米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 電気素子 -> ヤマハ発動機株式会社

発明の名称 2次電池の充電機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−185894
公開日 平成8年(1996)7月16日
出願番号 特願平6−328804
出願日 平成6年(1994)12月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】川▲崎▼ 研二 (外1名)
発明者 佐々木 孝視 / 溝川 隆司
要約 目的
2次電池を冷却して使用後に速やかに充電することができる2次電池の充電構造を提供する。

構成
内部に2次電池Aを収容したケーシング1と、このケーシング1に設けられて2次電池Aに接続された第1のコネクタ20と、第1のコネクタ20に着脱自在に接続されて2次電池Aに充電用の電流を供給する電流供給手段とを具備した2次電池の充電機構である。ケーシング1に開閉自在な蓋2を設け、第1のコネクタ20を蓋2の内側に配置し、電流供給手段に、第1のコネクタ20に接続されることにより蓋2の開閉動作の移動経路中に配置される第2のコネクタ22を設けたことにより、蓋2を開けた状態に保持して2次電池Aを冷却するようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】 内部に2次電池を収容したケーシングと、このケーシングに設けられて上記2次電池に接続された第1のコネクタと、上記第1のコネクタに着脱自在に接続されて上記2次電池に充電用の電流を供給する電流供給手段とを具備した2次電池の充電機構において、上記ケーシングに開閉自在な蓋を設け、上記第1のコネクタを上記蓋の内側に配置し、上記電流供給手段に、上記第1のコネクタに接続されることにより上記蓋の開閉動作の移動経路中に配置される第2のコネクタを設けたことを特徴とする2次電池の充電機構。
【請求項2】 内部に2次電池を収容したケーシングと、このケーシングに設けられて上記2次電池に接続された第1のコネクタと、上記第1のコネクタに着脱自在に接続されて上記2次電池に充電用の電流を供給する第2のコネクタとを具備した2次電池の充電機構において、上記ケーシングに、開閉自在な蓋と、上記第1のコネクタに上記第2のコネクタを接続する動作に連動して上記蓋を開く蓋駆動機構とを設けたことを特徴とする2次電池の充電機構。
【請求項3】 前記蓋駆動機構は、前記蓋を開く方向へ付勢する付勢手段と、上記蓋が閉じられたときに蓋と係合して閉じた状態を維持するストッパ機構と、前記第1のコネクタに前記第2のコネクタ機構が接続される動作に連動して上記蓋と上記ストッパ機構との係合状態を解除する解除手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の2次電池の充電機構。
【請求項4】 前記蓋は前記ケーシングに回動自在に支持され、前記蓋駆動機構は、前記ケーシングに移動自在に設けられ、所定の方向へ移動させられることにより前記蓋の内側を押圧して開ける押圧部材と、前記第1のコネクタに前記第2のコネクタを接続する動作に連動して上記押圧部材を上記所定方向へ移動させる駆動手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の2次電池の充電構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送車、電気自動車、補助動力付き人力車両等の電動車両の電源として用いられる2次電池の充電構造に係り、特に、2次電池の冷却能を高める技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば補助動力付き自転車等の電動車両では、その電源として、鉛電池、ニッカド電池等の2次電池が用いられている。これら2次電池は、使用中に水や泥などがかからないように、ケーシングに収容されて使用されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、2次電池は放電により発熱し、冷却を待たずに所定温度以上で充電を行うと、寿命に悪影響を及ぼすことが知られている。しかしながら、従来の2次電池においては、ケーシングに収容されているため冷却にかなりの時間を要し、このため、効率が悪く不便であるという問題があった。
【0004】したがって、本発明は、使用後に速やかに充電することができる2次電池の充電構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、請求項1に記載の2次電池の充電構造は、内部に2次電池を収容したケーシングと、このケーシングに設けられて上記2次電池に接続された第1のコネクタと、上記第1のコネクタに着脱自在に接続されて上記2次電池に充電用の電流を供給する電流供給手段とを具備した2次電池の充電機構において、上記ケーシングに開閉自在な蓋を設け、上記第1のコネクタを上記蓋の内側に配置し、上記電流供給手段に、上記第1のコネクタに接続されることにより上記蓋の開閉動作の移動経路中に配置される第2のコネクタを設けたことを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の2次電池の充電機構は、内部に2次電池を収容したケーシングと、このケーシングに設けられて上記2次電池に接続された第1のコネクタと、上記第1のコネクタに着脱自在に接続されて上記2次電池に充電用の電流を供給する第2のコネクタとを具備した2次電池の充電機構において、上記ケーシングに、開閉自在な蓋と、上記第1のコネクタに上記第2のコネクタを接続する動作に連動して上記蓋を開く蓋駆動機構とを設けたことを特徴としている。
【0007】請求項3に記載の2次電池の充電機構は、請求項2において、前記蓋駆動機構が、前記蓋を開く方向へ付勢する付勢手段と、上記蓋が閉じられたときに蓋と係合して閉じた状態を維持するストッパ機構と、前記第1のコネクタに前記第2のコネクタ機構が接続される動作に連動して上記蓋と上記ストッパ機構との係合状態を解除する解除手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】請求項4に記載の2次電池の充電機構は、請求項2において、前記蓋が前記ケーシングに回動自在に支持され、前記蓋駆動機構が、前記ケーシングに移動自在に設けられ、所定の方向へ移動させられることにより前記蓋の内側を押圧して開ける押圧部材と、前記第1のコネクタに前記第2のコネクタを接続する動作に連動して上記押圧部材を上記所定方向へ移動させる駆動手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の2次電池の充電機構においては、蓋を開けた状態で第1のコネクタに第2のコネクタを接続することにより、蓋が第2のコネクタに阻止されて開いた状態が維持される。よって、2次電池の放熱が促進され、速やかに冷却される。
【0010】請求項2に記載の2次電池の充電機構においては、第1のコネクタに第2のコネクタを接続することにより、その動作と連動する蓋駆動機構により蓋が開けられる。
【0011】請求項3に記載の2次電池の充電機構においては、第1のコネクタに第2のコネクタを接続することにより、蓋とストッパ機構との係合状態が解除され、付勢手段の付勢力によって蓋が開く。
【0012】請求項4に記載の2次電池の充電機構においては、第1のコネクタに第2のコネクタを接続することにより、駆動手段が押圧部材を所定方向へ移動させ、押圧部材が蓋の内側を押圧してこれを開ける。
【0013】
【実施例】
(1)第1実施例A.実施例の構成次に図1および図2を参照してこの発明の一実施例について説明する。図1は、実施例の2次電池の充電機構を示す斜視図、図2は断面図である。図において符号1は2次電池Aの外殻を構成するケーシングである。ケーシング1は外観矩形状の箱であり、その一側のみが開放させられている。ケーシング1の一側に形成された開口部1aには、蓋2が取り付けられている。蓋2の一側は、ヒンジ3によってケーシング1に回動自在に支持されており、これにより、蓋2は、ケーシング1の開口部1aを遮蔽しあるいは開放することができる。
【0014】次に、ケーシング1の内部には、単電池組立体10が収容されている。単電池組立体10は、複数の単電池11,…を互いに平行に配列し、各単電池11,…の両側から一対の固定具12,13で挟持したものである。なお、各単電池11の電極11a,11bどうしは互いに直列接続され、図示しないコネクタを介して自転車等に搭載されたモータに電流を供給するようになっている。このような単電池組立体10の単電池11,…には、次に説明する構成により充電が行われる。
【0015】図2に示すように、ケーシング1の内面にはレセプタクル(第1のコネクタ)20がヒンジ3の近傍に位置して取り付けられている。レセプタクル20の端子21は、図2において上方へ突出させられており、レセプタクル20に充電プラグ22を嵌合させることにより、端子21と充電プラグ(第2のコネクタ)22内の端子(図示略)とが接続されるようになっている。充電プラグ22は、図示しない充電器に接続されており、家庭用電源からの電流を端子21に供給することができるようになっている。なお、充電器からの電流の供給は、充電器に設けられた充電開始スイッチを押すことにより開始される。また、端子21は、端子台23を介して単電池11,11に接続されており、これにより、供給された電流が単電池11,…に供給される。
【0016】B.実施例の作用・効果上記のような2次電池Aは例えば補助モータ付き自転車に搭載され、蓋2が閉じられた状態で使用される。この2次電池Aに充電するに際しては、自転車に2次電池を搭載した状態で蓋2を開き、充電プラグ22をレセプタクル20に嵌合させる。これにより、蓋2の回動がレセプタクル20により阻まれ、蓋2が開いた状態が維持される。よって、放電により単電池11,…の温度が上昇していても、放熱によって速やかに冷却される。このような状態で設定された時間が経過すると、タイマーが働いて充電器のインジケータが充電可能状態である旨を表示する。そして、使用者は、インジケータの表示を視認して充電開始のスイッチを操作し、2次電池への電流の供給を開始する。
【0017】上記構成の2次電池の充電機構においては、充電プラグ22によって蓋2の回動が阻止されて開いた状態が維持されるから、2次電池の放熱が促進され、速やかに冷却される。よって、充電を効率良く行うことができる。また、充電プラグ22をレセプタクル20に嵌合させるという、充電のための一般的な構成と操作で蓋2の開放状態を維持することができるので、余分なコストを必要とせず、しかも操作工程も増加しない。
【0018】特に、上記実施例では、充電可能な状態になるまでタイマーで計時するから、単電池11,…を確実に冷却して充電を開始することができる。なお、操作をさらに簡便にするために、タイマーによる計時が終了したら自動的に充電が開始されるように構成することもできる。また、充電プラグ22をレセプタクル20に嵌合させることにより直ちに充電が開始されるように構成することも可能である。
【0019】(2)第2実施例次に、図3および図4を参照しながら本発明の第2実施例について説明する。図において符号30はケーシングであり、ケーシング30の一側に形成された開口部30aには、ヒンジ(図示略)によって回動自在に支持された蓋32が取り付けられている。蓋32は、ヒンジの近傍に取り付けたバネ(付勢手段)33によって開く方向(図中矢印で示す)に付勢されている。一方、蓋32の自由端側の内面には、フック35が形成されている。このフック35は、後に説明するストッパ55と係脱自在に係合している。
【0020】次に、ケーシング30の側部には、凹状をなすレセプタクル(第1のコネクタ)50が形成されている。レセプタクル50の底面には、端子51が突出させられている。この端子51は、ケーシング30内に収容された単電池組立体の単電池(それぞれ図示略)に接続されている。レセプタクル50には、充電プラグ(第2のコネクタ)60が着脱自在に嵌合されるようになっている。充電プラグ60の端面の一側には切欠60aが形成されている。
【0021】一方、レセプタクル50の底面には、ピン(解除手段)52がその軸線方向へ摺動自在に支持されている。ピン52の一端部には、他端部よりも大径の頭部52aが形成され、頭部52aとレセプタクル50の底面との間にはコイルバネ53が配置されている。また、ピン52の他端部は、レセプタクル50の底面からケーシング30の内面に突出させられ、その突出した部分には、ストッパ(ストッパ機構)55が形成されている。ストッパ55は、L字状をなして一端部がフック35の方へ向けて延在し、その上端部にはフック35と係合する鉤部55aが形成されている。
【0022】図2に示す状態では、蓋32は閉じられており、フック35とストッパ55とが係合して蓋32は開かないようになっている。一方、充電のために充電プラグ60をレセプタクル50へ嵌合させると、充電プラグ60の切欠60aの底面がピン52の頭部52aを押圧し、コイルバネ53の付勢力に抗してピン52を図中左側へ移動させる。これにより、ストッパ55がフック35から外れ、バネ33の付勢力によって蓋32が開く。これによって、単電池の熱が放散される。
【0023】上記構成の2次電池の充電機構においても前記第1実施例と同等の効果を得ることができる。特に、この実施例では、充電プラグ60をレセプタクル50に嵌合させるという操作で蓋32が開くので、非常に簡便である。
【0024】なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。たとえば、第2実施例では、バネ33の付勢力によって蓋32を開けるように構成しているが、充電プラグ60をレセプタクル50に差し込む力で蓋32を開けるように構成することもできる。図5はそのような構成の例を示すもので、図5のレセプタクル50は、図4において点Pで示す位置に形成されている。
【0025】図5に示すように、ケーシング30の内面には軸70が突出させられ、軸70にはレバー(押圧部材)71が回転自在に支持されている。レバー71の自由端は、ピン52の端部に形成されたカム(駆動手段)72によって支持されている。そして、この構成により、ピン52を図中左側へ移動させることによりカム72がレバー71を回動させ、レバー71の先端によって蓋32が押し上げられる。
【0026】(3)その他の変更例■前記各実施例は蓋を回動させて開閉する構成であるが、蓋をスライドさせて開閉する構成にも本発明を適用することができる。
■2次電池を車両に搭載したまま充電を行う構成に限定されず、2次電池を車両から取り外して充電を行う構成であっても良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、第2のコネクタによって蓋の回動が阻止されて開いた状態が維持されるから、2次電池の放熱が促進され、速やかに冷却される。よって、充電を効率良く行うことができる。また、第2のコネクタを第1のコネクタに接続するという充電のための一般的な構成と操作で蓋の開放状態を維持することができるので、余分なコストを必要とせず、しかも操作工程も増加しない(請求項1)。さらに、第2のコネクタを第1のコネクタに接続するという操作で蓋が開くので、非常に簡便である(請求項2)。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013