米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 電気素子 -> アルプス電気株式会社

発明の名称 操作用スイッチ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−64059
公開日 平成8年(1996)3月8日
出願番号 特願平6−198522
出願日 平成6年(1994)8月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】武 顕次郎 (外2名)
発明者 岡部 芳史 / 川瀬 達章 / 大場 広紀
要約 目的
プリント基板へ容易に取付できる操作用スイッチ装置の取付構造を提供する。

構成
スイッチウエハー4の下面側に該スイッチウエハー4とフレキシブル端子群3の先端とを保持するホルダー5を設け、このホルダー5の上面側に、上端がスイッチウエハー4の下面に当接する複数の高さ規制用突起13と、先端が該スイッチウエハー4に係止される複数の係止片とを形成し、該スイッチウエハー4のプリント基板9に対する取付高さに応じて上記突起13および係止片の高さ寸法を変更するようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】 複数の固定接点と、該固定接点にそれぞれ対応する複数の可動接点と、該可動接点を上記固定接点に接離させるための操作体と、上記固定接点に接続された引き廻しパターンを有するスイッチウエハーと、該スイッチウエハーより外方へ導出され、上記引き廻しパターンに接続された端子群とを備え、上記端子群がプリント基板に半田付けされるようになっている操作用スイッチ装置において、上記スイッチウエハーの下面側に該スイッチウエハーと上記端子群とを保持するホルダーを設け、このホルダーを上記プリント基板上に載置するようにしたことを特徴とする操作用スイッチ装置。
【請求項2】 請求項1の記載において、上記ホルダーに、上端が上記スイッチウエハーの下面に当接する複数の高さ規制用突起と、先端が該スイッチウエハーに係止される複数の係止片とを設け、該スイッチウエハーの取付高さに応じて上記突起および係止片の高さ寸法を変更するようにしたことを特徴とする操作用スイッチ装置。
【請求項3】 請求項1の記載において、上記端子群の先端に上記ホルダーに保持される樹脂モールド部材を設けると共に、該樹脂モールド部材の下面より突出し上記スイッチ端子群の先端外周を覆う突出部を設け、この突出部により上記スイッチ端子群の先端を補強するようにしたことを特徴とする操作用スイッチ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRなどに用いられる操作用スイッチ装置に係り、特に、該操作用スイッチ装置をプリント基板上に取付るための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図25と図26はこの種の操作用スイッチ装置の従来例を説明するもので、図25は操作用スイッチ装置をプリント基板に直接実装した状態を示す側面図、図26は図25の操作用スイッチ装置をスペーサを介してプリント基板に実装した状態を示す側面図である。
【0003】これらの図に示す操作用スイッチ装置101は、図示省略した複数の可動接点を駆動する駆動体102と、該駆動体102を回動可能に支持するスイッチウエハー103と、上記駆動体102を回転操作する操作体104と、スイッチウエハー103より外方へ導出されたスイッチ端子群105とを備えている。また、スイッチウエハー103には、上記スイッチ端子群105と図示省略した複数の固定接点とを電気的に接続する引き廻しパターンが設けられている。そして、操作者が手指にて操作体104を回転操作すると、駆動体102を介して上記可動接点がスイッチウエハー103上を回転駆動するため、該可動接点が上記固定接点に接離し、その結果、該固定接点から信号が引き廻しパターン、スイッチ端子群105を介して出力される。
【0004】このように構成された操作用スイッチ装置101は、VTRなど各種機器に組み込まれて使用されるが、その際に、上記操作体104と操作用スイッチ装置101が実装されるプリント基板との距離は、操作用スイッチ装置101が組み込まれる機器の仕様によって必ずしも一定ではない。そこで、上記距離が短い場合は、図25に示すように、上記スイッチウエハー103をプリント基板106上に直接載置し、該プリント基板106にスイッチ端子群105の先端を挿通した後、該スイッチ端子群105の先端をプリント基板106の裏面に設けられた図示せぬパターンに半田107で接続していた。一方、上記距離が長い場合は、図26に示すように、スイッチウエハー103とプリント基板106の表面との間に所定高さのスペーサ108を介設すると共に、プリント基板106にコネクタ109を半田付けし、このコネクタ109にスイッチ端子群105の先端を挿入することにより、コネクタ109を介してスイッチ端子群105をプリント基板106のパターンに接続していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従来の操作用スイッチ装置101にあっては、操作用スイッチ装置101とプリント基板106との相対位置がスイッチ端子群105の長さによって決定されるため、図26に示すようにプリント基板106からの取付高さが高い場合、所定高さのスペーサ108とコネクタ109とをプリント基板106に装着する工程と、スペーサ108にスイッチウエハー103を取付け、コネクタ109にスイッチ端子群105を接続する工程とが必要となり、煩雑な手間を要するという問題があった。また、プリント基板106からスイッチウエハー103までの取付高さが種々異なる場合には、その都度、所定高さのスペーサとコネクタとを準備する必要があり、コストが増加するという問題があった。
【0006】本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的は、プリント基板への取付を容易に行なうことができる操作用スイッチ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、複数の固定接点と、該固定接点にそれぞれ対応する複数の可動接点と、該可動接点を上記固定接点に接離させるための操作体と、上記固定接点に接続された引き廻しパターンを有するスイッチウエハーと、該スイッチウエハーより外方へ導出され、上記引き廻しパターンに接続された端子群とを備え、上記端子群がプリント基板に半田付けされるようになっている操作用スイッチ装置において、上記スイッチウエハーの下面側に該スイッチウエハーと上記端子群とを保持するホルダーを設け、このホルダーを上記プリント基板上に載置するようにしたことを、最も主要な特徴としている。
【0008】
【作用】スイッチウエハーの下面側に所定高さのホルダーが設けられるとともに、該ホルダーに端子群が保持されているため、操作用スイッチ装置をプリント基板に実装する際、従来のようなスペーサが不要となるばかりでなく、端子群をプリント基板のパターンに容易に半田付けすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例に係る操作用スイッチ装置の断面図、図2は図1の操作用スイッチ装置から操作体を取外した状態を示す側面図、図3は図1の操作用スイッチ装置の平面図、図4は図3の操作用スイッチ装置から操作体を取外した状態を示す平面図、図5は図2のA部を拡大して示す断面図、図6は図1の操作用スイッチ装置に備えられるスイッチ端子群にフレキシブル端子群を取付ける工程を説明する図、図7は該フレキシブル端子群を取付けた状態を示す正面図、図8は図6のスイッチ端子群のかしめ部を矢印Bで示す方向から見た図、図9は図8のかしめ部の断面図である。
【0010】本実施例に係る操作用スイッチ装置1が前述した図25,図26に示す従来の操作用スイッチ装置101と異なる点は、スイッチ端子群2の先端に折曲げ自在なフレキシブル端子群3をそれぞれ設けると共に、スイッチウエハー4の下面側に合成樹脂製のホルダー5を装着したことにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。上記フレキシブル端子群3は、例えば厚さ0.15〜0.8mm程度の薄い黄銅またはリン青銅等のプレス加工材からなり、図7に示すように、隣接して交互に配置されるかしめ部6を各一端に有している。そして、各かしめ部6にスイッチ端子群2を係合させた状態で該かしめ部6をかしめることにより、スイッチ端子群2にフレキシブル端子群3が接続される。また、このフレキシブル端子群3の先端に樹脂モールド部材7が一体成形され、該樹脂モールド部材7によりフレキシブル端子群3が整列した状態を保持するようになっている。上記樹脂モールド部材7の下側には、図5に示すように、フレキシブル端子群3の先端外周を覆う突出部8が形成されており、該突出部8はプリント基板9の貫通孔10に挿入可能である。
【0011】上記ホルダー5は、スイッチウエハー4とプリント基板9との間に介設されるホルダー本体11と、プリント基板9の上面に載置され、樹脂モールド部材7が取付けられる保持部12などとから一体的に構成されており、ホルダー本体11の上面側には、スイッチウエハー4の下面方向に延びる複数の高さ規制用突起13と、弾性を有し先端がスイッチウエハー4の上面側に係止される一対の係止片14と、スイッチウエハー4に挿通される位置決め用突起15とが設けられ、スイッチウエハー4の下面側にも、ホルダー本体11の受け台16aに挿通される位置決め用突起16が設けられている。またホルダー本体11の下面側には、プリント基板9の上面方向に延びる複数の高さ規制用突起17と、弾性を有し先端がプリント基板9の下面側に係止される一対の係止片18と、プリント基板9に挿通される一対の位置決め用突起19とが設けられている。
【0012】上記スイッチウエハー4の内底部4aには、図示しない複数の固定接点と、該固定接点とスイッチ端子群2とを電気的に接続する引き廻しパターンとが設けられると共に、上記固定接点に対応する図示しない複数の可動接点が環状の駆動体21に設けられている。この駆動体21は、スイッチウエハー4の内底部4aより上方へ突出する中心軸4bを中心として回動可能であり、上記スイッチウエハー4の内底部4aを臨む上部には、駆動体21の外周方向へ張出した部分を覆う円盤状のふた22が装着されている。さらに、上記駆動体21の内側には、一対のプッシュスイッチ23が配設されている。
【0013】上記駆動体21の上部外周には、中空状の操作体24が嵌合されており、該操作体24の内側に、上記プッシュスイッチ23のいずれか一方を押圧可能な他の操作体25が挿入されており、この操作体25は上記中心軸4bにより傾倒可能に支持されている。
【0014】このように構成された操作用スイッチ装置1では、スイッチ端子群2の先端にフレキシブル端子群3を設ける際、図6の(a)に示すように、まずスイッチウエハー4より外方へ導出されたスイッチ端子群2を直角に下方へ折曲げた後、図6の(b)に示すように、該スイッチ端子群2の先端に、あらかじめ樹脂モールド部材7と一体成形したフレキシブル端子群3を接続する。このフレキシブル端子群3のかしめ部6は当初、図9の破線で示すように板状に形成されており、この状態で該かしめ部6にスイッチ端子群2の先端を当接させ、次いで、かしめ部6の中央部をスイッチ端子群2の表面に食い込ませると共に、かしめ部6の両側端をスイッチ端子群2側に直角に折曲げ、さらにスイッチ端子群2の裏面側に当接するまで上記かしめ部6の両側端を折曲げる。
【0015】次いで、スイッチウエハー4にホルダー5を取付けるに際しては、スイッチウエハー4の下面側にホルダー5を配置し、スイッチウエハー4の方向へホルダー5を押し込むことにより、係止片14の先端がスイッチウエハー4の側部を摺動して該係止片14が弾性変形する。この状態でホルダー本体11側の位置決め用突起15をスイッチウエハー4に挿通すると共に、該スイッチウエハー4側の位置決め用突起16をホルダー本体11の受け台16aに挿通することにより、ホルダー5の位置決めを行なう。次いで、スイッチウエハー4の方向へホルダー5をさらに押し込むことにより、高さ規制用突起13の先端がスイッチウエハー4の下面に当接し、上記係止片14の先端がスイッチウエハー4の上面側に係止される。また、フレキシブル端子群3を図6の(a)に示す平坦な状態から図1,図2に示すようにS字状に折曲げて樹脂モールド部材7を所望の位置を配置し、該樹脂モールド部材7をホルダー5の保持部12に取付ける。
【0016】次いで、操作用スイッチ装置1をプリント基板9に実装する際、プリント基板9上にホルダー本体11の下面側から延びる高さ規制用突起17と保持部12とを載置し、位置決め用突起19をプリント基板9の位置決め孔に挿通することにより操作用スイッチ装置1の位置決めを行ない、係止片18の先端をプリント基板9の係止孔に挿通して該プリント基板9の下面側に係止させる。また、樹脂モールド部材7の下側より突出する突出部8を上記プリント基板9の貫通孔10に挿入し、フレキシブル端子群3の先端をプリント基板9の下面側から下方へ突出させた状態で、該フレキシブル端子群3の先端をプリント基板9の図示しないパターンに半田付けする。さらに、駆動体21の上部外周に操作体24を嵌合し、該操作体24の内側に挿入した他の操作体25を中心軸4bにより傾倒可能に支持する。
【0017】このように、上記実施例にあっては、スイッチウエハー4の下面側に所定高さのホルダー5を装着するとともに、スイッチ端子群2の先端に接続されたフレキシブル端子群3を該ホルダー5で保持しているため、操作用スイッチ装置1をプリント基板9に実装する際、スペーサやコネクタなどが不要となるばかりでなく、フレキシブル端子群3とプリント基板9の貫通孔10との位置合わせが容易になり、操作用スイッチ装置1をプリント基板9上に容易に取付けることができる。また、スイッチ端子群2の先端に設けたフレキシブル端子群3を所望の方向に折曲げることにより、上下方向および水平方向に大きな自由度が得られるため、この点からも操作用スイッチ装置1の取付作業が容易になる。さらに、折曲げ自在なフレキシブル端子群3を介してスイッチ端子群2をプリント基板9に取付けるため、操作用スイッチ装置1に多少の位置ずれが生じたとしても、この位置ずれはフレキシブル端子群3が折曲がることにより吸収され、スイッチ端子群2に無理な荷重がかからなくて済む。
【0018】また、上記実施例では、係止片18の先端を該プリント基板9の係止孔に挿通してその下面側に係止させることにより、操作用スイッチ装置1をプリント基板9に固定することができ、この点からも操作用スイッチ装置1の取付作業が容易となる。さらに、従来のようにコネクタやスペーサを介してプリント基板に取付けるものに比べて、操作用スイッチ装置1の取付が容易であるため、作業コストを安くできる。
【0019】また、上記実施例では、フレキシブル端子群3の先端が整列する状態を樹脂モールド部材7により保持することにより、フレキシブル端子群3の強度が向上して外力などにより変形することがなくて済むため、該フレキシブル端子群3の短絡事故を確実に防止できる。さらに、樹脂モールド部材7の突出部8によりフレキシブル端子群3の先端が補強され、該先端が外力などにより変形することがなく所定形状を保つため、該フレキシブル端子群3の先端を容易にプリント基板9の貫通孔10に挿入できる。
【0020】また、上記実施例では、プリント基板9に対するスイッチウエハー4の取付高さに応じて、ホルダー本体11の上面側より突出する高さ規制用突起および係止片の高さ寸法を設定することにより、仕様寸法の異なる多種多様なVTRなどに用いることができる。したがって、スイッチウエハー4などの基本的な構成の変更を要せず、ホルダー5のみの変更でVTRなどの多種多様な機器に対応できるため、安価でかつ汎用性に富む操作用スイッチ装置1が得られる。
【0021】図10は上記ホルダーとフレキシブル端子群の変形例を備えた操作用スイッチ装置の断面図、図11は図10の操作用スイッチ装置から操作体を取外した状態を示す側面図、図12は図10の操作用スイッチ装置に備えられるホルダーを取付ける以前の状態を示す正面図、図13は該ホルダーを取付ける以前の状態を示す側面図で、これらの図中、前述した図1〜図9に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
【0022】図10に示すホルダー31が前述したホルダー5と異なる点は、ホルダー本体32の上面側より突出する高さ規制用突起33、係止片34、位置決め用突起35および受け台36の高さ寸法を、それぞれ前述した高さ規制用突起13、係止片14、位置決め用突起15および受け台16aより大きく設定したことにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。また、図10に示すフレキシブル端子群37が前述したフレキシブル端子群3と異なる点は、該フレキシブル端子群37の長さ寸法を前述したフレキシブル端子群3より大きく設定すると共に、フレキシブル端子群37の先端と中間部のそれぞれに補強用の樹脂モールド部材38,39を設けたことにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。なお、図10〜図13に示す操作用スイッチ装置1では、前述したフレキシブル端子群3より長いフレキシブル端子群37を用いたが、プリント基板9に対するスイッチウエハー4の取付高さがあまり高くない場合は、長いフレキシブル端子群37を用いる代わりに、前述したフレキシブル端子群3を折曲げない状態で用いることも可能である。
【0023】図14は本発明の他の実施例に係る操作用スイッチ装置の断面図、図15は図14の操作用スイッチ装置から操作体を取外した状態を示す側面図、図16は図14の操作用スイッチ装置の平面図、図17は図16の操作用スイッチ装置から操作体を取外した状態を示す平面図、図18は図14の操作用スイッチ装置に備えられる端子群を形成する工程を説明する図、図19は図18の端子群を折曲げる工程を説明する図、図20は図19の照光用ウエハーをスイッチウエハー上に装着する工程を説明する図、図21は該照光用ウエハーをスイッチウエハー上に装着した状態を示す正面図、図22は図21の照光用ウエハーから導出されたダミー端子群の中間部を折曲げた状態を示す側面図、図23は図22のダミー端子群のかしめ部を矢印Cで示す方向から見た図、図24は図23のかしめ部の断面図である。なお、これらの図中、前述した図1〜図13に示すものと同等のものには同一符号を付してある。
【0024】本実施例の操作用スイッチ装置41が前述した図1〜図13に示す操作用スイッチ装置1と異なる点は、スイッチウエハー4上に、4個のLED42を備えた照光用ウエハー43を載置し、内側の操作体44の一部に、上記LED42から発せられる着色光が透過する透光体45を嵌め込んだことにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。図18に示すように、上記照光用ウエハー43には4本の照光用端子群46と1本のコモン端子47および8本のダミー端子群48とが一体成形されており、これらの照光用端子群46とコモン端子47およびダミー端子群48が照光用ウエハー43から外方へ導出されている。該照光用端子群46とコモン端子47およびダミー端子群48は、前述したフレキシブル端子群3と同様に、例えば厚さ0.15〜0.8mm程度の薄い黄銅またはリン青銅等のプレス加工材から整列した状態で形成される。さらに、これらの端子群46〜48の先端に補強用の樹脂モールド部材49が設けられ、該樹脂モールド部材49から所定寸法離れた所定位置にもう1つの補強用樹脂モールド部材50が設けられており、これらの樹脂モールド部材49,50によって、各端子群46〜48が整列した状態を保持するようになっている。また、上記照光用端子群46の中間部にも別の補強用樹脂モールド部材51が設けられており、この補強用樹脂モールド部材51によって、照光用端子群46の整列状態が一層確実に保持されるようになっている。上記ダミー端子群48の中間部には隣接して交互に配置されるかしめ部52が形成され、各かしめ部52にスイッチ端子群2を係合させた状態で該かしめ部52をかしめることにより、スイッチ端子群2にダミー端子群48が接続される。また、上記照光用ウエハー43は、位置決め用の突起53と、弾性を有し先端がスイッチウエハー4の下面に係止される複数の係止片54とを備えている。
【0025】このように構成された操作用スイッチ装置41では、スイッチウエハー4上に照光用ウエハー43を装着する際、図18に示すように、あらかじめ照光用ウエハー43に対して照光用端子群46とコモン端子47およびダミー端子群48とを一体成形すると共に、該端子群46〜48に樹脂モールド部材49,50を設けた後、図18の破線61で示す位置で端子群46〜48を切り離し、同図18の破線62で示す位置で端子群46〜48を直角に折曲げる。これよって、端子群46〜48は、図19の破線で示す平坦な状態から同図19の実線で示す折曲げた状態となる。次いで、図20に示すように、照光用ウエハー43の位置決め用突起53をスイッチウエハー4の所定位置に係合させることにより照光用ウエハー43の位置決めを行ない、該照光用ウエハー43をスイッチウエハー4方向に押し込むことにより、係止片54の先端がスイッチウエハー4の側部を摺動して弾力変形した後、該係止片54の先端がスイッチウエハー4の下面に係止される。その結果、スイッチウエハー4に照光用ウエハー43が固定される。次いで、ダミー端子群48のかしめ部52にスイッチ端子群2の先端を当接させ、図23に示すように、かしめ部52の中央をスイッチ端子群2の表面に食い込ませると共に、かしめ部52の両側端をスイッチ端子群2側に直角に折曲げ、図24で示すように、スイッチ端子群2の裏面側に当接するまでかしめ部52の両側端をさらに折曲げる。
【0026】このように、上記実施例でも、スイッチウエハー4の下面側に所定高さのホルダー31を装着するとともに、各端子群46〜48を該ホルダー31で保持しているため、操作用スイッチ装置41の取付が容易である。また、各端子群46〜48を所望の方向に折曲げることにより、上下方向および水平方向に大きな自由度が得られるため、この点からも操作用スイッチ装置41をプリント基板9へ容易に取付けることができる。さらに、折曲げ自在な各端子群46〜48を介して操作用スイッチ装置41をプリント基板9に取付けたため、操作用スイッチ装置41に多少の位置ずれが生じたとしても、各端子群46〜48が折曲がることによりスイッチ端子群2に無理な荷重がかからなくて済む。
【0027】また、上記実施例では、係止片54の先端をスイッチウエハー4の下面側に係止させることにより、照光用ウエハー43をスイッチウエハー4に固定することができ、照光用ウエハー43の取付が簡単である。さらに、照光用ウエハー43から導出した照光用端子群46およびコモン端子47と、スイッチウエハー4から導出したスイッチ端子群2に接続したダミー端子群48とを近傍に配置したため、これらの端子群46〜48を接続する引き廻しパターンをプリント基板9上に形成するのが容易である。
【0028】また、上記実施例では、照光用端子群46とコモン端子47およびダミー端子群48が整列する状態を樹脂モールド部材49,50により保持するため、該端子群46〜48の強度向上により、外力などによる変形や短絡事故を防止できる。さらに、照光用端子群46の中間部が樹脂モールド部材51により補強されているため、この点からも外力による照光用端子群46の変形や短絡事故を一層確実に防止できる。さらにまた、ダミー端子群48の中間に位置するかしめ部52をスイッチ端子群2と接続したことから、ダミー端子群48の中間部も外力などにより変形や短絡事故を防止できる。
【0029】さらに、上記実施例でも、プリント基板9に対するスイッチウエハー4の取付高さに応じて、ホルダー31の上面側より突出する高さ規制用突起および係止片の高さ寸法を設定することにより、仕様寸法の異なる多種多様なVTRなどに用いることができる。したがって、スイッチウエハー4などの基本的な構成の変更を要せず、ホルダー31のみの変更でVTRなどの多種多様な機器に簡単に対応できるため、安価でかつ汎用性に富む操作用スイッチ装置が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、スイッチウエハーの下面側に所定高さのホルダーを設けるとともに、該ホルダーに端子群を保持したため、操作用スイッチ装置をプリント基板に実装する際、従来のようなスペーサが不要となるばかりでなく、端子群をプリント基板のパターンに容易に半田付けすることができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013