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発明の名称 縦割り管の切断工具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−230409
公開日 平成10年(1998)9月2日
出願番号 特願平9−35931
出願日 平成9年(1997)2月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】名嶋 明郎 (外2名)
発明者 村田 洋二 / 城 博幸 / 岡本 政敏
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 円筒状体の中央に周方向に延びる切欠部を備え、この切欠部を切断部に向けて縦割り管をクランプするための分割式のガイドと、このガイドの外周に沿って回転される本体にガイドの切欠部から内部に進入して縦割り管の切断部を切断する切断刃を設けた工具本体とからなることを特徴とする縦割り管の切断工具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦割り管の切断工具に関するものである。なお本明細書において「縦割り管」とは、地中に埋設された古くなったガス管等を縦方向に切り欠き、押し広げて断面形状をC型にしたものを意味するものである。本発明の縦割り管の切断工具は、このような縦割り管を埋設状態のまま軸方向に垂直に切断するために用いられる。
【0002】
【従来の技術】ガス管等の切断工具としては、図1に示すように切断しようとする管をローラー30で受け、管の外周に切断刃31を押し付けながら回転させ、次第に切り込んで行く形式のものが広く用いられている。しかし図1に示されるように、軸方向に垂直な断面形状がC型をなすような縦割り管1を切断したい場合には、切断刃31の反力を受けるローラー30で保持することができず、切断刃31を縦割り管1に押し付けることができないため、切断できないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来の問題点を解決し、ガイドにより反力受けを形成させ、縦割り管を軸方向に垂直にきれいに切断することができる縦割り管の切断工具を提供するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するためになされた本発明は、円筒状体の中央に周方向に延びる切欠部を備え、この切欠部を切断部に向けて縦割り管をクランプするための分割式のガイドと、このガイドの外周に沿って回転される本体にガイドの切欠部から内部に進入して縦割り管の切断部を切断する切断刃を設けた工具本体とからなることを特徴とするものである。
【0005】本発明の縦割り管の切断工具によれば、縦割り管を分割式のガイドにより外周からクランプして切断刃の反力を受けられるようローラーを設定したうえで、その外周に沿って工具本体を回転させつつ、ガイドの切欠部から切断刃を内部に進入して縦割り管の切断部を切断するので、縦割り管を軸方向に垂直にきれいに切断することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施の形態を説明する。図2は本発明の切断工具の平面図、図3は側面図である。これらの図に示されるように、本発明の切断工具は分割式のガイド3と、ガイド3の外周に沿って回転する工具本体4とからなる。
【0007】分割式のガイド3は、図4に示すように円筒を軸線方向に2等分した形状の2枚の分割片5により構成されている。これらの2枚の分割片5は端部にクランプ用突起6を備えている。また一方の分割片5側のクランプ用突起6には植え込みボルト7が設けられ、他方の分割片5側のクランプ用突起6には横に切り欠いた横孔6aが設けられている。さらに各分割片5の中央部分には、周方向に延びる切欠部8が形成されている。
【0008】そこで、切断しようとする縦割り管1の外側に2枚の分割片5を被せ、一方の分割片5のクランプ用突起6の植え込みボルト7を、他方の分割片5のクランプ用突起6の横孔6aに通したうえ、蝶ナット9を締めることにより、その内部に縦割り管1をクランプすることができる。このとき縦割り管1の切断部2とガイド3の切欠部8を一致させておくために位置決め用突起10が設けられている。この例では位置決め用突起10はボルトであり、各分割片5の複数箇所に形成されたねじ孔11にボルトを蝶ナット12により固定し、図3のように切断部2の端面位置を拘束してガイド3の内部で縦割り管1の切断部2と切欠部8を一致させておくことができる。
【0009】工具本体4は、図5、図6に示すように軸13を中心として開閉できる一対の半円弧状の本体14を備え、その先端部の軸15に取り付けられたねじ16を締めることによって、ガイド3の外周を挟み込むようになっている。工具本体4の軸15に近い部分の内面には一対のローラ17が取り付けられている。これらのローラ17はガイド3の外周に接触し、切断刃が切断部2へ切り込むための反力を受けるよう配置されている。
【0010】図6に示すように、工具本体4の軸13を貫通して押しねじ18が設けられており、その内側端部には2枚の切断刃19を備えた刃物台20が取り付けられている。また押しねじ18の外側端部は6角部21となっている。そこで図3に示したようにこの6角部21にソケットレンチ等の工具を嵌め、押しねじ18を回転させると刃物台20は中心方向に移動し、ガイド3の切欠部8から内部に進入して切断刃19が縦割り管1の切断部2に切り込むことができる。
【0011】このように構成された本発明の切断工具により図1に示したような縦割り管1を切断するには、まず前記したように縦割り管1の外側に2枚の分割片5を被せ、蝶ナット9を締めることによりその内部に縦割り管1をクランプする。このとき、縦割り管1の切断部2とガイド3の切欠部8を、切断部2の端面の位置決め用突起10により一致させておく。次に工具本体4を図2、図3のようにガイド3の外周に取り付ける。このとき工具本体4の刃物台20がガイド3の切欠部8と一致するように工具本体4をセットする。
【0012】この状態でラチェットレンチ等の工具により押しねじ18を回転させ、刃物台20をガイド3の切欠部8から内部に進入させ、切断刃19を縦割り管1の切断部2に切り込ませる。そして図3に示すように工具本体4の外周の複数箇所に設けられた凹部22に回転棒23を差し込み、工具本体4をガイド3の外周で回転させる。すると切断刃19がガイド3の切欠部8の内部で周方向に移動し、縦割り管1の切断部2に周方向の切り込みを入れる。切断刃19がガイド3の切欠部8の端部に達したら、更に押しねじ18を回転させたうえ工具本体4を反対方向に回転させる。このとき、縦割り管1はガイド3により切断刃19の反力受けが形成されているため、切断刃19は無理なく切断部2に切り込むことができ、工具本体4の回転を数回繰り返せば縦割り管1の切断部2をきれいに切断することができる。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の縦割り管の切断工具によれば、縦割り管を分割式のガイドにより外周からクランプして切断刃の反力を受けたうえで、その外周に沿って工具本体を往復回転させつつ、ガイドの切欠部から切断刃を内部に進入して縦割り管の切断部を切断するので、縦割り管を軸方向に垂直にきれいに切断することができる利点がある。




 

 


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