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発明の名称 サイディングの位置決め方法及びその装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−156644
公開日 平成10年(1998)6月16日
出願番号 特願平8−326234
出願日 平成8年(1996)12月6日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】船橋 國則
発明者 田中 都美
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 サイディングをパネル面に並べて貼り付けていくサイディングの位置決め方法であって、パネルを位置決め台の定規部に当接して載置し、サイディングの最小モジュール間隔で該定規部に設けた複数のスライド自在な位置決め突起をサイディングのジョイント部で突出させることでそれぞれのサイディングを該突出した位置決め突起を基準に位置決めすることを特徴とするサイディングの位置決め方法。
【請求項2】 サイディング並設方向のパネル辺に当接する定規部を設けた位置決め台と、前記定規部の長手方向に直交する方向にスライド自在であり且つサイディングの最小モジュール間隔で前記定規部に設けた複数の位置決め突起と、該位置決め突起と連動する突出状態識別機構とを具備したことを特徴とするサイディングの位置決め装置。
【請求項3】 サイディングのジョイント部がさね継ぎ構造等、サイディング端面に凸部を有する継ぎ構造である場合のサイディングの位置決め装置であって、前記位置決め突起を前記凸部よりサイディング裏面側の前記サイディング端面で突出させることを特徴とする請求項2記載のサイディングの位置決め装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイディングの位置決め方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サイディングをパネル面に貼り付ける工場艤装においては、それぞれのサイディングの長手方向両端部を位置合わせするサイディング貼り付け用治具を用い、最初に貼り付けたサイディングを基準にして順次貼り付けを行っていた。即ち、サイディング貼り付け用治具は、パネル載置部と、サイディング並設方向(サイディングを並べて貼り付けていく方向)のパネル辺に当接する定規部とを有している。そして、先ず、パネルのサイディング並設方向の辺を定規部に当接してパネルを載置部に置き、次いで、パネルのサイディング貼り付け開始端に、長手方向一端を定規部に当接したサイディングを置く。この最初のサイディングを基準として、順次、次のサイディングを、定規部に端部を当接しながら並べて配置していき、その後、サイディングを規定の最小モジュール間隔でパネルに自動釘打ちして貼り付けを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した従来のサイディング位置決め方法では、それぞれのサイディングの長手方向端部については定規部によって相互に位置合わせできるものの、サイディングの幅寸法に誤差が有ると、サイディングを並べていくことによりその誤差が積み重なり、サイディング同士のジョイント部が規定のモジュール間隔と一致しなくなり、その結果、自動釘打ち作業ができなくなる問題があった。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、サイディングを工場艤装する際に、サイディングの一枚一枚に寸法誤差が有っても、規定のモジュール間隔に合わせてサイディングを貼り付けていくことができるサイディングの位置決め方法及びその装置の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明に係るサイディングの位置決め方法は、サイディングをパネル面に並べて貼り付けていくサイディングの位置決め方法であって、パネルを位置決め台の定規部に当接して載置し、サイディングの最小モジュール間隔で該定規部に設けた複数のスライド自在な位置決め突起をサイディングのジョイント部で突出させることでそれぞれのサイディングを該突出した位置決め突起を基準に位置決めすることを特徴とするものである。本発明に係るサイディングの位置決め装置は、サイディング並設方向のパネル辺に当接する定規部を設けた位置決め台と、前記定規部の長手方向に直交する方向にスライド自在であり且つサイディングの最小モジュール間隔で前記定規部に設けた複数の位置決め突起と、該位置決め突起と連動する突出状態識別機構とを具備したことを特徴とするものである。また、位置決め装置は、サイディングのジョイント部がさね継ぎ構造等、サイディング端面に凸部を有する継ぎ構造である場合のサイディングの位置決め装置であって、前記位置決め突起を前記凸部よりサイディング裏面側の前記サイディング端面で突出させることを特徴とするものであってもよい。
【0005】このサイディングの位置決め方法では、サイディングの一枚一枚に寸法誤差が有っても、位置決め突起を用いてサイディング一枚ごとに貼り付け位置を補正するので、サイディングの誤差のバラツキを吸収して、サイディングが正規の位置に位置決めされる。サイディングの位置決め装置では、位置決め台にサイディングの最小モジュール間隔で位置決め突起が設けられ、サイディングの一枚一枚が規定のモジュール間隔に合わせて位置決め可能となる。また、位置決め突起を凸部よりサイディング裏面側のサイディング端面で突出させる位置決め装置では、サイディングをパネル上に載置する時、突出した位置決め突起が継ぎ構造の突起に干渉することがなく、予め全ての位置決め突起の突出が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るサイディングの位置決め方法及びその装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る位置決め装置の概略構成図、図2は図1のa−a断面図、図3は図1に示した位置決め装置の部分拡大図、図4は図1のイ部拡大図、図5は図1のロ部拡大図である。本実施形態による位置決め装置1は、位置決め台3と、定規部5と、位置決め突起7(図2参照)とを主な構成要素として有している。
【0007】位置決め台3にはパネル載置部11(図2参照)を設けてあり、パネル載置部11にはパネル13のサイディング並設方向(矢印x方向)のパネル辺13aに当接する定規部5を設けてある。定規部5の下部には、凹部15(図2参照)を形成してある。凹部15は、基準面となる直交する二つの内壁15a、15bに、パネル13の直交する二つの辺13a、13bを当接することで、パネル13を位置決めできるようになっている。なお、パネル13の位置決めは、上述の凹部15によらず、パネル13の辺13a、13bに当接する位置決めピン(図示せず)等を用い、これをストッパとして行うものであっても勿論よい。
【0008】定規部5には、この定規部5の長手方向に直交する方向の溝17を形成してあり、溝17はサイディング18の最小モジュール間隔wでサイディング並設方向に複数設けてある。この溝17には位置決め突起7を溝方向にスライド自在に内設してあり、位置決め突起7はスライドすることにより先端が定規部5から突出するようになっている。位置決め突起7は、サイディング18の表面側に露出して、図2、図3に示すように、サイディング18同士の目地19に所定深さhで進入するようになっている。また、位置決め突起7には定規部5の表面に露出するレバー20を一体に設けてあり、位置決め突起7はこのレバー20によってスライド操作が行えるようになっている。
【0009】位置決め突起7の後端には、突出状態識別機構21を設けてある。突出状態識別機構21は、それぞれの溝17に対応して定規部5の上面に設けた着色部23(図5参照)と、この着色部23を覆えるように、定規部5の上面にスライド自在に設けた摺動板25とにより構成してある。突出状態識別機構21は、摺動板25を位置決め突起7の後部に連結してあり、位置決め突起7が突出しない状態(図4の状態)で摺動板25によって着色部23を覆い、位置決め突起7が突出した状態(図5の状態)で摺動板25が移動して着色部23を露出させるようになっている。
【0010】また、定規部表面の溝17同士の間にはサイディング18の端面を露出させる凹み部27を形成してあり、凹み部27はサイディング18のパネル面上での載置作業を容易にしている。
【0011】このように構成した位置決め装置1を用いてのサイディングの位置決め方法を説明する。サイディング18をパネル13に貼り付けるには、先ず、位置決め台3の内壁15a、15bに、パネル13の二辺13a、13bを当接させてパネル13を置く。次いで、サイディング貼付け開始端に相当する位置の位置決め突起7をスライドする。この時、突出状態識別機構21は、図4に示す着色部23の覆われた状態から、図5に示す着色部23の露出した状態に変わる。
【0012】次いで、突出した位置決め突起7aに最初のサイディング18の一端18aを当接して、サイディング18をパネル13上に配置する。次いで、サイディング18の他端18bに相当する位置の位置決め突起7bをスライドして突出する。この位置決め突起7bに、次のサイディング18の一端を当接して配置する。以上の手順を繰り返して、順次、サイディング18を並べて配置していく。
【0013】次に、このようにして位置決め台3のパネル13上に配置したサイディング18に、不図示の釘打ち機により釘打ちを行う。釘打ちは、着色部23が露出しているか否かを視認することで、釘打ち機を用いて以下のパターンで行う。即ち、パネル13の端部で、着色部23の露出を視認した場合には、端部の内側に釘を1本打つ。着色部23の露出を視認しない場合には、釘を1本打つ。パネル13の端部以外で着色部23の露出を視認した場合には、サイディング18のジョイント部29の両側に1本ずつ合計2本の釘を打つ。
【0014】このように、上述したサイディングの位置決め方法によれば、サイディング18を工場艤装する際に、サイディング18の一枚一枚に寸法誤差が有っても、位置決め突起7を用いてサイディング一枚ごとに貼り付け位置を補正するので、サイディング18の誤差のバラツキをジョイント部29で吸収して、サイディング18を正規の位置に位置決めすることができる。
【0015】また、上述の位置決め装置1によれば、位置決め台3に位置決め突起7を設けたので、サイディング18の一枚一枚を規定のモジュール間隔に合わせて位置決めすることができる。また、位置決め突起7に突出状態識別機構21を連結したので、着色部23を視認して位置決め突起7の状態を容易に把握することができ、サイディング18の模様目地31(図1参照)とジョイント部29との釘の打ち分けが容易に行えるようになる。
【0016】次に、本発明によるサイディングの位置決め装置の他の実施形態を図6、図7に基づき説明する。図6は本発明に係る位置決め装置の他の実施形態の要部断面図、図7は継ぎ構造と突起の位置関係を示す断面図である。なお、図1〜図5に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。本実施形態による位置決め装置41は、位置決め突起の突出位置が上述の位置決め装置1と異なるものとなっている。
【0017】即ち、上述の位置決め装置1では、図2に示すように、位置決め突起7をサイディング18の表面側に露出させ、サイディング18同士の目地19に所定深さhで進入するように設けたが、本実施形態による位置決め装置41では、図6に示すように、位置決め突起43をサイディング18の表面側に露出させず、サイディング18の裏面側から所定の高さjとなるようにして設けてある。他の部分の構造は、上述の位置決め装置1と同様に構成してある。
【0018】このように構成した位置決め装置41では、図7に示すように、サイディング18のジョイント部29が図7(A)に示すさね継ぎ構造45、或いは図7(B)に示す相欠き継ぎ構造47等である場合、位置決め突起43がそれぞれの継ぎ構造45、47における、凸部45a、47aの下側(サイディング18の裏面側)で突出することになる。
【0019】従って、上述の位置決め装置1では、サイディング18のジョイント部29が継ぎ構造45、47等であった場合、凸部45a、47aが邪魔となるため、サイディング18をパネル上に載置した後、位置決め突起7を突出させ、この動作を載置するサイディング18ごとに繰り返さなければならなかったが、本実施形態による位置決め装置41では、位置決め突起43が凸部45a、47aの下側で突出するので、所定の位置決め突起43を予め全て突出させておくことができ、サイディング18の載置動作と位置決め突起7の突出動作とを交互に繰り返す必要がなく、作業性を向上させることができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係るサイディングの位置決め方法によれば、サイディングの一枚一枚に寸法誤差が有っても、位置決め突起を用いてサイディング一枚ごとに貼り付け位置を補正するので、サイディングの誤差のバラツキを吸収して、サイディングを正規の位置に位置決めすることができる。サイディングの位置決め装置によれば、位置決め台に位置決め突起を設けたので、サイディングの一枚一枚を規定のモジュール間隔に合わせて位置決めすることができる。また、位置決め突起に突出状態識別機構を連結したので、突出状態識別機構を視認して位置決め突起の状態を容易に把握でき、サイディングの模様目地とジョイント部との釘の打ち分けが確実に行えるようになる。また、位置決め突起をサイディング裏面側で突出させる位置決め装置では、サイディングをパネル上に載置する時、突出した位置決め突起が継ぎ構造の突起に干渉することがないため、予め全ての位置決め突起を突出させることができ、作業性を向上させることができる。




 

 


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