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発明の名称 ケーブル接続部用シールテープ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−242523
公開日 平成8年(1996)9月17日
出願番号 特願平7−64783
出願日 平成7年(1995)2月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】増田 竹夫
発明者 山際 孝次 / 岡本 浩二 / 江口 誠 / 神保 邦彦 / 星野 修
要約 目的
作業性の高いケーブル接続部用シールテープを提供する。

構成
シールテープの一端がテープ継ぎ部におけるすきまを埋めるべく厚さ方向に斜めに切断された形の巻き付け始端部4Aとして形成されると共に、長さ方向に沿って巻き付け始端部4Aを零点とする長さ計測目盛42、および使用する接続スリーブ内径に応じた少なくとも1種類の巻き付け長さ指示目盛41が刻設されていることを特徴とするケーブル接続部用シールテープである。
特許請求の範囲
【請求項1】 シールテープの一端がテープ継ぎ部におけるすきまを埋めるべく厚さ方向に斜めに切断された形の巻き付け始端部(4A)として形成されると共に、長さ方向に沿って前記巻き付け始端部(4A)を零点とする長さ計測目盛(42)、および使用する接続スリーブ内径に応じた少なくとも1種類の巻き付け長さ指示目盛(41)が刻設されていることを特徴とするケーブル接続部用シールテープ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はケーブル接続部用シールテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブル1の接続部1Aは外部から気密に保護される必要があるため、従来図3に示す仕方によって密封されるクロージャ構造がとられる。図3に示すものは接続部1Aを半割りした中空円柱状のスリーブ2で囲み、軸方向の端面における気密性、すなわちケーブル1と端面板3との間、および端面板3とスリーブ2との間の気密性はそれぞれ巻き付けられたシールテープ104A、104Bによって確保する構造である。また図示していないが別体としての端面板がなくスリーブの端部が半径方向に延び出していてケーブル1とスリーブ2との間だけでシーリングをおこなうものもある。
【0003】いま図2を参照してケーブル1とスリーブ2との間のシールテープ巻きによるシーリングの方法を説明すると、ケーブル1の直ぐ外側とスリーブ2の直ぐ内側の一層だけには未加硫のゴム、合成樹脂などからなるシーリングテープ5を配置し、この両者間には既に成形ずみのゴム、または合成樹脂のシールテープ4を巻き付けるのであって、実作業の手順としては、■ケーブル1のまわりに専用のクロージャスケール(後述)を当ててシールテープの巻き長さをあらかじめ知る、■シーリングテープ5を1巻き巻き付ける、■シーリングテープ5を1巻き巻き付けた端部の重なり部分の三角形の隙間を粘着材、未加硫のゴムなどで埋め段差をならす(この作業を巻き始め端処理と言う)、■先に知った長さだけシールテープをこの上から巻き付けて端部を斜めに切断する、■その巻き付けた上にクロージャスケールを当てて最外層の1枚のシーリングテープ分だけの余裕があるかどうかを確認する、■最後にシーリングテープ5を1巻き巻き付ける、というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ケーブル接続部シーリングの従来の方法によれば、このようにいちいち専用のクロージャスケールを当ててシールテープの巻き付け長さを知る必要があり、またこの際はケーブル直ぐ外側のシーリングテープが巻き付けられていないときの測定なので誤差が大きく、さらにシールテープの長さの測定にも別のスケールを使用するために誤差も大きく煩雑であり、また巻き始め端処理を必要とするなどの欠点があった。さらに押出成形のシールテープの場合は厚さのバラツキが大きいためにクロージャスケールで知った指示長さをそのまま信用できないこともあって、実際はある程度長めに切って後で微調整をおこなわねばならない等、ケーブル接続部のシーリング作業全般にわたって煩雑な欠点があつた。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を解決するためになされたものであって、請求項1の発明は、シールテープの一端がテープ継ぎ部におけるすきまを埋めるべく厚さ方向に斜めに切断された形の巻き付け始端部として形成されると共に、長さ方向に沿って前記巻き付け始端部を零点とする長さ計測目盛、および使用する接続スリーブ内径に応じた少なくとも1種類の巻き付け長さ指示目盛が刻設されていることを特徴とするケーブル接続部用シールテープである。
【0006】
【作用】本発明のシールテープは、その巻き付け始端部が斜めの切断形状をしているために1層目のシーリングテープの始め端処理を不要とし、さらに使用する接続スリーブ内径に対する巻き付け長さ指示目盛を読むことによってシールテープの正確な巻き付け長さを別のクロージャスケールの必要なく知ることができ、さらにその長さを自身の長さ計測目盛によって測定できるからシールテープを別の長さスケールの要なく所望の長さに正確に切断できる。
【0007】
【実施例】図1についてこの発明の一実施例装置を説明する前に、図2についてクロージャスケールによるシールテープの必要巻き付け長さの算出について説明する。図2に記入されているようにdをシーリングテープ5を1巻きした上で測ったケーブルの外径、Dをスリーブ2の内周部よりシーリングテープ5の1層分だけ内側の内径とすれば、シールテープ4はこの直径がd、D間の断面ドーナツ状の部分に巻き付けるわけであるから、その巻き付け必要長さLは、このドーナツ部の面積をシールテープ4の厚さで割って簡単に求められる。
【0008】従来のクロージャスケールというのは、つまりはこの外径dの部分(実際はいまだシーリングテープの巻かれていないケーブルの外径)に当ててこのdの値を測定し、あらかじめ定まっている使用スリーブの内径Dの値と、シールテープの厚さtから算出する一種の計算尺目盛ということができる。
【0009】さて図1についてこの発明のシールテープ4を説明すると、その端部は厚さ方向に斜めに切断され、ここが巻き付け始端部4Aとして形成される。斜めの角度はもちろんシーリングテープ5の重なり端部に形成される三角形のすきまに対応して決定される。
【0010】しかしてこの巻き付け始端部4Aを零点とする普通の長さ計測目盛42がたとえばシールテープ4の側面に刻設される。この場合注意したいことは、どこまでも増大してゆく目盛数字を入れずに、単にたとえば2mm、5mmという適宜の単位ごとの刻み、あるいはこれに加えてたとえば50mm、100mmの間隔ごとの太線目盛などだけ入れることである。これはシールテープを切断して何度も使用するために、目盛数字が記入されていない方がかえって便利だからである。もちろん目盛数字の引き算さえいとわなければ、どこまでも増大する目盛数字をいれた普通の長さスケールと同様にしてもよい。
【0011】さらにこの発明のシールテープ4には、使用するスリーブ2の内周部よりシーリングテープ1層分内側の内径値Dに対して計算して刻んだ巻き付け長さ指示目盛41が設けられる。この指示目盛41は次のように計算して記入する。すなわちシールテープの巻き付け始端部4A(これがこのスケールの零点である)からたとえば長さaだけ隔たった位置には、計算式 L=π{D2 −(a/π)2 }/{4×(シールテープの厚さt)}
から算出したLの値を記入するのである。
【0012】上の計算式からわかるように、この巻き付け長さLの値はもちろん使用する接続スリーブの内径の大きさによって異なるわけだから、使用頻度の高い接続スリーブの二、三の種類についてそれぞれ計算した値を目盛ったスケールL1 、L2として平行な複数列の巻き付け長さ指示目盛として刻めばよい。
【0013】この発明のシールテープ4はいずれ最下層のシーリングテープ5の上に巻き付けてゆくものであるから、粘着性のある未加硫のこのシーリングテープ5の上に直接巻き付けて必要巻き付け長さLを正確に測定できる。この点は従来のように後で取り外す必要のある別体のクロージャスケールとは全く異なるわけであり、従来のようにケーブル1の外径で測るよりそれだけ精度もよくなる。
【0014】この発明のケーブル接続部用シールテープを使用する場合の接続部の密封作業の工程手順は、従来の技術の項で説明した■、■のように専用のクロージャスケールを準備してこれを当てたり、またそれを外す工程が全く必要なくなるわけである。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、その巻き付け始端部が斜めの切断形状をしているために1層目のシーリングテープの始め端処理が不要となり、さらにスリーブ内径に応じた専用のクロージャスケールを準備する必要がなくなる。またこれによって知った長さを測定する長さスケールを別に用意する必要もなく、自身の付設目盛によってより正確な測定が可能となる。さらにシールテープの巻き付け長さはシールテープをケーブルに巻かれているシーリングテープの外周に当てて測定することになるから従来のやり方よりも精度が向上する、またこのときのシールテープの巻き付け長さ測定が既にシールテープ巻き付けの1巻き目の工程を兼ねているわけだからムダもなく合理的である、などケーブル接続部密封の作業性が大幅に向上するとともに密封効果も上がる利点がある。




 

 


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