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発明の名称 河川用動物侵入防止柵
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平10−66496
公開日 平成10年(1998)3月10日
出願番号 特願平8−262260
出願日 平成8年(1996)8月26日
代理人
発明者 本田 伸司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】河川の両側に本柱を対向立設し、適当長の管体の一側面に細棒を連設してなる柵体の管体内に支棒を挿入し、この柵体と支棒との組み合わせを本柱間に掛け渡し、細棒下端が川底に接して垂下するとともに、支棒を中心としてこの柵体が一定方向に回動可能となるよう構成されたことを特徴とする河川用動物侵入防止柵。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、河川等で近隣に生息するえぞ鹿その他の動物の侵入を防止するための柵に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特定区域への動物の侵入防止のために種々の柵が用いられているが、河川等では、通電して用いる電柵が比較的多用されており、本発明にて示すような可動式の柵は見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】河川等に設ける侵入防止柵の場合は、地上用の柵と異なり、完全固定式の物は用いない。これは、流木などがあるとこの柵でせき止められてしまうためであり、従って、河川の両岸にまたがって架設されたケーブルからチェーンを垂下させ、このチェーンをプラス極、地面をマイナス極として通電する電柵が用いられる。この電柵を動物が通り抜けようとすると、チェーンが動物の首や背中に接触し、足は地面上にあるため、体内に電流が流れてショックを感ずるので侵入を防止することができる。また、一度このような体験をすると、その動物は警戒してその個所へは近づかなくなり、心理的な防止効果も得られる。しかしながら、極度の空腹時などの心理的効果を越える場合において、動物の侵入を許してしまうことがあり、完全なる侵入防止効果は得られない。本発明は、以上のような従来からの河川に設置される侵入防止用の柵に関わる課題を解決するために発明されたもので、流木等をせき止めず、かつ動物の侵入を防止することのできる柵を提供することを目的として開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段として本発明は、細棒を連設した柵体を地面および川底に対し回動可能に構成し、この柵体により動物の侵入を防止できるものとした。すなわち、河川の両側に本柱を対向立設し、適当長の管体の一側面に細棒を連設してなる柵体の管体内に支棒を挿入し、この柵体と支棒との組み合わせを本柱間に掛け渡し、細棒下端が川底に接して垂下するとともに、支棒を中心としてこの柵体が一定方向に回動可能となるよう構成する。本発明は以上の構成よりなる河川用動物侵入防止柵である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の使用に際しては、まず本柱を河川の両岸に各々対向立設する。次に、柵体の本管に支棒を挿入してから、支棒の両端を本柱の支棒受けに各々静置する。この状態において、本管は支棒に対し回動可能であるため、柵棒の重量により柵体は柵棒を下方に位置させて柵棒下端を地面および川底に接して静止する。従って、この柵棒により動物はこの防止柵をくぐり抜けることができない。しかし流木などが流れてきてこの柵棒に当たれば、その押圧により柵体は回動し、流木はこの柵体にてせき止められることなく下流へと移動することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図において、1は本柱で、下端を先鋭にした金属製円柱体であり、その上部側面には半管状の支棒受け2が垂設される。3はウェイトで、金属板をH字形状に形成したもので、その中央板体の上部にはスリット状の貫通孔4が穿設される。5は支棒で、立設した本柱の間隔と近似の長さを有する金属管体であり、その外径は支棒受け内面と近似の曲率である。6は柵体で、金属管体を適当長に切断してなる本管7の側面に小径の管体による柵棒8を、本管に対し垂直に複数個連接したものであって、この柵棒は地面および川底に少しの角度を持ってその下端が接するようにその長さが選定される。そして本管中央にはアーム9が柵棒とほぼ直角方向に固着される。また、このアームの上端には切り欠き部10が連接される。なお、11は本柱側面に沿って連接される副柱で、適当長の細管にて形成され、隣接する各々の柵棒の側面に各々の副柱が近接もしくは接触するように、その取付角度・位置を選定して設けられる。
【0007】本発明を使用するときは、前述のように侵入を防止しようとする河川の巾方向において、両岸に本柱を打ち込んで対向立設する。次に、支棒を柵体の本管内に挿入してから、支棒の両端を支棒受けに乗せて静置する。この本管の内径は支棒外径よりやや大きく、従って柵棒はその重量によって支棒より垂下し、かつ支棒と柵棒下端間の距離は支棒と地面もしくは川底との距離より少し長く、従って柵棒は本柱に対して川下方向へ斜方に位置することとなる。この状態において、柵棒は川下方向へは回動するが、川上方向へは回動不能であり、動物は川下から川上へは移動することができない。また、ウェイトの貫通孔をアームの切り欠き部に位置させることにより、任意の切り欠き位置にウェイトを静置することができ、柵棒は川上方向から川下方向へは、このアームとウェイトによる抵抗に打ち勝つ力があれば回動させることができる。
【0008】このように本例では、柵体にアームを設け、このアームにウェイトを吊り下げ可能に構成したので、柵棒の回動に要する力を可変させることができ、流木等をせき止めずに下流へ流すことができる。また、副柱を設けたので、柵棒回動時に生ずる本柱と柵棒との間隙から動物が侵入することを防止できる。なお、本例で用いた柵体は、四分割したものを用いたが、一本の柵体を用いてもよい。本発明は、河川およびその近傍における侵入防止を目的としており、必要に応じて固定柵を併用してもよい。以上のごとく、本発明によって動物の侵入防止と流木等のせき止め防止の双方に効果ある動物用の侵入防止柵を得ることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、一定方向に回動可能なる柵体を用いるため、動物の侵入を防止するとともに、流木等をせき止めることなく下流へと流すことができ、またウェイトを併用すれば流下物の変化にも十分対応することのできる、有用なる防止柵を提供することができる。




 

 


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