング部を剥離し、この剥離された部分が切断に使用されるようになっている。なお、線条体5の端部における合成樹脂のコーティング部は、線条体5の長さ方向両端を前述のように本体部4の両端の孔部4b,4bに結び付けた際の線条体5の補強の役目を行なう。
【0007】ところで、前記配管2は合成樹脂で作られており、並列状態の2本の配管2の外側をアルミニウム箔6で覆い、その外側を保温材3で覆っている。前記配管2の端部を露出させるべく、配管2外側の保温材3を前記治具1により切断する場合、治具1の本体部4を手で握って、例えば図2および図3に示すように配管2の端部から適当長さ位置における保温材3の外側に治具1の線条体5を当てがい、糸鋸を使用する要領で線条体5により保温材3の外面に対し力を掛けながら線条体5で保温材3の外面を擦ることにより、ラジアル方向(保温材3の厚み方向)の切断がなされる。このような作業を保温材3の外周に対し行なうことによって配管2の端部から適当長さ位置における保温材3は全周に亘って切断される。次に、前記線条体5で切断された保温材3を配管2の端部から外す必要があり、その作業は図4に示すように前記切断位置において線条体5を前記アルミニウム箔6の外面に当てがった状態で線条体5で保温材3の一端側に位置する切り口を擦りながら線条体5を配管2の端面側に移動させることにより、保温材3をスラスト方向に切断することができる。これにより、前記ラジアル方向に切断された配管2の端部から適当長さ位置における保温材3の外周の一部が分断され(図5参照)、配管2の端部に残った保温材3を手で取り除けば良い。なお、保温材3をスラスト方向に切断する場合、図6に示すように治具1の本体部4と線条体5との間に配管2が存在するように治具1を位置せしめ、配管2の端面側において線条体5を前記アルミニウム箔6の外面に当てがった状態で前述と同じ要領で保温材3の一端側に向かって線条体5を移動させることにより、保温材3を切断するようにしても良い。
【0008】ところで、前記治具1による保温材3の切断作業空間が狭いことがあり、その場合は、図7に示すように治具1の本体部4と線条体5との間に配管2が存在するように治具1を位置せしめ、前述と同様に配管2の端部から適当長さ位置における保温材3の外側に治具1の線条体5を当てがい、糸鋸を使用する要領で線条体5により保温材3の外面に対し力を掛けながら線条体5で保温材3の外面を擦ることにより、ラジアル方向(保温材3の厚み方向)の切断がなされる。このような作業を保温材3の外周に対し行なうことによって配管2の端部から適当長さ位置における保温材3は全周に亘って切断される。
【0009】前記線条体5で切断された保温材3を配管2の端部から外す場合は、前記した図4または図6に示す要領と同様にして保温材3をスラスト方向に切断すれば良い。
【0010】以上、第1の実施の形態について述べたが、図8に示す第2の実施の形態のように、本体部4の両端に対し線条体5を脱着自在に構成するすることも可能である。即ち、金属製のパイプを弓型に折り曲げてなる本体部4の両端の扁平な板部4a,4aに形成された孔部4b,4bにそれぞれ予めフック7,8の軸部7a,8aを貫通させ、この軸部7a,8aにナット9,10を螺合させて本体部4の両端にフック7,8を互いに向き合うように取り付けている。そして、これらフック7,8に、線条体5の両端にかしめ用のクリップ11,11を用いて形成された環状部12,12を引っ掛けるようにしてある。なお、前記フック7,8の内、一方のフック7は前記板部4aとナット9との間に軸部7aに外嵌するようにスプリング13が介在されており、スプリング13の力に抗して一方のフック7が他方のフック8に対して近づくことができるように構成され、線条体5を本体部4に脱着させるときや、前述の保温材3の切断作業時における線条体5に掛かる力を緩和させるときに対応できるようになっている。
【0011】さらに、この図8に示す第2の実施の形態では、内部が空洞の本体部4の長さ方向一端近傍部に予備の線条体5を本体部4の内部に対して挿入、取り出しを行なうための孔部14が形成され、本体部4の内部にスペアー用の線条体5を収納するように構成してある。
【0012】次に、図9〜図11に示す第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態の被覆材の切断用治具は、金属製のパイプをL型に近い弓型に折り曲げてなる本体部4の一端の扁平な板部4aに形成された孔部4b、詳しくは本体部4の短辺側に位置する一端部の扁平な板部4aに形成された孔部4bにコイルばね15の一端を係止させ、このコイルばね15の他端に線条体5の一端を連結させ、線条体5の他端を本体部4の長辺側に位置する他端部の扁平な板部4aに形成された孔部4bを挿通させて、この線条体5の他端に連結したリング16を本体部4の長辺側に位置調節自在に設けたホースクランパー17に係止させるように構成されている。前記ホースクランパー17は前記長辺側の本体部4の長さ方向に沿ってスライド可能に本体部4を包むリング状のクランプ金具18と、このクランプ金具18の内径を拡縮させるための調整ねじ19とを備えている。そして、この調整ねじ19の締め付けによりクランプ金具18が前記長辺側の本体部4の長さ方向適所外面に密着して止まり、調整ねじ19の六角形の頭部19aに前記線条体5の他端に連結したリング16が外嵌して線条体5を前記本体部4の両端間で張設するように構成されている。さらに、この第3の実施の形態においても、本体部4の長辺側に位置する他端近傍部に予備の線条体5を本体部4の内部に対して挿入、取り出しを行なうための孔部14が形成され、本体部4の内部にスペアー用の線条体5を収納するように構成してある。
【0013】このような構成において、図9に示すように本体部4の両端間で線条体5を張設した状態にしたときは、前記第1の実施の形態で述べたような種々の使い方が可能である。また、図10に示すように線条体5の他端に連結したリング16を調整ねじ19の六角形の頭部19aから外すことにより、リング16が本体部4の長辺側に位置する他端部の扁平な板部4aに形成された孔部4bに当たって抜け止めされた状態で本体部4の両端間における線条体5の長さが長くなって、図11に示すように本体部4の両端間における線条体5を配管2の端部から適当長さ位置における保温材3の外側に巻き付け、線条体5による巻き付け力が強くなるように保温材3を本体部4から離れる方向に力を掛けた状態で本体部4を図11矢印方向に移動させることによっても配管2外側の保温材3をラジアル方向(保温材3の厚み方向)に切断することができる。
【0014】ところで、以上述べた実施の形態の説明では保温材3の切断のためにステンレスワイヤーからなる線条体5を用いているが、線条体5としてはステンレスワイヤー以外の他の金属線、例えば鉄などのワイヤー、針金単線などを用いることもでき、あるいは金属以外に合成樹脂製のストリングを用いることもできる。この合成樹脂製のストリングを用いる場合、繊度の大きい1本のフィラメントからなるストリングであっても良く、あるいは繊度の小さな多数本のフィラメントを撚り合わせたストリングであっても良い。そして、使用される線条体5の材料によってその太さが適宜決定されるものであり、前記した0.3〜0.4mm程度に限定されるものではない。
【0015】さらに、以上の実施の形態の説明では配管2は合成樹脂製であるが、金属製であっても良い。また、配管2はエアコンなどの室内機と室外機とを繋ぐ冷媒用ガス以外の流体を流動させる配管であっても良い。また、以上の実施の形態の説明では本発明の被覆材の切断用治具によって配管2の外側を被覆する発泡材からなる保温材3を切断しているが、このような保温材3以外にテレビジョン受像機などのアンテナ線の外側を被覆する被覆材などを不要長さ範囲に亘って除去することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の被覆材の切断用治具は、弓型の本体部と、この本体部の両端間に張られる線条体とからなるので、構成簡単で安価に提供できる。また、この切断用治具によれば、被覆材で覆われる配管が合成樹脂製であっても、カッターで被覆材を切断する場合のような配管の表面あるいはアルミニウム箔の表面などに傷を付けるという問題が生じることなく、被覆材を簡単に切断して配管の端部を露出させることができるものである。また、線条体は本体部の両端に対し脱着自在であるので、線条体の取り替えを容易に行なえる。さらに、本体部の内部を空洞とし、この本体部の内部にスペアー用の線条体を収納するように構成したことにより、線条体の取り替えのために新しい線条体を別の場所から取り出して用意する必要がなく、線条体の取り替えをすぐに行なえる。




 

 


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