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発明の名称 カッタ取付け取外し治具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−264093
公開日 平成10年(1998)10月6日
出願番号 特願平9−74074
出願日 平成9年(1997)3月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
発明者 田島 寛 / 小林 文夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 カッタ装置のカッタ取付部に、カッタを下方から支持して取付けあるいは取外すカッタ取付け取外し治具であって、基板と、この基板の上面に固定された支点部と、この支点部に中途部が回動自在に支持されて、該支点部を支点として上下に回動可能な治具本体を備え、前記治具本体の一端部には、前記カッタに下方から係合して該カッタを保持する保持部が設けられていることを特徴とするカッタ取付け取外し治具。
【請求項2】 請求項1記載のカッタ取付け取外し治具において、前記保持部は、左右一対のアームを有し、これらアームのそれぞれには、前記カッタに設けられた一対の突部にそれぞれ下方から係合する係合部が形成されていることを特徴とするカッタ取付け取外し治具。
【請求項3】 請求項2記載のカッタ取付け取外し治具において、前記係合部が、前記突部を回動自在に支持できるように形成されていることを特徴とするカッタ取付け取外し治具。
【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のカッタ取付け取外し治具において、前記治具本体は、前記支点部より一端部側の方が他端部側より重く形成されていることを特徴とするカッタ取付け取外し治具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、下側に切刃が設けられたカッタをカッタ装置に取付けあるいは取外すためのカッタ取付け取外し治具に関するものである。
【0002】
【背景の技術】近年、住宅の構築についてはその工業化が進み、例えば壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てることにより、住宅を構築するといったパネル工法が一部に採用されている。このようなパネル工法に用いられるパネルとして、例えば壁パネルとしては、縦芯材と横芯材とを矩形枠状に組み立てるとともに、この矩形枠の内部に補強芯材を縦横に組み込んで枠体とし、さらにこの枠体の表裏両面に合板等の面材を貼着したものが一般的である。
【0003】前記壁パネルを基礎上に立設する場合、基礎から突出しているアンカーボルトを壁パネル内に挿通し、該壁パネル内でアンカーボルトにナットを螺合して締め付ける必要があり、このため、壁パネルには、その表裏両面の合板にナット締め付け用の穴を形成するが、この穴は、工場等で予め合板にカッタによって切り込みを入れておき、現場で該切り込みの内側を叩いて取り除くことによって形成している。
【0004】前記合板に切り込みを入れるカッタとしては、例えば長方形板状の鉄製のブロックの4つの側面のそれぞれに、帯状をなし下端縁部に切刃が形成された刃物を装着したものが使用される。そして、このようなカッタは、例えば、図4に示すようなカッタ装置1のカッタ取付部2に取付けられ、該カッタ装置1によってカッタ3を下降させることで、該カッタ3の下方のテーブル4上に載置された合板5に切り込みを入れるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記カッタ装置のカッタ取付部にカッタを取付ける場合や取外す場合、カッタの側面やブロックの下面を作業者が手で持って、前記カッタ取付部に取付けあるいは取り外しているが、該カッタは切刃が下側を向いているので、その取付け取外しはかなり慎重に行わなければならず、よって、カッタの取付け、取外し作業に相当の手間を要していた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、カッタ装置のカッタ取付部に、カッタを容易に取付けあるいは取外すことができるカッタ取付け取外し治具を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の請求項1のカッタ取付け取外し治具は、例えば図1〜図3に示すように、カッタ装置1のカッタ取付部2に、カッタ3を下方から支持して取付けあるいは取外すカッタ取付け取外し治具10であって、基板11と、この基板11の上面に固定された支点部12と、この支点部12に中途部が回動自在に支持されて、該支点部12を支点として上下に回動可能な治具本体13を備え、前記治具本体13の一端部に、前記カッタ3に下方から係合して該カッタを保持する保持部14を設けたものである。
【0008】前記基板11としては、例えば長方形板状の合板を使用し、この合板の上面端部側に支点部12を固定する。この支点部12は、例えば、断面L字状の一対のブラケット15,15を対向して基板11上に固定するとともに、該一対のブラケット15,15間に軸17を配設して、該軸17の両端部をそれぞれ前記一対のブラケット15,15で支持する構成とする。そして、前記支点部12の軸17で前記治具本体13の中途部を回動自在に支持することで、該治具本体13を軸17を支点として上下に回動自在に構成する。また、前記治具本体13の一端部に設けられる保持部14は、前記カッタ3に下方から係合可能なものであれば、どのような形状のものでもよい。
【0009】請求項1のカッタ取付け取外し治具10にあっては、カッタ3をカッタ装置1のカッタ取付部2に取付ける場合には、まず、図1に示すように、前記保持部14によってカッタ3を下方から支持した状態で保持しておき、次いで、図2にししように、前記基板11をカッタ取付部2の下方のテーブル4上に載置し、その後、図3に示すように、治具本体13の他端部を作業者が下方に押し下げると、該治具本体13の一端部の保持部14が上方に回動して、該保持部14に保持されているカッタが上昇して前記カッタ取付部2に当接する。そして、この状態でカッタ3を例えばボルト23等によってカッタ取付部に固定する。
【0010】また、カッタ取付部2からカッタ3を取外す場合、前記テーブル4上に基板11を載置した後、治具本体13の他端部を作業者が下方に押し下げると、該治具本体13の一端部の保持部14が上方に回動して、該保持部14がカッタ取付部2に取付けられているカッタ3に下方から係合する。そして、この状態で、カッタ取付部2からカッタ3を取外して、前記保持部14でカッタ3を保持した後、治具本体13の他端部を押さえつつ、保持部14を下方に自重で回動させて基板11上に載せたならば、基板11をテーブル4から取り去る。
【0011】このように、請求項1のカッタ取付け取外し治具10では、保持部14でカッタ3を保持し、治具本体13で保持部14を昇降させることで、カッタ3を昇降させることができるので、従来と異なり、カッタ3の側面やブロックの下面を作業者が手で持つことなく、カッタの取付け、取外し作業を容易に行うことができる。
【0012】請求項2のカッタ取付け取外し治具10は、請求項1において、前記保持部14が、左右一対のアーム18,18を有し、これらアーム18,18のそれぞれに、前記カッタ3に設けられた一対の突部21,21にそれぞれ下方から係合する係合部20,20を形成したものである。
【0013】前記一対のアーム18,18は平行離間して設け、該アーム18,18どうしの離間距離を前記カッタ3の幅より大きく設定することで、カッタ3を左右から挟んだ状態で保持可能とする。また、アーム18に形成する係合部20は、例えば、アーム18の上縁部に上方に開口する凹溝20を形成し、一方、前記突部を、それが前記凹溝に上方から係合可能な大きさに形成することで、カッタ3に設けられた一対の突部21,21に係合部20,20を下方から係合可能とすることができる。
【0014】請求項2のカッタ取付け取外し治具10にあっては、請求項1のカッタ取付け取外し治具10と同様にしてカッタ3をカッタ取付部2に取付け取外すが、この取付け取外しの際に、カッタ3の一対の突部21,21に、一対のアーム18,18のそれぞれの係合部20,20が下方から係合するので、カッタ3を下方から確実に支持することができ、よって、カッタ3を保持部によって保持して確実に昇降させることができる。また、カッタ3を保持部14によって上昇させてカッタ取付部2に取付けた後は、保持部14を下降させるだけで、カッタ3の突部21,21が前記アーム18,18の係合部20,20から外れるので、カッタ3を簡単に保持部14から取外すことができる。
【0015】請求項3のカッタ取付け取外し治具10は、請求項2において、前記係合部20を、前記突部21を回動自在に支持できるように形成したものである。係合部20をこのように形成するには、例えば、アーム18の上縁部に上方に開口する凹溝20を形成し、この凹溝20の幅を前記カッタ3の突部21の直径より若干大きく形成するとともに、前記突部21を断面円状に形成すればよく、さらに、前記凹溝20の底面を円弧面状に形成すれば、なおよい。
【0016】請求項3のカッタ取付け取外し治具10にあっては、前記係合部20がカッタ3の突部21,21を回動自在に支持しているので、カッタ3が突部21,21回りに回動自在となる。したがって、カッタ3をカッタ取付部2に取付ける際に、該カッタ3をカッタ取付部2に押し付けると、カッタ3がカッタ取付部2に倣って回動して、該カッタ取付部2に容易に装着する。また、前記カッタ3の一対の突部21,21を、カッタ3を重量で二分するライン状に設ければ、前記保持部14でカッタ3を常に一定の姿勢(例えば水平に)に保持することができる。
【0017】請求項4のカッタ取付け取外し治具10は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記治具本体13を、前記支点部12より一端部側の方を、他端部側より重く形成したものである。
【0018】前記治具本体13を上記のように形成すれば、治具本体13の他端部を作業者が下方に押し下げない限り、保持部14が常に基板11上に載置された安定な状態となり、また、保持部14でカッタ3を保持した際においても、同様に安定な状態であるから、カッタ3の取付け取外しを行う際に、該カッタ取付け取外し治具10を、カッタ装置3のテーブル4まで安定的に運ぶことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のカッタ取付け取外し治具の実施の形態の一例を説明する。図1は、本発明のカッタ取付け取外し治具の一例を示すものである。この図に示すカッタ取付け取外し治具10は、基板11と、この基板11の上面に固定された支点部12と、この支点部12に中途部が回動自在に支持されて、該支点部12を支点として上下に回動可能な治具本体13を備え、該治具本体13の一端部(図1において左端部)には、カッタ3に下方から係合して該カッタ3を保持する保持部14が設けられている。
【0020】前記基板11は、長方形板状の合板で形成されており、この合板の上面の右端部には、前記支点部12が固定されている。この支点部12は、断面L字状の一対のブラケット15,15を対向して基板11上にボルト16で固定するとともに、該一対のブラケット15,15間に軸17を配設して、該軸17の両端部をそれぞれ前記一対のブラケットで支持することによって構成されている。なお、図1においては手前側のブラケット15のみが見えている。一方、前記治具本体13には貫通孔が形成されており、この貫通孔に前記軸17を挿通することで、該治具本体13が軸17を支点として上下に回動するようになっている。前記保持部14は、以下のように構成されている。すなわち、前記治具本体13の一端部には、左右一対のアーム18,18を有する平面視略コ字状のアーム体19がその開口を左方に向けて固定されている。前記一対のアーム18,18は互に平行離間して配設されたもので、該アーム18,18どうしの離間距離は前記カッタ3の幅より大きく設定され、これによって、カッタ3を左右から挟んだ状態で保持可能となっている。
【0021】また、前記アーム18,18の先端部には、係合部20,20が対向して形成されている。この係合部20は、アーム18の上縁部を凹溝状に切り欠くことによって形成されたもので、該凹溝20は上方に開口しており、該凹溝20の幅は、前記カッタ3の両側面に取付けられた突部21の直径より若干大きく形成され、しかも、凹溝20の底面は円弧面状に形成されている。
【0022】前記カッタ3は、長方形板状の鉄製のブロック3aの4つの側面のそれぞれに、帯状をなし下端縁部に切刃が形成された刃物3b,3cをボルト3d…によって装着してなるものであり、長辺側の両側面の中央部のボルトは、他のボルト3d…より突出され、該突出しているボルトが前記突部21,21とされている。また、前記カッタ3の一対の突部21,21は、カッタ3を重量で二分するライン状に設けられている。なお、ブロック3aの上面には、カッタ3をカッタ装置のカッタ取付部にボルトによって取付け固定するための、ボルト穴3e,3eが形成されている。
【0023】そして、上記のように係合部(凹溝)20,20を構成することで、該係合部20,20は、前記カッタ3の突部21,21を下方から回動自在に支持できるようになっている。また、前記治具本体13は、前記支点部12より一端部側の方が他端部側より重く形成され、該他端部には握り部22が設けられ、この握り部22を作業者が持って押し下げることで、治具本体13が支点部12の軸17を支点として回動し、これによって、前記保持部14が上方に回動して上昇するようになっている。
【0024】次に、上記構成のカッタ取付け取外し治具10を使用して、カッタ3をカッタ装置1のカッタ取付部2に取付ける方法について説明する。まず、図1に示すように、カッタ取付け取外し10の保持部14によってカッタを下方から支持した状態で保持しておく。この場合、カッタ3の突部21,21に、保持部14のアーム18,18に形成された係合部20,20を下方から係合させることで、該カッタ3を下方から支持する。
【0025】次いで、図2に示すように、前記カッタ取付け取外し治具10をカッタ装置1まで運んで、基板11をテーブル4上に載置する。この場合、カッタ3がカッタ取付部2の直下に位置するようにして基板11を載置する。前記治具本体13は、前記保持部14側の方が、握り部22側の方より重く形成されているので、カッタ取付け取外し治具10を運ぶ際には、保持部14が常に基板11上に載置された安定な状態となるので、該カッタ取付け取外し治具10を、カッタ装置1のテーブル4まで安定的に運ぶことができる。
【0026】次いで、治具本体13の他端部の握り部22を作業者が持って下方に押し下げる。すると、図3に示すように、該治具本体13の一端部の保持部14が上方に回動して上昇し、該保持部14に保持されているカッタ3が前記カッタ取付部2に当接する。
【0027】カッタ3が上昇する際には、該カッタ3の突部21,21が前記係合部20,20に回動自在に支持されているので、該カッタ3は水平に保持された状態で安定的に上昇し、さらに、該カッタ3をカッタ取付部2の下面に取付ける際に、該カッタ3をカッタ取付部2の下面に押し付けると、カッタ3がカッタ取付部2の下面に倣って回動して、該カッタ取付部2の下面に確実に装着される。そして、この状態で前記カッタ取付部2の上面側からボルト23,23をカッタ3の上面に形成されたボルト穴3e,3eにねじ込むことによって、カッタ3をカッタ取付部2の下面に固定する。
【0028】また、カッタ取付部2からカッタ3を取外す場合、前記テーブル4上に基板11を載置した後、治具本体13の握り部22を作業者が持って下方に押し下げると、該治具本体13の保持部14が上方に回動して、該保持部14のアーム18,18の係合部20,20が、カッタ取付部2に取付けられているカッタ3の突部21,21に下方から係合する。そして、この状態で、カッタ取付部2からカッタ3を取外して、前記保持部14でカッタを保持した後、治具本体13の握り部22を押さえつつ、保持部14を下方に自重で回動させて基板11上に載せ、その後、基板11をテーブルから取り去る。
【0029】このように、本例のカッタ取付け取外し治具10によれば、保持部14でカッタ3を保持し、治具本体13の保持部14で該カッタ3を昇降させることができるので、従来と異なり、カッタ3の側面やブロックの下面を作業者が手で持つことなく、カッタの取付け、取外し作業を容易に行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1のカッタ取付け取外し治具は、基板と、この基板の上面に固定された支点部と、この支点部に中途部が回動自在に支持されて、該支点部を支点として上下に回動可能な治具本体を備え、前記治具本体の一端部に、前記カッタに下方から係合して該カッタを保持する保持部を設けたものであるから、保持部でカッタを保持し、治具本体を支点部を支点として回動させることで、保持部を昇降させてカッタを昇降させることができるので、従来と異なり、カッタの側面やブロックの下面を作業者が手で持つことなく、カッタの取付け、取外し作業を容易に行うことができる。
【0031】請求項2のカッタ取付け取外し治具は、請求項1において、前記保持部が、左右一対のアームを有し、これらアームのそれぞれに、前記カッタに設けられた一対の突部にそれぞれ下方から係合する係合部を形成したものであるから、カッタを下方から確実に支持することができ、よって、カッタを保持部によって保持して確実に昇降させることができる。また、カッタを上昇させてカッタ取付部に取付けた後は、保持部を下降させるだけで、カッタが前記アームの係合部から外れるので、カッタを簡単に保持部から取外すことができる。
【0032】請求項3のカッタ取付け取外し治具は、請求項2において、前記係合部を、前記カッタの突部を回動自在に支持できるように形成したものであるから、カッタが突部回りに回動自在となり、よって、カッタをカッタ取付部に取付ける際に、該カッタをカッタ取付部に押し付けると、カッタがカッタ取付部に倣って回動して、該カッタをカッタ取付部に容易に装着することができる。
【0033】請求項4のカッタ取付け取外し治具は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記治具本体を、前記支点部より一端部側の方を、他端部側より重く形成したものであるから、治具本体の他端部を作業者が下方に押し下げない限り、保持部が常に基板上に載置された安定な状態となり、また、保持部でカッタを保持した際においても、同様に安定な状態であるから、カッタの取付け取外しを行う際に、該カッタ取付け取外し治具を、カッタ装置のテーブルまで安定的に運ぶことができる。




 

 


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