米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 発電 -> 日新電機株式会社

発明の名称 ディジタル保護リレーにおけるサンプリング不良検出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−79960
公開日 平成8年(1996)3月22日
出願番号 特願平6−210173
出願日 平成6年(1994)9月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】亀井 弘勝 (外1名)
発明者 竹内 雅靖
要約 目的
アナログ入力信号をサンプリングし、ディジタル変換し、所定のリレー演算をするディジタル保護リレーにおいて、サンプリングパルス間隔が予定されている値からずれると、交流入力値を正確に評価することができなくなり、誤動作や誤不動作の原因になるので、サンプリング間隔のずれを検出する。

構成
CPU5は、内蔵の時計回路2を利用してサンプリング信号のカウントをソフトウェアにより行う。
特許請求の範囲
【請求項1】アナログ入力信号をサンプリングするサンプリング手段と、サンプリング出力値をディジタル変換するディジタル変換手段と、ディジタル変換手段の出力信号に基づいて所定のリレー演算をする演算手段と、時刻信号を出力する時計とを有するディジタル保護リレーにおいて、前記演算手段は、前記時計からの時刻信号に基づいて一定時間におけるサンプリング信号のカウントを行い、この結果によりサンプリング間隔の正常値からのずれを求めるものであることを特徴とするサンプリング不良検出装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル保護リレーにおいてサンプリング間隔の正常値からのずれを検出することのできるサンプリング不良検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なディジタル保護リレーの構成を図3に示す。ディジタル保護リレー11には、電流、電圧等のアナログ入力値を一定間隔でサンプリングするサンプルホールド回路3が設けられており、このサンプルホールド回路3には、サンプルクロック回路8から、例えば30°ごとのサンプリングパルスが供給される。CPU5は、このサンプル値に基づいて所定のリレー演算をし、所定の条件が満たされた場合に信号を出力し補助リレー9を動作させる。
【0003】このサンプリングパルス間隔が、予定されている値どおりであれば、リレーはサンプル値に基づいて正確に動作するが、予定されている値からずれると、CPU5は、交流入力値を正確に評価することができなくなり、誤動作や誤不動作の原因になる。そこで、サンプリングパルス間隔を常時監視し、正常値からずれると、直ちに警報装置に警報指令を出力したり、しゃ断器へのトリップ指令をロックする等の対策をする必要があるが、このサンプリングパルス間隔の監視のため、サンプリングパルス間隔を測定できる専用のタイマを設置することが考えられる。このタイマは、あるサンプリングパルスを受けてから、次のサンプリングパルスを受けるまでの時間を測定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記の構成では、専用のタイマが必要となり、リレーの構成が複雑化する。そこで、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、できるだけ現状の設備を利用して簡単にサンプリング間隔を求めることのできるサンプリング不良検出装置を実現することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するための請求項1記載のサンプリング不良検出装置は、リレーに備えられている時計からの時刻信号に基づいて一定時間におけるサンプリング信号のカウントを行い、この結果からサンプリング間隔のずれを求めるものである。
【0006】
【作用】前記の構成によれば、リレーに標準で備えられている時計を利用して、ソフトウェアにより一定時間におけるサンプリング信号のカウントを行いサンプリング間隔のずれを求めることができる。
【0007】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。図1は、サンプリング不良検出装置が組み込まれたディジタル保護リレー1の内部ブロック図を示す。ディジタル保護リレー1は、電流、電圧等のアナログ入力の基本波成分を通過させるフィルタ回路10、サンプリング信号を送出するサンプルクロック回路8、サンプルホールド回路3、アナログ信号をディジタル変換するA/D変換回路4、所定のリレー演算を行うCPU5及びCPU5に付属する出力回路6、メモリ回路7、時計2、並びに補助リレー9を備えている。
【0008】前記サンプルクロック回路8は、本実施例では、30°(60Hzであれば1.38msec)間隔でサンプリング信号を送出し、サンプルホールド回路3は、サンプルクロック回路8からのサンプリング信号に基づいてサンプリングする。前記CPU5は、フローチャート(図2)に従って、1秒の間に何回サンプリングが行われたかを、カウントする。すなわち、時計2より受ける時刻信号に基づき、毎分00秒でカウントを開始し、01秒でカウントを止める。そして、カウントした数が一定の範囲であるかどうか判定する(ステップ(4) )。この一定の範囲は、正常なサンプリングであれば720回なので、例えば719−721とする。したがって、一定の範囲から外れて例えば718回しかカウントしなければ正常でないと分かり、30.08°サンプリングであり、0.08°ずれがあることが分かる。
【0009】サンプリング不良と判定されれば(ステップ(5) )、CPU5は、警報指令を出したり、しゃ断器へのトリップ指令をロックしたりする。以上の処理により、時計2から時刻信号を利用して、サンプリング間隔が正常であるかどうかを判断することができ、その後の所定の動作に入ることができる。
【0010】なお、本発明は前記の実施例に限られるものではなく、例えば毎分00秒−01秒間にカウントをするのに代えて、他の時刻(例えば毎分58秒−59秒)でカウントしてもよい。カウントする時間は1秒に限らず、例えば10秒でもよい。カウントする時間が長いほどサンプリング間隔を精度よく検出できる。またサンプルクロックは、30°でなく他の角度ごとでもよいのは勿論である。その他本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明のサンプリング不良検出装置によれば、現状の設備を利用してサンプリング間隔のずれをソフトウェアにより検出することができ、これにより入力信号を正しく評価でき、誤動作や誤不動作のないディジタル保護リレーを実現することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013