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発明の名称 電動機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−223847
公開日 平成8年(1996)8月30日
出願番号 特願平7−30592
出願日 平成7年(1995)2月20日
代理人
発明者 田中 時彦
要約 目的
本発明は電動機に係り、詳しくはブラケットの防水構造に関し、作業の効率を向上させた電動機を提供することを目的としている。

構成
固定子鉄心1に挿通された回転子2の回転軸を、前記固定子の両側より装着されるブラケット3、4に保持された軸受をより軸支し、前記ブラケットの開口部の外側に形成されたフランジ3a、4aを、固定子鉄心の略中央で突き合わせ、締結してなる電動機において、一方のフランジに取付孔3a1、他方のフランジにネジ孔4a1を形成しネジ6で螺合した前記締結部7に対応した収容部5aと水抜孔5cを形成した環状の熱収縮性の防水部材5を設け、前記フランジに被着してなることを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 固定子に挿通された回転子の回転軸を、前記固定子の両側より装着されるブラケットに保持された軸受により軸支し、前記ブラケットの開口部に形成されたフランジを、固定子鉄心の略中央で突き合わせ締結してなる電動機において、前記締結部を含むフランジの外側に、環状の熱収縮性の防水部材を加熱収縮させることにより、被着してなることを特徴とする電動機。
【請求項2】 前記締結部が、前記ブラケットの一方のフランジに形成された取付孔と、他方のフランジに形成されたネジ孔と、螺合されたネジとにより構成されることを特徴とする請求項1記載の電動機。
【請求項3】 前記締結部が、前記ブラケットの少なくとも一方のフランジに設けた係止片が折曲され、他方のフランジに固定されてなることを特徴とする請求項1記載の電動機。
【請求項4】 前記防水部材に、締結部を収容する収容部が形成されてなることを特徴とする請求項2、及び請求項3記載の電動機。
【請求項5】 前記防水部材を、前記熱収縮性材料で一体に形成してなることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、及び請求項4記載の電動機。
【請求項6】 前記防水部材を、前記フランジの外径とほぼ同じ直径で、前記フランジの外径と内径の差の2倍とほぼ等しい高さの略筒状に形成してなることを特徴とする請求項1記載の電動機。
【請求項7】 前記防水部材を、内径が前記フランジの内径とほぼ等しく、外径と内径の差が、前記フランジの外径と内径の差の2倍とほぼ等しい環状板に形成してなることを特徴とする請求項1記載の電動機。
【請求項8】 前記防水部材を、横断面が略コ字状で、その内部溝幅が前記フランジの取付部の厚さとほぼ等しく、外径と内径の差とほぼ等しい横幅と、前記フランジの円周の長さとほぼ等しい長さの板状に形成してなることを特徴とする請求項1記載の電動機。
【請求項9】 前記固定子鉄心の外周部に、一側から他側に向かう切欠部を形成する一方、同切欠部に対応し前記防水部材の外周位置に、水抜孔を形成してなることを特徴とする請求項1記載の電動機。
【請求項10】 前記切欠部が、前記固定子鉄心の外周部に形成した平坦部によりなることを特徴とする請求項9記載の電動機。
【請求項11】 前記切欠部が、前記固定子鉄心の外周部に形成した略コ字型の断面形状の水抜き溝部によりなることを特徴とする請求項9記載の電動機。
【請求項12】 前記切欠部に対応し前記フランジの取付内面に、溝部を形成してなることを特徴とする請求項9記載の電動機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機に係り、詳しくはブラケットの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機におけるブラケットの防水構造は、図7に示すように、一方のブラケット4のフランジ4aに外方に突出する複数の係止片4a2を形成し、両フランジの突き合わせ面にシール材11を塗布した後、前記係止部を折り曲げて他方のブラケット3のフランジ3aを挟持するとともに締結していた。あるいは、図6に示すように、前記フランジの一方に取付孔3a1と、他方にネジ孔4a1を形成し、両フランジの突き合わせ面にシール材11を塗布した後、ネジ6で螺合し、両ブラケットを締結していた。この場合、前記シール材により、前記締結部7を完全に防水することは困難であり、巻線側に水が浸透する恐れがある一方、前記シール材の塗布作業工程に工数を多く必要とし、作業効率が悪かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、電動機のブラケットの突き合わせ面からの浸水を防止し、且つ作業効率を向上させた電動機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、固定子に挿通された回転子の回転軸を、前記固定子の両側より装着されるブラケットに保持された軸受により軸支し、前記ブラケットの開口部に形成されたフランジを、固定子鉄心の略中央で突き合わせ締結してなる電動機において、前記締結部を含むフランジの外側に、環状の熱収縮性の防水部材を加熱収縮させることにより、被着してなることを特徴とする。
【0005】そして、前記締結部が、前記ブラケットの一方のフランジに形成された取付孔と、他方のフランジに形成されたネジ孔と、螺合されたネジとにより構成されることを特徴とする。あるいは、前記締結部が、前記ブラケットの少なくとも一方のフランジに設けた係止片が折曲され、他方のフランジに固定されてなることを特徴とする。そして、前記防水部材に、締結部を収容する収容部が形成されてなることを特徴とする。更に、前記防水部材を、前記熱収縮性材料で一体に形成してなることを特徴とする。
【0006】一方、前記防水部材を、前記フランジの外径とほぼ同じ直径で、前記フランジの外径と内径の差の2倍とほぼ等しい高さの略筒状に形成してなることを特徴とする。あるいは、前記防水部材を、内径が前記フランジの内径とほぼ等しく、外径と内径の差が、前記フランジの外径と内径の差の2倍とほぼ等しい環状板に形成してなることを特徴とする。もしくは、前記防水部材を、横断面が略コ字状で、その内部溝幅が前記フランジの取付部の厚さとほぼ等しく、外径と内径の差とほぼ等しい横幅と、前記フランジの円周の長さとほぼ等しい長さの板状に形成してなることを特徴とする。
【0007】他方、前記固定子鉄心の外周部に、一側から他側に向かう切欠部を形成する一方、同切欠部に対応し前記防水部材の外周位置に、水抜孔を形成してなることを特徴とする。そして、前記切欠部が、前記固定子鉄心の外周部に形成した平坦部によりなることを特徴とする。あるいは、前記切欠部が、前記固定子鉄心の外周部に形成した略コ字型の断面形状の水抜き溝部によりなることを特徴とする。更に、前記切欠部に対応し前記フランジの取付内面に、溝部を形成してなることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、固定子に挿通された回転子の回転軸を、前記固定子の両側より装着されるブラケットに保持された軸受により軸支し、前記ブラケットの開口部に形成されたフランジを、固定子鉄心の略中央で突き合わせ締結してなる電動機において、前記締結部を含むフランジの外側に、環状の熱収縮性の防水部材を加熱収縮させることにより被着し、そして、前記締結部が、前記ブラケットの一方のフランジに形成された取付孔と、他方のフランジに形成されたネジ孔と、螺合されたネジとにより構成されるようにし、あるいは、前記締結部が、前記ブラケットの少なくとも一方のフランジに設けた係止片が折曲され、他方のフランジに固定されてなるようにし、そして、前記防水部材に、締結部を収容する収容部が形成されるようにし、更に、前記防水部材を、前記熱収縮性材料で一体に形成する一方、前記防水部材を、前記フランジの外径とほぼ同じ直径で、前記フランジの外径と内径の差の2倍とほぼ等しい高さの略筒状に形成し、あるいは、前記防水部材を、内径が前記フランジの内径とほぼ等しく、外径と内径の差が、前記フランジの外径と内径の差の2倍とほぼ等しい環状板に形成し、もしくは、前記防水部材を、横断面が略コ字状で、その内部溝幅が前記フランジの取付部の厚さとほぼ等しく、外径と内径の差とほぼ等しい横幅と、前記フランジの円周の長さとほぼ等しい長さの板状に形成してなるようにした。
【0009】他方、前記固定子鉄心の外周部に、一側から他側に向かう切欠部を形成する一方、同切欠部に対応し前記防水部材の外周位置に、水抜孔を形成し、そして、前記切欠部が、前記固定子鉄心の外周部に形成した平坦部によりなるようにし、あるいは、前記切欠部が、前記固定子鉄心の外周部に形成した略コ字型の断面形状の水抜き溝部によりなるようにし、更に、前記切欠部に対応し前記フランジの取付内面に、溝部を形成してなるようにしたので、電動機のブラケットの突き合わせ面からの浸水を防止し、ブラケットの取付作業を簡単に行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。ここで、符号は従来と同じ部分は同一とする。図1は、本発明による電動機の一実施例の縦断面図であり、図3のAA’に対応し、図2はその側面図である。図3、図4はその平面図である。
【0011】本発明による電動機は、固定子鉄心1に挿通された回転子2の回転軸を、前記固定子の両側より装着されるブラケット3、4に保持された軸受により軸支し、前記ブラケットの開口部に形成されたフランジ3a、4aを、固定子鉄心の略中央で突き合わせ、締結して構成する。ここで、図3に示すように、複数の前記締結部7を含むフランジの外側に、環状の熱収縮性の防水部材5が加熱収縮させることにより、被着される。
【0012】また、前記締結部7が、図1に示すように、前記ブラケットの一方のフランジ3aに形成された取付孔3a1と、他方のフランジ4aに形成されたネジ孔4a1と、螺合されたネジ6とで構成される。そして、前記防水部材に、前記締結部を収容する収容部5aが形成されている。あるいは、図4に示すように、前記締結部7を、前記ブラケットの少なくとも一方のフランジに設けた係止片4a2が折曲され、他方のフランジ3aに固定されてなるように構成してもよい。この場合、前記防水部材に、前記締結部を収容する収容部5bが形成されている。そして、前記防水部材を、前記熱収縮性材料で一体に形成する。
【0013】一方、図5(A)に示すように、前記防水部材5Aを、前記フランジの外径とほぼ同じ直径で、前記フランジの外径と内径の差の2倍とほぼ等しい高さの略筒状に形成する。あるいは、図5(B)に示すように、前記防水部材5Bを、内径が前記フランジの内径とほぼ等しく、外径と内径の差が、前記フランジの外径と内径の差の2倍とほぼ等しい環状板に形成してもよい。もしくは、図5(C)に示すように、前記防水部材5Cを、横断面が略コ字状で、その内部溝幅が前記フランジの取付部の厚さとほぼ等しく、外径と内径の差とほぼ等しい横幅と、前記フランジの円周の長さとほぼ等しい長さの板状に形成してもよい。
【0014】一方、図1に示すように、前記固定子鉄心の外周部に、一側から他側に向かう切欠部1aを形成する。他方、図2に示すように、同切欠部に対応し前記防水カバーの外周位置に、水抜孔5cを形成する。また、前記切欠部が、図3に示すように、前記固定子鉄心の外周部に形成した平坦部1a1によりなるようにする。あるいは、前記切欠部が、図4に示すように、前記固定子鉄心の外周部に形成した略コ字型の断面形状の水抜き溝部1a2によりなるようにしてもよい。更に、前記切欠部に対応し前記フランジの突き合わせ面に、溝部3a2,4a3を形成してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子に挿通された回転子の回転軸を、前記固定子の両側より装着されるブラケットに保持された軸受により軸支し、前記ブラケットの開口部に形成されたフランジを、固定子鉄心の略中央で突き合わせ締結してなる電動機において、前記締結部を含むフランジの外側に、環状の熱収縮性の防水部材を加熱収縮させることにより、被着し、そして、前記締結部が、前記ブラケットの一方のフランジに形成された取付孔と、他方のフランジに形成されたネジ孔と、螺合されたネジとにより構成されるようにし、あるいは、前記締結部が、前記ブラケットの少なくとも一方のフランジに設けた係止片が折曲され、他方のフランジに固定されてなるようにし、そして、前記防水部材に、締結部を収容する収容部が形成されるようにし、更に、前記防水部材を、前記熱収縮性材料で一体に形成する一方、前記防水部材を、前記フランジの外径とほぼ同じ直径で、前記フランジの外径と内径の差の2倍とほぼ等しい高さの略筒状に形成し、あるいは、前記防水部材を、内径が前記フランジの内径とほぼ等しく、外径と内径の差が、前記フランジの外径と内径の差の2倍とほぼ等しい環状板に形成し、もしくは、前記防水部材を、横断面が略コ字状で、その内部溝幅が前記フランジの取付部の厚さとほぼ等しく、外径と内径の差とほぼ等しい横幅と、前記フランジの円周の長さとほぼ等しい長さの板状に形成してなるようにした。
【0016】他方、前記固定子鉄心の外周部に、一側から他側に向かう切欠部を形成する一方、同切欠部に対応し前記防水部材の外周位置に、水抜孔を形成し、そして、前記切欠部が、前記固定子鉄心の外周部に形成した平坦部によりなるようにし、あるいは、前記切欠部が、前記固定子鉄心の外周部に形成した略コ字型の断面形状の水抜き溝部によりなるようにし、更に、前記切欠部に対応し前記フランジの取付内面に、溝部を形成してなるようにしたので、電動機のブラケットの突き合わせ面からの浸水を防止し、電動機のブラケットの組立作業の効率を向上させ、信頼性を高め、製造工程の効率を向上させることができる。




 

 


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