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発明の名称 ガス絶縁開閉装置の放圧装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−103007
公開日 平成8年(1996)4月16日
出願番号 特願平6−261841
出願日 平成6年(1994)9月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】藤田 龍太郎
発明者 田辺 勝司
要約 目的
事故による分解ガスの周囲環境への悪影響を防止し、被害を最小限に押さえ、筐体の軽量,小形化をはかり、一括輸送を容易にする。

構成
基礎ベースを兼ねた直方体状の中空のガス収容容器1と、容器1上に並設され,それぞれ機器を収納した複数個のガス絶縁開閉装置の筐体2と、各筐体2と容器1とに連通して形成された放圧口6,7と、各放圧口6,7を閉塞した放圧板9とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 基礎ベースを兼ねた直方体状の中空のガス収容容器と、該容器上に並設され,それぞれ機器を収納した複数個のガス絶縁開閉装置の筐体と、該各筐体と前記容器とに連通して形成された放圧口と、該各放圧口を閉塞した放圧板とを備えたガス絶縁開閉装置の放圧装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基礎ベース上に並設されたガス絶縁開閉装置の放圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス絶縁開閉装置において、内部におけるアーク短絡事故等により内部圧力が上昇した場合、その対策としてつぎの手段が採用されている。
■ ガス絶縁開閉装置の筐体の強度を強固なものとし、内部圧力の上昇に耐えるようにする。この場合、筐体の板厚を厚くしたり、補強用リブを設けたり、筐体の形状を丸形にして応力の集中を避けるようにしている。
【0003】■ 筐体に形成した放圧口に放圧板を設け、内部圧力が放圧板の動作圧力に達したとき、外部へ放圧する。
■ 前2項における放圧板の放圧方向を、隣接する母線室等のガス区分にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記■のガス絶縁開閉装置の筐体の強度を上げる場合、筐体の重量,加工性,小形化の点で不利であり、とくに、筐体のガス封入容積が小さい時は、事故時の内圧上昇がかなり大になるため、その内圧上昇に耐えるのがきわめて困難である。
【0005】また、前記■の外部へ放圧する場合、外部へ放出されるガスがSF6 等の絶縁性の分解ガスであり、このガスが電気室に充満したり、或いは屋外設備では大気中に放出し、周囲環境への影響が大きい。
【0006】つぎに、前記■の隣接するガス区分へ放圧する場合、事故のあった故障回路以外へ分解ガスが放出されるため、事故の設備への影響が拡大し、かつ、事故後の設備の修理,交換のコストが大になるという問題点がある。
【0007】本発明は、前記の点に留意し、アーク短絡事故等が生じた場合に、周囲環境に対して悪影響を及ぼさず、被害を最小限に押さえ、筐体の軽量,小形化をはかり、かつ、各筐体の一括輸送を容易にしたガス絶縁開閉装置の放圧装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、本発明のガス絶縁開閉装置の放圧装置は、基礎ベースを兼ねた直方体状の中空のガス収容容器と、該容器上に並設され,それぞれ機器を収納した複数個のガス絶縁開閉装置の筐体と、該各筐体と前記容器とに連通して形成された放圧口と、該各放圧口を閉塞した放圧板とを備えたものである。
【0009】
【作用】前記のように構成された本発明のガス絶縁開閉装置の放圧装置は、基礎ベースを兼ねた直方体状の中空のガス収容容器上に、複数個のガス絶縁開閉装置の筐体が並設され、各筐体と容器とを連通した放圧口を、放圧板が閉塞しているため、筐体内でアーク短絡事故等により封入された絶縁ガスの分解ガスが発生し、内部圧力が急激に上昇し、放圧板の動作値に達すると、放圧板が破裂し、分解ガスが容器へ流入し、筐体の内部圧力が低下する。
【0010】従って、分解ガスが外部へ流出せず、被害も該当の筐体内のみになり、筐体の軽量,小形化がはかられる。さらに、直方体状のガス収容容器が、各筐体の基礎ベースを兼ねているため、各筐体及び容器を一括して輸送でき、現地工事の簡素化がはかられる。
【0011】
【実施例】1実施例について図1ないし図3を参照して説明する。それらの図において、1は直方体状の中空のガス収容容器であり、機器を収納せず、基礎ベースを兼ねている。2は容器1上に並設して装着され,ガス区分された複数個のガス絶縁開閉装置の筐体であり、SF6 等の絶縁ガスが封入されている。3は各筐体2に機密に貫通した母線、4,5は各筐体2に収納され,母線3に直列に接続された断路器,遮断器であり、筐体2には種々の機器が収納されている。
【0012】6は筐体2の底板に形成された放圧口、7は容器1の上板に形成され,筐体2の放圧口6に連通した放圧口、8は両放圧口7,6の周縁の容器1の上板と筐体2の底板との間に介在された環状のパッキン、9は筐体2の放圧口6を閉塞した放圧板、10は放圧板9の周縁部と筐体2の底板との間に介在された環状のパッキンである。
【0013】11は容器1の側板に形成されたガス流出孔、12は流出孔11に固着或いは着脱自在に装着されたパルブ、13は容器1を据付床面に固着したアンカーボルトである。
【0014】そして、いずれかの筐体2内でアーク短絡事故が起きた場合、絶縁ガスの分解ガスにより筐体2の内部圧力が急激に上昇し、放圧板9の動作値に達して放圧板9が破裂し、筐体2内の分解ガスが両放圧口6,7を通って容器1へ流入し、筐体2の内部圧力が低下する。
【0015】その事故処理として、バルブ12を介して容器1と事故筐体2の分解ガスを回収容器に回収し、容器1及び事故筐体2を取り換え、事故前の状態に復旧する。一方、容器1が基礎ベースを兼ねることができ、容器1上に複数個の筐体2を装着し、容器1ととも各筐体2を一括して輸送することができ、現地工事が簡素化される。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載する効果を奏する。本発明のガス絶縁開閉装置の放圧装置は、基礎ベースを兼ねた直方体状の中空のガス収容容器2上に、複数個のガス絶縁開閉装置の筐体2が並設され、各筐体2と容器1とを連通した放圧口6,7を、放圧板9が閉塞しているため、筐体2内でアーク短絡事故等により封入された絶縁ガスの分解ガスが発生し、内部圧力が急激に上昇し、放圧板9の動作値に達すると、放圧板9が破裂し、分解ガスが容器1へ流入し、筐体2の内部圧力が低下し、事故の拡大を防止することができる。
【0017】しかも、分解ガスが外部へ流入せず、被害も該当の筐体2内のみになり、筐体2の軽量,小形化をはかることができる。さらに、直方体状のガス収容容器1が、各筐体2の基礎ベースを兼ねているため、各筐体2及び容器1を一括して輸送でき、現地工事の簡素化をはかることができる。




 

 


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