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発明の名称 連続鋳造鋳片切断装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−24353
公開日 平成10年(1998)1月27日
出願番号 特願平8−180587
出願日 平成8年(1996)7月10日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小林 英一
発明者 櫻井 美弦 / 藤本 英男
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 連続鋳造鋳片切断装置において、鋳片切断部下端に付着するダレを鋳片下面に倣って揺動する刃物で機械的に除去し得るダレ除去装置を、前記刃物が切断進行中の鋳片下面の切断部先端に追従可能に搭載してなることを特徴とする連続鋳造鋳片切断装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続鋳造鋳片切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の連続鋳造鋳片切断装置の概要を示す側面図である。図3に示すように、連続鋳造設備においては、鋳造の向き18の上流端で鋳型8に溶鋼を間断なく供給して連続的に鋳込み、この連続的に鋳込まれつつある鋳片1を下流端で所定の寸法に切断してスラブ10、11を得ている。
【0003】鋳片1を所定の寸法のスラブに切断する方法としては、図4の概要説明図((a)は鳥瞰図、(b)は(a)のAA断面図、(c)は(a)のBB断面図)に示すように、トーチ2より例えば酸素−プロパン炎等の高温のガス火炎4を噴射して鋳片1の両側端から内側に矢印3の向きに沿って溶断していくガス溶断法が汎用されている。なお、トーチ2は、鋳造速度に同期して前進しかつ所望の速度で後退し得るトーチ移動機械9に搭載されるのが一般的であり、トーチ2を搭載した状態のトーチ移動機械9は連続鋳造鋳片切断装置あるいは単に鋳片切断装置21とよばれる。
【0004】一方、図4(a)、(b)に示すように、ガス溶断においては不可避的に溶融金属が切断部7から流れ落ち、スケール5と化して落下するがその一部はスラジ(ダレ)6となって鋳片1の切断面下端に付着する。このダレ6が付着したままのスラブ10、11を次工程で熱間圧延すると、圧延噛込みトラブルが発生することが知られており、このため図3に示すように、従来、鋳片切断装置21から次工程にスラブ10、11を搬送する搬送ローラテーブル14脇に、先端に刃物13を装着されスラブ11の幅方向に沿って進退しながら刃物13をダレ6とスラブ11の下面との界面に食い込ませる刃物アーム12を備えたダレ除去装置20を常設し、スラブ11の切断部下端のダレ6を削ぎ落とすことが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したように、従来のダレ除去装置20は搬送ローラテーブル14上に常設されている。そのため、鋳片切断装置21の下流にダレ除去装置20専用の基礎、架構を別途設ける必要があった。また、スラブ10、11を搬送する途上で前記常設位置に一旦停止させてダレ除去を行わねばならないため、搬送ローラテーブル14の停止制御装置が必要であった。さらに、かかる停止時間によるスラブ搬送時間延長に伴う連続鋳造設備の生産効率低下を補うために、搬送ローラテーブル14に関しても、より高速回転仕様のものの採用を余儀なくされていた。
【0006】すなわち、従来の連続鋳造鋳片切断装置は、その下流の常設位置に専用のダレ除去装置を設置せざるを得ないことの故に、長大なスラブ搬送ラインを必要とするほか、下流へのスラブの供給効率向上のために搬送用ローラテーブルの増速や停止制御といった機械・制御系の機能増強を必要とし、過大な建設コストを要するという問題を抱えていた。
【0007】そこで本発明は、下流にダレ除去装置の常設を必要としない連続鋳造鋳片切断装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続鋳造鋳片切断装置において、鋳片切断部下端に付着するダレを鋳片下面に倣って揺動する刃物で機械的に除去し得るダレ除去装置を、前記刃物が切断進行中の鋳片下面の切断部先端に追従可能に搭載してなることを特徴とする連続鋳造鋳片切断装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によれば、鋳片切断装置自身にダレ除去装置を、その刃物が切断進行中の鋳片下面の切断部先端を追従可能に搭載したので、鋳片切断装置の下流に別段のダレ除去装置を常設する必要がなくなり、かつ、スラブを搬送途上でダレ除去のために停止させる必要がなくなるから、上記した従来技術の問題は雲散霧消する。また、刃物を揺動させるようにしたので、ダレ除去効率も向上する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の概略を示す(a)は正面図、(b)は(a)の部分底面図である。図1において、1は鋳片、2はトーチ、3は切断進行の向きを示す矢印、4はガス火炎、6はスラジ(ダレ)、7は切断部、12Aは揺動アーム、13は刃物、15はトーチ支持フレーム、16は揺動アーム支持フレーム、17は除去落下ダレ、18は鋳造の向きを示す矢印、19は揺動方向、20はダレ除去装置、21は鋳片切断装置(連続鋳造鋳片切断装置)である。
【0011】本実施例では、一端にトーチ2を把持して切断進行の向き3に移動する左右一対のトーチ支持フレーム15の他端に揺動アーム支持フレーム16を懸垂支持させ、揺動アーム支持フレーム16の下端に、先端に刃物13を装着された揺動アーム12Aの尾端を、該揺動アーム12Aがその尾端を中心に鋳片1の下面に倣って揺動方向19の方向に揺動できるように取り付けている。
【0012】なお、揺動アーム支持フレーム16から刃物13先端までの距離を、揺動アーム支持フレーム16からトーチ2までの距離よりも短くとって、ガス火炎4が刃物13に触れないようにしている。また、揺動アーム支持フレーム16は伸縮自在に設けられ、ダレ除去作業時にはこの揺動アーム支持フレーム16は、刃物13の上面が鋳片1下面を押しながらその面に倣って円滑に揺動できる程度に短縮させられる。
【0013】揺動機構は例えば図2に示すように、揺動アーム支持フレーム16外周面にラック30を設け、このラック30にピニオン31を噛ませ、このピニオン31をモータ32の軸に取り付け、このモータ32を揺動アーム12Aで固定支持し、さらにモータ32にストライカ34を設け、このストライカ34で叩かれてモータ32の回転を逆にするリミットスイッチ33を、揺動アーム12A揺動範囲の両端に対応する揺動アーム支持フレーム16の外周部位に取り付けることにより構成できる。
【0014】本実施例はこのように構成されているので、鋳片1のガス溶断進行中に、トーチ2からのガス火炎4で切断された切断部7の切断されつつある先端よりやや後方から刃物13を追尾させながら揺動させ、刃物13のこの揺動追尾動作によって切断部7下端のダレ6をその付着直後に効率よく削ぎ落とすことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、鋳片切断装置自身にダレ除去装置を、その刃物が切断進行中の鋳片下面の切断部先端に追従可能に搭載したので、従来必要であった鋳片切断装置下流でのダレ除去装置の常設が不要となり、またスラブを搬送途上でダレ除去のために停止させる必要もなくなるから、(1) ダレ除去装置専用の基礎費削減、(2) 同専用の架構削減、(3) 同専用のスラブ停止制御不要、(4) 連続鋳造設備の生産性を確保するための搬送ローラ高速化改造抑止という優れた効果を奏する。




 

 


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