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発明の名称 ガス絶縁スイッチギヤ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−140226
公開日 平成8年(1996)5月31日
出願番号 特願平6−303056
出願日 平成6年(1994)11月11日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】藤田 龍太郎
発明者 鈴木 弘
要約 目的
ガス密閉容器の小形,軽量化等を図り、小形,軽量で安価にするとともに組立て,取扱い等も容易にする。

構成
ガス密閉容器15に貫通して設けられた母線ブッシング17と、このブッシング17のガス密閉容器15内の導体18に取付けられた断路器ヒンジコンタクト20と、このコンタクト20に向い合う位置に設けられた断路器クリップコンタクト41と、両コンタクト20,41間に設けられ,入操作,切操作により回転する回転軸26と、この回転軸26に取付けられて一体に回転し,入操作により両コンタクト20,41に接触し,切操作により両コンタクト20,41のいずれか一方が非接触状態になる半円形のブレード31とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 ガス密閉容器に貫通して設けられた母線ブッシングと、前記母線ブッシングの前記ガス密閉容器内の導体に取付けられた断路器ヒンジコンタクトと、前記断路器ヒンジコンタクトに向い合う位置に設けられた断路器クリップコンタクトと、前記両コンタクト間に設けられ,入操作,切操作により回転する回転軸と、前記回転軸に取付けられて一体に回転し,入操作により前記両コンタクトに接触し,切操作により前記両コンタクトのいずれか一方が非接触状態になる半円形のブレードとを備えたことを特徴とするガス絶縁スイッチギヤ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁性ガスが封入されたガス密閉容器内に主回路充電部を収納したガス絶縁スイッチギヤに関し、詳しくはその母線断路器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ガス絶縁スイッチギヤは図6に示すように構成され、SF6 ガス等の絶縁性ガスを封入したガス密閉容器1の前面板2の上部左右両側それぞれに、上下方向に配列された3相の母線ブッシング3が気密に設けられている。
【0003】そして、ガス密閉容器1内において、前記左右両側の母線ブッシング3の内部導体は、その端部間が相毎に母線導体4で接続され、この各相の母線導体4は各相の分岐導体5に接続されている。さらに、ガス密閉容器1の内部中央部にユニット化されたスライド式の母線断路器6が設けられ、この断路器6の各相のクリップコンタクト7に各相の分岐導体5の端部が接続されている。
【0004】この断路器6は、周知のように、前面板2に固定されたベース8に相毎の碍子9,10を設け、両碍子9,10によりクリップコンタクト7及びヒンジコンタクト11を支持し、ベース8に支持されたレバー12に、ヒンジコンタクト11に常時接したブレード13を取付け、切操作によるレバー12の回転により、各相のブレード13をスライドしてこれをクリップコンタクト7から離すように構成されている。
【0005】なお、断路器6のヒンジコンタクト11には、接続導体14及び容器1内の断路器6の直下に配設された図外の遮断器,前面板2に貫設されたケーブルブッシングを介して負荷側のケーブルが接続されている。また、この種ガス絶縁スイッチギヤは、通常、電力設備に複数個設置され、隣り合うスイッチギヤの各相の母線ブッシング3間が母線で接続されて直列に連結されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のガス絶縁スイッチギヤの場合、母線ブッシング3と断路器6とがガス密閉容器1内に上下に区分して個別に設けられるため、ガス密閉容器1が大形化するとともに重くなり、しかも、ガス量も多くなり、高価になるとともに組立て,取扱いが困難になる問題点がある。
【0007】本発明は、ガス密閉容器に母線ブッシング,母線断路器を区分することなく一体化して設け、ガス密閉容器の小形,軽量化等を図る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するために、本発明のガス絶縁スイッチギヤにおいては、ガス密閉容器に貫通して設けられた母線ブッシングと、母線ブッシングのガス密閉容器内の導体に取付けられた断路器ヒンジコンタクトと、断路器ヒンジコンタクトに向い合う位置に設けられた断路器クリップコンタクトと、両コンタクト間に設けられ,入操作,切操作により回転する回転軸と、回転軸に取付けられて一体に回転し,入操作により両コンタクトに接触し,切操作により両コンタクトのいずれか一方が非接触状態になる半円形のブレードとを備える。
【0009】
【作用】前記のように構成された本発明のガス絶縁スイッチギヤの場合、断路器ヒンジコンタクト,断路器クリップコンタクト及び回転軸に取付けられたブレード等により、回転式の母線断路器が形成される。そして、この断路器が母線ブッシングに直結されるため、ガス密閉容器に母線ブッシング,母線断路器が区分することなく一体化して設けられ、ガス密閉容器の小型化,軽量化等が図られる。
【0010】
【実施例】1実施例について、図1ないし図5を参照して説明する。それらの図面において、15は内部にSF6 ガス等の絶縁性ガスが封入されたガス密閉容器であり、従来のものに比べて上下寸法が小さく形成され、前面板16が厚板により構成されている。17は前面板16の上部左側に気密に貫通して設けられ各相が上下方向に配列された断路器側の3相の母線ブッシング、18は母線ブッシング17の内部導体、19は左端部がガス密閉容器15内の内部導体18の端部に接続された3相の母線導体であり、それぞれの右端部は前面板16の上部右側に母線ブッシング17と同様に貫通して設けられた受電側の3相の母線ブッシング(図示せず)の内部導体の端部に接続されている。
【0011】20は母線導体19を介して内部導体18の端部に取付けられた各相の断路器ヒンジコンタクトであり、L字状導体の上部ヒンジ片21と下部ヒンジ片22とをいわゆる背中合わせの状態に内部導体18の端部に取付けて形成されている。
【0012】23はガス密閉容器15の左側内壁に一体に設けられた縦長の取付台、24,25は取付台23の上,下端部に水平に設けられた軸受腕、26は上端が軸受腕24に支持された回転軸であり、下端が軸受腕25を貫通している。
【0013】27は回転軸26の下端の歯車28と、この歯車28にかみ合った歯車28’とからなるかさ歯車、29は歯車28’の軸が形成する絶縁体の水平な操作棒であり、先端が前面板16を貫通してガス密閉容器15の外部に突出している。30は操作棒29の先端に取付けられた取手である。
【0014】31は回転軸26の各相のヒンジコンタクト20に対応する高さの位置に軸受32を介して取付けられた3相のブレードであり、水平な半円板状導体からなり、回転軸26が軸孔31’を貫通し、回転軸26に一体に回転し、周縁の一部が上部ヒンジ片21,下部ヒンジ片22の間に挟まれてヒンジコンタクト20に常時接触する。
【0015】33はブレード31のヒンジコンタクト20との接触部分に形成されたガイド溝、34は上部ヒンジ片21,ガイド溝33,下部ヒンジ片22を貫通したガイド軸であり、上,下の両端部に上部ヒンジ片21の上面側,下部ヒンジ片22の下面側それぞれからナット35,36が取付けられている。37は下部ヒンジ片22の下面とナット36との間に介在したばねである。
【0016】38は取付台23の軸受腕24,25より後方の各相のブレード33に対応する高さの位置に水平に取付けられた各相の支持碍子、39は各相の支持碍子38の端面に取付けられたL字状導体の3相の端子板であり、いわゆる端子台を形成し、図6の接続導体14に相当する各相の接続導体40が接続されている。
【0017】41は回転軸26を介して各相のヒンジコンタクト20に向い合う位置に設けられた3相のクリップコンタクトであり、L字状導体の上部クリップ片42と下部クリップ片43とを端子板39を介して支持碍子38に背中合わせに取付けて形成され、ブレード31の回転により両クリップ片42,43の間にブレード31が抜差しされる。
【0018】44は両クリップ片42,43の先端部を貫通したガイド軸であり、上,下の両端部に上部クリップ片42の上面側,下部クリップ片43の下面側それぞれからばね45,46を介してナット47,48が取付けられている。49はブレード31に形成された切欠きであり、ブレード31の回転時にガイド軸44が位置する。
【0019】そして、取手30の回転により入操作時は回転軸26が反時計方向に回転し、各相のブレード31が連動して同方向に回転する。この回転によりヒンジコンタクト20のガイド軸34がガイド溝30の一端に当り、ブレード31が図1の実線の状態に位置すると、各相のコンタクト20,41がブレード31を介して接続され、いわゆる「入(閉)」の状態になる。
【0020】つぎに、切操作により回転軸26が時計方向に約1/4回転し、ヒンジコンタクト20のガイド軸34がガイド溝30の他端に当り、ブレード31が図1の破線の状態に位置すると、ブレード31がクリップコンタクト41から離れ、このコンタクト41がブレード31に非接触状態になり、各相のコンタクト20,41間が開放されて「切(開)」の状態になる。
【0021】そして、コンタクト20,41,ブレード31及び回転軸26,操作棒29等のブレード31の回転機構等により、従来のスライド式の母線断路器6に対応する回転式の母線断路器50が形成される。
【0022】この場合、断路器50が母線ブッシング17の後方に、ブッシング17に直結して一体に設けられるため、従来の母線ブッシング3と断路器6とを上,下に区分して個別に設ける場合に比し、ガス密閉容器15は少なくとも従来の断路器6の収容スペース(下部空間)を切詰めて小形に形成することができる。
【0023】しかも、ブレード移動の差異等により、回転式の断路器50はスライド式の断路器6より小形かつ軽量に形成される。そして、ガス密閉容器15が小形化すると、そのガス量も従来より減少する。したがって、従来装置より小形,軽量で安価になり、組立て,取扱いも容易になる。
【0024】そして、前記実施例では、切操作によりクリップコンタクト41がブレード31に非接触状態になるようにしたが、切操作により例えばブレード31を図1の実線の状態から反時計方向に約1/4回転し、ヒンジコンタクト20がブレード31に非接触状態になるようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成されているため、以下に記載する効果を奏する。断路器ヒンジコンタクト20,断路器クリップコンタクト41及び回転軸26に取付けられたブレード31等により、回転式の母線断路器50が形成され、この断路器50が母線ブッシング17に直結されるため、ガス密閉容器15に母線ブッシング17,母線断路器50が区分することなく一体に設けられ、ガス密閉容器15の小形化,軽量化及びガス量の低減等が図られる。したがって、小形,軽量で安価な上、組立て,取扱いが容易なガス絶縁スイッチギヤを提供することができる。




 

 


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