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研磨試料用ホルダ - 日本鋼管株式会社
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発明の名称 研磨試料用ホルダ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−15814
公開日 平成10年(1998)1月20日
出願番号 特願平8−172350
出願日 平成8年(1996)7月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】細江 利昭
発明者 沖津 滋
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 被研磨金属試料間に挟む非光反射性、耐食性を有する識別材と、被研磨金属試料と識別材を収納する子ホルダと、子ホルダを収納するホルダ本体を具備してなる研磨試料用ホルダ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種肉厚寸法の複数の被研磨金属試料を所定の寸法範囲において確実に収納固定して、それらの切断面を研磨することができるとともに、後工程による、被研磨金属試料に人工的な腐食面を形成する工程、この腐食面を光学顕微鏡によって観察・撮影する工程等に順応させることのできる研磨試料用ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製鉄所等で精錬および鋳造された金属鋼材の組織構造を分析検査する手段として、酸に浸漬して人工的に腐食状態を現出させ、この腐食面を光学顕微鏡により目視検査する方法が実施されており、この場合、検査対象となる鋼材から切出した試料の表面は、金属組織の解明を容易にするために、回転砥石等のラッピング手段により精密研磨される。
【0003】ここでは金属試料をラッピング手段にかけるための専用ホルダが一般に使用されている。
【0004】上記研磨試料用ホルダの一例として、実開昭61−109668号公報に開示されている図3、図4に示すようなタイプのものがある(先行技術1)。
【0005】図3において、研磨用の円筒形の試料ホルダ1に穿設された試料収容孔2は略卵形の開口部に形成されている。試料ホルダ1の外壁3には試料収容孔2の長径部に軸線を整列させてねじ孔4が螺切され、このねじ孔4は試料収容孔2に開口している。そして前記ねじ孔4には、試料固定部材、すなわちレンチ挿入用の六角孔5を頭部に設けたねじ6が進退自在にねじ込まれるようになっている。
【0006】このように構成したことにより、切出された被研磨試料7の寸法に応じて直径の異なる検体8を種々作製し、検体8を試料収容孔2に収納挿入することができる。
【0007】上記のように、所定の範囲内であれば、各種寸法の試料7を封入した異なる寸法の検体8に、フリーサイズで対応し得るものである。
【0008】図3は被研磨試料7を熱硬化性樹脂により封入した検体8をねじ6により固定した場合であるが、樹脂封入していない被研磨試料7単体を試料収容孔2に挿入して、ねじ固定するようにしてもよい。
【0009】図4において、研磨用の円筒形の試料ホルダ1は試料収容孔2を開口部において細長い短形状をなすように構成し、試料収容孔2の内周壁にねじ孔4を複数本穿設している。ここでは長手方向内周壁に直角に2本のねじ孔4、4が形成され、また短手方向内周壁に1本のねじ孔4が形成されている。
【0010】この場合は、被研磨試料7は熱硬化性樹脂により封入した検体を作製しなくても、被研磨試料7を直接試料収容孔2に挿入して、複数本のねじ6により確実に固定できる。
【0011】上記によって、試料ホルダ1の試料収容孔2の開口寸法を種々に設定できるので、切出し寸法の異なる被研磨試料7であっても、一定の範囲内において好適に収納固定することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技術1は以下のような問題がある。先行技術1については、被研磨試料7の肉厚が薄い場合、複数個の被研磨試料7を一つの試料収容孔2にセットして研磨することができるが、後工程による、被研磨金属試料に人工的な腐食面を形成する工程では、被研磨試料7同士の腐食面を揃えて均一に人工的に腐食させることは困難である。そのために、一個、一個人工的に腐食させなければならず、人工的な腐食面を形成する工程での操作が煩雑である。
【0013】また、形成された腐食面を光学顕微鏡によって観察・撮影する工程では、被研磨試料7の肉厚面をセットとして光学顕微鏡によって観察・撮影する場合に、全ての被研磨試料7の被検査面を同一の平行面となるように調整することが煩雑であり、また、被研磨試料7間を区別することが困難である。
【0014】そのために、被研磨試料7を個々に光学顕微鏡によって観察・撮影する必要があり、光学顕微鏡によって観察・撮影する工程での操作が煩雑である。
【0015】また、肉厚が薄い被研磨試料7について、個々に熱硬化性樹脂により封入した検体を作製した場合は作業能率が悪い。
【0016】本発明は上記のような問題点の解決を図ったものであり、各種肉厚寸法の複数の被研磨金属試料を所定の寸法範囲において確実に収納固定して、それらの切断面を研磨することができるとともに、後工程による、被研磨金属試料に人工的な腐食面を形成する工程、この腐食面を光学顕微鏡によって観察・撮影する工程等に順応させることのできる研磨試料用ホルダを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、被研磨金属試料間に挟む非光反射性、耐食性を有する識別材と、被研磨金属試料と識別材を収納する子ホルダと、子ホルダを収納するホルダ本体を具備してなる研磨試料用ホルダである。
【0018】
【実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図によって説明する。図1は本発明の一実施の形態の全体を示す平面図であり、図2は本発明に用いる子ホルダの一実施の形態の斜視図である。
【0019】図1において、21は研磨試料用ホルダであり、ホルダ本体21aに4個の試料収容孔22a〜22dを設けている。27は中心孔である。
【0020】試料収容孔22a〜22dには、それぞれ図2に示す子ホルダ23が収納されている。ホルダ本体21aには外壁31から各試料収容孔22a〜22dに貫通させた孔29を設けて、固定具24を挿入させ、その先端を子ホルダ23の側面に設けた停止孔30と係合させて、子ホルダ23を確実に固定する。固定具24には締付けボルトが用いられている。
【0021】図2において、子ホルダ23は、一対の子ホルダ本体23a、23bの間に3個の被研磨金属試料25を挿入し、被研磨金属試料25間に2個の識別材26を挟んでいる。
【0022】一対のホルダ本体23a、23bは被研磨金属試料25と識別材26を挿入した後に、締付けボルト28で締付けて固定される。
【0023】子ホルダ23は上記のものに限定されるものではなく、複数の被研磨金属試料25と、被研磨金属試料25間に挟んだ識別材26とを1セットとして固定でき、ホルダ本体21aの試料収容孔22a〜22dに収納して固定できるものであればよい。
【0024】被研磨金属試料25を子ホルダ23に挿入する手順としては、被研磨金属試料25間に識別材26を挟さんでから子ホルダ23に収納するか、または、被研磨金属試料25を子ホルダ23に収納してから識別材26を挟むかの何方でもよい。
【0025】識別材26は非光反射性のものである必要がある。光学顕微鏡で金属試料の研磨面を観察するとき、相隣る試料の識別ができるようにするためである。また、識別材26は耐食性を有していることが必要である。耐食性がないと、被研磨金属試料25に腐食面を形成する工程で、識別材26が腐食し、凹部となって光学顕微鏡で観察する際に焦点が合わなくなるからである。
【0026】非光反射性、耐食性を有する物として合成ゴム、フイルム等が挙げられる。ここではフイルムを用いた。
【0027】識別材26を挟むことによって、複数の被研磨金属試料25の研磨面を均一に研磨することができるとともに、後工程での人工的な腐食面を均一に形成し、この腐食面を光学顕微鏡によって観察・撮影する場合に被研磨金属試料25間の識別ができる。
【0028】上記したように、本発明では被研磨金属試料と識別材収納した子ホルダ23を一セットとして、ホルダ本体21aの試料収容孔22a〜22dへの収納、研磨後の後工程での人工的な腐食面の形成、この腐食面を光学顕微鏡によって観察・撮影する場合の光学顕微鏡への取付けを取扱うものである。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各種肉厚寸法の複数の被研磨金属試料を所定の寸法範囲において確実に収納固定して、それらの切断面を研磨することができるとともに、後工程による、被研磨金属試料に人工的な腐食面を形成する工程、この腐食面を光学顕微鏡によって観察・撮影する工程等に順応させることができる。よって、以下の効果が期待できる。
1.被研磨金属試料が薄肉厚材でも充分な仕上げ精度が得られる。
2.熱硬化性樹脂等による埋込み工程等の必要がない為に、経済的である。
3.被研磨金属試料を子ホルダに収容してセットの状態で、研磨工程、人工的な腐食面の形成工程、光学顕微鏡の観察、撮影工程を作業することができるので、作業が容易で、また、時間が短縮できる。
4.作業能率が向上する。
5.顕微鏡検査において識別材を挿入しているので、被研磨金属試料の識別が容易で、精確に顕微鏡検査を行なうことができる。




 

 


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