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発明の名称 篩装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−34085
公開日 平成10年(1998)2月10日
出願番号 特願平8−200022
出願日 平成8年(1996)7月30日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 本岡 俊次
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 板状の篩分面を具備する篩装置であって、前記篩分面に付着した付着物と接触することでその付着物を除去する除去部材と、前記除去部材を篩分面に沿うように移動させる駆動機構とを具備する除去手段を設けてある篩装置。
【請求項2】 前記除去部材がブラシ状のものであり、前記駆動機構が前記除去部材を前記篩分面に略平行な面内で前後左右に移動させるものである請求項1記載の篩装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状の篩分面を具備する篩装置に関し、より詳細には、篩分面への付着が問題となるような成分を含有する篩い分け対象物、例えば粘土等を含む土石類の篩い分けを行うための篩装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の篩装置としては、分離する粒子径に応じた目開きを有する、鋼、ステンレス鋼等の金属網又は多孔質メタル等で構成された篩分面を具備し、その篩分面を傾斜させるなどして、重力によりその上に載置された篩い分け対象物を流動させながら、振動等を加えつつ篩い分けを行う装置が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、篩い分け対象物が篩分面へ付着する成分を含有する場合、その付着物により篩分面が目詰まりを起こし、篩分面の有効面積が小さくなり篩い分け効率が低くなるという問題があった。その場合、装置を一旦停止して人力等により、篩分面に付着した付着物を除去する必要があり、作業効率が低下する結果となった。
【0004】これに対して、装置の篩分面の面積を大きくする方法や、振動付与の動力を大きくして付着物を振るい落としたりする方法が考えられるが、前者の場合では付着物を除去する作業は依然として必要であり、後者の場合では付着物を完全に除去するための動力が非常に過大となるなどの問題がある。
【0005】一方、ベルトコンベヤ等で搬送され、篩分面上に落下される篩い分け対象物は、狭い範囲に集中して落下するため、部分的に篩分面を利用する形態となり篩い分け効率が低く、また前記のような目詰まりが生じると、その部分に山積みされ易くなり、緊急に作業を停止して付着物を除去する必要が生じる。
【0006】従って、本発明の目的は、連続的に付着物を除去すると共に、篩い分け対象物を篩分面上で分散させて、篩い分け効率を高く維持でき、かつ設備が小型で動力の小さい篩装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するための本発明の特徴構成は、板状の篩分面を具備する篩装置において、前記篩分面に付着した付着物と接触することでその付着物を除去する除去部材と、前記除去部材を篩分面に沿うように移動させる駆動機構とを具備する除去手段を設けてある点にある。
【0008】ここで、前記除去部材がブラシ状のものであり、前記駆動機構が前記除去部材を前記篩分面に略平行な面内で前後左右に移動させるものであることが後述の作用効果より好ましい。なお、前後左右に移動させるとは、篩分面の幅方向と長さ方向の両方向について、同時に又は単独で往復動させうることをいう。
【0009】〔作用効果〕つまり、上記構成によって、篩分面に付着した付着物と接触する除去部材を篩分面に沿うように移動させることにより、除去部材が付着物を除去しながら篩分面に沿うように移動して、その除去面積を広げることができ、篩分面の有効面積が減少するのを防止することができる。また、かかる除去部材を篩分面に沿うように移動させることにより、篩い分け対象物を篩分面上で分散させることができ、篩分面の有効面積を大きくすることができる。その結果、篩い分け効率が高く、またそれを長期に渡って維持でき、作業を停止して付着物を除去する必要性もなくなる。また、かかる装置は篩分面の面積を拡大したり、振動付与の動力を大きくする必要もなく、設備が小型で動力の小さい篩装置を提供することができる。
【0010】前記除去部材がブラシ状のものであり、前記駆動機構が前記除去部材を前記篩分面に略平行な面内で前後左右に移動させる場合、ブラシ状の除去部材は篩分面の付着物と接触してはらい落とす能力が高く、篩分面とも接触した状態で移動させるときの摩擦力も小さいため、除去効率をより高めることができ、動力も小さく駆動機構も小型のものでよくなる。また、駆動機構により除去部材を篩分面に略平行な面内で前後左右に移動させる場合、動作が単調なため制御を含めた駆動機構を簡易に構成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、板状の篩分面1を具備する篩装置であって、前記篩分面1に付着した付着物と接触することでその付着物を除去する除去部材2と、前記除去部材2を篩分面に沿うように移動させる駆動機構3とを具備する除去手段を設けてあるものであり、前記除去部材2がブラシ状のものであり、前記駆動機構3が前記除去部材2を前記篩分面に略平行な面内で前後左右に移動させるものが例示されている。
【0012】篩分面1の構造の詳細は図示されていないが、各種の織り方の金属製もしくは樹脂製等のいずれもを用いることができる。
【0013】除去部材2としては、前記篩分面1に付着した付着物と接触することでその付着物を除去することができればよく、例えば図1に示したようなブラシ状のものや、図2に示すようなへら状のもの、図3に示すような回転自在のボール状物にブラシを植設したもの等が挙げられる。へら状の除去部材の場合、少なくとも先端部を弾性体で形成するのが好ましく、離型性の高い材質のもので形成するのがより好ましい。
【0014】駆動機構3としては、前記除去部材2を篩分面に沿うように移動させることができればよく、例えば図1に示したような、軸の回転により軸方向への駆動が可能な、X軸方向(前後)駆動用モータ3aとY軸方向(左右)駆動用モータ3bとを組み合わせた2軸駆動装置を用いて、各モータの制御により前記篩分面に略平行な面内で前後左右に除去部材2を移動させるように構成してもよい。また、軸回転の代わりに、チェーンによりモータの駆動力を伝達させて、同様の駆動操作を行えるようにしてもよい。かかる制御のための手段としては、従来公知のシーケンサやマイコン等を用いればよい。
【0015】また、振動を付与して篩い分け効率を高めるため振動付与手段4が設けられており、振動を有効に起こさせるために、篩装置本体Mはスプリング5等で支持されている。これらは、篩装置の各種形式に応じて設計すればよく、振動の方向、振動付与手段の機構なども特に限定されるものではない。
【0016】上記実施形態の動作説明をすると以下のようになる。ベルトコンベヤ6等で搬送された篩い分け対象物(例えば粘土等を含む土石類等)は、篩分面1上の狭い範囲に集中して落下し、振動を受けて篩い分けされながら篩分面1上の下流側方向に流動する。このとき、粘土等の付着物が篩分面1に付着するが、除去部材2が付着物を除去しながら篩分面1に沿うように移動して、篩分面の有効面積が減少するのを防止することができる。また、同時に篩い分け対象物を篩分面上で分散させることができ、篩分面の有効面積を大きくすることができる。その結果、篩い分け効率が高く、またそれを長期に渡って維持でき、作業を停止して付着物を除去する必要性もなくなる。
【0017】上記において、ブラシ状の除去部材は篩分面の付着物と接触してはらい落とす能力が高く、篩分面とも接触した状態で移動させるときの摩擦力も小さいため、除去効率をより高めることができ、動力も小さく駆動機構も小型のものでよくなる。また、駆動機構により除去部材を篩分面に略平行な面内で前後左右に移動させる場合、動作が単調なため制御を含めた駆動機構を簡易に構成することができる。
【0018】次に、本発明の他の実施の形態について説明する。
〈1〉上述の本発明の実施の形態においては、篩分面が矩形に構成され連続式で篩い分けが可能なものの例を示したが、図4に示すように篩分面が円形に構成されバッチ式で篩い分けが可能なものでもよい。その場合、駆動機構3を、除去部材2を往復動させる直線駆動モータ3dと、それらを回転させる回転用モータ3cとにより構成し、例えば回転用モータ3cを回転させつつ直線駆動モータ3dをゆっくりと駆動させて、除去部材2がらせん状の軌跡を描くように制御するなどすればよい。また、図4にはバッチ式で篩い分けを行うものを示したが、篩い分け対象物を流動させる機構を設けて連続式に運転できるように構成してもよい。かかる実施形態によると、バッチ式で篩い分けする場合でも、除去部材2が付着物を除去しながら篩分面1に沿うように移動して、篩分面の有効面積が減少するのを防止することができ、同時に篩い分け対象物を篩分面上で分散させることで、篩分面の有効面積を大きくすることができる。その結果、篩い分け効率が高く、篩い分け時間を短縮できる。
【0019】〈2〉本発明の実施の形態は、以上のものに限られず、本発明は異なる篩分面を有する多段式の篩装置や、振動形式や流動形式の異なる篩装置などに適用可能である。




 

 


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