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発明の名称 高調波吸収フィルタ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−140340
公開日 平成8年(1996)5月31日
出願番号 特願平6−298896
出願日 平成6年(1994)11月7日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】藤田 龍太郎
発明者 加藤 伸一
要約 目的
電力設備及び負荷機器の設計変更,改造等を行うことなく、簡易かつ安価に負荷機器で発生した高調波の商用電源側への流出を防止する。

構成
ケース1の一面に設けられ,商用電源コンセント4に差込まれる受電プラグ3と、ケース1の他の面に設けられ,負荷機器7の電源プラグ8が差込まれる給電コンセント6と、ケース1に内装され,受電プラグ3と給電コンセント6とに接続され,負荷機器7により発生した高調波を吸収するフィルタ回路5とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 ケースの一面に設けられ,商用電源コンセントに差込まれる受電プラグと、前記ケースの他の面に設けられ,負荷機器の電源プラグが差込まれる給電コンセントと、前記ケースに内装され,前記受電プラグと前記給電コンセントとに接続され,前記負荷機器により発生した高調波を吸収するフィルタ回路とを備えたことを特徴とする高調波吸収フィルタ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷機器により発生した高調波の商用電源側への流出を防止する高調波吸収フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコン,ワープロ等の電子機器及び照明器具,エアコン等の家電製品は、多くの場合、スイッチング電源を備える。
【0003】そして、前記電子機器,家電製品等の負荷機器は、通常、オフィスや家庭の商用電源コンセントに差込まれ、100V或いは200Vの商用電源(交流)により動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のように負荷機器の電源プラグが、直接、商用電源コンセントに差込まれる場合、負荷機器のスイッチング電源等で発生した高調波の電流が商用電源コンセントから商用電源側にそのまま流出し、電力会社の配電線電圧の歪みが拡大され、電力設備に悪影響を与える問題点がある。
【0005】そして、とくにいわゆるインテリジェント・ビルの受電設備等においては、電圧,電流の位相差を吸収するため、コンデンサとリアクトルを直列接続した電力用コンデンサ回路が設けられ、この回路の前記リアクトルが第5(5次)高調波(25Hz又は30Hz)の電流により焼損する事態が発生している。本発明は、電力設備及び負荷機器の設計変更や改造等を行うことなく、簡易かつ安価に負荷機器で発生した高調波の商用電源側への流出を防止する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するために、本発明の高調波吸収フィルタにおいては、ケースの一面に設けられ,商用電源コンセントに差込まれる受電プラグと、ケースの他の面に設けられ,負荷機器の電源プラグが差込まれる給電コンセントと、ケースに内装され,受電プラグと給電コンセントとに接続され,負荷機器により発生した高調波を吸収するフィルタ回路とを備える。
【0007】
【作用】前記のように構成された本発明の高調波吸収フィルタの場合、ケースの一面の受電プラグを商用電源コンセントに差込み、ケースの他の面の給電コンセントに負荷機器の電源プラグを差込むと、商用電源コンセントの商用電源がフィルタ回路を介して負荷機器に給電される。
【0008】そして、負荷機器で発生した高調波は、ケースに内装されたフィルタ回路に吸収され、高調波の商用電源側への流出が積極的に防止される。
【0009】したがって、電力設備及び負荷機器の設計変更や改造等を行うことなく、商用電源コンセントに本高調波吸収フィルタを取付ける簡易かつ安価な構成により、負荷機器で発生した高調波の電力設備への悪影響が防止される。
【0010】
【実施例】1実施例について、図1ないし図3を参照して説明する。それらの図面において、1は高調波吸収フィルタ2のケース、3はケース1の一面に設けられた受電プラグであり、外方に突出した1対のブレード3a,3bが壁面等の単相100Vの商用電源コンセント4の1対の差込溝4a,4bに差込まれる。
【0011】5はケース1に内装された第5高調波吸収用のフィルタ回路であり、電源側が受電プラグ1に接続されている。6はケース1の他の面に設けられた給電コンセントであり、フィルタ回路5の負荷側に接続されている。
【0012】7は電子機器,家電製品等の負荷機器であり、電源プラグ8の1対のブレード8a,8bが給電コンセント6の1対の差込溝6a,6bに差込まれる。
【0013】そして、フィルタ回路5は、チョークコイル又はアクティブフィルタ等の周知の交流フィルタにより形成され、フィルタ効果が最も大きい第5高調波を吸収し、この高調波の負荷側から電源側への流出を防止する。
【0014】そして、使用時は商用電源コンセント4に、受電プラグ3の1対のブレード3a,3bが差込まれ、商用電源コンセント4に高調波吸収フィルタ2が取付けられる。
【0015】さらに、この状態で給電コンセント6の1対の差込溝6a,6bに負荷機器7の電源プラグ8の1対のブレード8a,8bが差込まれる。
【0016】そして、商用電源コンセント4の商用電源が、受電プラグ3,フィルタ回路5,給電コンセント6及び電源プラグ8を介して負荷機器7に給電される。
【0017】このとき、負荷機器7で発生した主に第5高調波がフィルタ回路5に吸収され、電力設備及び負荷機器7の設計変更,改造等を行うことなく、高調波の商用電源側への流出が発生源の至近で防止される。
【0018】したがって、負荷機器7の高調波に起因する電力会社の配電線電圧の歪みが発生せず、高調波の電力設備への悪影響が防止され、例えば、インテリジェント・ビルの受電設備等に設けられた電力用コンデンサ回路のリアクトルの焼損が防止される。
【0019】そして、受電プラグ3のブレード形状等は実施例に限定されるものでなく、商用電源が単相3線等の場合にも適用することができる。
【0020】また、給電コンセント6を複数個備え、複数の負荷機器に並列給電するようにしてもよく、このとき、フィルタ回路5は1個だけ設けてもよく、給電コンセント毎に設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成されているため、以下に記載する効果を奏する。ケース1の一面に設けられた受電プラグ3を商用電源コンセント4に差込み、ケース1の他の面に設けられた給電コンセント6に負荷機器7の電源プラグ8を差込むと、商用電源コンセント4の商用電源がケース1に内装されたフィルタ回路5を介して負荷機器7に給電され、このとき、負荷機器7で発生した高調波がフィルタ回路5に吸収されるため、高調波を発生源の至近で吸収し、その商用電源側への流出を防止することができる。
【0022】したがって、電力設備及び負荷機器7の設計変更,改造等を行うことなく、商用電源コンセント4に本高調波吸収フィルタ2を取付ける簡易かつ安価な構成により、負荷機器7で発生した高調波の電力設備への悪影響を防止することができ、電源高調波抑制に著しい効果を奏する。




 

 


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