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発明の名称 サージ保護回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−98401
公開日 平成8年(1996)4月12日
出願番号 特願平6−226249
出願日 平成6年(1994)9月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】宮井 暎夫
発明者 奥田 博 / 山内 均
要約 目的
接地線を外すことなく絶縁抵抗の測定や商用周波耐電圧試験等の定期点検が行なえるサージ保護回路を提供する。

構成
サージ保護素子ZNR1 ,ZNR2 および高耐電圧コンデンサC1 ,C2 の直列接続体からなっている。
特許請求の範囲
【請求項1】 サージ保護素子および高耐電圧コンデンサの直列接続体からなるサージ保護回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、信号入出力部や電源を有する電子機器の装置内部を、雷サージやインパルスノイズから保護するサージ保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サージおよびインパルスノイズの対策として従来、図4に示すように信号入力部H,Lと接地E間にバリスタZ1 ,Z2 を接続したものがあった。Tはトランス、Z3 は信号入力部H,Lの端子間のバリスタである。また図5ないし図10に示すサージ保護回路がよく使われている。すなわち、図5はバリスタZ1 〜Z3 を信号出力部に適用したものである。図6は電源部X,Yと接地E間および電源部X,Yの端子間にそれぞれバリスタZ4 とアレスタAr1 の直列接続体を接続したものである。図7は装置と接地E間にアレスタAr2 の単体を接続したもの、図8は装置と接地E間にバリスタZ5 とヒューズFの直列接続体を接続したもの、図9は装置と接地E間および端子間にコンデンサC3 を接続したもの、図10は装置と接地E間および端子間に一対のツェナーダイオードZDの直列接続体を接続したものである。
【0003】これらのサージ保護回路は、保護対象となる装置を保護するために比較的低い電圧レベルのサージ電圧で設計されている。そのため、定期点検のため絶縁抵抗の測定や商用周波耐電圧の試験をする際、サージ保護電圧より高い電圧が印加されるので接地Eの接地線を外す必要があった。接地線を外し忘れた場合は、保護素子が破壊されるため、装置の修理や交換が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、定期点検の都度、接地線を外す作業が必要となり、点検工数が増大し時間を費やす等問題であった。したがって、この発明の目的は、接地線を外すことなく絶縁抵抗の測定や商用周波耐電圧試験等の定期点検が行なえるサージ保護回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のサージ保護回路は、サージ保護素子および高耐電圧コンデンサの直列接続体からなるものである。
【0006】
【作用】この発明の構成によれば、雷サージおよびインパルスノイズから保護対象が保護できるとともに、サージ保護素子が短絡しても高耐電圧コンデンサにより保護され、高耐電圧コンデンサが短絡してもサージ保護素子により保護される。しかも絶縁抵抗測定や商用周波耐電圧試験では、高耐電圧コンデンサによって高電圧による破壊損傷等から保護される。このため、点検時に接地線を外すことなく、絶縁抵抗の測定や商用周波耐電圧試験等の定期点検が行なえるので、点検工数を短縮することができる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1により説明する。すなわち、このサージ保護回路は、保護対象である電子機器の信号入力部H,Lと接地E間に適用したもので、サージ保護素子ZNR1 および高耐電圧コンデンサC1 からなる直列接続体を信号入力部Lと接地E間に接続するとともに、サージ保護素子ZNR2 および高耐電圧コンデンサC2 からなる直列接続体を信号入力部Hと接地E間に接続している。また信号入力部H,Lの端子間にサージ保護素子ZNR3 を接続している。Tはトランスである。
【0008】高耐電圧コンデンサC1 ,C2 は、絶縁抵抗の測定電圧に耐えられるとともに、商用周波耐電圧試験の電圧と漏洩電流に影響のない容量を有する。またサージ保護素子ZNR1 〜ZNR3 は低価格で高信頼性の酸化亜鉛バリスタ(ZNR)などを実施例としている。たとえば、絶縁抵抗測定の測定電圧をDC500V、商用周波耐電圧試験の電圧をAC2000V、雷インパルスを±4.5kV、インパルスサージを±2kVとした場合、サージ保護素子ZNR1 〜ZNR3 は200VACを適用し、高耐電圧コンデンサC1 ,C2 は2200pF、6kVDCを適用する。
【0009】したがって、絶縁抵抗の測定、商用周波耐電圧の試験、雷インパルス試験およびインパルスサージの試験では、耐電圧6kVDCの高耐電圧コンデンサC1 ,C2 によって保護することができる。なお、サージ保護素子ZNR1 ,ZNR2が短絡しても高耐電圧コンデンサC1 ,C2 によって保護でき、高耐電圧コンデンサC1 ,C2 が短絡してもサージ保護素子ZNR1 ,ZNR2 により保護することが可能である。
【0010】この実施例によれば、点検時に接地線を外すことなく、絶縁抵抗の測定や商用周波耐電圧試験ができるので、点検工数を短縮することができる。またサージ保護素子は低価格で高信頼性のものを使用することができる。図2および図3は他の実施例を示す。すなわち、図2は、サージ保護素子ZNR1 および高耐電圧コンデンサC1 からなる直列接続体等を電子機器の出力部H,Lに適用したものである。図3は、サージ保護素子ZNR1 および高耐電圧コンデンサC1 からなる直列接続体等を電源部X,Yに適用したものである。Ar3 はアレスタである。
【0011】なお、サージ保護素子として、バリスタのほか、ギャップ式アレスタ等が適用できる。
【0012】
【発明の効果】この発明のサージ保護回路によれば、サージ保護素子および高耐電圧コンデンサの直列接続体からなるため、絶縁抵抗測定や商用周波耐電圧試験では高耐電圧コンデンサによって高電圧による破壊損傷等から保護されるので、点検時に接地線を外すことなく、絶縁抵抗の測定や商用周波耐電圧試験等の定期点検が行なえ、点検工数を短縮することができるという効果がある。




 

 


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