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発明の名称 金型固定構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−337765
公開日 平成10年(1998)12月22日
出願番号 特願平9−147349
出願日 平成9年(1997)6月5日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】黒田 博道 (外4名)
発明者 田口 秀法
要約 目的
一台の成形機で複数の金型による成形を効率的に行えるを提供することにある。

構成
樹脂成形機における樹脂材料の混練を行うシリンダー(10)に複数の金型(21,31)を予め備えてそれらを選択できる構造である。シリンダー(10)の先端部分には、それぞれの金型(21,31)を選択可能に固定する。例えば、スライド式の金型部(21)とする。ヒンジ構造(18,19)としてもよい。他の金型(31)については、予備加熱しておき、交換したらすぐに使えるようにしておく。
特許請求の範囲
【請求項1】樹脂成形機における樹脂材料の混練を行うシリンダーに複数の金型を予め備えてそれらを選択できる構造であって、シリンダーの先端部分には、金型のうちのひとつを選択して使用可能であるようにそれぞれの金型を保持した金型部を備えたことを特徴とする金型固定構造。
【請求項2】樹脂成形機における樹脂材料の混練を行うシリンダーに複数の金型を予め備えてそれらを選択できる構造であって、シリンダーの先端部分には、それぞれの金型を保持する金型部をヒンジ構造によって固定し、そのヒンジ構造は、複数の金型部の中から一の金型部を選択し、その金型部の金型を使用可能とするとともに、他の金型部を保持可能としたことを特徴とする金型固定構造。
【請求項3】使用していない金型には、予備加熱をすることができるように形成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の金型固定構造。
【請求項4】それぞれの金型部には、シリンダーから送られてくる樹脂の流れを金型に適した流れとするのための樹脂整流部を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の金型固定構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、樹脂成形品を製造する金型を、材料樹脂を混練する樹脂成形機に固定するための構造に関するものである。
【0002】
【先行技術】先行技術を、図5とともに説明する。通常、樹脂成形機においては、樹脂材料の混練を行うシリンダー50の先端部分に、成形品を形作るための金型61を固定する。その金型61は、シリンダー50との位置関係、金型61を出た後の樹脂の冷却設備との関係など、様々な条件に適合させやすいように保持するための金型部60に取り付けられている。すなわち、その金型部60をシリンダー60の先端部分へ固定することで、シリンダー50から金型61へ混練された樹脂を送り込めるようになるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した樹脂成形の設備においては、以下のような場合に、不便があった。すなわち、成形品ごとに用意される金型部60を、シリンダー50へ固定し直して使用するものであるから、その固定作業は、金型部60ごとに行わなければならない。
【0004】また、金型部60が成形に適する温度に暖まるまで成形不良が出やすく、安定した成形が行えない。また、安定した成形が行えるまで、すなわち金型部60が暖まるまでは、かなりの時間がかかる。特に、冬場では2時間以上かかる場合もある。この間、成形機が使用できないのは、生産効率の観点から大きなマイナスである。
【0005】一方、上記の2つの問題は、金型部60ごとに樹脂成形機を用意できれば生じないが、そうするのは経済的ではない。本発明が解決すべき課題は、一台の成形機で複数の金型による成形を効率的に行えるを提供することにある。ここで、請求項1、請求項2、請求項3および請求項4記載の発明の目的は、一台の成形機で複数の金型による成形を効率的に行える金型固定構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的を達成するため、以下の発明を提供する。
(請求項1)樹脂成形機における樹脂材料の混練を行うシリンダー(10)に複数の金型(21,31)を予め備えてそれらを選択できる構造であって、シリンダー(10)の先端部分には、金型(21,31)のうちのひとつを選択して使用可能であるようにそれぞれの金型(21,31)を保持した金型部(例えば図4中の20)を備えたことを特徴とする。
【0007】(作用)請求項1記載の金型固定構造によれば、一台の成形機において複数の金型(21,31)を備えているので、金型(21,31)の固定作業を簡略化でき、成形に要する作業を効率化できる。
(請求項2)請求項2記載の発明は、樹脂成形機における樹脂材料の混練を行うシリンダー(10)に複数の金型(21,31)を予め備えてそれらを選択できる構造であって、シリンダー(10)の先端部分には、それぞれの金型(21,31)を保持する金型部(20,30)をヒンジ構造(18,19)によって固定し、そのヒンジ構造(18,19)は、複数の金型部(20,30)の中から一の金型部(20)を選択し、その金型部(20)の金型(21)を使用可能とするとともに、他の金型部(30)を保持可能としたことを特徴とする金型固定構造である。
【0008】(作用)請求項2記載の金型固定構造によれば、一台の成形機において複数の金型部(20,30)を備えているので、金型部(20,30)の固定作業を簡略化でき、成形に要する作業を効率化できる。
(請求項3)請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の金型固定構造を限定したものであり、使用していない金型(31)には、予備加熱をすることができるように形成したことを特徴とする。
【0009】(作用)使用していない金型(31)は予備加熱されているので、その金型(31)を使用することとなった場合には既に金型(31)が暖められており、金型交換に伴う不安定な成形を減らすことができる。
(請求項4)請求項4記載の発明は、請求項1、請求項2または請求項3記載の金型固定構造を限定したものであり、それぞれの金型部(20,30)には、シリンダー(10)から送られてくる樹脂の流れを金型(21,31)に適した流れとするのための樹脂整流部を備えたことを特徴とする。
【0010】(作用)金型(21,31)ごとに適した樹脂整流部が存在するが、それも金型部(20,30)に含めることにより、交換作業、予備加熱が一緒に行えるので、金型交換に伴う作業、不安定な成形を減らすことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例及び図面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図面は、図1乃至図4である。図1および図2は、本発明の実施の形態を示す平面図である。図3は、第一の実施の形態を示す正面図である。図4は、第二の実施の形態を示す斜視図である。
【0012】この実施の形態は、樹脂成形機における樹脂材料の混練を行うシリンダー10に2つの金型21,31を予め備えてそれらを選択できる構造である。この実施の形態にあっては、押出成形用の金型21,31を示しているが、本願発明にあっては、押出成形に限られず、例えばインジェクション成形であってもよい。また、金型の数も2つに限られず、3つ以上であってもよい。
【0013】図1に示すように、シリンダー10の先端部分には、それぞれの金型21,31を保持する第一金型部20および第二金型部30をヒンジ構造18,19によって固定している。そして、図2に示すように、それぞれヒンジ構造18,19は、一方が固定する金型部(例えば第一金型部20)の金型21を使用可能とするとともに、他の金型部(例えば第二金型部30)を保持可能としている。また、使用していない第二金型部30の金型31には、予備加熱をすることができるように、図示を省略したヒータに接続され、第一金型部20が使用されている際にも予備加熱される。
【0014】更に、図示は省略するものの、それぞれの金型部20,30には、シリンダー10から送られてくる樹脂の流れを金型21,31に適した流れとするのための樹脂整流部を備えている。上記のように形成された金型固定構造によれば、一台の成形機において2つの金型部20,30を備えているので、金型部20,30の取り替え固定作業を簡略化でき、成形に要する作業を効率化できる。
【0015】また、使用していない金型部(例えば第二金型部30)の金型(例えば31)は予備加熱されているので、その金型31を使用することとなった場合には既に金型31が暖められており、金型交換に伴う不安定な成形を減らすことができる。更に、金型21,31ごとに適した樹脂整流部が存在するが、それも金型部20,30に含めており、交換作業、予備加熱が一緒に行えるので、金型交換に伴う作業、不安定な成形を減らすことができる。
【0016】続いて、図4に示す第二の実施の形態について説明する。この実施の形態では、二つの金型21,31をスライド可能に支持するひとつの金型部20をシリンダー10の先端に固定したものである。
【0017】
【発明の効果】請求項1、請求項2、請求項3および請求項4記載の発明によれば、一台の成形機で複数の金型による成形を効率的に行える金型固定構造を提供することができた。




 

 


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