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発明の名称 電動機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−65963
公開日 平成8年(1996)3月8日
出願番号 特願平6−195741
出願日 平成6年(1994)8月19日
代理人
発明者 奥寺 浩之 / 鈴木 孝史 / 河合 裕司 / 森 幸司 / 相馬 裕治
要約 目的
電動機の温度保護装置の固定構造に関し、作業効率や信頼性を向上させた電動機を提供することを目的とする。

構成
固定子鉄心1の溝部2にインシュレータ8を配置し、同インシュレータを介して前記溝部に外側巻線3と内側巻線4を巻装してなる固定子の一側に、温度保護装置6を接続しリード線9を接続したプリント基板5を前記インシュレータにより支持してなる電動機において、前記温度保護装置を収容する収容部と同収容部の一側から突出する係止片とを有するカバー7を設け、同カバーをインシュレータと内側巻線の間に挿入し、同内側巻線に挟まれた固定子鉄心の開放溝部2aの中に前記カバーの係止片を係止することにより、前記温度保護装置の一側を前記カバーの収容部内の切り起こし部に他側を内側巻線の表面に当接し、その間に挟持してなることを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 固定子鉄心の溝部にインシュレータを配置し、同インシュレータを介して前記溝部に外側巻線と内側巻線を巻装してなる固定子の一側に、温度保護装置を接続したプリント基板を前記インシュレータにより支持してなる電動機において、前記温度保護装置を収容する収容部と同収容部の下側から略直角に突出する係止片を有するカバーを設け、同カバーを前記インシュレータと内側巻線の間に挿入し、同内側巻線が挟んだ固定子鉄心の開放溝部の中に前記カバーの係止片を係止することにより、前記温度保護装置の長手方向の一側を前記カバーの収容部内に収容し、他側を内側巻線の外側面に当接してその間に挟持してなることを特徴とする電動機。
【請求項2】 前記カバーの収容部の縦断面形状が上側面、垂直面、下側面を有する略コ字形としてなることを特徴とする請求項1記載の電動機。
【請求項3】 前記カバーの収容部の上側面の内面に前記温度保護装置の長手方向の寸法と対応した凹部を設けてなることを特徴とする請求項2記載の電動機。
【請求項4】 前記カバーの係止片の形状が前記固定子鉄心の2個の開放溝部に対応した略U字形としてなることを特徴とする請求項1記載の電動機。
【請求項5】 前記カバーの収容部の垂直面の内面に切り起こし部を設け、板バネとしてなることを特徴とする請求項1記載の電動機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機に係り、詳しくは温度保護装置の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機における温度保護装置の固定構造は、図5に示すようにプリント基板5に実装した温度保護装置6を内側巻線4の表面に当接し、バインダ11などにより該巻線と固定している。この場合、温度保護装置とプリント基板の取付工程が同一に出来ず、またバインダなどによる固定作業の際に巻線を傷つけるおそれがある。このため、作業効率や信頼性の低下などの問題が生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、電動機の温度保護装置の取付作業効率と信頼性を向上した電動機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、固定子鉄心の溝部にインシュレータを配置し、同インシュレータを介して前記溝部に外側巻線と内側巻線を巻装してなる固定子の一側に、温度保護装置を接続したプリント基板を前記インシュレータにより支持してなる電動機において、前記温度保護装置を収容する収容部と同収容部の下側から略直角に突出する係止片を有するカバーを設け、同カバーを前記インシュレータと内側巻線の間に挿入し、同内側巻線が挟んだ固定子鉄心の開放溝部の中に前記カバーの係止片を係止することにより、前記温度保護装置の長手方向の一側を前記カバーの収容部内に収容し、他側を内側巻線の外側面に当接してその間に挟持してなることを特徴とする。また、前記カバーの収容部の縦断面形状が上側面、垂直面、下側面を有する略コ字形としてなることを特徴とする。そして、前記カバーの収容部の上側面の内面に前記温度保護装置の長手方向の寸法と対応した凹部を設けてなることを特徴とする。更に、前記カバーの係止片の形状が前記固定子鉄心の2個の開放溝部に対応した略U字形としてなることを特徴とする。また、前記カバーの収容部の垂直面の内面に切り起こし部を設け、板バネとしてなることを特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、固定子鉄心の溝部にインシュレータを配置し、同インシュレータを介して前記溝部に外側巻線と内側巻線を巻装してなる固定子の一側に、温度保護装置を接続したプリント基板を前記インシュレータにより支持してなる電動機において、前記温度保護装置を収容する収容部と同収容部の下側から略直角に突出する係止片を有するカバーを設け、同カバーを前記インシュレータと内側巻線の間に挿入し、同内側巻線が挟んだ固定子鉄心の開放溝部の中に前記カバーの係止片を係止することにより、前記温度保護装置の長手方向の一側を前記カバーの収容部内に収容し、他側を内側巻線の外側面に当接してその間に挟持し、また、前記カバーの収容部の縦断面形状が上側面、垂直面、下側面を有する略コ字形とし、そして、前記カバーの収容部の上側面の内面に前記温度保護装置の長手方向の寸法と対応した凹部を設け、更に、前記カバーの係止片の形状が前記固定子鉄心の2個の開放溝部に対応した略U字形とし、また、前記カバーの収容部の垂直面の内面に切り起こし部を設け、板バネとしたので、温度保護装置とプリント基板の固定が同時に出来、巻線を傷つけることもなく組立作業ができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とする。本発明の実施例を16スロット2極の電動機について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明による電動機の温度保護装置の取付構造の一実施例を示す平面図である。固定子鉄心1の内周に沿って、16個の溝部2を形成し、同溝部にインシュレータ8を配置し、同インシュレータを介して前記溝部に外側巻線3と内側巻線4を巻装している。また、固定子の一側に巻線間の結線とリード線9の接続のためのプリント基板5が配設され、前記インシュレータにより支持されている。そして、前記巻線の異常温度により電流を遮断するため、温度保護装置6が前記内側巻線に当接されている。更に、同温度保護装置を収容する収容部7aと前記係止部に対応し収容部と反対方向に突出する係止片7bを有するカバー7とを設けている。
【0007】図2は、図1のAA’断面を示す要部断面図である。ここで、前記カバーをインシュレータと内側巻線の間に挿入し、同内側巻線が挟んだ固定子の開放溝部2aの中に前記カバーの係止片を係止し、前記温度保護装置の一側を前記カバーの収容部内の切り起こし部7cに、他側を内側巻線の表面に当接し、その間に挟持している。図3は、図1におけるカバーの構造を示す斜視図である。前記カバーの収容部の縦断面形状が上側面7a1、垂直面7a2、下側面7a3を有する略コ字形としている。そして、前記上側面の内側に前記温度保護装置の長手方向に対応した凹部7a4を形成している。更に、前記カバーの係止片の断面形状を前記開放溝部の2個に対応し略U字形としている。また、前記カバーの収容部の垂直面の内面に切り起こし部を設け、板バネとしている。これは、前記温度保護装置を内側巻線に当接するためである。図4は、本発明による電動機の接続図である。温度保護装置は、交流電源と巻線の途中に挿入されている。また、端子A、B、Cは図1と対応する。なお、本発明は16スロット2極の電動機に限定されるものではない。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子鉄心の溝部にインシュレータを配置し、同インシュレータを介して前記溝部に外側巻線と内側巻線を巻装してなる固定子の一側に、温度保護装置を接続したプリント基板を前記インシュレータにより支持してなる電動機において、前記温度保護装置を収容する収容部と同収容部の下側から略直角に突出する係止片を有するカバーを設け、同カバーを前記インシュレータと内側巻線の間に挿入し、同内側巻線が挟んだ固定子鉄心の開放溝部の中に前記カバーの係止片を係止することにより、前記温度保護装置の長手方向の一側を前記カバーの収容部内に収容し、他側を内側巻線の外側面に当接してその間に挟持し、また、前記カバーの収容部の縦断面形状が上側面、垂直面、下側面を有する略コ字形とし、そして、前記カバーの収容部の上側面の内面に前記温度保護装置の長手方向の寸法と対応した凹部を設け、更に、前記カバーの係止片の形状が前記固定子鉄心の2個の開放溝部に対応した略U字形とし、また、前記カバーの収容部の垂直面の内面に切り起こし部を設け、板バネとしたので、温度保護装置とプリント基板の固定が同時に出来、巻線を傷つけることもなく組立作業ができる。この結果、前記作業効率や信頼性を向上した電動機を提供することができる。




 

 


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