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発明の名称 シートの切断方法及びそれに用いる切断装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−264081
公開日 平成10年(1998)10月6日
出願番号 特願平9−76784
出願日 平成9年(1997)3月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】船橋 國則
発明者 根塚 信夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 板面に貼り付けた該板面より大きいシートを前記板面の端面に沿って切断するシートの切断方法であって、前記板面の端面と平行な当接面を有するベース材に該当接面と平行な刃を有するカッターを立設し、前記ベース材の当接面を前記板面の端面に当接した後、前記ベース材を前記端面に沿って摺動させながら前記板面の縁部から延出したシートを前記刃で切断することを特徴するシートの切断方法。
【請求項2】 板面に貼り付けた該板面より大きいシートを前記板面の端面に沿って切断するシートの切断装置であって、前記板面の端面と平行な当接面を有するベース材と、前記当接面と平行な刃を有し支柱を介して該ベース材に支持したカッターとを具備したことを特徴とするシートの切断装置。
【請求項3】 前記支柱を前記刃の背後に配設したことを特徴とする請求項2記載のシートの切断装置。
【請求項4】 前記支柱の前記刃側に刃状部を形成したことを特徴とする請求項3記載のシートの切断装置。
【請求項5】 前記ベース材は、前記当接面を有する当接材と、前記カッターを立設するベース板とからなり、該ベース板を前記当接材に対して前記当接面に直交する方向でスライド自在に設けたことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のシートの切断装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板面に貼り付けたこの板面より大きいシートの切断方法及びそれに用いる切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物のサイディングを貼り付ける外壁用の木製パネルには、パネル表面を防水するためのシートである防水紙(タイベック)が貼り付けられている。この防水紙は、上下左右で隣合うパネル間も合わせて防水するため、パネル縁部で重ね合わせて貼り付けられる。従って、防水紙は、重ね合わせ代の寸法だけパネルより大きく切断する必要がある。従来、この防水紙の切断方法は、図5に示すように、パネル1の板面に、この板面より大きい防水紙3を貼り付け、パネル端面から重ね合わせ代の寸法Dに基づいて切断線Lを求め、不図示の切断台の上で、長尺の切断用定規5とカッター7を用いてこの切断線Lを切断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した従来の切断方法では、パネル1の上面に貼り付けた防水紙3を、防水紙3の上面側から切断する場合、パネル1の端面が隠れてしまい、端面からの重ね合わせ代寸法Dが求め難く、重ね合わせ代の寸法精度が低下し易いとともに、パネル端面と切断線Lとの平行度も低下し易い問題があった。また、切断台、長尺の切断用定規5を必要としていたので、切断の都度これら複数の道具を取り扱わなければならず、作業性の悪い問題もあった。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、切断台、長尺の切断用定規を必要とせず、重ね合わせ代を高い寸法精度で、且つパネル端面と平行に切断できるパネル貼付シートの切断方法及びそれに用いる切断装置の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明に係るパシートの切断方法は、板面に貼り付けた該板面より大きいシートを前記板面の端面に沿って切断するシートの切断方法であって、前記板面の端面と平行な当接面を有するベース材に該当接面と平行な刃を有するカッターを立設し、前記ベース材の当接面を前記板面の端面に当接した後、前記ベース材を前記端面に沿って摺動させながら前記板面の縁部から延出したシートを前記刃で切断することを特徴するものである。本発明に係るシートの切断装置は、板面に貼り付けた該板面より大きいシートを前記板面の端面に沿って切断するシートの切断装置であって、前記板面の端面と平行な当接面を有するベース材と、前記当接面と平行な刃を有し支柱を介して該ベース材に支持したカッターとを具備したことを特徴とするものである。そして、切断装置は、前記支柱を前記刃の背後に配設することが好ましい。また、前記支柱の前記刃側に刃状部を形成するものであってもよい。更に、前記ベース材は、前記当接面を有する当接材と、前記カッターを立設するベース板とからなり、該ベース板を前記当接材に対して前記当接面に直交する方向でスライド自在に設けたものであってもよい。
【0005】このシートの切断方法では、ベース材の当接面が板面の端面に当接し、このベース材が端面に沿って摺動することで、刃が常に端面から一定の間隔で移動し、シートが端面に対して一定間隔、即ち、端面に平行に切断可能となる。切断装置では、板面の端面と平行な当接面を有するベース材に、当接面と平行な刃を有するカッターを支持することで、切断台、長尺の切断用定規を使用せずに、刃が常に端面から一定の間隔で移動可能となる。そして、支柱を刃の背後に配置した切断装置では、切断後のシートの切断部が支柱に一致し、シートと支柱との干渉がなくなる。また、支柱の刃側に刃状部を形成した切断装置では、支柱がシートの切断部に容易に分け入ることになる。更に、ベース材を、当接材とベース板とで構成し、ベース板を当接材に対してスライド自在に設けた切断装置では、端面から刃の距離が自在に調節可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に使用する切断装置及び作業方法の好適な実施の形態を図1乃至図4に基づき説明する。図1は本発明に係る切断装置の分解斜視図、図2は柄付カッターの背面図、図3はカッターホルダーの斜視図、図4はシート切断中の正面図である。パネル貼付シートの切断装置11は、ベース材13と、支柱(カッターホルダー)15と、柄付カッター17とにより構成してある。
【0007】ベース材13は、更に当接材19と、ベース板21とからなる。当接材19は、例えば適宜な長さの山形鋼材からなり、垂直片が不図示のパネル端面への当接面23となる。当接材19の水平片には穴25を穿設してある。水平片の両端には、当接面23に直交する方向で平行な一対のガイド27を突設してある。ベース板21は、このガイド27の間で、ガイド27に沿ってスライド自在となる。ベース板21には、スライド方向に長い長穴29を穿設してある。穴25と長穴29には蝶ネジ31が挿通され、蝶ネジ31には歯付ナット33が螺合される。従って、ベース板21は、蝶ネジ31、歯付ナット33により、スライド方向の所望の位置に固定できるようになっている。
【0008】カッターホルダー15は、ベース板21に起立する支持板35と、支持板35から水平に突設した取付板37とからなる。取付板37には穴39を穿設してある。一方、柄付カッター17の柄部41には、図2に示すネジ43を突設してある。柄付カッター17は、このネジ43を穴39に挿入し、不図示のナットをネジ43に螺合することで、取付板37に螺着できるようになっている。柄付カッター17の柄部41には長板状の刃45を収容してあり、刃45は柄部41の長手方向にスライド自在となり、任意のスライド位置で柄部41に固定できるようになっている。
【0009】この柄付カッター17は、ネジ43を介してベース板21に対して略垂直に固定される。カッターホルダー15の支持板35は、柄付カッター17を固定した状態で、刃45の背後に位置するように配設してある。つまり、支持板35と刃45とは、当接面23と平行な同一面上に配置される。また、支持板35の刃45側の縁部には、図3に示すような刃状部35aを形成することが好ましい。
【0010】ベース板21には固定した柄付カッター17の直下の位置に刃穴47を穿設してあり、刃穴47は柄部41から伸長した刃45をベース板21の下面側に貫通可能にしている。ベース板21には長穴29の長手方向に目盛り49を記してあり、目盛り49は歯付ナット33のスライド位置を指針として当接面23から刃45までの距離を示すようになっている。
【0011】作業順序としては、最初に切断装置11の各部を使用可能状態にセットする。即ち、蝶ネジ31を緩め、歯付ナット33の位置が所望の重ね合わせ代寸法の目盛り49に一致するように、ベース板21をスライドした後、蝶ネジ31を締めてベース板21と当接材19とを固定する。柄付カッター17から刃45を伸長する。刃45は、少なくとも刃穴47に進入する位置まで伸長して固定する。
【0012】次に、セットの完了した切断装置11の柄部41を把持し、図4に示すように、板面にシート51を貼り付けたパネル53の端面55に、切断装置11の当接面23を当接する。これにより、刃45が端面55から所望の重ね合わせ代寸法の位置に位置決めされる。次に、当接面23をパネル53の端面55に沿って摺動させながら、切断装置11を移動させ、パネル53の縁部から延出したシート51を刃45により切断する。切断装置11は、当接面23が端面55に摺動するので、刃45が常に端面55から一定の間隔で移動する。これにより、重ね合わせ代を高い寸法精度で維持し、且つパネル端面55と平行に切断することができる。
【0013】なお、本発明によるパネル貼付シートの切断方法及びそれに用いる切断装置は、建物用パネルに防水紙を貼り付ける場合の他、パネルの板面に対してこの板面より大きいシートを端面に沿って切断する全ての場合に適用できるものである。また、上述の実施形態では、パネルに対してシートが貼り付けられている場合を例に説明したが、シートは、パネルに対して移動しないように固定されているものであれば、パネルに貼り付けられていなくてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係る切断方法によれば、ベース材の当接面をパネルの端面に当接し、このベース材を端面に沿って摺動させながらシートを切断するので、パネル端面が隠れてしまい、端面からの重ね合わせ代寸法の求め難い場合であっても、刃が常に端面から一定の間隔で移動し、重ね合わせ代を高い寸法精度で、且つパネル端面と平行に切断することができる。本発明に係る切断装置によれば、パネルの端面と平行な当接面を有するベース材に、当接面と平行な刃を有する柄付カッターを支持したので、切断台、長尺の切断用定規を使用せずに、刃を常に端面から一定の間隔で移動させることができる。そして、支柱を刃の背後に配置した切断装置によれば、切断後のシートの切断部が支柱に一致し、シートと支柱との干渉を無くすことができる。また、支柱の刃側に刃状部を形成すれば、支柱がシートの切断部に容易に分け入ることになり、支柱と切断部との干渉をよりスムースに回避できる。更に、ベース材を、当接材とベース板とで構成し、ベース板を当接材に対してスライド自在に設ければ、端面から刃の距離、即ち、切断幅を自在に調節可能にすることができる。




 

 


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