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発明の名称 樹脂管用スクレーパー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−6101
公開日 平成10年(1998)1月13日
出願番号 特願平8−154568
出願日 平成8年(1996)6月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】細江 利昭
発明者 遠山 健一 / 有賀 史朗 / 村田 尚志 / 鶴田 秀和
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 少なくとも一端にねじの切られたシャフトと、樹脂管の内面に嵌合し、内面にシャフトのねじに螺合するねじの切られた管状物と、シャフトの軸直角方向に移動可能なようにシャフトに固定されたカッターとを備えたことを特徴とする樹脂管用スクレーパー。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂管の配管時などで事前に行う管表面の皮剥きに用いるスクレーパー、特に、小口径の樹脂管同士を電気融着継手を用いて接合するときに用いる樹脂管用スクレーパーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、軽量で、耐食性に優れ、可撓性があるため地震に強いなどの特徴を有するポリエチレンやポリブテンなどの熱可塑性樹脂でできた樹脂管がガス管や水道管などに大量に用いられるようになってきた。
【0003】こうした樹脂管同士の接合法の一つに、電気融着継手を用いる方法がある。この方法は、樹脂管と同様な樹脂ででき内面に電熱線の配設され継手と樹脂管外面を接触させ、電熱線に電流を流し継手と樹脂管の接触面を溶融して融着接合する方法である。
【0004】接合時に樹脂管の外面が汚染されていると、継手と樹脂管の接合強度が弱く簡単に剥離してしまうため、通常は、樹脂管の継手と接触する外面をスクレーパーにより皮剥きし、樹脂管の新生面を露出させてから継手との融着接合が行われる。
【0005】このスクレーパーとして、実開平3ー103101号公報に記載された小口径管用や、特開平6ー254718号公報に記載された大口径管用のスクレーパーが実際に使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平3ー103101号公報に記載された小口径管用スクレーパーは、樹脂管の口径ごとにその口径に合ったスクレーパーが必要となり不経済である。また、特開平6ー254718号公報に記載された大口径管用スクレーパーは呼び径が75A以上の樹脂管用で、75A未満の小口径樹脂管には適用できない。
【0007】本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、樹脂管の口径が変わっても対応可能で、かつ周方向に均一な皮剥きができる安価な呼び径が75A未満の樹脂管用スクレーパーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、少なくとも一端にねじの切られたシャフトと、樹脂管の内面に嵌合し、内面にシャフトのねじに螺合するねじの切られた管状物と、シャフトの軸直角方向に移動可能なようにシャフトに固定されたカッターとを備えたことを特徴とする樹脂管用スクレーパーにより解決される。
【0009】〔作用〕樹脂管を、樹脂管の内径に近い外径を有する管状物外面に差し込んで嵌合させて固定し、カッターを樹脂管の外面に接するようにシャフトの軸に直角な方向に移動させ、樹脂管を固定してシャフトを回転する。すると、シャフトに対して固定されたカッターは樹脂管の外面を皮剥きする。このとき、シャフトは管状物とねじで螺合しているため、回転と同時に管状物及び樹脂管の軸に沿って移動する。よって、カッターも樹脂管の外面に沿って回転すると同時に、樹脂管の軸方向に移動する。従って、樹脂管の外面を必要な長さ連続的に皮剥きできることになる。カッターはシャフトの軸直角方向に移動可能なため、外径の異なる管状物を用意しておけば種々の口径の樹脂管に対応でき、管状物を交換するだけでよいので経済的である。
【0010】また、樹脂管は管状物が挿入された状態、すなわち真円に近い状態で皮剥きされるため、周方向に均一な皮剥きが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の1実施の形態を示す。図で、(a)は外観図、(b)は(a)のAーA’断面図、(c)はBーB’断面図である。また、1は樹脂管用スクレーパー、2はシャフト、3は管状物、4は樹脂管、5はカッター、6はカッターのホルダー、7はカッターのホルダーをシャフトの軸直角方向に移動するためのねじ機構を表す。
【0012】まず、図(a)、(b)に示すように樹脂管4を、樹脂管4の内径に近い外径を有する管状物3の外面に差し込んで固定する。次に、カッター5を、カッターのホルダーをシャフトの軸直角方向に移動するためのねじ機構7により図(c)のように樹脂管4の外面に接触させる。そして、樹脂管4を固定してシャフト2を回転すれば、シャフト2に対して固定されたカッター5は樹脂管4の外面を皮剥きする。このとき、シャフト2は、管状物3ととねじで螺合しているためシャ管状物3及び樹脂管4の軸に沿って移動可能である。よって、シャフト2を回転させることにより樹脂管4の外面を必要な長さ連続的に皮剥きできる。シャフト2に対して固定されたカッター5はシャフト2の軸直角方向に移動可能なため、種々の外径の管状物を用意しておけば種々の口径の樹脂管に対応できる。
【0013】また、樹脂管4は管状物3が挿入された状態、すなわち真円に近い状態で皮剥きされるため、周方向に均一な皮剥きが可能となる。
【0014】図のように、管状物3の先端を先に広がる円錐台形状とすれば、樹脂管4の挿入時にストッパーとして働くので、樹脂管4の差し込み時の位置決めを容易に行うことができると共に、樹脂管4との嵌合、固定が確実になる。更に、円錐台形状部分を粗面とするか円錐台形状部分に凹凸を設けることにより、樹脂管4との嵌合、固定が更に確実になる。
【0015】カッター5は、樹脂を切削可能なカッターであればよいが、耐食性を考慮するとステンレス鋼製のカッターが好ましい。
【0016】カッター5以外のスクレーパー本体はある程度の強度を確保できるものであれば、金属、樹脂などどんなもので作られていてもよいが、管状物3はより強固に樹脂管4を内面から支持できるように金属製であることが好ましい。
【0017】シャフト2に対して固定されたカッターのホルダー6の一部を板バネで作製し、この板バネを利用して皮剥き後にカッター5を樹脂管4の外面から離すための機構を設ければ、容易に樹脂管4をスクレーパー1から取り外せる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されているので、樹脂管の口径が変わっても対応可能で、かつ周方向に均一な皮剥きができる安価な呼び径が75A未満の樹脂管用スクレーパーを提供できる。




 

 


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